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手っ取り早い雑草対策の方法は?草取りに便利な道具も紹介
雑草の処理は、お庭をお持ちの方にとってとても身近な問題です。雑草の問題は企業にとっても他人事ではなく、最近ではある企業がヤギによるエコ除草を3か月間実施したことが話題になりました。環境に配慮され効果も上々だったようですが、個人では除草するためだけにヤギを飼うことは容易ではありません。
ここでは、「ヤギの力を借りずとも雑草を手っ取り早くどうにかしたい」という方のために、雑草を素早く取り除くための対策方法や便利な道具についてまとめます。
雑草を手っ取り早くなくしたい方へ!対策方法と抜いた雑草の処理方法
【雑草への対処方法】
雑草を素早く一掃してしまいたいとき、手段は草刈りだけではありません。試してみると効果アリな方法が3つあります。家にあるもので今すぐ簡単に取り組める方法もあるので、ひとつずつチェックしていきましょう。
●草刈り
一番よく知られる、誰でも取り組める方法です。小型の鍬(くわ)や鎌(かま)を使えば、自分の手でむしるように草取りするよりも確実に早く草を一掃できます。さらに、草刈り機を使えば、最小限の労力で草とおさらばできます。
●除草剤
手軽に、かつ効果をすぐに実感したいときに使われるのが除草剤です。固形のタイプや液体タイプなど、種類が豊富で、インターネット販売やガーデン用品を販売しているショップで手軽な価格で手に入ります。効果は長く続く場合が多いので、処理後の雑草予防としても効果的です。
●熱湯
どんなご自宅でも用意できる熱湯は、意外と雑草に効果てきめんです。熱湯を雑草の根元に十分にかけることで、草を枯らすことができます。水なので土壌や周囲の植物に悪影響もなく、無害で手っ取り早く試せる方法です。
【抜いた雑草の処理方法】
刈った草や抜いた草は、乾燥させてしっかりと枯れさせることが大切です。乾燥させないとまた成長してしまう可能性があるからです。
乾燥させるときは、草を一か所に山のように積むのではなく、風と日が当たりやすいようできるだけ均一に敷きます。草が完全に乾燥したら、環境にもよく、土の栄養素にもなるため土の中に埋めるのがおすすめです。埋める場所がない場合は燃えるゴミとして出しましょう。
雑草の草刈りをあっという間に!あると便利な道具
草刈りを手早く終わらせるためのポイントは、便利な道具を使って作業することです。時短で草刈りするための便利なグッズをご紹介します。
- ・剪定バサミ:短く細い草を刈るには、鎌よりもハサミの方が効率がよいのでおすすめです。
- ・草刈り機:電力を利用して刃を動かし、あっという間に草を刈ることができます。
- ・鎌:草刈りに欠かせない道具です。さまざまな形状・種類のものがありますが、手になじむものを選びます。
- ・鍬:雑草をあらかた取り終わったあと、根を土から掻き出すのに便利な道具です。
- ・台車:刈った草を台車で運ぶと、体への負担が少なく、重いものの持ち運びが苦手な女性も簡単に運べます。
- ・熊手:レーキとも呼ばれる熊手は、刈って土の上に散らばった草をかき集めるのに便利です。
- ・草取りヅメ:小さなお庭や菜園での細かい草を刈るときに使うと、根っこからしっかりと刈ることができます。
パパっと雑草を処理するなら業者にまかせるのもあり
草刈りは除草剤や熱湯、草刈り道具などさまざまものを使っておこなうことができます。道具の中には素早く草刈りを終えることに特化した道具もありますが、自分で作業するとなると必ず手間と時間がかかってしまいます。
面倒な草刈りは素早くパパっと終わらせてしまいたい…
しかし、道具をそろえる必要がありますし、自分で作業すれば安上がりになるとはいっても、すべての道具をそろえるとなるとそれなりのお金がかかります。
「雑草を処理する時間がない」「今すぐに草を刈りたいけれど面倒に思う」こんなときは、業者に依頼すれば、電話で依頼する以外は煩わしいことなく、スピーディに草を一掃できるでしょう。
「もう雑草の草取りをしたくない…」今後、雑草を生やさないためにできること
草刈りは何度おこなっても面倒なもの。「こんな面倒なことは二度としたくない」と感じてはいても、農作物やお花のためにも仕方なく草刈りをしているという方は少なくないのではないでしょうか。あるいは、面倒なため草をずっと放置してしまっている方もいるかもしれません。
際限なく生えてくる雑草にはもう懲り懲りだと感じている方や、手っ取り早く雑草を取り除くだけでは気が収まらず、雑草自体もう生やしたくないとお思いの方への解決策をご紹介します。
もう雑草に悩まない!雑草対策4選
雑草をお庭から完全になくしたいときに試すことができる方法はおもに4つです。ご自分にぴったりの方法で防草対策に取り組んでみましょう。
・除草シートと砂利
草が生えないよう予防してくれる除草シートは敷くだけでいいので簡単で便利です。除草シートは地面の上にそのまま使うと見た目が悪く、経年劣化もしてしまいますが、シートの上に砂利を敷くことで見た目も効力も向上できます。
・土から別の素材へリフォームする
土壌だった場所をレンガやコンクリート、ウッドデッキなどにリフォームするのもおすすめです。表面が土ではなくなるので草が生える心配がなく、ご自宅の雰囲気に合わせた素材と色合いを使うことで、景観もよいお庭に様変わりします。
・水で固まる土
一見土のようですが、水をかけて固めるとコンクリート並みの硬さになり、雑草が生えない土にすることができます。上手に固めるにはそれなりの技術が必要で、ひび割れを防ぐためにも5㎝以上の厚さにする必要があります。
・薬剤散布
液体や固形の薬剤をお庭に散布すれば、除草だけでなく防草効果も期待できます。しかし、お庭で樹木を育てている場合や農作物がある場合には枯れてしまう原因になりますので、できるだけ使わない方がよいでしょう。
コストを抑えられる雑草対策はどれ?
