【雑草の生えない庭の特徴】真似したくなるオシャレな雑草対策5選!
庭に雑草が無造作に生えていると、見栄えが悪くなるばかりでなく、人間に害のある菌をもった害虫や野生動物のすみかになってしまうおそれがあります。そんな状況をさけるためにも、できるだけ雑草は生えない状況にしましょう。
この記事では、雑草の生えない庭にするための対策や、庭をオシャレにしたいときに使える便利な道具などを紹介していきます。ぜひこの記事を読んで、きれいな庭づくりをしてみてください。
目次
「雑草の生えない庭」は目的に合わせて対策をしている!
「雑草を生やしたくない……」といっても、人それぞれで雑草を生やしたくない理由は異なるでしょう。雑草のない庭はすっきりとしていて見栄えがよいですが、それ以外にも雑草を生やさないことにはいくつかのメリットがあります。
そこでまずは、雑草を生やさない目的、そして雑草が生えていないことによるメリットをいくつかピックアップして紹介していきます。
【目的1】掃除がしやすい
雑草が生えていない庭は、ゴミがあってもすぐに気づくことができるので、早急な対処が可能になり普段からの掃除がとても楽になります。もし雑草が大量に生えてしまっていたら、ゴミが落ちていても気づかないこともあります。
また、野良猫のような野生動物が庭にフンをしたとしても、雑草が生い茂っていれば隠れてしまって気がつけずに、いつまでも放置することになってしまうかもしれません。動物のフンはゴキブリなど害虫を寄せ付けてしまうため、雑草が生えていると害虫処理までしないといけないことになってしまいます。
このような手間を省き、掃除をしやすい環境にするのを目的として、雑草を生やさない人も多くいます。
【目的2】オシャレな庭にしたい
雑草だらけの庭は、どこか不衛生な印象をもたれてしまいがちです。やはり近隣の住民からの目は気になってしまいますよね。また、きれいな花木で庭を飾ることで周りからの評判もよくなるでしょう。このようなことから「庭をオシャレにするのが目的で雑草をなくしたい……!」と思っている人もたくさんいます。
雑草の生えていない庭は清潔感があり、過ごしていて気持ちのよい環境です。また、雑草がないことで、ウッドチップや砂利など、庭をオシャレに見せるグッズがより映えるようになることでしょう。
【目的3】お庭の雰囲気を崩したくない
ガーデニングを趣味としている場合、雑草が生えていると庭の雰囲気を崩してしまうことがあります。色合いを気にして花や庭木をバランスよく植えたつもりでも、雑草によって雰囲気が悪くなってしまうことがあります。庭の景観を保つという目的でも雑草対策は必要なのです。
【目的4】費用を安くおさえたい
雑草を生やさないことは、お手入れをする費用をおさえることにもなります。雑草を放置してしまうと、いざ雑草を処理しようと思ったときに草刈り機のような重機を使わなくてはいけない状況になってしまいます。ほかにも熊手やたくさんのゴミ袋など、雑草の処理には必要な道具がいくつかあります。
一方で、普段から雑草のない庭にすることを心がけていれば、多少の雑草があっても素手で処理することができます。雑草を無造作に生やしてしまうのは、庭の見栄えが悪くなるだけでなく、処理するときに費用や手間がかかってしまうのです。
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「雑草の生えない庭」のオシャレな雑草対策方法
では、実際に雑草の生えない庭にするためにはどうすればよいのでしょうか。できることなら、景観をオシャレにしながら雑草対策をしたいですよね。
ここからは、雑草が生えてこない対策をしながら庭をオシャレに見せる方法を、5つ紹介していきます。これから紹介するものは、すべてホームセンターやインターネット通販で簡単にそろえることができるので、ぜひやってみてください。
【対策1】芝生を敷く
