草むしりのやり方をもっと効率的に!時短のコツをつかみましょう
雑草を一本一本抜いていく草むしりは、どうしても手間がかかってしまいます。草刈りよりは雑草が生えにくくなるため草むしりのほうが効果的ですが、時間がかかるし面倒だと思う方も多いことでしょう。
しかし、綺麗なお庭を維持するには草むしりは欠かせません。定期的に草をお手入れして、気持ちのよいお庭にしたいですよね。
草むしりにはコツがあります。コツをつかむことで、「今までの手間は何だったんだ?」と思うほどラクに時短できるかもしれません。ラクな草むしりの手順とコツ、道具などがわかったら、さっそく実践してみましょう!
草むしりのやり方ってどうすれば効率的なの?
まずは、”効率的な”草むしりの方法をご紹介します。3つの簡単ステップなので、すぐに覚えられます。実際に作業するときに忘れてしまわないよう、頭に叩き込みましょう。
まずはエリアをしぼる
重要なのは、草むしりするエリアを決めることです。お庭のどの部分から作業しはじめるかで、モチベーションが変わってきます。
おすすめなのは、狭くてとくに雑草が悪目立ちする場所から取り掛かることです。狭い場所から作業することで、雑草がなくなったときの達成感を早いうちに味わうことができ、もっと頑張ろうという意欲がわきやすいです。
広い場所もいくつかのエリアに小分けして、順番に取り掛かってみましょう。少しずつ、でも確実に草むしりの成果が感じられることでしょう。
ただし、自分の性格に合わせることが一番大切です。「このエリアの雑草が全部なくなったら室内でゆっくり休憩する」など、上手にスケジュールを立てて、自分なりのモチベーションを維持できる方法を考えてみましょう。
根を残さずに抜き取る
せっかく地面の上に雑草がなくなっても、根っこが土の中に残っていれば、すぐに生えてきてしまいます。根っこの残った雑草はものの数日で数センチ、数十センチと伸びてしまうので、根っこからしっかりと抜き取るということが重要になります。
雑草の種類によって根っこの太さや茎の柔らかさが違います。雑草の種類によって手の力加減や抜き方を変えてみましょう。
一年草はやわらかく、根が弱いので、引っぱりすぎには注意です。タンポポなどの多年草は力いっぱい引っ張っても抜けない、上のほうでちぎれることも多いので、場合によってはスコップで掘り起こすなどが必要です。
毎日のお手入れが大事に
草むしりは、一度に全部をやろうと思うと大変です。大きなお庭を持っている場合はとくに、1日だけではすべての雑草を取り除くことは困難でしょう。
雑草のお手入れは日頃からこまめにおこなうと心と体への負担が少なくて済みます。朝出かける前に10分だけ、というちょっとした時間でも、毎日積み重ねれば雑草のないお庭になります。毎日とはいかずとも、3日に1回、週末だけ、というように時間をあけても効果は表れます。ちょっとずつ、努力をしてみましょう。
草むしりに適したタイミングはいつ?
「できるだけ身体に負担が少なく、効率的に草むしりをしたい!」と思うのであれば、タイミングにも要注目です。
土がやわらかい、日差しが強くないなど、草むしりしやすい環境を選べば手間と負担は一気に減ります。最適な天気と時間について、知識を深めましょう。
雨が降り、晴れの日が続いて雑草が伸び切ったときがねらい目!
短い期間で一気に草をなくしたい場合には、雑草が伸び切った状態を狙うのがおすすめです。
雑草が伸びるのは雨水をたっぷり吸収し、日差しで光合成ができる日。つまり、雨上がりの晴れの日です。6,7月の梅雨明けのタイミングはとくに雑草が成長しやすい時期ですので、一気に草むしりするとスッキリするでしょう。
作業は朝の涼しい時間帯を!
