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【ウソ注意】本当のシロアリの初期症状はただ一つ!一目でシロアリ発生を見分けるコツ

2023/02/08
本当のシロアリの初期症状は1つだけ!!

住んでいた家が古くなってきて床のきしみや見慣れない傷があると、「ひょっとしてシロアリの初期症状?」と不安になってしまいませんか?

じつは、シロアリが住み着いた家にはネットでよく言われている初期症状より前に共通して起こる「本当の初期症状」があるんです。

シロアリ被害にあったときの本当の初期症状を知っておくことで、シロアリ被害にあう前に、または被害がそれ以上広がる前に駆除できるようになります。

この記事では下記の順番にシロアリが出たときの症状と対策について解説していきます。

  • シロアリの初期症状と見分け方
  • 他のシロアリの症状について解説
  • シロアリの心配がなくなったらやるべき対策

最初の章を読むだけでも家にシロアリが発生しているか確かめられるようになるはずですので、ぜひご覧ください!

自分で見分けられるシロアリの初期症状は「蟻道」

シロアリが出ると家にさまざまな被害が起こりますが、前兆としてある共通の症状が起こります。

それは、「蟻道」ができること。

蟻道とは、シロアリが土の外で活動する際に必須となる、密閉されたトンネルのことです。

シロアリは皮膚が薄く弱い生き物です。外気や直射日光に当たらないようにするため、外界では蟻道を作って木材までの安全な道を作るのです。

つまり、蟻道があるということはシロアリが活動しているか、活動していた証拠となるというわけですね。

この蟻道を早期に見つけることができれば、家が被害を受ける前や被害が軽いうちに対処することができます。

また受けている被害が軽ければ軽いほど、駆除や修繕費などの費用も安く済みます。

確実に蟻道を見つけるなら専門業者に依頼するのが手っ取り早いですが、「業者を呼ぶのは面倒」「まずは自力で確かめたい」という人もいますよね。

そこで、次にシロアリの専門業者に聞いた、自力でシロアリの蟻道を見分ける方法をお伝えしていきます。

シロアリの蟻道を見分ける方法

まずは、見分けるべきシロアリの蟻道がどのようなものか、実際に専門業者が撮影した写真をご覧ください。

最初はシロアリが主に侵入してくる床下に作られた蟻道の画像から。

【床下のシロアリ蟻道】

床下のシロアリ蟻道1 床下のシロアリ蟻道2

シロアリの蟻道だと知らなければ、土くれの筋と思って見逃してしまいそうですよね。

次に、床下ではなく外壁から蟻道を作ってシロアリが侵入してくる場合もあります。外壁に作られた蟻道もご覧ください。

【家の外壁にできた蟻道】

家の外壁にできた蟻道

こうした蟻道を見つけるには、下記の二つの方法を取ります。

【シロアリの蟻道を見つける方法】

  1. 床下に入って探す
  2. 家の外周をぐるりと回って外壁をチェックする

2は注意深く目視していくだけなので、方法として特に難しいことはありませんが、問題は1でしょう。

先に言っておくと、床下に自力で入って蟻道を探すのは危険を伴います。

床下は真っ暗でほふく前進で進まないと通れないほど狭いです。そのため、隙間に体がつかえて動けなくなる可能性も。

助けを呼ぶ相手が近くにいればいいですが、一人で作業しているときに床下で動けなくなると大変危険です。

専門業者が実際に床下に潜って調査している写真を見ていただければ、どれくらい狭いかイメージが湧くと思います。

【床下の狭さと暗さ】

床下の狭さと暗さ

また、床板に打ち付けた長い釘が出ていてけがをしたり、広いお住まいだと迷子になったりする可能性もあります。

正直にいうと、一般の方が床下に入って蟻道を探すのはおすすめできません。

しかし、できるだけ自力でやりたいという人もいると思いますので、専門業者に聞いた必要な準備や効率的に探すためのポイントを下記にまとめました。

【必要な準備】

  • ヘルメット
  • つなぎのような衣服
  • 手袋
  • 懐中電灯やヘッドライト
  • 床下の間取りがわかる図面

【床下で重点的に探すポイント】

  • お風呂や台所などの水回り
  • 水漏れやなんらかの理由で湿気が多くなっているところ
  • 基礎の立ち上がり
  • 束石

【見つけるコツ】

  • 怪しいところは斜めから光を当てて確認する
  • 上下に走る柱部は要チェック

簡単に言うと、準備をしっかりしたうえで、家を支える柱部、水回りや湿気の多いところ、基礎の立ち上がりや束石(つかいし)をよく見ていくという感じですね。

束石とは、布基礎と呼ばれる家の施工方法において土台になる部分のことです。床束(ゆかつか)という柱部分を支えているのですが、シロアリはこの床束の木材を食べるためにまず束石に蟻道を作ることが多いのです。

