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ここでは剪定に関する最新情報やレポートを皆様に分かりやすくご紹介いたします。ご参考ください。

ミニバラの剪定時期と方法|鉢植えの植え替えや挿し木での増やし方!

ミニバラの剪定時期と方法|鉢植えの植え替えや挿し木での増やし方!

ミニバラの剪定は、季節によって方法が異なります。ミニバラの生育や環境の変化に合わせた方法で剪定をおこなわないと、花が咲かなくなってしまうおそれがあるからです。

当記事では、ミニバラの剪定時期や方法について解説していきます。現在ミニバラを育てていらっしゃる方も、これから育てようとしている方もぜひ参考にしてみてください。

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ミニバラの剪定方法は季節によって異なるので注意!

ミニバラの花をきれいに咲かせるためには、季節によって適切な方法で、こまめに剪定をおこなう必要があります。ここでは、季節ごとのミニバラの剪定方法について解説していきます。

春:花がら切り

春:花がら切り

ミニバラは四季咲き性といって、1年に何回も花が咲きます。開花時期は5~6月と9月~11月といわれています。次に咲いてくる花をきれいに咲かせるためには花がら切りといって、咲き終わった花茎を切り取る作業をおこなう必要があるのです。

咲き終わった花がついている、5枚葉の1cmほど上の茎を切り取りましょう。5枚葉とは、葉が5枚ついている枝のことをいいます。咲き終わった花を放置すると、養分を取られて花付きが悪くなってしまうのです。花がら切りをするときは、園芸用のはさみを使っておこないましょう。

夏:切り戻し剪定

夏の時期には、切り戻し剪定をおこなっていきます。切り戻し剪定は、伸びすぎた枝を途中で切り、樹形を整えていく剪定方法です。こうして不要な枝を減らすことで、開花の促進や病害虫の予防にもなります。切り戻し剪定では、枝全体を半分の長さに切りそろえましょう。

高さや長さを均一に剪定すると、秋の開花で花の位置がそろうので見た目が美しくなります。ただし、ミニバラの品種によっては切り戻し剪定の作業が必要ないものや、作業時期が異なる場合があるので注意してください。

秋:2回目の花がら切り

ミニバラは9月~11月ごろにも花を咲かせます。そのため秋にも、春と同じように花がら切りの作業をおこないましょう。2回目の花がら切りは、寒くなり始めたら早めにおこない冬の剪定の準備をします。花をつけた枝を半分ほど残し、5枚葉の上で切り落としましょう。そうすることで、ミニバラは早めに休眠することができるのです。

冬:強剪定

冬になると、ミニバラは葉をほとんど落として休眠期に入ります。休眠期に入ったことは、枝葉が褐色になっていたり、葉の枚数が少なくなったりしていることで確認できます。休眠期に強剪定をおこなうのは、生長が落ち着き剪定によるダメージが少ないからです。

冬におこなう剪定では、思い切って株全体を株元から5~10cmの高さで切り戻します。そうすることで、春になると新芽をたくさん出しやすくなり、花の数も増えます。強剪定をするときには、確実に休眠しているかどうかを確認しましょう。もし休眠が浅いという場合は、折り曲げ剪定がおすすめです。折り曲げ剪定とは根に負担がかかりにくい剪定方法です。

まず、株の半分の高さを外側に折り曲げます。このとき完全に折ると葉が枯れてしまうおそれがあるので、手でねじりながら折り曲げるのが大切です。水やりをおこない1週間ほどしたら、折り曲げたところの下から新芽が出てきます。その新芽が10cm生長したら、折り曲げた枝は切り落としましょう。

ミニバラの剪定は、ややこしくて自分でうまくできるかそうか不安な方もいらっしゃるかもしれません。また、ミニバラをたくさん育てており手入れが大変な場合などは業者に相談してみるのもよいでしょう。弊社では、ミニバラの剪定に対応した業者の手配をおこなっておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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挿し木でミニバラを増やそう

