【グラウンドの除草】やっぱり除草剤?素早く効果的な雑草対策!
広いグラウンドを手作業で除草するのは大変です。除草剤を使って効果的に除草するとよいでしょう。この記事では、除草剤の選び方や使用上の注意を中心に、グラウンドの除草方法についてご紹介していきます。
グラウンドの管理を少しでも楽にするため、除草剤などの道具を活用しつつ、ときにはプロの手を借りるのもおすすめです。グラウンドの状態や除草の目的に応じて最適な雑草対策を考えていきましょう。
目次
グランドには除草剤が効果的
ひとことで雑草対策といっても、すでに生い茂ってしまった雑草を枯らせたいのか、生えてくるのを予防したいのかによって、選ぶべき除草剤は異なります。この章では、目的に応じた除草剤の選び方・使い方をご紹介します。
今ある雑草をできるだけ早くなんとかしたい方は……
すでに生えてしまった雑草を手っ取り早く枯らしたいという方は、茎葉処理型(液体タイプ)の除草剤を使用しましょう。葉や茎にかかった薬剤が作用し、数日ほどで雑草を枯らしていきます。ただ、これから生えてくる雑草を予防する効果はないので、雑草が生えてくるたびにこまめにまきましょう。
使うときの注意点
雨の前後にまくと、除草剤が雑草に浸透する前に流れ落ちて、本来の効果を発揮できないおそれがあります。茎葉処理型の除草剤は、きちんと薬剤が吸収されるように晴れの日の午前中にまくとよいでしょう。午前中にまくことで、午後に薬剤が乾いてしっかりと付着しやすくなります。
雑草予防を重点的におこないたい方は……
雑草予防に向いている除草剤は、土壌処理型(顆粒タイプ)です。土壌処理型の除草剤は土にまいた薬剤が溶けだしていき、雑草の根から吸収されていきます。
すでに生えてしまった雑草を枯らすのに1~2週間ほどかかるので「雑草をできるだけ早くなんとかしたい!」という方には不向きです。しかし、薬剤が長く土の中にとどまるため、これから生えてくる雑草を数か月間にわたって予防してくれます。
使うときの注意点
強い雨や風の日は除草剤の粒が飛んでいってしまうことがあります。雨上がりの風がおだやかな日にまくと、薬剤が吸収されやすいのでおすすめです。また、背丈が高い雑草の場合、薬剤が草全体にいきわたらずきちんと除草できないこともあります。先に草刈りをすませておきましょう。
即効性も持続性もほしい方は……
茎葉処理型の即効性と土壌処理型の持続性、両者のメリットをあわせ持つハイブリットタイプ(液体)の除草剤もあります。今ある雑草をできるだけ早く枯らしつつ、予防効果も期待したい方はハイブリットタイプの除草剤がおすすめです。ただ、機能が充実しているぶんお値段は少し割高かもしれません。
ハイブリットタイプの除草剤が高いと感じる方は、茎葉処理型と土壌処理型を併用するのもよいでしょう。予算や効果のあらわれ方を考慮し、あなたの希望にぴったりの除草剤を選んでくださいね。
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塩で雑草対策するのはNG?
塩を使った雑草対策は、安全そうに見えてじつはデメリットやリスクが多いのです。「除草剤の成分が人や環境に悪影響をもたらすのでは?」と心配している方の中には、食品である塩を使えば安心とお考えの方も多いでしょう。ですが、塩を使った雑草対策は環境によくないためおすすめできません。
塩で雑草対策をするリスク
塩で土壌の塩分濃度を上げることで、雑草やそのほかの植物が育たなくなります。そのため、雑草対策として有効ではあるのですが、以下のようなデメリットや危険があるのです。
植物を植えても育たなくなる
塩は自然に分解されないため、塩をまいた場所には半永久的に植物が育たなくなってしまいます。グラウンドであれば植物は必要ないかもしれませんが、いつかその場所が公園や住宅になるときに困ってしまうかもしれません。
塩が雨や風で広がると迷惑に……
グラウンドにまいた塩が雨や風で流れたり飛んでいったりしてしまうと、周辺の畑などの作物を枯らしてしまうおそれがあります。また、鉄筋コンクリートの建物や地下の配管を酸化させて弱らせてしまう危険もあるのです。
このようなリスクがあるため、塩を使った除草はおすすめできません。グラウンドの除草は、除草剤を使うかプロに依頼するとよいでしょう。
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グラウンドの除草をプロに任せるのもおすすめ
グラウンドの広さや雑草の繁殖具合によっては、除草剤を自分でまくのは大変です。そんなときは業者に依頼するのがおすすめです。
プロに任せるメリット
プロに依頼すれば、ご自身でおこなうよりも安全、簡単、スピーディーに除草を終わらせることができます。除草剤を手で均等にまいていくのは難しいですし、噴霧器などの機械を使っても、広いグラウンドを歩き回って除草作業をするのは大変でしょう。
また、草刈り機でけがをしたり、噴霧された除草剤を吸い込んでしまったり、除草作業には思わぬトラブルがつきものです。そのような大変な作業をプロにお任せできればラクですし、プロの技術でスピーディーかつきれいに除草をおこなってくれるでしょう。
プロに依頼することで、グラウンドの状況にあわせて機械や手作業を組み合わせて作業してもらえます。また、効果的な雑草予防について相談してみるのもよいでしょう。
除草作業の費用相場
除草作業の費用は、主に除草したい場所の面積によって変動します。機械を使った草刈りでは1平方メートルあたり200円ほどから、手作業による草抜きの場合は1平方メートルあたり500円ほどから可能なようです。
作業料にプラスして出張料やゴミ処分費が発生することもあります。このほかにも、草の成長状態(草丈)によって単価が変わることもあります。
除草が大変なときはプロの手を借りよう
長時間の、とくに暑い中での除草作業は大変です。また、熱中症や熱射病、草刈り機による事故のおそれもありますし、除草剤のまき方を間違えるとご近所の迷惑になってしまうことも考えられます。
手軽で安全、そして効果的な除草作業をご希望の方は“草刈り110番”までご相談ください。除草方法や予算にあわせて、プロによる適切な除草をしてもらいましょう。「まだ依頼するかわからない」という方も、相談や見積りは無料となっておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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まとめ
除草剤を使ってグラウンドを除草するときは、除草剤の選び方に気をつけましょう。除草剤には、即効性や持続性の違いから茎葉処理型、土壌改善型、ハイブリットタイプという3タイプに分けることができます。それぞれのメリット・デメリットをよく理解した上で選びましょう。
「グラウンドが広く、除草剤を使用しても作業が大変そうだ」「もう手に負えないくらい草がのびてしまった」そんなときはプロの手を借りて簡単・きれいに除草してしまいましょう。“草刈り110番”は、みなさまからのご相談をいつでもお待ちしております。
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