【束石にできる蟻道のイメージ】

床束と束石

土くれが筋のようになっていたり盛られていたりするようなところは怪しいので、盛られた土の影が見やすいよう、斜めから光を当ててよく確認しましょう。

床下を探してシロアリの蟻道らしきものを見つけたら、指先で軽く表面を触ってみましょう。

※崩すのはやめておきましょう!本当にシロアリの蟻道だったら駆除のための手がかりになります

しっかり固まった土の塊であれば、シロアリの蟻道である可能性が高いです。

逆に、ふわふわしていたりすぐに崩れてしまうようならシロアリの蟻道の可能性は低いでしょう。

シロアリの蟻道でなさそうな場合、他の虫が作った通り道かもしれません。

シロアリの蟻道や他の虫が作る似たようなものについてはこちらの記事で解説しているので、気になる方は参考にしてください。

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シロアリの蟻道を見つけたら

シロアリの蟻道を見つけたら、そのときは専門業者に「シロアリがどれくらい侵入しているか?すでに被害は出始めているのか?」を調査してもらいましょう。

「お金がかかりそうだから呼びたくない」と思うかもしれませんが、「シロアリ調査」だけなら無料でやっているところが多いです。

器具や薬剤を使った作業をすると初めて費用が発生するため、そうした施工を依頼するしないは置いておいて、一度見つけた蟻道をプロに調査してもらうのがおすすめです。

なぜかというと、シロアリは家に侵入すると表からは見えない木材内部にもぐりこんで被害を広げていくため、一般人では実態を把握するのが難しいためです。

専門業者に実態を調査してもらって、「蟻道はあってもシロアリの侵入も被害も今のところない」とわかれば、自力で予防のために薬剤を撒いてシロアリ対策することもできます。

しかし、業者の調査なしに自力で薬剤散布などの対策を取ってしまうと、すでに侵入していたシロアリを見逃して知らないうちに被害が広がってしまう危険性があります。

その場合、被害を受けた分家の修繕費用がかかってしまいますし、駆除も難しくなるためシロアリ工事費用も高くなってしまいます。

かかる費用を最小限におさえるためにも、シロアリの蟻道を見つけたらまずは専門業者に無料調査を依頼しましょう。

「無料調査って本当?」「何するのか怪しい」と不安な方は、シロアリ調査について詳しく解説した記事がありますので、ぜひ参考にしてください。

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羽アリやふわふわする畳は初期症状ではない

ここまで読んで、「インターネットで言われている初期症状と違うのでは?」と思った人もいるのではないでしょうか。

よくインターネットでいわれているシロアリの初期症状には次のものがあります。

【よくあげられるシロアリの初期症状】

  • 羽アリの発生
  • シロアリの実物を見かけた
  • 壁や柱にシロアリが食べたような傷があった
  • シロアリに似た虫がいた
  • 床がぶかぶかしたりクロスが浮いたりしていた
  • 床や扉がきしむ

実は、上記の症状はすでに初期症状ではなく、被害が進んでいる状態であることが多いです。

実際、弊社に寄せられた上記のような症状が出ているシロアリのご相談で、シロアリの駆除のご依頼になる率は85%を超えていました。

症状ごとのシロアリ工事率の円グラフ

つまりこのような症状が出ている家は、もはや初期症状ではなく、もうすでにシロアリが十分繁殖している可能性が高いのです。

[シロアリの症状と工事に進む割合について pdf]

上記のような症状が出ている場合は、放置しておくとさらにシロアリが増え続けて被害も広がっていきます。

「スプレーをしっかり撒けば退治できるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、シロアリは大きな巣では百万匹にも達するほどに繁殖します。

