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2019.07.17更新

倒せない木も特殊伐採なら切れる!費用の出し方と相場を紹介します

倒せない木も特殊伐採なら切れる!費用の出し方と相場を紹介します

高い木を伐採するときは、基本的に根元から切り倒すことが多いですが、家から近い場所や狭い庭では困難でしょう。そんなときに便利なのが、特殊伐採という方法です。木を切り倒さず上から少しずつ伐採していくため、周囲の建物を傷つける心配も少ないといえます。

しかし、特殊伐採を依頼するときに、費用がいくらかかるのか分からない人もいるでしょう。おおよその費用を把握したうえで依頼をするなら、費用の相場を知っておくことが大切です。そこで、今回は特殊伐採にかかる費用の相場と計算方法をご紹介します。

特殊伐採ってどんなときに必要なの?

普通の伐採では高木を根元から切り倒すため、周囲にある建物や電線を傷つけてしまうことがあります。そんな危険を避けるために、特殊伐採という方法を使うのです。まずは特殊伐採とはどのような方法なのかを、以下で解説します。

特殊伐採とは

特殊伐採とは

特殊伐採は高木を上から少しずつ切っていく伐採方法です。人が縄で高木にのぼり、伐採をしていくことから、職人は空師(そらし)と呼ばれた歴史を持っています。現代では安全なロープや重機を使い、少しずつ高さを減らしていく方法のため、根元から切り倒すよりも安全性が高いといえます。

特殊伐採が必要なケース

特殊伐採は、おもに高木が狭い庭や、住宅に囲まれた場所にある場合におこなわれます。なぜなら、1階建ての民家より高い木を伐採すると、家や周囲の建物、電線などにぶつかって破損させるおそれがあるのです。特殊伐採なら上から少しずつ伐採していくため、木が途中で倒れる心配もないでしょう。

特殊伐採の作業内容

特殊伐採ではおもにクレーンやダンプカーなどの重機を使います。高い位置で伐採したり、丸太を地面に下したりするときに使用します。しかし、狭い庭や敷地内に階段があることが多い寺社仏閣などは重機の持ち込みが難しいため、人力で伐採します。

人力の場合、ロープで木にのぼって上から切り取っていきます。ただし、高所での作業になるので、自力で挑戦するのは避けましょう。落下すると大けがにもつながるので、特殊伐採をするなら業者に依頼をしましょう。

特殊伐採を依頼したときの費用相場

業者に依頼をするとき、費用がいくらになるのか心配になる人もいるでしょう。費用面について不安があるときは、特殊伐採にかかる費用相場を知っておくことがおすすめです。費用相場を知ることで適正価格を把握し、特殊伐採にかかるおおよその値段が計算できます。

伐採費用の内訳と相場

特殊伐採を依頼したときの費用相場

木の特殊伐採にかかる費用は、おもに木の高さと本数、そして伐採の難易度によって上下します。木が高かったり、本数が多かったりすると作業量も多くなるため、費用も必然と高くなるのです。以下では、伐採費用の相場をまとめてみたので、よろしければ参考にしてみてください。

伐採にかかる費用は多くの場合、木の高さによって変わるといわれています。そこで、木の伐採にかかる作業費用がいくらになるのか、相場を以下でまとめてみました。

  • 3メートル未満:5,000円~15,000円/1本
  • 3~5メートル:9,000円~25,000円/1本
  • 5~7メートル:20,000円~35,000円/1本
  • 7メートル以上:35,000円以上/1本

7メートル以上の高さがある高木については、費用の決定が応相談になる場合もあります。なぜなら、10メートル前後になると3階建ての住宅くらいの大きさがあるため、伐採する作業量も多くなり、難易度も高くなるのです。また、木が生えている場所の難易度によっても金額は上下します。

