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2020.02.20更新

邪魔な木の根っこを取る方法3選!自分でもできる抜根の手順

木の根っこの処分方法自分でできる処理手順と業者依頼の費用相場

「庭木を自分で伐採したけど、残った木の根の処分はどうすればいい?」
「できるだけ費用を抑えて木の根っこを処分したい!」

このように、お庭に放置されている切り株にお悩みではありませんか?

木の根の処分には、掘り出して抜く方法と薬剤で枯らす方法があります。
そのままでは引き抜けない木の根っこも、ノコギリで切断したり枯らしたりすれば取り除くことができるのです。

このコラムでは以下の内容を解説していきます。

  • 木の根を放置するリスク
  • 木の根を処分する方法
  • 業者に抜根を依頼する際のポイント

参考にしていただければ、安全に木の根を処分する際の役に立ちます。

ただし「自分で木の根を処分するのは難しそうだ」「作業する時間を取れない」という方には、業者に依頼するのがおすすめです。
経験のない方には難しい作業なので、まずは伐採110番の無料見積りをぜひお試しください。
伐採はもちろん、抜根や作業後の後片付けまでまとめてスピーディに対応いたします。

放置厳禁!?伐採した庭木の根っこは早めに処分しよう!

庭木を伐採して残った木の根っこは放置をしてはいけません。木の根っこを放置すると、さまざまなリスクをともなうからです。木の根っこを放置してはいけない理由について以下で解説していきます。

生きている根っこは成長し続ける

生きている根っこは成長し続ける

庭木を伐採しても、根が死んでいないことがあります。木の根っこが生きている限り成長し続けるため、伐採だけでは根本的な解決にはなりません。伐採されても木の根は、周りの養分を吸い続け、根をどんどん広げていきます。すると、木の根っこの周りに植えてある植物の成長に影響を及ぼすことになるのです。

ケガのもととなる

木の根っこを残したままにしておくと、ケガのもとになります。木の根っこがあると、地表に凸凹したでっぱりができるため、足をぶつけたり、転倒の原因になったりするのです。木の根っこが原因で大きなケガをする前に、早めの対処をおすすめします。

地中の配管に絡まる

先ほど、木の根っこは枯れることなく成長し続けることがあると紹介しました。木の根っこが地中でどんどん広がることで、周囲の植物だけでなく地中の配管にも影響を与えることがあります。

木の根っこが地中の配管に絡まり、つなぎ目から配管内に侵入することで水が流れない、流れが悪いといった弊害を引き起こすのです。また、根の絡まりの状況が悪化すると、配管が破壊されることもあります。

悪臭・害虫の発生原因となる

また、残された木の根っこが腐敗すると悪臭や害虫の原因になるかもしれません。シロアリは、枯れた木などを餌にしています。

そのため切り株を放置しておくと、シロアリが寄ってくるようになるのです。シロアリが放置された切り株に寄り付くようになると、そのうち巣を作るようになり、繁殖をして家屋にまで浸入されるおそれがあります。

家屋がシロアリ被害にあうと、柱や床などの木材が食害に遭い最悪の場合、地震による倒壊の危険性が出てきます。景観が悪くなるだけでなく、家屋の安全性も損なわれるので残った木の根っこは早めに取り除きましょう。

木の根っこの処理方法にお困りなら、伐採110番へご相談ください。
伐採110番では、抜根作業をおこなえる業者をご紹介しています。
全国を対象に受け付けておりますので、抜根作業ができる業者をお探しならお気軽にご連絡ください。

切り株・木の根っこの処分方法は大きく3つ

切り株・木の根っこの処分方法は「掘り出す」「薬剤の使用」「業者に依頼」の3つあります。ここからは、切り株・木の根っこの処分方法を解説していきますので、参考にしてみてください。

方法1:掘り出す

掘り出す

すぐに自分で処理をしたい方は、切り株・木の根っこを掘り出す方法がおすすめです。切り株・木の根っこを掘り出すときに必要な道具は以下のとおりです。

  • シャベル
  • ノコギリやカッター
  • 汚れてもいい服
  • 軍手
  • 長靴

次に、切り株・木の根っこを掘り出す手順を紹介していきます。

  1. シャベルを使って切り株の周りを掘る
  2. 根の広がりに沿ってより土を掘り進める
  3. 切り株側面の細い根をノコギリで切断
  4. 切り株側面の太い根をノコギリ(または電動ノコギリ)で切断
  5. 切り株の下に張っている根を切断
  6. 切り株を持ち上げる