問題は個体の数です。シロアリは大きな巣では百万匹もの数を形成します。

引用元:近畿大学農学部公式サイト 板倉 修司 教授/森林生物化学研究室「害虫を益虫に。RNA制御が導くシロアリの可能性。」

増えたシロアリの被害を止めるには、今侵入しているシロアリを駆除してから、巣を特定して丸ごと処理する必要があります。

そのため、羽アリや食害された痕などが見られたら、それ以上家屋に被害が広がる前に一刻も早く専門業者に駆除してもらうほうがいいです。

シロアリの初期症状がなかったら「玄関だけ」注意しよう

床のきしみや浮いている感触、家屋にシロアリの傷のようなものもなく、蟻道もなければ現在シロアリが侵入している可能性は低いでしょう。

ただし、「玄関」だけは注意が必要です。

玄関の下には床下がなく、埋め戻し土があります。土壌に住んでいたシロアリが、この埋め戻し土から侵入して玄関框や木部に被害を与えることがあるのです。

【シロアリの玄関侵入経路】

玄関の床下構造

また、下記のような報告書でも玄関のシロアリ被害について言及されています。

玄関まわりは、床から框までの部分をタイル仕上げやモルタル仕上げとする場合に木下地を地面に接触させて取り付けることや、框材をマツを心材とした集成
材で作ることが多いことなどから、特に蟻害を受けやすい部位である。

引用:日本長期住宅メンテナンス有限責任事業組合 シロアリ被害実態調査報告書

「じゃあ玄関の被害に自力で気づくためにはどうすればいいの?」と思いますよね。

この点についてシロアリの専門業者に聞いたところ、難易度は高いですが、「框の木枠やドア枠などを金づちなどでトントンと叩いて空洞音がするか確かめる」というのが一番の方法のようです。

シロアリの被害にあっていると、食べられた部分が空洞になっていくので、叩いたときに音でわかる、ということですね。

ちなみに、玄関下の土から侵入してくるシロアリを駆除したり予防したりするには、土間の表面から薬剤を注入する「穿孔処理」という方法が取られます。

ここでの「穿孔」は、穴を開けるという意味だとイメージしてください。

【玄関の穿孔処理】

穿孔処理1

上図のように穴を開けて薬剤を注入しますが、作業後は栓やパテできれいに処理します。

この穿孔処理は一般の方がやるには機材的にも技術的にかなり難しいので、「床下は自力で薬剤を撒いて予防しようと思う」という人でも玄関だけは業者に施工してもらうのをおすすめします。

シロアリの心配がなくなったら自力で2つの対策をすればOK

家屋の症状も床下の蟻道もなく、玄関被害の対策もしてもらったらいったんシロアリについては安心してOKです。

以降は、下記2つの対策をすれば今後のシロアリの心配はなくなるといっていいでしょう。

  • 年に1回の床下、外壁周りの蟻道チェック
  • 5年に1回床下に薬剤を撒く

年に1回でいい理由は、家に被害を与えるシロアリの中でももっともポピュラーな「ヤマトシロアリ」という種類の食害速度が遅いからです。

大集団が一ヶ所に集中するわけではないので、数ヶ月というような短期間で大きな被害は出にくい。

引用元:これで安心!シロアリ対策 神谷忠宏著 187ページ

ヤマトシロアリが蟻道を作り始めて家屋の被害に至るまでは時間がかかるため、年1回蟻道を作っていないか確認するだけで事前にシロアリ発生に気づくことができる、というわけですね。

ただ、床下は暗いためどうしても点検時にできかけの蟻道を見落としてしまうかもしれません。

そこで、シロアリ用の薬剤を床下に散布して予防しましょう。

シロアリ用の薬剤は効果が落ち始めるのが5年のものが多いため、薬剤散布は5年に1回で大丈夫です。

作業としては写真のようにほふく前進しながら薬剤を専用スプレーで散布していきます。

【自力でのシロアリ薬剤散布作業】

シロアリ薬剤散布作業

自力でシロアリを予防するコツについては下記の記事に詳しく書いてあるので参考にしてくださいね。

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写真を見た時点で「自力ではとてもできそうにない」と感じたら、無理せず一度シロアリ専門業者にご相談くださいね。

