「庭に邪魔な切り株がある」
「なるべく費用を抑えて、楽に切り株を取り除きたい」
そう思ったら伐採業者に切り株の除去(抜根)を依頼するのがおすすめです。
なぜなら、自分で切り株を除去するのは難しいからです。
業者の力を借りないDIYは費用を抑えることができますが、時間や体力の消耗も踏まえるとお得になるとは限りません。
ここでは費用を抑えるために切り株を自分で除去する方法と、業者に依頼する方法をご紹介していきます。
切り株の放置は蜂やシロアリなどの害虫が湧いたり、つまずいて転んだりする原因になります。
放置するほど害虫のリスクが高くなるため、邪魔な切り株は早めに除去してしまいましょう!
- 自力で切り株を除去する場合、費用は抑えられるが時間や体力を消耗する。
- 業者に依頼する場合、費用はかかるが抜根から処分まで丸ごと任せられる。
- 庭木1本から依頼できる、相談しやすい業者を選ぶのがおすすめ。
自分で切り株を除去する方法
切り株が小さく、道具をそろえることができれば自分で除去できます。
しかし切り株の除去は体力が必要で、下手に抜いてしまうと周りの物を壊してしまうことがあります。
そのため、無理と感じたら業者に依頼することが賢明です。
ここからは自分で切り株を除去する方法を紹介したうえで、業者の費用相場から選び方まで説明していきます。
切り株の除去を始める前に、用意する道具と手順を確認しましょう。
切り株を引き抜く方法は、引き抜く方法と除草剤を使う方法の2種類があります。
切り株を引き抜いて除去する方法
切り株を引き抜く方法では、道具は以下の3点を用意します。
- スコップ、シャベル:土の除去用
- ノコギリ、剪定ばさみ:根の切断用
- 軍手、長靴、汚れてもいい服:安全確保と汚れ防止用
これらの道具を使って切り株を引き抜いて除去する手順を説明します。
手順は以下の通りです。
- 切り株と根の広がり方を確認する
- 細い根を切断する
- 太い根を切断する
- 切り株を抜く
まず、切り株の周りの土をスコップやシャベルで除去し、切り株の大きさと根の広がりを確認します。
根を抜く際に周囲の壁やコンクリートを壊さないかどうかも確認します。
次に、ノコギリや剪定ばさみを使って細い根から切断していきます。
先に太い根から切断すると、切り株が不安定になり作業が難しくなることがあります。
細い根を切り終えたら、太い根を切断して切り株を抜き取りやすくしましょう。
最後に、切り株の下に生えている根を切断して抜き取ります。
切り株がたいへん重いことがありますから、落としたりバランスを崩したりしないように注意してください。
除草剤で切り株を枯らして除去する方法
続いては、除草剤を使って枯らす手順です。
引き抜くわけではないため、スコップやノコギリは必要ありません。
その代わりに除草剤を注入する穴あけ用のドリルを用意しましょう。
- 切り株に穴をあける
- 除草剤を注入する
- 穴をふさぐ
まず、切り株の側面に除草剤を注入する穴を複数あけます。
切り株の中心は固くて除草剤の効きめも弱いため、側面に穴を空けることがポイントです。
次に除草剤を注入します。
市販の除草剤は水で薄めるものが多いため、どれほど薄めればいいのかは事前に確認しましょう。
除草剤を注入したらガムテープなどで穴をふさぎ、切り株をビニールシートなどで覆います。
除草剤は雨で流されたり風で飛散したりすることがあるため、注入穴をふさいで切り株を風雨にさらされないように保護しましょう。
自分で抜根する方法の詳細は【庭木の抜根】伐採との違い・DIYの方法・業者に頼む費用の解説をご覧ください。
切り株の処分方法
切り株は燃えるごみに出します。
しかし、ごみ袋に入らないような大きさの切り株は粗大ごみになるケースがあります。
切り株が大きいときは、自治体のルールに従って回収や粗大ごみ回収場への持ち込みで処分しましょう。
自分で細かくできれば燃えるごみの日に出せます。
ごみ処理の費用をかけたくないという場合は、ノコギリ等を使って頑張って細かくしましょう。
切り株や伐採後の庭木の処分方法については伐採・抜根後に残った木を処理する2つの方法をご覧ください。
切り株除去の注意点
切り株除去の際には、「無理に抜かないこと」そして「近隣へ配慮すること」の2点に注意する必要があります。
切り株にはたくさんの根が付いているため、根の切断をせずに強引に抜いてしまうと周囲の壁やコンクリートを破損するおそれがあります。
そのため、切り株を抜く前に周囲の土を除去し、根を切断してから抜きましょう。
また、まいた除草剤が風で飛ぶと近隣に迷惑をかけてしまいます。
除草剤を使用する前に近隣に報告したり、飛散防止ビニールを周囲に張ったりして周りに迷惑をかけない対策をしながら作業しましょう。
