強烈なイタチの臭いをいますぐ消臭!悪臭対策と駆除方法を解説

イタチの臭いは強烈!肛門からの悪臭などといった被害への対策方法を紹介

イタチの臭いは強烈でとんでもない悪臭です。

その理由の詳細は後述しますが、イタチの食性および肛門回りの臭腺が原因になっています。

そのためイタチを駆除せずに放置をすると悪臭がどんどん広まり、自身への健康はもちろん、近所迷惑になるおそれが出てきます。

こうなるのはマズいですよね。

そのため、イタチによる悪臭被害が拡大しないよう早急な対策が必要です。

そこでここではイタチが悪臭を放つ原因・悪臭対策・イタチを駆除する方法をご紹介いたします。

自分でイタチ対策をする際の参考にしてくださいね。

なお、もしも「被害が拡大する前に今すぐイタチを駆除したい!」のであれば、害獣110番にご相談ください。

経験豊富なスタッフが迅速に対処いたします。

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イタチの臭いが強烈な原因|肛門から悪臭を!

イタチのフンはもちろん、イタチの体からは強烈な悪臭がします。

イタチは肉食寄りの雑食性であり、様々なものを食べるからです。

具体的には以下のモノを食します。

  • カエル
  • ネズミ
  • 鳥類
  • 昆虫類
  • 甲殻類
  • 魚類

参考:国立環境研究所|ニホンイタチ(最終閲覧日4月21日)

こうしてみると本当にいろいろなものを食べていますよね。

イタチはこういった生物たちを喜んで食べるため果実を好む動物よりもフンや体臭のニオイが強烈なのです。
そのため、強烈な悪臭を放つイタチが屋根裏に住み着いてしまうと、屋内や近所に多大な迷惑をかけてしまいます。

被害が深刻化する前に、早めの対処をすべきでしょう。

【関連記事】イタチの好きな食べ物、嫌いな食べ物。家の食物が餌とならないためにできること

イタチの肛門から放たれる悪臭も強烈!

イタチはスカンクと同様に、肛門回りに臭腺を持っています。

そのため外敵に襲われたときにこの臭腺から悪臭(いわゆるイタチの最後っ屁)を放つのですが、これがまた強烈に臭い。

万が一衣服にでもかかってしまうと、悪臭が数日落ちません。

したがってイタチに近づくのであれば、防護衣服など着用するのがよいでしょう。

もしも防護服を持っていないのであれば、ダメになっても良い衣服を着てくださいね。

イタチを駆除する前にとりあえず悪臭対策を!

