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シュロの伐採方法と注意点とは?剪定で手間を省く
樹木を切り倒すとき、効率を考えてチェーンソーをつかうことが多いのです。しかし、シュロに関しては少し異なります。シュロはその見た目からわかるように、幹から毛が生えているため、伐採する前に剪定をおこなうなどの工夫が必要です。
また、剪定をすることで手間を省くことにもつながります。そこで、この記事ではシュロの伐採方法、剪定方法ついて説明をしていきます。また、コラムを通じて少しでもシュロという木について知っていただけたら幸いです。
シュロの伐採をする上での注意点とは?
シュロを伐採するときは二人以上で作業するのをおすすめします。なぜなら、シュロの伐採には斧を使うことが多いのですが、斧を何度も幹に打ち続けるので、相当な体力を必要とします。また、伐採をして終わりではなく、細かく木を切り分ける作業もあります。これをすべて1人でおこなうのは困難といえるでしょう。
また、シュロは伐採ではなく、枯らして処分する方法もあります。枯れさせる方が良い例としては、毛が強く、斧ではビクともしないときです。剪定の際に上部に生えている葉や枝を全て切り落としてから枯らしてしまうことで、木の幹から生えている毛の強度も弱くなります。
毛の強度が弱くなることでチェーンソーを使用することができます。それはチェーンソーにシュロの毛が絡みつく心配が少なくなることでチェーンソーが止まってしまう心配が軽減するからです。そのため、チェーンソーの使用が可能になり処分がしやすくなるといえます。
シュロ伐採の基本手順・作業にあたっての注意点とは?
シュロの伐採の手順は以下のとおりです。
- シュロとはしごを紐で固定
- 剪定しながら皮をむく
- だいたい50センチ間隔で切り落とす
- シュロの木が短くなったら切り倒す
- 幹を短く切って処分
シュロとはしごを固定することで、はしごが崩れて落ちてしまう危険性が減ります。斧やチェーンソーを使用したときに切りやすくするために、剪定をおこないながら皮をむきましょう。50センチメートルに切る理由としては、自治体などで、大きい木々は受け取ってもらえないこともあるためシュロは短く切って切り倒すことで、周囲へ大木が倒れるおそれがなくなります。
シュロを斧で伐採する場合の手順とは?
斧で伐採をする場合の手順は以下のようになります。
- 伐採する方向を決める
- 斧で幹に穴をあける
- 伐採したら毛を剥ぐ
- 短く切って処分
斧で伐採する場合は切り倒す方向に注意をしましょう。シュロの木は大きく、幹は地面に近いところが細くなっています。斧で叩いて木が傾くと、そのまま勢いで木が倒れきてしまうかもしれません。方向を決めずに切り倒してしまうと家屋に倒れたり、電柱にぶつかるなどの被害が発生してしまうので、必ず切る方向は定めましょう。また、シュロは幹の部分に無数の毛が生えていて非常に頑丈ですので、斧を入れる前に軽く毛をむしってから作業をおこなうと、スムーズに伐採をすることができます。
こまめな剪定で手間を省くには?
葉や枝の剪定、繊維の皮をむくことでシュロの伐採の手間を省くことができます。なぜならこれらをおこなうことで、斧で切りやすく、チェーンソーでも葉が絡みつく心配がなくなるからです。
剪定をおこなう時期の目安としては、頂上に新芽が見えてくる4月頃が適切となります。シュロは成長速度がかなり遅い木ということもあり、樹形が大きく崩れるといったことは滅多にありません。手入れが楽で育てやすく、剪定の際は古い葉や枯れた葉を優先的に切るようにしましょう。
シュロの木は背が高いので、難しい場合はプロに相談
樹高の高いシュロの木を伐採するとなると、非常に危険が伴います。斧やチェーンソー、高所用のハシゴなど、滅多に使わない道具をそろえる必要もあり、意外と手間がかかってしまいます。
そして、高所での慣れない作業を慣れない道具をもっておこなわなければなりません。少しでも「自分には難しそうだ……」と思いましたら、プロに依頼をすることをおすすめします。
しかし、「シュロの伐採業者なんてどこに依頼をすればいいんだろう……」とお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんなときは弊社におまかせください。弊社のコールセンターは24時間365日、電話で対応していますので、最適な業者をいつでもご案内することができます。
伐採後は再利用が可能!処分の仕方を解説
シュロは伐採後もさまざまな用途での再利用ができます。いったいどのような再利用の方法があるのでしょうか。ここからは、伐採したシュロの処分の仕方から再利用の方法まで、ご紹介していきます。
伐採したシュロの処分の仕方
シュロを処分するにはまずゴミ袋に入るように細かくする必要があります。シュロは繊維がついていると堅く、細かくすることができません。細かくするためには、ナタを使いグルっと幹を一周させるように切り込みを入れましょう。その切り込みに沿って皮をむいていくと楽にはがすことができます。
シュロの繊維の皮むきが済めば、今度はのこぎりで細かくしていきます。30センチメートルほどの大きさに切ればゴミ袋に入るので、処分ができます。なぜ30センチメートルほどの細かさにする必要があるかというと、自治体によっては受け取ってもらえない場合があるからです。
シュロの葉は再利用できる!
