枯れた芝生を手入れして復活!原因や対処法・張り替えの仕方について
芝生は、芝刈りの時期を誤ってしまったり、手入れの方法を間違ってしまったりすると枯れてしまいます。ですが、そういった場合にも、復活させる方法があります。
この記事では、枯れてしまった芝生の張り替え方法や手入れの仕方などをご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
目次
- ▼枯れた芝生を手入れで復活させるには?
- ・【症状1】時期によって自然に枯れた
- ・【症状2】芝刈り方法を間違えて枯れた
- ・【症状3】除草剤のまき方によって枯れた
- ・【症状4】水不足や肥料焼けで枯れた
- ・【症状5】病害虫の発生で枯れた
- ・【症状6】踏みつけによる負荷で枯れた
- ・【症状7】芝生マットが根付かなかったことで枯れた
- ▼枯れた芝生を張り替えで再生しよう!
- ・芝生の張り替え時期
- ・芝生の張り替え方法
- ・部分的に張り替えをするなら?
- ・追いまきで芝生を生やすこともできる
- ▼芝生を健康的に育てる基本のお手入れ方法
- ・芝生の手入れは四季で変わる
- ・ 水やりや肥料
- ・芝刈り・刈り込み
- ・除草
- ・目土入れ
- ・エアレーション
- ・業者に芝刈りを依頼してかかる費用
枯れた芝生を手入れで復活させるには?
誰だって芝生はきれいな状態に保っておきたいものだと思います。ですが、場合によっては枯れてしまうことだってありますよね。そんな枯れた芝生を復活させる手入れにはどのようなものがあるのでしょうか。
ここからは、芝生が枯れてしまう原因についてご紹介していきます。芝生が枯れてしまって困っている方は、原因を突き止めるためにもぜひ参考にしてみてくださいね。
【症状1】時期によって自然に枯れた
・日本芝
日本芝は冬の寒い時期に枯れます。ですが、夏になればまた青々と色づいてきますので、放置しておいて構いません。
・西洋芝
西洋芝の場合は、夏に枯れます。そして、日本芝とは違い放置ではなく種を植えることになります。ですので、復活させようと思うと種をまき、肥料を与える必要があります。
【症状2】芝刈り方法を間違えて枯れた
芝刈りの方法を間違えてしまうことによって枯れることがあります。それは、芝の茎に生長するポイントがあり、その部分を刈ってしまうことによって弱ってしまうためです。
このように芝刈りの方法を間違えて枯らしてしまった場合でも、張り替えをおこなうことによって対処することが可能となります。張り替えについてはあとで説明いたしますので最後まで見ていってくださいね。
【症状3】除草剤のまき方によって枯れた
芝生用の除草剤を使用して枯れてしまったという場合は、説明書どおりの用量を守らなかった可能性があります。いくら芝生用とはいえ薬剤ですので、多くまき過ぎてしまうと枯れてしまうのです。
この場合は散水をおこなうことによって、症状の回復が見込める場合があります。なぜなら、水をまくことによって除草剤の濃度を薄めることができるからです。2、3日かけて優しくいたわるように散水してあげるようにしましょう。
【症状4】水不足や肥料焼けで枯れた
水不足や肥料を多く与え過ぎたことによって枯れてしまう場合もあります。また、気温が高いときに散水をしてしまうと、芝が蒸れてしまいます。蒸れてしまうことによって、芝が病気にかかってしまうおそれがありますので、比較的気温の上がらない、午前中におこなうようにしましょう。
肥料濃度が高くなりすぎると、肥料焼けが起こります。植物の栄養である肥料も、濃度が高すぎると根が傷み、枯れてしまうのです。
【症状5】病害虫の発生で枯れた
病害虫が発生すると、芝生に卵を産み落とされてしまいます。そうすることによって、そこで羽化した幼虫が芝生を食べてしまうのです。また、害虫が発生してしまうことにより、ほかの害虫やときには害獣を招く原因となってしまうケースもあります。
【症状6】踏みつけによる負荷で枯れた
芝生を踏みつけてしまったり、上にものを置いたりすることで負荷がかかり、枯れてしまう場合があります。ですので、芝生の上にものを置かなければならない状況の際には、こまめに別の場所に移動させるようにしましょう。
また、あらかじめ飛び石や保護ブロックを敷くことによって芝生の上に直接ものを置かなくて済みますので、手段のひとつとして覚えておくとよいでしょう。