切り株除去には、狭い土の中に手を入れて作業したり、重たい切り株を引き抜いたりと肉体作業がともないます。
さらに、強引な作業で周囲のものを壊したり、不用意に撒いた除草剤が近隣トラブルに発展したりすることがあります。
そんなトラブルを回避するためには伐採をおこなってくれるプロの業者に伐採の依頼をするのが賢明です。
伐採110番では、プロのスタッフが周辺へ配慮もしながら安全な切り株除去をおこなう業者を紹介しています。
自分で切り株除去が難しいと感じるときは、無理をせずお任せください。
伐採を業者に依頼するとき、費用面と業者選びのポイントが気になる方も多いのではないでしょうか。
ここからの内容を参考に満足できる業者を選んでください。
伐採業者の切り株除去の費用相場
切り株の除去にかかる費用の相場を以下にまとめました。
下記の料金相場は、弊社が調べた業者5社の平均値を算出したものです。
幹の周囲の長さ | 抜根料金(1本あたり) | 根の処分料金(1本あたり) |
---|---|---|
30cm以内 | 11,800円 | 3,400円 |
31cm~50cm以内 | 27,200円 | 6,000円 |
51cm~80cm以内 | 44,600円 | 11,000円 |
81cm以上 | 75,400円 | 19,800円 |
※2020年10月時点
切り株除去は幹の太さで料金が変動します。
また、切り株の場所や根の状況によっても料金が変動するため、詳しくは業者にお問い合わせください。
- 交通費、出張費用:業者の営業所から作業現場までの交通費です。移動距離に応じて変動します。
- 重機の利用:ショベルカーやクレーン車の使用料金です。切り株が大きいときや、作業現場が山の斜面など作業員だけでは除去が困難な場合に発生します。
- 駐車場代:業者の車を作業現場に停めることができないときは、近隣のコインパーキングなどを利用します。
- 切り株の処分代:切り株を引き取ってもらう際に必要な処分料金です。
伐採業者選びのポイント
数ある業者の中から、どのような業者を選べばよいのか不安も多いことでしょう。
ここでは業者の選び方を見ていきます。
1本から依頼できるか?
除去したい切り株が1本だけだと、依頼をためらってしまうかもしれません。
しかし、切り株が1本で細くても、シロアリなどの害虫を引き寄せてしまうことがあります。
そのため1本の切り株除去でも駆けつけてくれる業者は心強いです。
相談が気軽にできるか?
電話相談や現地無料調査などで気軽に相談できる業者もありがたい存在です。
切り株の除去は頻繁におこなわないため、自分でもやり方がわからないことが多いです。
いざ実行するときに無料で相談できる業者が身近にいると信頼できます。
24時間365日切り株除去の依頼を受け付けている業者があれば力強い味方になってくれます。
追加請求が発生しないか?
除去作業で不必要な作業や機材を使い、作業後に追加料金を請求されると後味が悪いです。
そのため事前に見積もりを提示してもらうと同時に、追加請求をしないと明言している業者だと料金面でも安心です。
伐採110番は24時間365日体制で、日本全国受付対応!
庭木1本からご相談いただけますし、現地調査も無料です。
伐採はもちろん、切り株の処分だけでもぜひご相談ください。
依頼から除去までの流れ
切り株除去の依頼をいただいてから除去までの一連の流れを弊社の例でご紹介します。
- 現地無料見積もり
- ご検討
- 作業日確定
- 作業開始
- 作業終了・お支払い
お電話をいただいたら、弊社加盟店を派遣して現地にて無料見積もりをおこないます。
作業内容と作業料金をご検討いただいたら、作業日程を確定します。
作業当日は伐採のプロが最適な方法、安全第一で作業をしたのち、お客様から料金をお支払いいただきます。
もし、気になる質問等がありましたら見積もりの際に尋ねるようにしましょう。
そこで見積もりの詳細やサービス内容についても確認することができます。
まとめ
プロに任せると安全で確実な除去が期待できます。
現地見積もりにて、切り株の大きさや根の広がりをしっかり調査してから除去します。
そのため、周りの物を壊したり近隣への影響も最小限に抑えたりと安全な作業を期待できるでしょう。
さらに、豊富な知識と技術を持った業者が伐採をおこないます。
一度の作業で根の取りこぼしがなく、重い切り株も機材を用いて難なく取り除いてもらえるでしょう。
切り株は放置しておくと虫の発生や根腐れ、新芽の誕生などが起きます。
被害が大きくなる前に切り株を取り除いておきたいものですね。
伐採110番にお電話いただければ、技術を持った加盟店を迅速に派遣させていただきます。