・リスク係数

リスク係数とは、樹木を伐採するときの難易度のことをいいます。周りにある民家や電柱、塀などの障害物が多いほど伐採の難易度が高くなるので、リスク係数も高くなります。リスク係数の数値は木の伐採料金にも影響するため、具体的な基準を知っておきましょう。

民家や壁がなく広い場所:0.5

電線や屋根がある・重機を動かしにくい:1

民家や電線が周りにたくさんある:2

リスク係数の数字は、伐採する木の作業費用に掛けて計算します。「木の高さに対してかかる金額×木の本数×リスク係数」という計算式でおおよその金額を知ることができるでしょう。

例えば、周囲に民家があるためリスク係数2と判断された土地で、3メートルの木を1本伐採したとすると、以下のような計算式になります。

5,000円(3メートルの木の作業費用)×1本(本数)×2(リスク係数)=10,000円

リスク係数が高いと、以上のように作業費用が倍になることもあるのです。また、木の伐採には作業費用以外にも別途料金がかかります。では、具体的にどのような費用がかかるのでしょうか。

伐採作業以外にかかる費用

特殊伐採には、作業費用以外に必要な道具をそろえたり、丸太を処分したりするのにお金がかかります。そのため、木の伐採費用以外にも、処分費用や重機費用などの別途料金が発生するのです。

樹木の処分費用:伐採した樹木を回収してもらった場合に発生します。

伐根:伐採した木の根を抜いたときにかかる費用です。木の太さによって値段が変わることがあります。

重機費用:特殊伐採では、クレーンやダンプカーをはじめとした重機を使うこともあります。重機を使った場合は、ガソリン代や使用料などの追加料金が発生するのです。

出張費用:現場に向かうまでにかかる費用や、ガソリン代が含まれます。

人件費:木の伐採後は、丸太を運び出すための人員が必要になることがあります。そのため、伐採に必要な人数分の人件費が必要となります。

以上でご説明した費用以外にも、木くずや落ち葉の処理、ロープやチェーンソーなどの道具にも費用がかかる場合があります。伐採にかかる追加料金は業者によって違うので、詳しい費用まで計算するのは難しいかもしれません。

詳しい費用は見積りをとって確認しよう!

木の伐根にかかる費用を詳しく知りたいときは、業者から見積りを取りましょう。見積りを取ることで、伐採にかかる費用や、その他料金を含む最終的な金額を把握することができるのです。また、見積りでは金額に対する作業内容も書かれているため、費用に納得して伐採を任せることができるでしょう。

伐採費用を安く抑えるコツ

1.買い取り可能な木は買い取ってもらう

特殊伐採は、普通の木の伐採よりも金額が高い傾向にあります。なぜなら普通に木を伐採するよりも高所の作業になるためリスクが高く、人件費や重機費用なども必要となるからです。依頼する人にとっては、金銭面で負担が大きいかもしれません。

そこで、以下では費用を安く抑えるための2つのポイントについてご説明します。よろしければ、参考にしてみてください。

1.買い取り可能な木は買い取ってもらう

業者の中には、伐採した木の丸太を買い取ってもらえることがあります。木の丸太は家具や材木として利用できるため、樹木の種類によっては価値があるのです。そのため、丸太を買い取ってもらった料金で、伐採費用を軽減できるといえます。買い取りができるかどうかは、業者に問い合わせてみましょう。

2.複数の業者で見積りを取る

業者費用を安く抑えるには、複数の業者から見積りを取ることも大切といえます。複数の見積りを取ることによって費用相場を知ることができ、適正価格で任せられる業者が見つかるのです。そのため、伐採にかかる費用が高くなりすぎてしまう、などのリスクもないでしょう。

業者への依頼をお考えでしたら、私たち伐採110番へご相談ください。伐採110番では、木の伐採でお困りの方に、加盟店の業者を紹介させていただくことができるのです。無料で見積りをおこなってくれる業者も多いので、金銭的な負担も少ないでしょう。伐採110番では24時間無料で電話を受けつけていますので、よろしければお気軽にご相談ください。

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