庭の手入れは雑草の草抜きだけじゃない!さまざまな雑草対策をご紹介
お庭をきれいに保つために、雑草対策は欠かすことのできない手入れです。きれいな花を育てても、おしゃれなレンガの小道を作っても、雑草がのび放題であればお庭の魅力は半減してしまいます。
この記事では、雑草対策として手作業で抜く方法や、便利な雑草対策グッズを使ったものをご紹介していきます。また、塩や熱湯などの身近なものを使った除草方法の注意点もご紹介いたします。この記事を読んで、正しい方法で除草・雑草対策をおこないましょう。
目次
庭の手入れは雑草を抜くのが基本
まずは、雑草対策として手作業で草を抜いていく方法をお伝えします。せまい範囲やガーデニングエリアの雑草は、機械を使うより手作業のほうが適していることもあります。基本的な草抜きの方法を確認していきましょう。
草抜きに適した日
草抜きに適しているのは、雨が降った翌日です。雨あがりだと土がやわらかくなっており、草を簡単に抜きやすいからです。しばらく雨が降りそうにないというときは、水をまいて地面をぬらすのもよいでしょう。
また、雑草は種類にもよりますが、春と秋に芽を出すことが多いです。そのため、雑草が大きくなる前の春・秋ごろに草抜きをするのもオススメです。
草抜きを効率的に進めるためのコツ
草抜きは、広い範囲を一気にやろうとするとかなりの重労働です。そのため、雑草が目立つところやせまい範囲のところから取りかかり、何回かにわけて少しずつ進めていくのがオススメです。
そうすると、雑草がなくなってお庭がきれいになっていくのがわかりやすく、モチベーションアップになります。また、抜いた雑草がすぐに再生しないように、根っこから引き抜くことも意識しながら作業しましょう。
道具を使って楽に草抜き!
せまい範囲の草抜きであれば手作業で十分ですが、広い範囲をきれいにしたい場合や頑固な雑草にお困りの場合は、必要に応じて道具を使いましょう。それでは、草抜きに役立つ道具をご紹介していきます。
ねじり鎌
柄の先端についた平たい刃の部分で地面の表面を削るようにすると、群生した小さな雑草であれば一気に取り除くことができます。
草取りフォーク
名前のとおりフォークのような形をしている道具です。地面に張りついたような抜きにくい雑草も、土ごと掘り返すようにすることで根っこから取り除くことができます。
根さばき
本来は盆栽の手入れに使われる道具ですが、細い先端を草抜きに生かすことができます。たとえばレンガやコンクリートのすき間など、手で抜きにくい場所に先端を挿し込んで使うと便利です。
三角ホー
長い柄の先に三角の刃物がついた道具です。刃の部分で土ごと掘り返すようにすれば、雑草を根っこごと除去できます。長い柄をもつ三角ホーを使うことによって、立ったまま除草することが可能です。
服装について
草抜きは屋外での作業です。日焼けや暑さ、虫刺され対策のために、風通しのよい長そで長ズボンを着用し、帽子もしっかりと被りましょう。また、手には軍手をはめ、足はスリッパではなくスニーカーや長靴をはくようにしてください。
草抜きしたあとの雑草の処分方法
抜いた草は乾燥させて埋めるか、燃えるゴミとして処分しましょう。抜いたばかりの雑草は水分を含んでいて重いため、まずは広げて天日干しで乾燥させます。
乾燥させるときは、地面に直接置くのではなく、ブルーシートなどを敷いてください。抜いたばかりの雑草はまだ生きているので、土の上に放っておくとまた根づいてしまうかもしれないからです。
乾燥させた雑草は、再び根づくのを避けるために、深め(30cm以上)に穴を掘って埋めて土に還すか、燃えるゴミに出します。なお、雑草をゴミに出すときは念のため地域の分別ルールをご確認ください。
こんなときはプロに任せるのがオススメ!