【症状7】芝生マットが根付かなかったことで枯れた
芝生マットが根付かなかった場合にも枯れてしまうケースがあります。この場合は、購入時から枯れていた可能性もあります。たとえば、芝生マットが店の外に陳列してあった場合、直射日光に常に照らされます。その際、水やりをこまめにやっていないと枯れてしまう原因となるのです。どちらにせよ張り替えをおこなうことによって対処することが可能です。また根付かないなどの問題が起こらないように購入後は早めに張り替えるようにしましょう。
これまで、芝生が枯れてしまう原因についてご紹介してきました。ですが、芝生が広範囲に及ぶ場合などは手間も時間も労力もかかりますし非常に大変ですよね。ですので、そのようなときには業者を利用するようにしましょう。
弊社が運営している“草刈り110番”には、24時間ご連絡していただくことが可能ですので、いつでもお客様のご都合のよろしいタイミングでお問い合わせください。また、弊社は全国の多くの加盟店と提携しておりますので、ご依頼後お客様のもとまでスタッフを派遣することができます。お気軽にご相談ください。
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枯れた芝生を張り替えで再生しよう!
さてここからは、枯れた芝生を張り替えて再生させる方法をご紹介していきます。張り替えに適した時期や芝生を増やす方法についてもご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
芝生の張り替え時期
3月・4月
新芽が出始める時期となります。ですので、このタイミングで張り替えをおこなうことにより、昨年の枯れた芝生を一掃しすくすくと生長させることが可能となるのです。
5月
この時期は気温が上がりはじめ、生長が盛んになり新芽が生えそろう時期であるため、芝の根づけにピッタリなタイミングといえます。さらに、6月には梅雨に入り、雨が多くなるため、水やりが楽になります。気温が高く、水も豊富なこの時期に張り替えると、少ない手入れで芝を元気に生長させることができるのです。
芝生の張り替え方法
・必要な道具
新しい芝生の苗
熊手
ほうき
・作業手順
枯れてしまった芝生をはがします。ただ芝生をはがすだけでなく、芝生マットと芝生マットの間からいろんな種類の雑草が生えている場合がありますので、邪魔になってしまう雑草はむしるようにしましょう。そうすることによってきれいに新しい芝生を敷くことができます。
・注意すべきこと
根が張るまでは芝生の上には乗らないようにしましょう。なぜなら、上に乗ってしまうことによって芝生に負担がかかり、芝が傷んで枯れてしまう原因となるからです。
そして、ほうきに関しては毛先の固いものを選ぶと掃除がしやすいですが、芝生を傷めてしまうケースもあるので、気をつけましょう。
部分的に張り替えをするなら?
芝生を部分的に張り替える場合は、切り芝を張る手段があります。切り芝というのは、長方形にカットされたマットのことを指します。
方法については張り替えと一緒になりますので、上記の方法を参考にしておこなってみてください。
追いまきで芝生を生やすこともできる
新しい芝を増やすための方法に“追いまき”があります。枯れてしまったり傷んでしまったりした芝生の補修に適した方法となります。一度枯らしてしまった芝生でも、芝刈りをしたあとに追いまきをすれば補修することが可能となりますので、おすすめです。
なお、追いまきのあとに芝生に入ると種を痛めてしまうため、しばらく立ち入ることができません。そのため追いまきをする前に一度芝刈りをしておきましょう。
芝刈りが難しい場合は業者に相談してみるとよいでしょう。
弊社“草刈り110番”では、お客様からのお問い合わせに24時間365日対応することができます。ですので、作業を依頼したいと思ったときに相談していただけるのです。
もちろん相談費用は一切いただいておりません。お気軽にお問い合わせください。
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芝生を健康的に育てる基本のお手入れ方法
ここでは芝生を健康的に育てていくための水やりや肥料、刈り込み、また目土入れの方法をご紹介していきます。基本的なお手入れの方法となりますので、ぜひ参考にしてみてください。
芝生の手入れは四季で変わる
・春(3~5月)
