木を切るというと、木材を切るようにギコギコとのこぎりを動かせば、木くずを出しながら切ることができるという構図が思い浮かぶかもしれません。しかし、生きている木を切る時にはそのように上手くはいきません。木くずを出しながら切ることができるのは乾燥した木材のことで、生きている木ではないのです。この生木を切る際には木材を切るような感覚でやってはいけません。木材は乾燥させてあるので水分がありませんが、生木はまだ水が通っているために、切ろうとすると木材用ののこぎりなどでは刃に目詰まりを起こしてしまいます。それだけ生木の方が柔らかいのです。目が大きい生木用ののこぎりがあるので、仮に自力でやる場合にはそちらを利用しましょう。といっても、慣れていないと怪我をしてしまう危険性が高いです。やったことはないが庭木を伐採しないといけないという時には、伐採をやってくれる業者に頼んだ方が安全かと思います。のこぎりの刃で手などを切ってしまうと大怪我をしてしまいますし、これがチェーンソーなどであれば更に大怪我になってしまうでしょう。そうならないためにも、慣れない生木を切らなければいけない時には業者の力を借りましょう。もし安全を第一に考えるのであれば、そちらの方がオススメです。