アスファルトの雑草を放置してはいけない!効果的な除草方法と予防策
雑草はアスファルトの隙間からも生えてきますし、放置していると立派に育ってしまいます。「アスファルトで舗装してあるから、そのうち成長できなくなって自然に枯れるだろう」と楽観視してはいけません。
この記事を読んで、アスファルトの雑草の駆除方法、予防方法について知っていきましょう。適切な道具や除草剤を使用することで、面倒な除草作業も少しは楽にすることができますよ。お庭や駐車場のアスファルトから生えてきた雑草は、生い茂って手がつけられなくなってしまう前にきちんと除草しましょう。
目次
アスファルトの雑草を放置するリスク
アスファルトの隙間の雑草を甘く見てはいけません。この章では、アスファルトの雑草を放置することによって起きるさまざまな問題をご紹介します。
雑草はアスファルトを突き破る!
雑草はアスファルトを突き破って生えてくることもあります。「雑草根性」なんて言葉もあるように雑草は生命力が強いため、少し放置していたらあっという間に成長・繁殖して手に負えなくなってしまうかもしれません。
【リスク1】見栄えが悪くなる
せっかく庭に花を植えてきちんと掃除していても、目立つ雑草がちらほら生えているだけで、一気に景観を損なってしまいます。また、雑草がのび放題で荒れていると治安が悪いイメージを持たれやすくなってしまいます。
【リスク2】害虫がやってくる!
ダニや青虫など、雑草の葉をえさとする害虫がやってきてしまうおそれもあります。さらに、草がぼうぼうと生い茂る段階になると、ヘビなどの害獣の恰好の隠れ場所となってしまいます。
【リスク3】雑草がご近所トラブルに!?
雑草はあたりの景観を損なう上、お隣の敷地まで侵入・繁殖してしまうなどのご近所トラブルにもつながるかもしれません。また、雑草の中には嫌なニオイを発するものもありますし、雑草の花粉やキノコの胞子がアレルギーの原因になることもあります。
このように、雑草が思わぬトラブルの火種となってしまうことがあるので「うちの庭に生えているぶんには大丈夫」と安心してはいけません。雑草を見つけたらご近所トラブルに発展してしまう前に除草しましょう。
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アスファルトの雑草を取り除く方法
この章では、アスファルトの雑草を手作業で取り除く際のポイントと、除草剤の効果的な選び方・まき方についてご紹介していきます。道具や除草剤を利用して、面倒な除草作業を少しでも楽におこないましょう。反対に、デメリットが多くておすすめできないのが塩を使った除草方法です。塩を使った除草の注意点も知っておきましょう。
手作業で除草
手作業で雑草を抜くときのポイントを3つご紹介します。
1.小さいうちに根元から抜く
雑草は根っこから抜かないと、地中に残った根から再生してしまいます。雑草が小さい段階であれば、よく育ったものより根からしっかりと引き抜くのが簡単でしょう。
2.地面が湿った状態で作業する
雨が降った翌日や、水をまくなどして地面をぬらしてから草抜きをしましょう。土がやわらかくなって草が抜きやすくなります。
3.道具を使って効率的に
アスファルトの隙間を素手だけで作業するのは大変です。きちんとした園芸用の道具を用意しなくても、使わなくなったフォークやマイナスドライバーで代用することもできます。
除草剤で枯れさせる
・生えている雑草に効果的な除草剤
生えてしまった雑草をすぐに処理したいときには茎葉処理型(ほとんどが液体タイプ)の除草剤を選びましょう。茎葉処理型はすでに地表に出てきている葉や茎に作用して雑草を枯れさせます。
・除草剤をまくタイミング
茎葉処理型に多い液体タイプは、雨上がりや朝露・夜露を避けて使用しましょう。雑草に水滴がついていて、薬剤が水滴と一緒に流れ落ちてしまうと本来の除草効果を発揮できないからです。
やってはいけない!塩をまく方法
塩をまいて土の塩分濃度を高めて雑草を枯れさせるという方法はおすすめできません。確かに除草効果はあるのですが、塩は土の中で自然に分解されません。つまり、今後、半永久的にそこに植物が育たなくなってしまうのです。
また、近所に畑がある場合は、雨で塩の混じった土が流れ出て作物を枯らせてしまうかもしれません。さらに、鉄筋コンクリート類の住宅や地下の配管類に悪影響をおよぼすおそれもあります。このように、リスクが大きいので塩による除草はおすすめできません。
なめちゃいけない!雑草パワー!
- アスファルトを突き破る
- 根を切断されても復活する
- 日当たりが悪くてもなかなかへこたれない
- 1日でも数十cmものびる雑草もある
このように、雑草は生命力が強いため放置しておくとあっという間に繁殖してしまいます。除草作業は面倒ですが、こまめにおこなうようにしましょう。
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雑草を予防する方法
1年のうちに何度も何度も時間や労力をかけて除草作業するのは大変でしょう。除草とあわせて、予防にも力を入れてみてはいかがでしょうか。
生えてきたらすぐ抜く
雑草が大きく育ってから除草するより、小さいうちに対処してしまいましょう。生えてきたらすぐに抜くことで、除草作業する回数は増えるものの1回の作業が楽になります。
予防として除草剤をまいておく
予防のための除草剤には、土壌改善型(ほとんどが顆粒タイプ)という土にゆっくり溶け出してゆるやかに効いていくタイプを選びましょう。顆粒が雨や土の中の水分で溶けて浸透していくため、土に長く薬剤がとどまって雑草の成長を阻害します。
日光を遮断する
雑草を生えさせたくない場所に防草シートをかぶせて予防するという方法もあります。日光を遮断することで雑草が光合成できなくなるため、雑草の発生や成長をおさえることができます。
より効果的で手軽に雑草対策をしたい方は、プロに依頼してみるのもよいでしょう。草刈りや雑草対策といった面倒な作業は、すべて“草刈り110番”にお任せください。
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まとめ
雑草は放置するとあっという間に成長・繁殖してしまいます。雑草があると見栄えが悪くなるだけでなく、アレルギーといった健康被害や嫌なニオイによるご近所トラブルにもつながりかねません。こまめな除草作業や適切な予防をおこない、お庭を美しく保ちましょう。
忙しくて頻繁に除草する時間がない方も、雑草をずっと放置しておくわけにもいきませんよね。そんなときはプロの手も借りながら、きちんと雑草対策していきましょう。
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