きみどり色の鮮やかな芝生を敷くことで、庭にオシャレな雰囲気を与えることができるでしょう。また、芝と一緒にレンガを敷くことで、自分の好みに庭をデザインすることもできます。さらに、芝生には庭にとってよい効果もあります。ただ庭をオシャレにしてくれるだけではないのです。
芝にはアレロパシー効果というものがあります。これは簡単にいうと、ほかの植物が生長するスピードをおさえる効果です。植物は生えているだけでなにかしらの化学物質を放っていることがあります。その中でも芝が放つ化学物質は、ほかの植物の生長を抑制する働きをもっているのです。
「人工芝でもアレロパシー効果はあるの?」と思われる人もいるかもしれませんが、人工芝にはアレロパシー効果はありません。しかし、人口芝を敷くことも雑草対策になります。雑草の生長に必要な日光を、いくらか遮ることができるからです。
人口芝で雑草対策をしたいというのであれば、芝を敷く場所の雑草を先に取り除くようにしましょう。でないと、少しずつ雑草が芝の隙間から出てきてしまいます。
【対策2】ウッドチップを敷く
ウッドチップは木材を細かく砕いたものです。ウッドチップを庭に敷くことで、土をそのままあらわにしておくよりも、地面の色が明るくなり庭にやわらかな印象を与えることができるでしょう。
そして、ウッドチップを敷くことも雑草対策には効果的です。人口芝と同様に、雑草の生長に必要な日光を遮ってくれるからです。実際に敷いてみるとわかりますが、なにも敷かない状態に比べて雑草の生長スピードを10分の1程度におさえられます。
【対策3】タイルを敷く
庭の景観を洋風に見せたいときは、タイルを敷くのもよいでしょう。見た目がシンプルなものが多いので、すっきりとした印象を庭に与えてくれます。タイルは通常、水はけがよいものなので、タイルの下に雑草があっても生長に必要な水を与えてしまうようなことはありません。さらに、日光も防ぐので雑草対策には効果抜群です。
ただし、タイルを敷く際には、日光のあたり具合をあらかじめ把握して敷きましょう。真っ白など明るめのタイルを使うと、反射した光で目が強く刺激されて痛むことがあります。直射日光が朝からずっとあたるような場所に敷く場合は、色が少し暗いものを選ぶとよいでしょう。
【対策4】砂利を敷く
庭に地面の部分が多い場合は、砂利を敷くのもおすすめです。砂利にはさまざまな種類があります。色も灰色っぽい石だけではありません。赤茶や水色など、派手すぎない自然な色で鮮やかさに庭を彩ってくれます。
砂利は敷くだけでも日光をおさえてくれますが、隙間も多いので若干効果が薄いです。また、砂利はそのまま敷き続けていると徐々に土に埋まっていってしまうので、長期的な除草効果は見込めません。そのため、雑草対策もしっかりおこないたいというのであれば、砂利の下に防草シートを敷きましょう。
防草シートとは、その名のとおり雑草が生えてくるのを防ぐシートのことです。厚さ数ミリの薄いマットのようなものになります。シートは穴や隙間がなく、水はけのよいつくりになっています。これを敷くことによって、雑草の生長に必要な日光や水の侵入を防ぎます。
【対策5】グランドカバーを植える
グランドカバーとは、地面に這うようにして育つ植物のことです。グランドカバー(Ground Cover)を直訳すると「地面を覆う」という意味ですので、ぴったりの名前ですね。有名な植物だと“アイビー”や“ワイヤープランツ”といったところでしょうか。
上記のとおり、グランドカバーは地面を這うように生えるため、地中に隙間なく根を張って生長していきます。そうすることで雑草が生える隙間をなくすのです。グランドカバーにはみどりのものだけでなく、紫色をした“アジュガ”といった色鮮やかな花もあります。自宅の庭の景観にあわせてグランドカバーの色を決め、きれいな庭づくりをしてみましょう。
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雑草の生えない庭作り、今生えている雑草の処理は?
