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【観葉植物の手入れ】パキラの剪定方法と時期|コツは成長点を残すこと!肥料・置き場所などの育て方も紹介

人気の観葉植物である『パキラ』

名前は知らなくても実物を見れば、見たことがある!という方も多いと思います。パキラは南アメリカなど、あたたかい土地を原産としていますが寒い土地でも育てることができます。四季のはっきりしている日本でも安定して育てることができることと、和風、洋風問わずどんな部屋にも合う汎用性の高さから人気が集まっています。丈夫さ故、長く育てているとどんどん枝や茎が伸びてきてしまうのもパキラの特徴です。

今回は人気の観葉植物『パキラ』の剪定とお手入れについて見ていきたいと思います。

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日陰のパキラ

パキラの剪定のタイミングとは?

観葉植物の中でも成長が早く、放置するとすぐに枝や葉が成長しすぎてしまいがちです。

枝の伸びすぎたパキラは、剪定作業で整える必要がありますので見た目を整えてあげましょう。

剪定することで、見た目が良くなるだけではなく風通しも良くなるので、害虫の予防にもなります。

ではパキラを剪定するには、いつが適しているのか見ていきましょう。

成長しすぎたと思ったとき

短期間の間に成長するといわれているパキラは、こまめに剪定するのがおすすめです。

油断しているとすぐに見た目が悪くなり、風通しが悪くなってしまうので、伸びすぎたなと感じたときに剪定するのがいいでしょう。

害虫や風通しが悪いなと感じたときに行うのもいいかもしれません。

成長力が高いゆえに、細かい枝を落とすなどの定期的な手入れが必要ともいえます。

日当たりの悪い場所で伸びすぎてしまったとき

パキラを日陰になりやすい場所に置いているという方は、注意が必要です。

日陰に長期間置いておくと枝ばかり伸びて、間延びした状態になりやすいのでバランスが悪くなりがちです。

立地上日陰になりやすい場所にしか置けない場合は、芽を出したい場所からバッサリ剪定してしまうのも一つの方法ではないでしょうか。

剪定後は、新しく植え替えるのも一つの方法で、成長が早いパキラならではの方法といえるでしょう。

時期はいつがいいのか?

基本的にどの季節でも成長し続けるとされるパキラですが、剪定に適している時期があります。

適しているのは5~6月頃、夏に入る前に剪定するのがいいのではないでしょうか。

初夏はパキラの成長期といわれていて、剪定後に形が整えやすいです。

反対に適していない時期は真冬の時期といわれています。

パキラは寒さに強いわけではなく、この時期には芽が出にくい可能性があるため、剪定には注意する必要があるかもしれません。

部分的に細かい枝や葉っぱを落とす程度なら、どの時期に行っても問題ないとされているので、剪定の自由度は高い観葉植物ではないでしょうか。

パキラの剪定の手順とコツ

剪定のタイミングと時期が分かったところで、パキラの剪定の方法について説明していきます。

間違った方法で剪定すると、パキラの成長を妨げる可能性があるので、ここでしっかりポイントを確認しましょう。

他の植物にも言えることですが、基本的に植物を剪定する際は剪定用のハサミを使用するべきです。

他のハサミだと切断面が潰れてしまい、茎や切り株の断面から傷む恐れがあるため注意しましょう。

剪定道具を用意できたら、切る場所を確認していきます。

パキラには成長点というものがあり、成長点を残すように剪定すると、剪定後の見た目がすぐに整いやすいといわれています。

万が一成長点の下を切り落としてしまうと、新芽がすぐに出てこなくなり成長が遅くなる可能性があります。

剪定の失敗によりパキラが枯れてしまう可能性は低いですが、形を元に戻すのに時間がかかり、その点はリスクがあります。

その点を踏まえると、パキラの剪定は正しく行う必要があるかもしれません。

剪定後のケアは?

パキラの剪定後は、形が整って外観が良くなるので満足する方も多いのではないでしょうか。

しかしながら剪定後にしっかりケアをしないと、良い状態を保つのが難しいかもしれません。

では具体的にどんなケアをしたらよいかを紹介していきますので、見ていきましょう。

1,日光浴でパキラの成長を促進

パキラは日光を好む観葉植物であるとされ、剪定後に日光が当たる場所に置くことは大切です。

新芽の成長を促進すれば、剪定後に枯れてしまうといったリスクを避けることができるかもしれません。

その際に注意したいのは、直射日光は避けることです。

直射日光に当てすぎると、葉っぱが日焼けして変色する恐れがありますので、その点には注意しましょう。

日焼けにより葉焼けした葉っぱは、復活することはないといわれ切り落とすしかなくなってしまいます。

適した置き場所は、直射日光を避けられる窓際や、日なたなどではないでしょうか。

適度な日光と日陰のバランスが重要だということを覚えておきましょう。

2,肥料を与える

成長を促進する方法として、土に肥料を与えることは有効な手段ではないでしょうか。

日光と共にパキラがよく育つ環境を作ることが大切で、肥料を与えて栄養を補給するのもいいでしょう。

肥料をあげるに技術は必要なく、比較的誰でも行えるケアですが一つ注意点があります。

与える量には気を付けるべきで、肥料が多すぎると根が傷んでしまい、枯れる原因となる可能性がありますので、肥料を過度に与えてはいけません。

比較的成長が遅い冬期は、休眠期であるといわれていて、あまり栄養が必要な時期とは言えないので肥料や水のあげすぎには注意しましょう。

自分で行う?プロにまかせる?

パキラを剪定することは、比較的技術はそんなに必要ないかもしれません。

しかしながら、成長点を切り落とさないことや、適した置き場所に置く必要があります。

少し伸びすぎた枝を切り落とす程度なら可能ですが、きれいに形を整えたいという方は、ご自分では難しいかもしれません。

確かな剪定技術を持った剪定のプロに任せることで、形がきれいに整い剪定後のケアや挿し木、植え替えのアドバイスも相談できるメリットがあるので、できるだけ剪定のプロに任せるほうがいいのではないでしょうか。

ご自宅でインテリアとして育てられている方はもちろん、お店の室内で鉢植されている方なども、きれいな見た目のパキラが雰囲気を良くしてくれるかもしれませんので、その点を踏まえても剪定のプロに相談がおすすめです。

インテリアのパキラ

まとめ

ほぼ一年中成長するといわれ、インテリアとしても人気の高いパキラは、細かい手入れならいつの時期でも行え、自分の好きなタイミングで剪定できるメリットがあります。

しかしながら剪定道具、幹を切り落とす場所、成長を促す置き場所など、美しい形を保つために必要なことは多いのではないでしょうか。

置き場所や剪定場所を間違えてしまうと、最悪の場合パキラを枯らしてしまうかもしれません。

細かい作業だけならご自分だけで問題ありませんが、剪定のプロに相談することで、樹形のきれいさはもちろん、風通しや害虫の予防も任せられます。

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