イエシロアリ生息地域であれば業者に依頼してシロアリ予防したほうがいい

千葉県以西の海岸線沿いにお住まいの方は、自力ではなく専門業者に依頼してシロアリ調査・予防してもらうのをおすすめします。

なぜなら、該当地域はイエシロアリの分布地域だからです。

【日本の有害なシロアリ分布図】

ヤマトシロアリとイエシロアリの分布図

※参考:公益社団法人日本しろあり対策協会

イエシロアリはヤマトシロアリと違い、最大百万匹にもなる大集団で木材を食い荒らしていきます。そのため、ヤマトシロアリより被害が広がる速度が圧倒的に早いのです。

イエシロアリは集中型の集団であるので被害が集中し、加害にかかわるシロアリの数も多いので、被害はきわめて短期間に広がる。

引用元:これで安心!シロアリ対策 神谷忠宏著 175ページ

ちなみに、国際自然保護連合の定める「世界の侵略的外来種ワースト100」にも入っている危険なシロアリ(参考:国立環境研究所侵入生物DB)です。

つまり、年1回の点検の間に侵入されてしまったら被害が進んでしまう可能性があります。

自力でシロアリ予防していたとしても、散布不足のところが出てくるなど、どうしても専門業者より施工品質は落ちるでしょう。

そうした箇所から侵入されて一気に被害を広げられる危険性を考えると、イエシロアリ生息地域であればむしろ最初から専門業者に依頼したほうが手間なく確実です。

また、被害を受けてからの駆除工事と、被害がないうちにする予防工事では、全体の費用が変わってきます。

被害が進んでいると家屋の修繕費用がより高額になり、侵入しているシロアリの数も多い分駆除の難易度が上がるため、駆除費用自体も高くなってしまうためです。

実際、弊社加盟店で施工したデータを見ても平均5万円ほど費用が変わっていました。

・シロアリ駆除費用 ¥170,327
・シロアリ予防費用 ¥123,744

集計期間:2022年1月~2022年12月(1206件)
集計対象:弊社運営サイト全体におけるシロアリの施工実績
集計方法:対象の平均値を算出(※)し、小数点第一位以下を四捨五入
※大規模な施工など特殊なケースを除く費用の平均値を算出するため、上下2.5%の施工費用を異常値として集計対象から除外しています。

以上のことから、イエシロアリの危険がある地域では最初からシロアリ業者に調査と予防を依頼するのが一番確実でお得!といえます。

自力でのシロアリ点検や予防が難しければ【シロアリ110番】にご相談ください(PR)

ここまで初期症状の見つけ方やシロアリ対策についてご説明してきましたが、シロアリ対策には床下での作業が必須になるため、危険と労力から一般の方には難しいかと思います。

記事を見て「とても自分ではできそうにない」「でも業者は費用が高そう」と悩まれた方は、ぜひ一度弊社【シロアリ110番】にご相談ください。

【シロアリ110番】は全国のシロアリ業者とお客様を結びつけるサイトです。

加盟しているのは審査済みの優良業者であるため、悪質な業者にあたる心配がありません。

シロアリ調査も無料で受け付けているため、シロアリについて気になることがございましたらぜひ一度お気軽にご相談くださいね。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積もりに費用をいただく場合がございます。

まとめ

この記事の内容を、以下のようにまとめました。

  • シロアリ発生の本当の初期症状は「蟻道」
  • 羽アリやぶかぶかする床は被害がある程度進んだ症状
  • シロアリ侵入の心配なければ点検と予防を定期的にすればOK
  • イエシロアリがいる地域は最初から専門業者に相談したほうがいい

シロアリの初期症状を正しく知っておくことで、被害が進む前に対処できるようになります。

シロアリは原始的な生物で一度侵入するとひたすら木材をかじり続けます。

放置していなくなることはないため、初期症状や被害に気づいたら専門業者に実態を調査してもらいましょう。

シロアリに侵入されていなければ、自力での定期点検や薬剤散布で対策することも可能です。

しかし、一気に大きな被害をもたらすイエシロアリの心配がある地域は最初から専門業者に相談したほうがよいでしょう。

床下で作業するのが大変そうと思われる方は、無理せず【シロアリ110番】にご相談ください。

シロアリに関するどのようなご相談も24時間365日受け付けていますよ。

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サイト名 シロアリ110番
運営会社 シェアリングテクノロジー株式会社
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