剪定を行う主な目的は、樹形を保つこと、病害虫から守ること、花や果実の生長を促進することなどが挙げられますが、剪定する時期を間違うと逆効果となることがあります。
そのため、その時期に合わせた方法で剪定をしなければいけません。
寒さが厳しい冬には、不要な枝を根元から切り落とすような剪定方法が多く取られます。
これらの作業は「強剪定」と呼ばれ、樹形を整える、不要な枝に栄養が流れるのを抑制するために行われます。
冬の間に強剪定を行うことで、春になるときれいな花を咲かせたり、大きな果実を実らせたりします。
しかし、花木の中には冬に強剪定を行うのはよくないとされているものもあり、すべての花木において適応されるわけではありません。
剪定はあくまでもその花木の特性に合わせて行うものですので、誤った時期に剪定してしまうと生長に悪影響をあたえ、最悪の場合枯れてしまうことがあるかもしれません。
特に初めて剪定をする方は、剪定時期についてもわからないことが沢山あると思いますので、まずは剪定のプロに任せながら必要な知識を身に付けるのがいいでしょう。