切り株を引き抜くことができたら、穴を埋めて作業終了です。ノコギリなどの刃物で手を切らないように注意しながら作業をしましょう。また、体力的には困難な作業になりますので、無理をせずにおこなってください。

方法2:薬剤を使用する

薬剤を使って切り株を処理する方法を紹介します。切り株を枯らすための薬剤には、根を枯らすグリホサート系の成分を含んだものがおすすめです。

作業は、切り株の切断面に薬剤を塗り付けたら終わりです。切断面が枯死していたり、ふさがってしまっていたりする場合は、ドリルで穴をあけてそこに薬剤を投与しましょう。すると次第に枯れていきます。

薬剤を使用した方法は、女性や高齢者の方でも簡単におこなうことができます。ただし、強い薬剤を使用するため、周りの植物までも枯らしてしまう可能性が高いです。雨の日に使用をすると薬剤が流れてしまうので、晴れが続く日におこないましょう。

また、枯れた根をそのまま放置しておくと害虫が発生してしまうことがあります。そのため、根が枯れたら引っこ抜いておきましょう。

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方法3:業者に依頼する

自分で抜根することに自信がない、時間をかけずに抜根したい方は業者に依頼をしましょう。抜根作業は体力的に大変だったり、ケガをしたりと危険がともないます。抜根作業や道具の使い方になれている業者に依頼をすれば、迅速に対応をしてくれるでしょう。

抜根を業者に依頼をすると、以下のような流れで作業が進んでいきます。

  1. 業者に相談または依頼をする
  2. 事前に現地調査をおこない見積りを出す
  3. 後日、業者が必要な道具や機材を用意し抜根
  4. 見積りをもとに支払い

業者に抜根を依頼したときのおおまかな流れは、以上のようになります。業者によっても、作業の流れは異なりますので気になる方は直接問い合わせてみるとよいでしょう。

抜根作業をおこなう業者をお探しなら、伐採110番へご相談ください。
伐採110番では、要望に沿った抜根のプロをご紹介することが可能です。
無料で相談を承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

業者に依頼するのが最も確実かつ効率的!

切り株・木の根っこの処理方法の中でも、業者に依頼をするのが最もおすすめです。それは、抜根作業は素人には難しく、業者に依頼をするメリットが大きいからになります。ここからは、「抜根作業が素人に難しい理由」「業者に依頼をするメリット」について詳しく解説していきましょう。

抜根作業が素人には難しいといわれる理由

抜根作業が素人には難しいといわれる理由

木の根は、浅く広範囲に広がるようにして伸びていく特徴があります。木の根っこは、酸素を求めて浅い場所で隙間を埋めるように伸びていくのです。細い庭木や低木でも、地中の根っこは広範囲に張り巡らされていることがあります。そのため、張り巡らされた根を素人がすべて取り除いて抜根することは難しいのです。

また、根は絡みあうことで幹を支える性質ももっています。根と根が重なるとくっつく(癒合)ようになるのです。複雑に絡み合い、太くなった根っこを切断するのはなかなかの重労働になります。

さらに、根は地中の配水管へ絡みつき、配管同士の間から根が入り込み水の流れを遮ることがあります。配管だけでなく家の基盤に絡みついたり、お隣の家へ侵入したりすることもあるのです。

素人が下手に抜根作業をすると、配水管や家の基盤を傷つけてしまうおそれがあります。お隣の家まで侵入してしまった場合は、素人が抜根することは難しいです。抜根作業にはさまざまなリスクや大変さがともなうため、業者に依頼をするのがよいでしょう。

業者に依頼するメリットとは

業者に抜根作業を依頼すると、安全性が保障されます。自分で掘り起こすとなると、ノコギリなど刃物を使って、根を切断しなければなりません。

木の種類によっては、根が太く切断が難しいものもあります。誤って手を切ってしまったり、長時間同じ姿勢で腰を痛めてしまったりすることがあるでしょう。業者に依頼をすれば、ケガや事故の心配がありません。

また、抜根の経験や知識が豊富な業者に依頼をすることで、素人が作業するよりも確実に速く抜根をすることができます。素人では、なかなか取り除くことができない根っこでも、業者なら短時間で対処してくれるでしょう。

抜根作業の依頼を検討中でしたら、伐採110番へご相談ください。
伐採110番では、抜根の経験や知識が豊富な業者を紹介させていただきます。

抜根作業を依頼する前に「費用」と「ポイント」を知っておこう!