先ほどご紹介した雑草対策を「コストの安い順位」に並べると、
除草剤 > 砂利 > 防草シート > 水で固まる土
というようになります。コンクリートやレンガについては、デザインや利用する素材によって費用が大きく異なりますが、上記の中で一番コストがかかる水で固まる土よりも高くなると考えてよいでしょう。
防草対策をするときにも、できるだけお金をかけたくないという思いから、コストが低い方法を選んでしまうかもしれません。
しかし、コストと効果は比例することを考慮して選ぶ必要があります。防草剤は一時的な効果なので定期的に撒きなおす必要がありますし、砂利は数年たつと砂利の隙間から草が生えてくることが少なくありません。コストと効果のどちらを優先したいのかを考えて対策方法を選ぶことが大切です。
徹底的に雑草を除去するなら…やっぱり業者が安心
除草シートや除草剤などの雑草対策は市販で取り扱われており、自分でも購入して試すことができますが、費用を抑えるために安い薬剤を自分で散布しても、効率の良い使い方をマスターしていないとイマイチ効果が得られないのが実のところ。
業者におまかせするとどうしても費用はかかってしまいますが、費用に見合っただけの、しっかりとした対策をおこなってくれます。草刈りのプロは、どのようにシートを敷いたら一番効果的で長持ちするのか、どんな薬剤を散布すると長く防草できるのかといった知識を持っているので、自分で雑草対策グッズを用意して試すよりも何倍も効果を期待できます。
草刈りは二度としたくないという方は、雑草対策のプロに相談してみてはいかがでしょうか?
「雑草の草取りを楽におこないたい…」自分でおこなう・業者に依頼するという二つの選択
楽に草刈りをおこなうには、電話1本で駆け付けてくれる業者にまかせるのが一番。しかし料金のことを考えると、「自分でおこなった方がいいのではないか?」と感じている方も多くいらっしゃるでしょう。
自分か業者のどちらにするか決められない方は、業者に依頼した場合の料金や、自分でおこなうときのポイント、注意点などを見ながら、業者と自力での対処を比較してみましょう。
雑草の草刈りを業者依頼したときに気になる!費用の計算方法
草刈り業者は各地にたくさん存在します。それぞれの業者が違った料金設定を定めているので、コストを抑えて依頼したいときは業者比較が欠かせません。
料金設定が違うとはいえ、基準となるポイントはどの業者も大体同じです。注目したい点は以下の2つ。
- ・雑草のある庭の面積
- ・出張費
狭い面積であれば手作業でも草刈りが可能ですが、畑などの広大な土地では草の量が多く、手で作業をしていてはキリがありません。面積が大きいほど草刈り機やトラクターといった重機が必要になります。高地の草刈りにはリフト車が用いられることもあります。大きな重機を使えばその分費用がかさむことを知っておきましょう。
2つ目の出張費は、作業員が作業場へ出張するときに加算される費用です。業者から作業場が遠いほど高くつきます。
ほかにも防草対策をする場合には対策グッズ分の費用がかかりますし、草刈りのほかに庭木の伐採や剪定も一緒に依頼することで追加料金がかかることもあるので注意しましょう。
結局自分でおこなうのが一番お得なんじゃないの…?自力でおこなうときのポイントと注意点
自力でおこなう方が、費用面だけで考えれば確かにお得な選択といえるかもしれません。どうしてもお金を払いたくない!という方もいらっしゃるでしょう。自分でやるときは以下の点を抑えると、作業がぐっと楽になります。
・時期の見極め
秋・冬の時期なら、雑草はすぐに伸びるわけではないので自分でも草刈りすることができるでしょう。逆に暖かい春・夏には数日で伸びてきてしまうので、刈ってもキリがない状態になるので注意しましょう。
・道具の準備
必要な道具をそろえているかいないかで、作業の効率が大きく左右されます。お金をかけたくないからと鍬や鎌だけでずっと手作業していては、時間と手間がとてもかかってしまいます。効率を考えて、時短できる便利な道具をそろえましょう。
・草刈りの間隔を伸ばすコツ
草が伸びにくく刈るためのコツは、「草刈り」ではなく「草むしり」をすることです。草の根元が残ってしまう草刈りはスピーディに済みますが、根の成長力が弱まっていないためすぐに伸びてきてしまいます。しかし根元から抜き取る草むしりをすることで、時間はかかるものの雑草の成長力を抑えることが可能です。
このように作業を手軽にする方法はありますが、道具を準備する手間や、熱中症に気を付けるなどの煩わしさがあることは否定できません。時期や雑草の状態によっては業者にまかせる方がメリットが多いこともありますので、自力か業者か選択するときは、慎重に考えて決めましょう。
自分で雑草の草刈りをおこなうことを想像してみてください…まずは無料相談だけでもいかがですか?
自分でやるのか、業者に頼むのかという選択は、とても難しい問題です。楽さとお得さを天秤にかけなければならず、どちらも大切だと考える方にとっては、苦渋の選択になることでしょう。
自力での草刈りを想像するととてもできそうにない!でもできるだけお金はかけたくない…というときは、成長力が強く刈っても刈っても生えてくる春夏の時期にだけ業者に依頼するのも賢い方法です。
業者に頼もうかなと思ったら、まずは相談や見積もりをしてみませんか?見積もりを取ることで業者がいくらでどんな方法で作業してくれるのかがわかります。さらに、相見積もりをすれば業者の費用の相場を知ることができ、一番お得に済む業者が一目でわかります。
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