雑草の生えないようにする対策をしながら、庭をオシャレに魅せる方法も紹介してきましたが、それらの方法はまだ雑草の繁殖が初期の段階だからこそ有効な方法です。
しかし、もうすでに雑草が大量に生えてしまっているというお庭もあることでしょう。きれいな庭をつくるためには、まず、すでに繁殖させてしまった雑草を除去しなければなりません。そこで最後に、現在生えてしまっている雑草を処理する方法を3つほど紹介していきます。
【方法1】自力で草刈りをする
自力で作業する場合は、草刈りに必要な道具をすべて購入してそろえなければなりません。また、地道に草を刈ることになるので、雑草の量が多いと手間や時間がかかり大変です。
夏場にもなると、外での長時間作業は日射病や熱中症の危険性もあります。そのため、作業をおこなう際は草刈りをするための道具だけでなく、自身の健康を守るための冷えたタオルや水などもあわせて準備しておきましょう。
必要な道具や具体的な草刈りの方法は以下のページに書いてあるので参考にしてみてください。
【方法2】除草剤で駆除する
除草剤は植物を枯らすための薬剤であり、農薬の一種です。除草剤にはさまざまな種類があり、形状からは液状のものと粒状のものに分けられます。液状の除草剤は、即効性があり早急な対処に向いていますが、効果の持続時間は数週間程度です。それに比べて粒状の除草剤は、即効性がない代わりに除草効果が長く、1年間近く効果が持続するものもあります。
雑草を処理する場所によって、液剤を使ったほうがよいのか、それとも粒剤を使ったほうがよいのか、というのは変わってきます。詳しい除草剤の効果や使用方法については以下の記事で詳しく解説しているので、参考に読んでみてください。
【方法3】草刈り機で刈る
草刈り機を使えば簡単に雑草の処理をすることができます。しかし、草刈り機を使ったあとは刈った雑草が散らばります。それらをかき集め、ゴミ袋にまとめて処理するのは地道な手作業です。そのため、草刈り機を使った作業はあなたが想像しているより、意外と大変かもしれません。
また、草刈り機は刃のメンテナンスを怠ると、刃が錆びたり欠けたりしていきます。その状態で作業をすると刃が折れて自分の顔に飛んでくるといったことも考えられ、ケガやトラブルにつながります。草刈り機を使って雑草処理をするのであれば、メンテナンスを怠らず、万が一の使用には十分気をつけましょう。
草刈り機の使い方やメンテナンス方法など、草刈り機について詳しくは以下の記事を参照してください。
コチラをクリック⇒⇒草刈り機の使い方|安全に扱うための事前準備ときれいに刈るコツ
今すぐきれいに雑草を駆除したい場合は?
早急に雑草を駆除したいというのであれば、雑草の駆除をしてくれる業者に駆除依頼をすることをおすすめします。業者に依頼すると、自分だけでは処理しきれないような細かな場所の雑草処理までしてくれます。また、さまざまな庭をきれいにしてきた経験から、オシャレな庭にするためのアドバイスなども聞くことができるでしょう。
雑草処理でお困りのときは、弊社にご相談ください。相談していただければ、経験豊富なスタッフのいる業者を紹介することができます。弊社に加盟している業者は、実際に雑草でお困りの現場に伺い、実態を調査してから見積りを取ります。きっと、納得のできる作業プランを提案することができるでしょう。調査や見積りは無料でおこなっておりますので、雑草でお悩みの際は下記の電話番号からお気軽にご相談ください。
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まとめ
この記事では雑草のない庭にするメリットや、庭をオシャレにする方法を紹介してきました。
雑草を放置したままにしていると、害虫が発生したり景観をそこねてしまったりして、よいことがありません。伸び切ってしまった雑草を処理しきるのは大変ですが、雑草のない庭は見ていてとても気持ちよいものです。自分で処理しきるのが難しいと感じたら、業者に依頼して庭をきれいにしてもらいましょう。
自分で雑草の処理をしようと思っていただけたら、ぜひこの記事に書いてある雑草対策を試してみてください。
【雑草の予防に関する記事はこちら】
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■草の生えない土「固まる土」を正しく敷いて雑草対策をしよう!
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