キッチンの排水溝がつまっているとき、重曹が効果的だと聞いたことがある方も多いでしょう。しかし、重曹をどのように使えばよいのか、肌が荒れるなど危険はないのかなど、わからないことも多く困っているのではないでしょうか。
そこで、この記事ではキッチンの排水溝つまりを重曹で解消する方法をご紹介します。重曹は、キッチンの排水溝だけではなくさまざまなお掃除で重宝されるものですので、使い方を知っておくと日々のお掃除で役に立つこと間違いなしです!
また、重曹以外の方法で排水溝をきれいにする手段もお伝えします。日々の水回りのお手入れに、ぜひ、活用してみてください。
目次
- ▼キッチンの排水溝つまりは重曹で解決!
- ・排水溝つまりに「重曹」が効く理由
- ・重曹はクエン酸との相性がバツグン!
- ・重曹とクエン酸を使ったつまり解消法
- ・キッチンの排水溝つまりをすぐ解決するなら?
- ▼重曹以外のお手軽つまり解決法!
- ・【方法1】雑巾とお湯を使う
- ・【方法2】パイプクリーナーを使う
- ・【方法3】ペットボトルを使う
- ・なかなかつまりが解消されない場合はプロを頼ろう!
- ▼キッチンの排水溝つまりを予防するには?
- ・【予防1】洗いもののあとはお湯を流す
- ・【予防2】ゴミ受けに丸めたアルミホイルを入れる
- ・【予防3】油汚れは布や新聞紙でふき取る
- ・【予防4】細かい目の水切りネットを使用する
- ・排水溝のつまりは早めに対処しましょう
- ▼まとめ
キッチンの排水溝つまりは重曹で解決!
キッチンの排水溝のつまりには、重曹が効果的です。まずは、重曹が排水溝つまりに効果的な理由や、さらに洗浄力をアップさせるための秘訣をご紹介します。
排水溝つまりに「重曹」が効く理由
排水溝のつまりに重曹が効果的な理由は、重曹がアルカリ性であるためです。キッチンでは、油汚れや生鮮食品などによる生ごみが発生しますが、これらの多くは酸性の汚れです。アルカリ性の重曹が酸性の汚れを分解して、排水溝の汚れや油を溶かしきれいにしてくれるのです。
また、キッチンの排水溝のお掃除以外にも、洗面所の排水溝のつまり除去やお料理などさまざまシーンで活躍します。消臭効果もあるので、排水溝の悪臭除去も期待できます。
重曹はクエン酸との相性がバツグン!
排水溝汚れに重曹だけを使用してもよいですが、さらに効果的に使うならクエン酸を併用しましょう。クエン酸は、重曹と反対の性質を持つ酸性タイプです。
排水溝に重曹をかけて上からクエン酸をかけると、ぶくぶくと泡が発生します。これを中和反応といい、この泡が汚れを浮かせて排水溝をきれいに洗浄してくれるのです。
重曹とクエン酸を使ったつまり解消法
重曹とクエン酸を使って排水溝のつまりを除去するときは、以下の手順でおこないます。ぜひ実践してみてください。
- 排水溝のカバーを取り外す
- 水溝に重曹(200ml)かける
- 重曹をかけたあとにクエン酸(100ml)かける
- お湯をかけて30分ほど放置
- 洗い流す
つまっている原因になるものは、高い温度によって分解されやすくなることが多いです。そのため約50度~65度のお湯を使いましょう。それ以上の温度だと排水管に亀裂が入ってしまうかもしれません。
重曹とクエン酸を同時に使用しても問題ないですが、強力な塩素系洗剤を混ぜると有毒ガスが発生し目を傷めてしまうなど危険です。絶対に使用する洗剤は間違えないよう気をつけましょう。
キッチンの排水溝つまりをすぐ解決するなら?
キッチンの排水溝のつまりをすぐに解決したいなら、業者にお任せしてしまいましょう。自分で解決法を調べながら作業するよりも素早く解決できるはずです。
「キッチンの排水溝がドロドロしている」「排水溝に触れるのは抵抗がある」という方は、ぜひ弊社「水110番」にご相談ください。お電話いただければ、お客様のもとへ弊社の提携業者が駆けつけ迅速に対処いたします。
重曹以外のお手軽つまり解決法!
キッチンの排水溝つまりでお悩みのとき、重曹以外にもお手軽に解決できる方法があります。ここでは、重曹以外の3つの解決法をご紹介します。汚れの程度に応じて、使いわけてみましょう。
【方法1】雑巾とお湯を使う
1つめは、「雑巾とお湯」を使った方法です。とても簡単ですので、雑巾があればすぐに実践できます。
- 排水口に雑巾をつめてシンクいっぱいにお湯をためる
- 勢いよく雑巾を引き抜く
この方法は、水圧を利用してつまりを除去することが可能です。それほどつまりがひどくないときは、雑巾とお湯でつまりを解決できるでしょう。
【方法2】パイプクリーナーを使う
2つめは「パイプクリーナー」を使った方法です。パイプクリーナーはホームセンターや通販でも手軽に購入できますので、ぜひ試してみてください。
- 排水溝のカバーを取り外す
- 排水トラップ(汚水や悪臭の逆流を防止する排水口にある器具)周辺の汚れをとる
- 排水溝にパイプクリーナーを流し込む
- お湯(40度から50度)をコップ1杯分排水溝内に流し込む
- 時間をおいてぬるま湯で流す
パイプクリーナーは薬剤ですので、使用するときは必ず製品の説明書や使用方法を確認してから使うようにしましょう。誤って目に入ってしまうなど事故が起こってしまったら、すぐに処置するのが大切です。
【方法3】ペットボトルを使う
3つめは「ペットボトル」を使う方法です。ペットボトルを使用するときは、雑巾を使用したときと同じように、水圧を利用してつまりを除去します。
- 排水口にペットボトルをつめてシンクいっぱいにお湯をためる
- ペットボトルの口をさしたままの状態でペットボトルの腹を何度か押してみる
ペットボトルを使用するときは、2リットルのものを用意しましょう。特別な道具は必要なく、簡単に用意できるのでお手軽ですね。
なかなかつまりが解消されない場合はプロを頼ろう!
