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【四季咲きバラの剪定】夏と冬の剪定時期と方法をわかりやすく解説

【四季咲きバラの剪定】夏と冬の剪定時期と方法をわかりやすく解説

四季咲きバラは、おもに夏と冬に剪定をおこないますが、その剪定方法は異なります。夏剪定と冬剪定では、剪定の目的が異なるからです。

夏剪定は、秋の花つきに、冬剪定は春の花つきに大きく影響します。また、冬剪定は春先にかけて生長する芽を作り出すために欠かせない作業でもあります。

このコラムでは、四季咲きバラの剪定についてご紹介しています。夏剪定、冬剪定をおこなう目的や方法を正しく理解し、美しい花をたくさん咲かせましょう。

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四季咲きバラの剪定その1【夏剪定】

四季咲きバラは、夏に剪定をおこなうことで以下のようなメリットがあります。

  • 樹高をコンパクトにすることで、秋咲きの花が観賞しやすくなる
  • 秋咲きの花の開花時期をコントロールすることができる

ただし、秋咲きの花の開花時期をコントロールできるのは、木立性のブッシュ・ローズと呼ばれる品種です。四季咲きのつるバラもありますが、日照時間の長さなど栽培環境の影響も受けやすく、開花時期をコントロールするのは難しいため、夏剪定をおこなう必要性は低いといえるでしょう。

また、とくに開花時期をそろえる必要はなく、ひとつずつ咲く花を楽しみたいなら、無理に夏剪定をすることはありません。

夏剪定の時期

夏剪定の時期

夏剪定の時期は8月下旬~9月上旬です。四季咲きバラの品種にもよりますが、この時期に株が大きく育ちすぎたり、樹形が乱れていたりする場合は夏剪定をおこなっておきましょう。

また、早咲きや遅咲きの花があるため、剪定をしておかないと開花時期がバラバラになってしまいます。先述のとおり、夏剪定をすることで秋咲きの花を一斉に開花させることができます。

夏剪定のポイント

剪定をおこなう1~2週間ほど前に即効性の肥料を与えておきましょう。剪定後に順調に新芽を芽吹かせて開花を促すためです。肥料を与えておかないと、栄養不足で花が咲かないことがあるので注意が必要です。

夏剪定の方法

剪定の際、すでに開花している花やこれから咲くつぼみがあれば剪定バサミを使って摘み取っておきましょう。もったいないかもしれませんが、充実した枝を出させて秋咲きの花を一斉に咲かせるために必要な作業です。

早咲きや遅咲きの花など開花時期にこだわりがなければ、花の終わった枝から剪定していくとよいでしょう。細く弱った枝や枯れ枝はつけ根から切り落としていきます。全体の高さの3分の2を残し、それより上は切りそろえるとコンパクトに仕上がります。

最後に内側に生えている黄色く変色してしまった枝や枯れ枝があれば、除去しておきましょう。葉はなるべく多く残しておくようにします。剪定後、1カ月半もすれば秋咲きの花が咲くようになるでしょう。

四季咲きバラの剪定その2【冬剪定】

続いて、冬剪定について解説していきます。四季咲きバラは冬に剪定をおこなうことで、以下のようなメリットがあります。

  • 春先に伸びる芽や枝の生長起点を作り出す
  • 春に多くの花を咲かせることができる
  • 株の高さや大きさを思い切って調節することができる

冬剪定の時期

冬剪定の時期

冬剪定の時期は12月~2月ごろです。バラの活動が遅くなる時期におこなうことで、剪定による負担を最小限におさえることができます。

冬剪定のポイント

剪定をおこなう1~2週間前には、葉をすべてむしっておきましょう。葉をなくすことでバラが完全に休眠することができるので、剪定の影響を受けにくくなるからです。

冬剪定の方法

株全体の高さが2分の1~3分の1程度になるように思い切って枝をカットしていきます。切り落とせたら、以下のような枝はすべてつけ根から切り落としていきましょう。

  • 枯れ枝
  • 病気などで弱っている枝
  • 細い枝
  • 柔らかい枝
  • 重なり合う枝

最終的に、鉛筆よりも太い枝が残るように切り落とすようにするとよいでしょう。

自分での剪定は難易度が高いなら……

四季咲きバラはご紹介したとおり、夏剪定と冬剪定とで剪定の目的が異なります。通常、ご紹介したような方法で四季咲きバラの剪定がおこなわれることが多いです。しかし、そのほかにも、バラは生育状態をよくみて剪定をしないと、かえって樹勢が弱ってしまうこともあるため、注意が必要です。

自分での剪定に自信がないという場合は、業者依頼がおすすめです。業者ならバラの生育状態をよくみて、適切な方法で剪定を施してくれます。

弊社では、お客様と剪定のプロをつなげるマッチングサービスをおこなっていますので、ご興味のある方は、ぜひ一度弊社までご相談ください。

剪定を業者に頼むといくらかかる?

いざ、業者に剪定を依頼するといっても気になるのはその費用ではないでしょうか。ここでは、剪定にかかる費用相場や仕組みをご紹介します。

費用相場は樹高で決まる

費用相場は樹高で決まる

まずは、剪定費用が庭木の『樹高』によって決められているパターンについてご紹介しまししょう。樹高が高くなるほど、作業が大掛かりになり難易度も上がるため、費用が高くなる傾向にあります。費用相場は以下のとおりです。

  • 樹高3m未満:約3,000円~5,000円
  • 樹高3~5m:約6,000円~7,000円
  • 樹高:5~7m:約1万円~1万7千円
  • それ以上:個別相談

時給制や日当制の場合も

もうひとつは、職人1人あたりにつき、時給、もしくは日当で費用が設定されているパターンです。費用相場は以下のとおりです。

  • 時給制:3,000円前後/1時間
  • 日当制:約1万5千円~3万円/1日

ここでご紹介した費用のほかに、業者の出張費や作業後のゴミ処理費(45リットルのゴミ袋ひとつぶん/約500円)がかかる場合があります。また、費用は業者ごとに若干異なるため、実際に依頼する際は、先に見積りをとって費用を確認しておくようにしましょう。複数の業者から見積りをとって比較するのもおすすめです。

弊社なら庭木1本からでも剪定できます

弊社では、剪定業者をご紹介することが可能です。まだ業者がお決まりでない場合は、ぜひ弊社のご利用をご検討ください。ご紹介する業者は、庭木1本からの剪定にも対応しております。剪定費用は庭木の種類によって難易度が異なるため、まずは無料の現地調査からご依頼ください。

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