暖かくなってくる時期ですので、害虫が発生します。その害虫からの被害を避けるため、害虫を寄せつけないために薬品を使うなどの予防対策が必要です。
・夏(6~8月)
この時期は、芝生がとても生長します。ですので、こまめに芝刈りをするようにしましょう。目安としては1週間ごとにおこなうとよいですね。
・秋(9~11月)
この時期は比較的涼しいため、芝生の生長も落ち着きを見せます。そのため、手入れもそれほど必要なくなってくる時期です。散水に関してもそれほど重要ではありませんが、種まきをした場合にはおこなうようにしましょう。
・冬(12~2月)
芝生も冬の寒い時期になるとお休みモードになり、生長がいったん止まります。ですので、この時期は芝刈りをおこなったり肥料をやったりする必要がありません。
水やりや肥料
水や肥料はただ与えればよいわけではありません。なぜなら、与え過ぎることによって根が腐ってしまったり肥料焼けを起こしてしまったりするため生長に悪影響を及ぼすからです。ですので、時期によって適した量を与えるようにしましょう。
芝刈り・刈り込み
芝生は刈り込みをおこなわないとどんどん長くなっていき、芝が絡み合うことによって根元に太陽が当たらなくなりますので枯れてしまう原因となります。芝刈りをおこなうことによって、まんべんなく太陽の光を当てることができますし、散水の際にも全体にいきわたらせることができます。
芝刈り機を使用してメンテナンスしていく場合は、軸刈りになってしまわないように気をつけましょう。軸刈りになってしまうと光合成ができないため栄養がなくなり、枯れてしまう原因となるからです。
刈り込みというのは、切り揃えるという意味になりますので、芝刈りが終わったあとにより見栄えをよくするためにおこなってください。間違っても根元で切らないように気をつけましょう。
除草
雑草が生えることもよくありますので、定期的に除草をおこなうようにしたほうがよいです。雑草のみを駆除することのできる除草剤もありますので、ぜひ使用してみてください。
除草したあとはサッチングが必要となります。サッチングとは芝刈りの際に出てきたカスや、枯れてしまった葉を一掃するという作業です。美しい見た目を維持するためにも怠らないようにしましょう。
目土入れ
目土入れとは芝生をきれいな状態に保つ作業を指します。目土入れは荒れた表面をきれいにする目的でおこなわれるだけではありません。荒れてしまっておうとつができた表面に水分が溜まることによりコケやカビが生えてしまうのを防ぐことが可能です。そうすることにより、芝生の状態が活性化されますので、きれいに保つためには非常に効果的な方法といえるのです。
また、サッチングをすることによって露出した根や茎を覆い隠すためにする作業でもありますので、目土入れはサッチングをしたあとにするとよいでしょう。
エアレーション
エアレーションとは、芝生の土壌に穴をあけ、通気性や排水性をよくする効果のある作業になります。これにより、新鮮な空気を取り込むことができるので、生長の促進が見込めます。
また、エアレーションとよく似ているものにスライシングがあります。スライシングは専用の道具を使用して根を切る作業です。根切りをすることで、芝の新たな根の生長を促すことができるのです。
業者に芝刈りを依頼してかかる費用
芝刈りを業者に依頼するとなると、1坪当たりで換算する場合がほとんどとなります。これは業者によって異なるので、ホームページなどで確認する必要がありますが、大体8,000円からが相場となります。
業者によっては、この値段に作業後のゴミ処理代が加算される場合もあります。事前に知りたい場合はホームページを見たり実際に問い合わせたり、またお見積りをとってみるのもよいでしょう。
芝刈りは業者にお任せするのがおすすめとなります。なぜなら、自分でなかなか作業に充てる時間が取れないという場合もありますよね。ですが、業者に依頼すればいつでもお客様のもとへやってきて、迅速な作業できれいに仕上げてくれます。
芝生に関するお悩みは弊社のコールセンタースタッフに相談していただくことで、すぐに問題を解決することのできる業者を手配することが可能です。全国の多くの業者と提携している弊社なら、お急ぎの場合でもご利用していただけます。ぜひ一度弊社のご利用をご検討ください。
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