「キッチンの排水トラップの流れが悪い」「いろいろやったけどつまりが解消されない」という方は、早めに業者に相談してみましょう。
排水溝のつまり解消を業者にお願いするときの費用相場は、約8,000円~30,000円です。費用に幅がある理由は、つまり具合やそれに応じてどんな道具を使用するかによって作業内容がかわるからです。
費用を詳しく知りたいときは業者に見積りを依頼し、詳しく調査してもらったうえで見積書を確認しましょう。複数の業者に依頼して見積りをとると、適正価格を知ることができるはずです。
弊社では、無料相談や無料見積りをおこなっております。「費用を知りたい」「相見積りをしてほしい」といったご希望、ご相談も大歓迎です。24時間365日、いつでもお電話お待ちしております。
キッチンの排水溝つまりを予防するには?
キッチンで排水溝つまりを起こす前に、予防することができれば悩むこともなく安心ですよね。
ここでは、日ごろからできるちょっとしたつまり予防法をご紹介します。特別な道具や大がかりなものは必要ありません。だれでも簡単にできるので、ぜひ本日から実践してみましょう。
【予防1】洗いもののあとはお湯を流す
まずは、洗いものが終わったらお湯を流すようにしましょう。キッチンの排水溝つまりは洗剤カスや油汚れが原因であることが多いので、お湯を流してすぐに汚れを溶かしておけば頑固なつまりに発展することを軽減できます。
脂っこい食べものやインスタントラーメンなどの残り汁は蓄積しやすいです。排水溝にはできるだけ流さないようにするか、流したあとにきちんとゴミを取り除いておくようにしましょう。
【予防2】ゴミ受けに丸めたアルミホイルを入れる
つぎは、ゴミ受けにアルミホイルを丸めて入れておく方法です。排水口のゴミ受けにアルミホイルを丸めて入れておくと、アルミホイルから発生する金属イオンが抗菌作用の役割を果たしてくれます。
アルミホイルを入れることで排水溝につきやすいぬめりが付着しにくくなるのですが、誤って排水溝内に落としてしまわないように気をつけましょう。
【予防3】油汚れは布や新聞紙でふき取る
つづいて、新聞紙で汚れをふき取る方法です。頑固な油汚れをきれいにしたいからといって、金属製のたわしやスポンジでシンクや排水溝を強く磨いてしまうと傷ができてしまいます。その傷に汚れや雑菌がたまりやすく、さらに不衛生な環境になりかねません。
油汚れをきれいにしたいときは、柔らかい布や新聞紙でふき取るだけでも十分きれいに汚れを落とせます。お料理のあと、新聞紙にしっかり油を吸わせてから捨てることでも少しは汚れを軽減できるでしょう。
【予防4】細かい目の水切りネットを使用する
さいごは、ゴミ受けに水切りネットを設置する方法です。水切りネットは、スーパーや100円ショップで簡単に入ります。また、できるかぎり細かい目のタイプを選べば、小さな食材カスもしっかりキャッチでき、あとは捨てるだけなので毎日のお手入れも楽になるでしょう。
水切りネットは、キッチン以外にもお風呂や洗面所の排水溝のつまりにも使用できますのでぜひ使ってみてください。
排水溝のつまりは早めに対処しましょう
「排水溝に触れたくない……」「自分でつまり除去できるか不安」という方は、ぜひ弊社にご相談ください。弊社は、キッチンの排水溝だけではなくお風呂や洗面所のつまりや水漏れなど幅広いお悩みに対応しております。
水回りは毎日使う、大切な場所です。できるだけ長く、清潔に使い続けるためにも日々のお手入れが欠かせません。キッチンをはじめ水回りの困りごとがありましたら、まずは弊社にご相談ください。
まとめ
キッチンの排水溝はつまりやすく、放置しているとカビや雑菌による悪臭がひどくなってしまいます。また、見た目もよくないのでできるかぎり早めに対処することが大切です。
重曹や身の回りにあるものを使うだけでもぬめりや悪臭などを防ぐごこができるので、ぜひ実践してみてください。
しかし、排水溝の汚水に触れることに抵抗がある場合や自分でつまり除去をしてみても改善されない場合には、業者に頼ることをおすすめします。1日でも早く、潔できれいなキッチン空間を手に入れましょう。