イタチをすぐに捕獲することができれば良いのですが、なかなかそうはうまくいきません。

そのため、場合によっては駆除よりも悪臭対策を優先させた方が良いこともあります。

悪臭が原因で体調を崩すかもしれないからです。

そこで悪臭対策として、強烈な消臭効果を持つ液体を2つご紹介しますね。

【悪臭対策に有効な液体】

商品名 料金 内容量
小動物用抗菌液 5,500円 500ml
下地用消臭抗菌液 107,250円 20L

1.小動物用抗菌液

小動物用抗菌液は小動物の排便排尿による強烈な悪臭対策に使える液体です。

この特殊な液体は酵素が悪臭を分解するメカニズムを化学的に再現したもの。

そのため、悪臭・獣臭・マーキングの臭いへの消臭効果を期待できます。

業者の到着を待つ間、もしくは行政からの捕獲許可が下りるまでの悪臭対策に貢献するはずですよ。

2.下地用消臭抗菌液

下地用消臭抗菌液とは室内に染み付いたペット臭を取り除くことを目的に開発された特殊な液体です。

このタイプは床などの下地材に直接スプレーするものなので、強烈な悪臭を長時間消臭することが可能です。

ただ、価格が高すぎるのがネック。

とりあえずは先ほどご紹介した小動物用抗菌液を試してみて、それで効果が無かったときの最終手段として使ってみてください。

なお、イタチから受ける被害は強烈な悪臭だけにとどまりません。

ほかにも被害を受けるケースが多々あります。

あまりにも被害がひどく早急な対策が必要なときは、害獣110番にご相談ください。

迅速に対処いたします。

強烈な悪臭以外にイタチがもたらす5つの被害

万が一イタチが屋根裏や軒下に住み着いてしまうと、以下の被害を受けるおそれがあります。

イタチがもたらす被害
  • 屋根の断熱材を剥がされる
  • 家が腐食する
  • 害虫が発生する
  • イタチに引っかかれる
  • 騒音

屋根の断熱材を剥がされる

屋根裏に現れたイタチは断熱材を引きはがすことがあります。

断熱材を使って、巣を作るためです。※1

イタチからすれば断熱材は暖かい『夢のような素材』です。

そのこともあり、断熱材をベッド代わりに使うイタチもいるとか。

このような事情もあり屋根裏にイタチが住みつくと、断熱材が被害を受ける確率はとても高いです。

※1参考:堺市|イタチでお困りの方へ

家が腐食する

イタチが家に住み着くと、家が腐食します。

イタチがフンや尿を毎日毎日行うからです。

その結果、家のなかがドンドン腐食していきます。

イタチのフンや尿は悪臭を放ちだけでなく、こういった物質的被害も受けるので、早急に対処すべきです。

【関連記事】【画像あり】イタチのフンの特徴と対策!大きな被害を受ける前に

害虫が発生する

イタチが家のなかでフンや尿を巻き散らかした結果、そこから害虫がわき出します。

害虫がわき出すと、害虫を媒介として感染症にかかるかもしれません。

とくに気温が高くなってくる春や夏頃は、害虫の動きが活発になります。

そのため短期間で害虫が爆発的に広がるおそれも。

自分の手に負えないほど害虫が発生してしまったときは、業者に相談をした方が良いでしょう。

イタチに引っかかれる

うかつにイタチに近づくと、引っかかれるかもしれません。

イタチは非常に攻撃的な性格をしているからです。

そのため、イタチにはむやみに近づかないようにしましょう。

もしもどうしても近づかなければならないのであれば、手袋や長袖のシャツを着るなど、防備を万全にしてからがよいでしょう。

騒音

イタチが家に住み着くと、騒音で悩まされることが多いです。

そもそもイタチの体はネズミなどの小型動物よりも大きいです。

つまりはイタチの一挙手一投足の動作音も大きくなるということ。

そのため、イタチの騒音で悩まされる人が多いのです。

ちなみに、イタチの体長は以下のようになります。

【イタチの体長データ】

イタチの種類 オスの体長(頭胴長) メスの体調(頭胴長)
ニホンイタチ 27~37cm 16~25cm
チョウセンイタチ 28~39cm 25~31cm

個体差がありますが、イメージとしては30cm物差しぐらいの大きさがあるということ。。

つまりは結構な大きさの動物が屋内をアチコチに動きまわるわけです。

したがってイタチが動き回る音は、ネズミとは比べ物にならないぐらいの騒音がすることを覚悟した方が良いでしょう。

なお、イタチから受ける被害の細やかな対策方法は『イタチ被害の特徴と対策|騒音や悪臭をピタッと止める追い出し術』で解説しています。

