伐採の意味を正しく理解しよう。剪定との違いや適切な実施時期を解説

2016.05.30

伐採と剪定はほぼおなじ意味であると認識をされている方が多いようです。似たような印象を持つ言葉ですが、実際にはそれぞれの言葉が意味をしているものは違います。伐採は木を根本から切ってしまうことを意味する言葉です。木の一部分のみを切るのではなく、まるごと一本切ってしまうのが伐採です。それに対して剪定は木の形を美しくきれいに整え、木の健やかな成長を促すために行うものです。木を根本から切ってしまう伐採とは意味が異なります。剪定をすると生長する上で障害となる害虫を抑える効果も期待ができるのでとても重要な作業であると言えます。お庭をきれいにする時は伐採よりも剪定を依頼されることの方が多いのではないでしょうか。庭木などの剪定は新年を迎える時などには業者に依頼が増えるものです。庭木を切るのには冬という季節は実はあまり適した季節とは言いにくい季節です。庭木の剪定などをするのに適した季節というのがあるのです。サツキやつばきなどの常緑広葉樹であれば暖かい時期に剪定を行うのが大前提です。寒い季節に剪定を行いますと、寒さの影響で木の健やかな生長に影響してしまいます。また、マツなどの常緑針葉樹などの場合は冬に剪定することは可能ではありますが新芽のつきやすい春に剪定することがよいとされております。適切なタイミングで業者に依頼されることをおすすめいたします。