抜根作業を依頼する前に費用の相場を知って、適正料金を見極める判断材料にしましょう。また、業者選びのポイントをおさえておくことで、対応などのサービス面で納得いく業者を見つけ出すことにつながります。ここからは、抜根作業の費用とポイントについて紹介していきます。

抜根作業の費用相場

抜根作業の費用相場

抜根の費用は、幹周りの大きさによって変わります。大きさごとに抜根費用の相場を以下にまとめました。

  • 幹周り30cm以下:約5,000円~1万円前後
  • 幹周り31~50cm:約7,000円~2万5,000円
  • 幹周り51~80cm:約2万5,000円~4万円前後

上記の費用以外に、重機の使用の有無や抜根の難易度によって数万円ほどかかってくる場合があります。また、抜根作業は、切り株の状態であることが前提です。切り株でない場合は伐採料金もかかります。ほかにも、幹や根の回収費用があわせて1万円前後かかることがあるため、依頼の際には見積りを取って確認しましょう。

抜根の依頼先を決めるうえでのポイント

インターネットで抜根の依頼先を検索すると、たくさんの業者が出てきます。数ある業者の中から、どうやって業者を選べばいいのか迷いますよね。そこで、抜根の依頼先を決めるうえでのポイントを紹介します。

作業内容を事前に説明してくれる業者

抜根をする前に、作業内容を事前に説明してくれる業者は安心できます。説明なしに作業をされてしまうと、「予想と違った!」「そんな風に作業してほしくなかった」などギャップが生まれてしまうかもしれません。

また大木になると、重機が必要だったり廃棄するのにトラックが必要だったりすることがあります。事前にわかっていれば、多めにお金を用意しておいたりお庭を片付けたり準備をすることができるので安心です。

費用が明確な業者

費用があいまいな業者は親切とはいえないでしょう。あいまいな料金設定では、多めに費用を取られていたとしても気づきません。そのため、どの作業にどれだけの費用がかかるのか明確に提示している業者を選ぶようにしましょう。

1本から抜根依頼ができる

なかには「〇本から依頼受け付け可能」といった業者があります。一般家庭での抜根は、いくつもの幹の抜根を依頼することはあまりないでしょう。そのため、必ず1本から対応をしてくれるのか確認をしてから依頼をするようにしてください。

数ある業者の中から、自分にあった信頼できる業者を見つけるために以上のポイントを意識して探してみてください。

費用をおさえるなら「相見積り」をしよう!

少しでも、抜根作業の費用をおさえたいなら「相見積り」がおすすめです。相見積りとは、2社以上の業者を対処に同じ条件で依頼をしたときにかかる費用や作業内容を比較することです。複数の業者を比較することで、より自分の条件にあった業者を選ぶことができます。

伐採110番でも、抜根作業をおこなう業者を紹介しています。
ご自身にあった業者を探したいなら、お気軽にご相談ください。

場合によっては抜根できないこともある

木の根っこの生え方や周りの環境によっては抜根できないことがあります。木の根っこが建物や配水管に複雑に絡みついており、抜根をすることで倒壊、破損するおそれがある場合は抜根することができません。

このような場合は、一部だけ根を取り除き、残った根を薬剤で枯らせる方法で対処することになります。しかし、枯れるまでに時間がかかったり、周りの植物に影響を及ぼしたり、枯れたらシロアリが湧いたりする弊害もあるのです。

どんな場合において抜根ができないのかは、業者でないと判断が難しいでしょう。そのため、抜根を検討中の場合は、まずは業者へ相談をしてみてはいかがでしょうか。

木の根っこの処分なら伐採110番にお任せください

伐採110番は樹木の伐採から抜根、切った木や根っこの処分までまとめてお任せいただけます。

「不要な庭木をラクに処分したい」
「伐採後の土地を有効活用したいからすぐに木の根を処分してほしい」

という方も、伐採110番ならスピーディーに対応可能です。

しかも、伐採110番では伐採のプロによる現地調査とお見積りを無料でおこなっています。
木の大きさや生え方を考慮して総額のお見積りを提示するため、作業後に追加料金が発生する心配がありません。
ご契約前ならいつでもキャンセル可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。

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