除草したい範囲が広い、時間がない、やってもやってもキリがない……こんなときは、草刈りのプロに相談するのがオススメです。プロの知識と技術を借りて、スピーディーに効果的な除草・雑草対策をおこないましょう。
“草刈り110番”では、お庭や駐車場、別荘などさまざまな場所の除草・雑草対策が可能です。面倒な除草・雑草対策は“草刈り110番”にお任せください。
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草抜き以外にもあるさまざまな雑草対策
除草範囲や雑草の種類によっては、手作業で地道に抜いていくのは大変でしょう。ここでは、草抜き以外にもできる雑草対策として、除草剤や防草シートといった雑草対策グッズ、お庭の作りかえについてご紹介していきます。
手軽に除草したい場合の対策
除草剤を使うと、草抜きよりも手軽に広い範囲の除草が可能です。除草剤にはおもに以下の2種類があるので、除草したい場所や目的に応じて使いわけましょう。
粒タイプ
除草後や雑草が生える前に使用します。即効性はありませんが、効果が長期間続きます。
液体タイプ
雑草がある状態でまいて使用できます。即効性はあるものの、効果は一時的です。
除草した後は、雑草が生えにくいように防草シートを敷くのもおすすめです。防草シートを敷くと、日の光をさえぎって植物が光合成できなくなるので、雑草の成長を防ぐことができます。お子様やペットへの影響を考えて薬剤を使いたくない方は、手作業での草抜きの後に防草シートを敷くと、草抜きの頻度が減ってお庭の手入れが楽になる可能性があります。
自然な雰囲気の庭にしたい場合の対策
自然な雰囲気のお庭が好みの方は、人工芝を施工するのもよいでしょう。防草シートの上に人工芝を施工することで、雑草対策をしながら自然な雰囲気のお庭を作ることが可能です。
デザインを工夫したい場合の対策
おしゃれなデザインのお庭が好みの方は、除草して防草シートを敷いた上に砂利やバークチップ(ウッドチップ)をまくとよいでしょう。また、予算に余裕があればお庭をレンガ、インターロッキングブロック、敷石などを敷くのもオススメです。
本格的に雑草の発生を阻止する場合の対策
とにかく効果の高い雑草対策をしたいという方は、雑草が気になる部分にコンクリートを敷設してしまうという方法もあります。お庭をコンクリートにすると土の飛びはねもなくなるので、雨あがりに庭でお洗濯する際にその場所を使えば、跳ねた土で洗濯物が汚れてしまうこともなくなるかもしれません。
雑草対策の前にまずは除草を
雑草が生えてこないための対策をおこなう前に、まずは除草をする必要があります。手作業や除草剤を使って自分で除草するか、作業が大変そうなら雑草対策とあわせて業者に相談してみてもよいでしょう。
除草を業者に依頼する場合の相場は、1坪(約3平方メートル)あたり400円~1,500円ほどです。地表に出ている草を刈るだけなら1坪数百円というところが多いのですが、根からきちんと引き抜いてほしいときは料金が高くなる傾向にあります。
また、作業料に出張料やごみ処分費が含まれていることもあれば、作業料とは別で発生することもあります。正確な費用が知りたいときは、業者に見積りを依頼しましょう。
“草刈り110番”では無料にて見積りをお出しすることができます。とりあえず料金が知りたいときや、相見積りがしたいときにはお気軽にご利用ください。
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なかにはオススメできない雑草対策もある
ここからは、身近なものを使った手軽な雑草対策の注意点についてお伝えしていきます。身近なもので手軽に雑草対策できるのは魅力的ですが、なかにはオススメできない方法や注意が必要な方法もあります。作業が大変なわりに効果が期待できない、土に悪影響があるなど、デメリットの目立つ雑草対策についてご紹介いたしますので、参考にしてください。
効果があまり期待できない除草方法
労力のわりに効果があまり期待できない除草方法として、熱湯、重曹、酢を使ったものをご紹介いたします。
熱湯
熱で雑草を枯らすので根が浅い草には効果的ですが、根を深く張った雑草には熱が届かず除草効果が出ないこともあります。また、広い範囲を除草したいときは、それだけ多くの熱湯を用意して運ばなければならないため、作業が大変な重労働になってしまいます。
重曹
重曹は植物の細胞を壊し、植物内にある水分の蒸発を促進させる働きがあるため、枯らすことができます。しかし、ただ重曹をまくだけでは雑草に吸収されないので、葉に傷をつけてから重曹水をかける必要があり、手間がかかってしまいます。
酢
酢にも除草効果があるといわれていますが、酢は酸性なので金属やコンクリートにかかってしまうと傷めてしまうことがあります。庭で使っている最中に、ご自宅の外壁にかかってしまえば、建材が傷むおそれがあるため注意が必要です。
避けたほうがよい除草方法
ここからは、塩、ミントを使った除草方法の危険性についてお伝えします。
塩
土の塩分濃度を上げると植物が育たなくなるので雑草対策としては有効ですが、塩は自然に分解されないので、塩をまいた場所では半永久的に植物が育たなくなってしまいます。そのため、除草後にも植物を植えたいと思っているときは、塩を使った除草はやめましょう。
ミント
ミントは繁殖力の強い植物なので、その繁殖力を利用して雑草をなくすことができます。しかし、せっかく雑草をなくすことができても、今度は庭がミントだらけになってしまうかもしれません。繁殖力の強さからミントを枯らすことも難しいため、理想通りのお庭をつくりたいという方には、ミントを使った除草はオススメできません。
自宅のお庭にあった適切な除草方法が知りたいときは、お庭の手入れのプロに相談してみましょう。“草刈り110番”では、草刈りや除草剤を使っての除草、防草シート張りなど、さまざまな方法のなかから、お客様のご希望にぴったりの方法をご提案いたします。雑草対策にお悩みのときは、ぜひお気軽に“草刈り110番”にご相談ください。
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