できるだけ涼しい時間帯を選びましょう。農家で日が昇る前から朝にかけての時間に作業をしてしまうことが多いのと同じで、草むしりもできれば日が昇り切っていない時間に済ませたいです。
朝忙しい方は夕方以降に作業するのもよいでしょう。草むしりをすることが多い春~夏は熱中症の危険がありますので、時間帯には十分に配慮して、健康を損ねないように気を付けて作業してください。
根までしっかり抜きたいときは雨の次の日がよい
根っこまで確実に抜き取りたい場合には、雨が降った次の日を選びましょう。雨が降った後は土壌がやわらかくなっているので、根っこと土も分離しやすくなります。スルッと簡単に抜けてくれれば、無駄な力がいらないのでとっても効率がいいです。
ただし、雨水で地面がぬかるんでいると滑りやすいので、足元には注意が必要です。
草むしりに適した道具って何?
草むしりの道具はたくさんあり、インターネット通販サイトや店頭でも簡単に購入することができます。
ここでは、おすすめの道具を3つご紹介します。お庭のサイズなど状況によって適した道具は変わります。自分に合ったものを探してみてください。
草を根から取りたいときは、「ねじり鎌」が活躍!
ねじり鎌は小さめの道具で、手に持ちやすく誰でも簡単に使うことができます。雑草を引っ張る必要がないので、体力の消耗が最小限に済むでしょう。
基本、右利き用に作られているので、左利きの人は左利き用のものを購入してください。
広い場所を刈るなら「草刈り機」!
広い場所では、草をすべて抜き取ることは困難です。そのため、公園や巨大なお庭では草刈り機を使った雑草処理が一般的です。
刈るだけではすぐに伸びてきてしまうので、数週間に1度など、定期的に草刈り機を使うようにしましょう。
熱湯で草を枯らすという手も…
家で簡単に用意できる、熱湯も雑草に効果的です。お湯を雑草の上からかけるだけでよいので、とても手軽です。ただし、注意事項としては、お湯を根元まで浸透させること、そして周りの雑草以外の花や植物にかからないように気を付けることが挙げられます。
また、重曹まく方法も効果的と噂されますが、植物になかなか吸収されず、実際に重曹には除草剤ほどの威力はないようです。
草むしりを安全におこなうために知っておきたいこと
長時間草むしりをしていると、つい夢中になってしまって体調管理を忘れてしまうことがあります。服装もきちんと整えないと健康を損なってしまいます。
健康のために欠かせない、最低限の服装・持ち物をご紹介します。
草むしりには長袖と長ズボンを
草むしりには長袖・長ズボンの上下セットが必須です。
草むしりの機会が多い春~秋にかけては虫が多く見られます。蚊などの小さな虫から、蜂など命にかかわる恐ろしい敵もいますので、少しでも皮膚をさらさないようにすることが大切です。
ペットボトルをお供に
ペットボトルを持っていき、こまめに水分補給をしてください。草むしりに集中していると、知らないうちに汗をかいて脱水症状になってしまうこともあります。熱中症の危険性が高い夏はとくに要注意です。
ドリンクには、水やスポーツドリンクなど、体が吸収しやすいものがおすすめです。
まとめ
草むしりを少しでも効率的にするには、コツがあることがわかりました。
エリアをしぼって少しずつ、根っこも確実に抜く、そして毎日ちょっとずつおこなうなどの方法で、お庭が見違えるでしょう。
朝・夕、雨の降った後など、タイミングを選ぶことも大切です。
「時短・力いらず」を実現できる道具は市販でも手に入ります。自分が使いやすいと思えるものを探してみましょう。
自分で草むしりするときは服装などに気を付けて、虫刺され、熱中症などのリスクを減らしましょう。
面倒な草むしりは、業者に頼んでしまうのも一つの手です。雑草のプロに任せれば、手間と時間は一切かかりません。防草シートと砂利や除草剤などを使った、本格的な雑草対策も依頼することができます。自分でやるときと業者を利用するときと分けるのも、賢い方法です。
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