防草シートで効果的な雑草対策~DIYでおしゃれな庭造りをしてみよう
暖かくなってくると生い茂ってくる雑草を防いで庭をよい状態で維持したいなら、雑草対策として防草シートを敷くのがおすすめです。
今生えている雑草をきれいにして、これから雑草が生えにくくなる防草対策とDIYでできるおしゃれな庭造りの方法をご紹介します。ぜひ、最後までご覧ください。
雑草を取り除く方法
春先から暖かくなるにつれて、雑草が生い茂ってきます。暑くなって虫が繁殖しやすい夏までに何とかしたいですよね。ただ、低い姿勢で草をカマで刈ったり引っこ抜いたりするのは、体力的に辛くなります。
雑草の対処にかける労力を、少しでも減らすにはどのようにすればよいか説明していきます。
草刈り機
一般の家庭であっても草刈りに機械が使えたら楽ですよね。草刈り機といえば、プロの農家の方が使うような回転する金属刃が付いている本格的な大型のマシンを浮かべますよね。
しかし、安全性の高いナイロンコードを使用した小型の草刈り機が注目されています。持ち手のハンドルと長いバーの先に付いたナイロンコードが電力で動く仕組みになっており、軽量なので力の弱い女性の方でも楽に使えるものが多いです。
特に充電式の草刈り機ならコードを気にしなくてよいため、取り扱いが楽です。しかも、ガソリンを使うものに比べて清掃など手入れの手間がかかりません。値段は4,000円~1万円くらいで、ホームセンターやインターネットショッピングにて入手可能です。
除草剤
除草剤とは、植物を枯らすための薬剤です。除草剤には散布したすべての植物を枯らす非選択性除草剤と、対象とした植物のみを枯らす選択性除草剤があります。
非選択性除草剤は種類に関係なくすべての植物を枯らすので、庭や空き地などで使用される場合が多いです。選択的除草剤は田畑などで稲や野菜は育てたいけど、作物の栄養分を奪い取る雑草は枯らしたい場合に使用されます。
花壇や畑の雑草対策としてなら選択性除草剤を、駐車場など植物を育てる予定のない場所に使用するなら、非選択性除草剤を選びましょう。
防草シートを敷いて雑草対策
雑草を刈り取ってお庭をきれいにしたら、できるだけ長持ちさせたいですよね。そして、もう草刈りをしなくてよいに越したことはありません。防草シートを敷いておくと、土に太陽が当たらないため光合成ができず雑草が生えきにくくなります。
ただし、防草シートを敷く際に選び方と敷き方を間違えると、下から雑草が突き抜けて生えてくることもあるのです。効果的な防草シートの選び方と敷き方を解説します。
防草シートの選び方と敷き方
「防草シート」と一口にいっても、1平方メートルあたり約50円~5,000円のものまで価格に開きがあります。高いほど丈夫ですが、目的に合わせて選びましょう。また、どのように準備をして防草シートを敷けば効果的できれいに仕上がるかもご紹介します。
素材
素材は布製のもの、不織布のもの、不織布を重ね合わせたもの、表面に人工芝風の加工をしたものなどさまざまです。不織布を重ねた分厚い防草シートは丈夫で長持ちします。
もともと背が高くとがった雑草が生えていなくて短期的な利用なら、そこまで丈夫な防草シートは必要がないこともあります。防草シートを敷く広さによってかかるコストが変わる点に注意して、予算や持続してほしい期間に合わせて種類を選びましょう。
また、防草シートを固定するためのピン選びも重要です。U字型、コの字型、釘などの選択肢があり、素材も頑丈な金属のものやさびないプラスチック製のものがあります。海の近くならさびないプラスチック製のピンがよいですね。
敷けない場所
防草シートを施工するのに適さない場所は以下のようなところです。
- 道路沿いのコーナー ……タイヤに巻き込まれて剥がれる
- 火の気のある場所 ……熱で溶けてしまう
- 水に浸かりやすい場所 ……土が流出して隙間ができる
- 水はけの悪い場所 ……コケやカビが生える
- 急斜面 ……雨で土が流されて崩れてしまう
- 横から植物が侵入してくる場所……覆いかぶさってくる
敷く場所の準備
防草シートを敷く前にしっかりと庭の整備をすることが、よい状態を保ち続けるための重要なポイントです。
- 枯れた雑草を取り除く ……害虫の発生を防ぎ、きれいに敷くため
- 根っこを取り除く ……根が残っていると雑草が再び生えてくるため
- 除草剤をまく ……新しく雑草が生えるのを防ぐため
- 平らにならす ……地面と隙間なくきれいに防草シートを敷くため
- ローラーで固める ……ピンで防草シートを固定しやすくするため
敷き方
庭の整備が済んだら、防草シートを敷いていきます。
- 壁際(端っこ)は砂利を敷いたりレンガを置いたりするため、ややゆとりを持たせて、隙間ができないように敷いていきます。
- シートのつなぎ目は10センチメートル程度重ねて、地面が露出しないように気を付けます。
- 固定ピンを多めに打ち込み、シートと地面をしっかりと留めます。しばらく抜かない場合は15センチメートルくらいある長めのU字釘を選ぶのがおすすめです。
DIYでもっとおしゃれなお庭にする
防草シートを敷いて雑草の生えにくいお庭ができたら、せっかくなのでもうひと手間加えておしゃれなお庭造りはいかがでしょうか。DIYで作れるお庭の種類をご紹介します。
砂利を敷く
砂利を敷くことで防草シートの重しになる効果に加えて、踏むと音がすることから防犯の効果もあります。砂利だけ敷いてもよさそうに思えますが、防草シートを敷かずに砂利だけを敷くと、土の中に砂利が沈んで隙間から雑草が生えてきてしまいます。砂利を好きな色の石にしてもきれいです。
人工芝を敷く
人工芝を敷くと、天然芝のようにこまめな手入れをしなくても常に緑色の芝生を維持することができます。また、人工芝にはクッション性があるので、子どもの遊び場にも最適です。
インターロッキング
「インターロッキング」とは「かみ合わせる」という意味で、レンガ調のブロックをかみ合うように敷く舗装方法です。色や構造が選べて価格もお手頃なので人気があります。自分好みのデザインを見つけてくださいね
コンクリート
庭をコンクリートで覆ってしまえば雑草はもちろん、害虫なども発生しにくく、平らなのでお掃除も楽になります。ただし、経年劣化によってひびが入ることがあり、その隙間から雑草が生えてくる可能性はあります。
まとめ
雑草対策として防草シートを敷き、ひと手間かけることで、自分らしい庭を作る方法をご紹介しました。弊社では、お客様の雑草に関するお悩みに応じて、草刈りや防草シートの設置、砂利敷ができる業者をご紹介できます。雑草対策と同時に、せっかくならプロにお任せしてお庭をリニューアルするのも選択肢のひとつです。
相談と見積りに費用は不要です。また、他社との相見積りも歓迎です。経験豊富なプロが対応いたしますので、お気軽にお電話ください。
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