イタチの駆除に使える道具一覧

上述した被害を食い止めるためにはイタチを家から追い出す、もしくは捕獲する必要があります。

ここではその時に役立つ道具をご紹介しますね。

イタチの駆除に使える道具
  • 忌避剤
  • 捕獲器

忌避剤

忌避剤とはイタチが嫌う臭い成分を放つ薬剤のことです。

この忌避剤を使うことでイタチを屋内から追い出すことができます。

イタチは匂いに敏感な動物だからです。

臭いに敏感な生き物が嫌がるものをあちこちに設置すれば、嫌がる姿が目に浮かびますよね。

そのため、屋内からイタチを追い出したいときは忌避剤を使ってみてください。

なお、忌避剤の使い方は後ほどご紹介いたします。

捕獲器

イタチを捕獲する際は捕獲器を使いましょう。

撒き餌と併せて使えば、イタチを捕獲する確率がグッと上がりますよ。

なお、捕獲器には具体的に以下のモノがあります

  • 捕獲カゴ
  • 捕獲トラップ

なお、害獣とはいえイタチは鳥獣保護管理法で守られている動物です。

そのため、基本的にはイタチの体を傷つけることがない捕獲器を使うとよいでしょう。

ただし、カゴを設置できないような狭い通路には捕獲トラップを設置するしかありません。

状況に応じて対処してくださいね。

【関連記事】イタチの駆除は追い出しと封鎖!今から5分後に騒音・悪臭が止まる撃退方法

強烈に臭いイタチへの対策方法

イタチ対策の具体的な方法は以下のとおりです。

イタチ対策の方法
  • イタチが好む場所に忌避剤を設置する
  • 捕獲する

イタチが好む場所に忌避剤を設置する

イタチが好む場所を中心に忌避剤を設置しましょう。

そうすればイタチを追い出すことも可能です。

ちなみに、イタチが好む場所は以下のとおりです。

  • 床下
  • 屋根裏
  • 壁の隙間

こういった場所に忌避剤を設置してくださいね。

ただし、こういった場所は基本的に人の手が届かないもの。

そのため、一般の人がこの世運場所に忌避剤を設置することは正直難しいです。

もしも自分で設置するのが難しいと感じたのであれば、害獣駆除110番にご相談ください。

迅速に対処させていただきます。

捕獲する

イタチを捕獲する際の手順は以下のとおりです。

  1. イタチがよく通るルートを探す
  2. 捕獲かごを置く
  3. 金属の臭いを消す
  4. イタチが好む食べ物を置く

1.イタチがよく通るルートを探す

まずはイタチがよく通る道を探しましょう。

イタチが行き来しないところにわなを仕掛けても意味がないからです。

そのため捕獲器を設置するときは、イタチが頻繁に利用する通路を特定し、その場所に置くことが重要なのです。

しかしそうは言っても「好む場所ってどこだよ?」と疑問に思う人も多いハズ。

見つける際のヒントとしては、狭くて薄暗い場所を探してみてください。

イタチは狭くて薄暗い場所を好む傾向にあるからです。

場所探しに苦労している場合は、この『狭い・薄暗い』の2点を意識して探してみてください。

なお、この場所の具体例をあげると以下が考えられます。

  • 田んぼの用水路
  • 道端の溝
  • 屋根裏や軒下に続く隙間

これらはあくまで一例ですが、探す際の参考にしてくださいね。


2.捕獲かごを置く

イタチがよく通る道が見つかったら、そこに捕獲かごを設置しましょう。

ただし上述したように、場所によっては狭すぎるためかごを置けないことがあります。

そのときは小型のカゴもしくは捕獲トラップを置いて下さいね。

もしも大型の捕獲かごしか用意していないのであれば、狭い通路の入り口にかごを置くとよいでしょう。


3. 金属の臭いを消す

かごから金属の臭いを消してください。

既述したように、イタチは匂いに敏感な生き物です。

そのため、場合によってはかごの金属のニオイだけで危機を察知されてしまうかもしれません。

その結果、捕獲かごを迂回および屋内に侵入されることも十分に考えられます。

苦労して設置場所を見つけたのに、これでは意味がありませんよね。

こういった事態を回避するためにも、かごから金属の臭いがしないようにしておきましょう。

具体的にはかごに泥や土を塗りつけるとよいです。

そうすれば金属特有のにおいが和らぎます。

試してみてくださいね。


4.イタチが好む食べ物を置く

かごの中にイタチが好む食べ物を設置しましょう。