シュロの葉はいろいろなものに再利用されています。シュロの葉は柔軟且つ頑丈にできており、ほうきやたわし、ハエたたきなどに再利用されます。シュロ製の品として民芸品としても人気があります。
処理作業の時間がない!その場合は業者に頼もう
シュロの処理の説明をしていきましたが、シュロの処理には非常に労力と時間がかかってしまいます。大きい木ですと、処理方法も自治体によって違ってくるので、注意が必要になります。ご自身での処理に不安があり、時間や処理道具をそろえた際の費用対効果を考えたときに業者へのご依頼をご検討であれば弊社にお電話ください。24時間年中無休でお電話でのご相談を受付ておりますので、お気軽にご相談ください。
伐採と処分を頼んだら、どのくらいかかる?
シュロの木の伐採をしてもらい処分までお願いするとなると、気になるのはやはりお値段ではないでしょうか。ここでは伐採は処分にかかる費用についてご説明していきます。
業者に依頼した場合の費用相場
シュロの伐採費用としての内訳は作業費、伐採費、出張費となります。近隣の環境、いわゆる電柱や隣家といった作業の障害物になるものがある場合や、高さや本数、幹の太さによっても費用は変わってきます。
目安としては木の幹の長さが3m未満で「2,000円~」で、3m~5mで「9,000円~」、5mを超える木ですと「23,000円~」となります。ですが、ご自宅の状況やお客様のご要望に応じてお値段は変更していきますので、詳しい費用については業者に見積りの依頼をして確認しましょう。
伐採業者を選ぶときの注目ポイント
伐採してくれる業者をいざ選ぶとなると、どういった業者が信用できるのか心配になりますよね。見定める方法としては、以下のような点に注目して業者を選びましょう。
- 明朗会計であるかどうか
- 後から追加料金は発生しないか
- 親身になって相談に乗ってくれるか
- 事前に明瞭な見積りをしてくれるか
- 1本の伐採からでも対応してくれるか
- 実績・よい口コミがあるかどうか
これらをしっかり確認しておくことは重要です。優良な業者ほど、とても親身になって相談に乗ってくれます。また、これらの基準を確認するときは複数社に依頼して相見積りをとりましょう。相見積りをすることによって費用の相場やサービス内容の充実度を比較することができます。優良な業者は事前の見積りも無料でとってくれることが多いため、まずは無料で見積りをとってくれる業者に依頼してみましょう。
まずは見積りをしてみよう!
シュロは伐採方法が特殊でご自身で伐採をおこなうとなると非常に大変です。無理に伐採をおこない予期せぬ方向に大木を倒してしまえば大惨事になりかねません。シュロを伐採するときは二人以上でおこない、手順や方法をしっかりと守ってやりましょう。
それでもまだ、ご自身で伐採をすることに不安があるのであれば、シュロの伐採は業者に頼むことでスムーズにおこなうことができます。まずは弊社にお電話をしていただき無料お見積りからはじめてみてはいかがでしょうか。弊社のコールセンターは24時間の無休営業をしていますので、昼夜問わずいつでもお電話お待ちしています。