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屋外の防犯カメラを選ぶ3つのポイントと設置するときの注意点まとめ

屋外の防犯カメラを選ぶ3つのポイントと設置するときの注意点まとめ

 

防犯カメラには屋内用と屋外用があり、屋外用の中にもさまざまな種類があります。平均的な性能のものから高性能のものまであり、機能もたくさんあるため設置個所にはどのような機能が必要なのかを知っておく必要があります。

 

これだけ種類があると、どれを選んだらよいのか迷ってしまいます。そこで防犯カメラを選ぶ際に何を重視して決めるのかを3つのポイントにまとめました。

 

また、防犯カメラを自分で設置するときの簡単な手順や注意点についてもご紹介します。

 

 

 

屋外用防犯カメラを選ぶ際の3つのポイント

屋外で使用するということは決まっていても、屋外用の防犯カメラの種類は豊富なためどれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。

 

ここでは防犯カメラを選ぶ際に重視すべきポイントに注目し、さらに3つのポイントごとに適している防犯カメラについて説明していきます。

 

ポイント1: 防犯カメラの機能で選ぶ

防犯カメラにはさまざまな機能があります。屋外使用するのであれば、夜間もきちんと撮影できるものがよいでしょう。

 

夜間でもきちんと撮影するためにデイナイト機能や赤外線LED機能、人感センサーライト機能などさまざまな機能があります。これらを搭載した防犯カメラを選ぶことで夜間の撮影も可能となります。

 

また、駐車場など、遠くまできちんと撮影したい場合には望遠レンズの付いたものにする必要があります。最短撮影距離や最大フレームレート数などの撮影機能について知っておくことも大切です。

 

近年、スマホ対応のレコーダーを使用することで防犯カメラの映像をスマホから見ることができます。このような機能の中から何を使用するかで選ぶのも一つの方法です。

 

ポイント2: 設置する場所で選ぶ

設置場所によっても用いる種類も変わってきます。

 

● 軒下やガレージには防滴用カメラ

棒や車上荒らしの防止、警察へ渡す証拠を確実に残すために防滴用カメラが使用される場合が多いです。風によって直接雨がかかることもあるので防滴用カメラが適切です。

 

● 建物のエントランスや玄関などの出入り口にはボックス型カメラ

不審者の侵入が無いかなどの確認目的で使用される場合が多いです。ボックス型は目立つため、犯罪の抑止力として効果的です。出入り口は雨風を受けることからも、安定したボックス型が適しているといえます。

 

● ベランダなど建物の周辺には防雨カメラ

ベランダからの侵入防止や建物へのいたずら防止の目的で設置されることが多いです。雨風を直接受けるため防雨カメラが適しています。

 

ポイント3: 防水ができるかどうかで選ぶ

屋外に設置する以上雨風を受ける可能性が出てきます。防犯カメラは電子機器なのでしっかりと防水対策を取る必要があります。防水できる種類かどうかでカメラを選ぶのも有効です。

 

防犯カメラから雨を防ぐにはハウジングというケースを使用します。このハウジングには、防犯カメラを入れて防水するタイプと、防犯カメラとハウジングが一体化しているタイプの2種類があります。

 

希望の防犯カメラをすでに購入してある場合には、ハウジングを購入し中へ入れれば防水力を高めることができます。ハウジングと防犯カメラが一体化しているタイプの購入を考えている方は、希望の機能や性能がそろっている機種を選択するとよいでしょう。

 

屋外に防犯・監視カメラを設置するときの注意点

屋外に防犯・監視カメラを設置するときの注意点

 

屋外用防犯カメラを自分で設置する際には用意するものも多く、防犯カメラ本体を取り付けるだけでなく電源の通線ケーブルの配線などさまざまな作業を行う必要があります。

 

ここでは防犯カメラ設置の際に気を付けるポイントについて見ていきます。

 

防犯カメラ設置で用意するもの

▶ 録画が必要ない場合

  • ・防犯カメラ
  • ・屋外配線保護用PF管
  • ・PF管固定用サドル
  • ・結線部分保護用ジョイントボックス
  • ・PF管ジョイントボックス接続用ロックナット
  • ・屋内配線保護用のモール
  • ・防水パテ
  • ・電動ドライバー

 

▶ 録画が必要な場合

  • ・録画用レコーダー
  • ・ディスプレイ
  • ・ケーブル
  • + 録画が必要ない場合に用意するもの

 

▶ インターネットを使って映像を見る場合

  • ・ネットワーク対応デジタルレコーダー

 

防犯カメラの設置方法

防犯カメラをどこへ設置するかで設置方法が変わってきます。ここでは壁面への設置とポールへの設置の2種類を簡単に説明します。

 

● 壁面への取り付け

  • ・胴縁部分から壁にネジを通せるように固定する
  • ・工具でネジを壁にはめる(コンクリートや銅板への取り付けの場合は電動ドリルなどを使用する)
  • ・電源ケーブル配線する

 

● ポールへの設置

  • ポールへ取り付ける場合にはポール自体に穴を空ける必要はありません。
  • ・市販のポールバンドやステンレスバンド、市販の取り付け自在板をポールへ取り付ける
  • ・そこへ防犯カメラを取り付ける
  • ・電源ケーブルを配線する

 

設置をするときに気を付けること

カメラの重量によっては、取り付ける壁面やポールの材質や構造状強度が弱く落下してしまうこともあります。そのため取り付ける場所の材質や構造とカメラの重量について注意する必要があります。

 

また、電源ケーブルが屋外へむき出しの場合すぐに劣化してしまうため、保護用の管を使用するなど工夫が必要です。

 

電源供給を確保するのにも注意が必要です。付属のケーブルで配線する場合には室内へケーブルを通す必要があります。距離が遠い場合電源延長コードが必要になる場合もあるため注意して設置しましょう。

 

 

電源不要の屋外用防犯カメラもあります

防犯カメラの中には電源が不要のものがあります。これは電源を確保できなくても乾電池で動くタイプの防犯カメラです。防犯カメラ設置は自分で行うには難しい作業です。そこで取り外しの簡単な電源不要タイプを使用するのもおすすめです。

 

 

乾電池で動く防犯カメラのメリット・デメリットは以下のようなものがあります。

 

▶ メリット

  • ・取り外しがしやすい
  • ・設置コストがあまりかからない
  • ・電気工事が必要ない
  • ・本体価格は電源が必要なものより比較的安い

 

▶ デメリット

  • ・乾電池の交換が必要
  • ・レコーダーと無線で繋がっているものは映像が乱れやすい

 

まとめ

防犯カメラを設置する際には以下のことに気を付けましょう。

 

  • ● カメラの機能、設置する場所、防水できるかどうかをもとに条件に合った防犯カメラを選択する
  • ● 録画機能をつけるかどうかで用意するものが変わってくる
  • ● 防犯カメラの重量に気を付けて丈夫な場所へ設置する
  • ● 電源を引けない場合に使用できる電源不要タイプの防犯カメラもある

 

これらのことに気を付けて、使用目的に合った防犯カメラを選びましょう。