イタチは雑食性なので基本的には何でも食べますが、撒き餌効果を高めるためにも好むものを置く方がGoodです。

具体的には以下のものを設置してくださいね。

  • 魚のすり身
  • ハム
  • ミンチ肉
  • 生肉

イタチは肉食なので、こういった食べ物には目がありません。

安いものでも良いので、できる限り上記の物を撒き餌に使ってくださいね。

ただし、いくらイタチが好きとはいえ撒き餌のコンディションはなんでも良いわけではありません。

乾燥してパサついたり腐食して異臭がしたりすれば、食いつきが悪くなるかもしれません。

したがって撒き餌の状態を定期的にチェックおよび交換してくださいね。

また、イタチの捕獲方法に関しては『イタチ捕獲の成功のカギは罠と餌にあり!法律を守って安全に処分する方法』にて詳しく解説しています。

イタチの捕獲には狩猟資格もしくは行政からの許可が必要

そもそもイタチを捕獲するには狩猟資格の取得もしくは行政からの許可が必要になります(ニホンイタチはオスのみ狩猟および捕獲が可能)。

既述したように、イタチは鳥獣保護管理法で守られているからです。

そこでここでは、必要な狩猟資格の取り方と行政からの許可を得る手順を解説しますね。

必要な狩猟資格の取り方と費用

狩猟をする際に必要になる資格は以下のとおりです。

【狩猟に必要な免許とかかる費用】

狩猟に必要な資格 費用 県民税の所得割の納付を要しない者である場合の金額
網猟免許 8,200円 5,500円
わな猟免許 8,200円 5,500円
第一種銃猟免許 16,500円 11,000円
第二種銃猟免許 5,500円 なし

2021年4月21日時点

現時点では最低でも5,500円、下手をすると16,500円もの費用がかかります。

自分で駆除するにもかかわらず、これだけの費用がかかるのは割に合わないかもしれませんね。

それに付け加えて、自分で狩猟する場合はなんと行政の申請も必要です。

つまり運転免許のように『資格があればいつでもどこでも行使がOK』というわけではないということ。

これはとても煩わしいですよね。

もしも「これはめんどくさいな」「そんなに悠長なこと言ってられないよ!」というときは、害獣駆除110番にご相談ください。

迅速に対処させていただきます。

行政からの許可の取り方

行政からの許可を取る際は、以下の手順に従って申請をしてくださいね。

  1. 狩猟者登録申請書を都道府県に提出
  2. 狩猟免状の提示
  3. 損害賠償能力を証明するもの(損保保険会社の証明書など)
  4. 自身の写真
  5. 登録手数料(1,800円)の支払い
  6. 狩猟税の支払い

これで申請は完了です。

すると後日に許可が下りるはずです。

許可が出るまで、イタチの駆除は待ってくださいね。

イタチ被害対策後の基本!侵入口の封鎖

屋内からイタチを追い出した、もしくは無事に駆除できた後は、屋内への侵入口を徹底的に封鎖しましょう。

同じように侵入され、被害が再び発生することを防ぐためです。

追い出した後のイタチが再び戻ってくることも考えられますので、きっちり予防対策をしておきましょう。

なお、おすすめの予防策としては『金網』がおすすめです。

金網であれば設置場所を問いませんし、丈夫なので破られる心配もありません。

イタチの侵入対策としてはうってつけのアイテムですので、ぜひ使ってみてくださいね。

ただし、金網の目があまりにも大きいとその隙間から侵入されてしまうかもしれません。

そのため、金網はなるべく目の小さい『1mm未満』がおすすめです。

この大きさであれば、間をぬって侵入してくることはないでしょう。

ちなみに、1mm金網の価格はサイズにもよりますが1,000円前後です。

ネットショップで購入できますので、検討してみてくださいね。

まとめ|イタチの臭いは強烈なので迅速に対策をしよう

イタチの臭いが強烈かつ悪臭である理由がわかりましたね。

こういった悪臭は屋内に染み付くと、なかなか取れないもの。

そのため早急な対処が必要です。

もしも自分で悪臭対策をするのであれば、ご紹介した小動物用抗菌液などの特殊な液体を使ってください。

一般の消臭剤よりも高い効果を期待できますよ。

いっぽうで、早急にイタチ対策および捕獲をしたいのであれば、害獣110番にご相談ください。

迅速に対処いたします。

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