美観の保持とともに、日当たり・風通しを良くするために、混み合っている枝や伸び過ぎてしまったものを間引く剪定作業を「枝透かし」と呼び、「大透かし」「中透かし」「小透かし」に分けることができます。
■大透かし
骨格を作っているような太い枝を見て、不要な場合は付け根部分から切り取ります。鋸を使用することが多い作業です。
■中透かし
樹冠を形成している3~4年枝を間引きます。剪定バサミで簡単に切ることができる程度の太さの枝を剪定することが多く、大まかに形を整えるように剪定を行います。
■小透かし
樹冠外周の細かい枝(前年~本年枝)を間引きます。枝の太さは楊枝から箸くらいで、木バサミで簡単に切ることのできる太さです。