ミニバラは挿し木によって増やすこともできます。ミニバラをもっと増やして楽しみたいという場合は挿し木をおこなってみてはいかがでしょうか。挿し木とは、枝や茎を切り取り土に挿して植物を増やす方法のことです。挿し木をするためにカットした茎や枝は挿し穂といいます。この章では、ミニバラの挿し木の方法について解説していきます。

【準備するもの】

【準備するもの】

まず挿し木に必要な道具について解説していきます。

  • 水はけのよい土(赤玉土、鹿沼土などが適しています。)
  • 挿し穂(花が咲き終わった枝がおすすめ)
  • 素焼きの鉢
  • はさみ
  • 手袋

土は肥料が入っていないものを使います。なぜなら、肥料が入っていると、挿し穂が発根する前に腐ってしまうおそれがあるからです。また、鉢はプラスチックなどよりも、水や空気が出入りできる素焼きなどがよいでしょう。

挿し木をおこなう時期は、5月~6月または9月中旬です。ただし7~8月は気温が高くなり、菌が発生しやすくなるのでやめておきましょう。挿し穂は勢いよく斜めにカットすると、切り口の面積が広くなるのでおすすめです。挿し木をおこなう前に、挿し穂の切り口に1~2時間ほど水を吸わせておきましょう。

【挿し木の方法】

押し木の方法について解説していきます。

  1. 鉢に土を入れてたっぷり水をかけておきます。
  2. 割り箸などで3~4cmほど穴をあけ、挿し穂を挿すための場所を作ります。
  3. 水をしっかり吸い上げた挿し穂を土に挿します。
  4. 挿し穂がぐらつかないように、根元の土をやさしく押さえてあげましょう。
  5. 挿し穂の葉っぱが重ならないように、同じ鉢に数本挿していきます。
  6. 最後にもう一度、土に水をたっぷりかけておきます。

発根するまでは、直射日光や雨の当たらない明るい日陰で管理するようにしましょう。挿し木をおこなったあとは3日間ほど水やりをおこなってください。その後は、土の表面が乾いたら水やりをします。ただし挿し穂が腐ってしまうおそれがあるので、水のやりすぎには注意しましょう。

ミニバラの育て方

ミニバラは、剪定だけでなく育て方にも気をつけましょう。この章では、ミニバラを育てるときに適した環境や、発生しやすい病害虫について解説していきます。

日当たりと置き場所

日当たりと置き場所

日当たりや風通しがよい場所を好みます。しかし夏の直射日光は苦手なので、日よけシェードなどを使って対策しましょう。また、雨に当たると病気の原因になるので、雨が当たらない場所に置くことがおすすめです。

水やり

鉢植えの場合は土の表面が乾いたら水やりをおこないます。庭植えの場合は、株が大きくなれば不要です。しかし雨が少なくて乾燥しているときは水やりをおこないましょう。花や葉っぱに水がかかると傷んで病気になったりするので、根元に水を与えることが大切です。

肥料

植え付け時に元肥として緩効性肥料を与えます。毎年1月~2月ごろには、寒肥として堆肥もしくは固形のバラ用肥料を施すとよいでしょう。さらに、3月・6月・9月の生長期には緩効性肥料を追肥として施します。

また、花が咲いている期間は1週間~10日に1回のペースで液体肥料を与えるのがおすすめです。液体肥料を与えることで、葉っぱの色ツヤや花付きが変わります。ただし、肥料を一度にたくさん与えると、肥料やけをおこして葉っぱが黄色くなり花がきれいに咲かなくなるおそれがあります。そのため、肥料の与えすぎには注意しましょう。

植え替え

ミニバラはほかのバラより花や葉が小さいので、鉢植えで育てるのがおすすめです。鉢植えでは、1年に1回は植え替えをおこないましょう。苗を鉢から引き抜いて土を新しいものに入れ替え、傷んだ根を取り除くことで根腐れを防ぐのです。また、大きく生長した場合はひと回り大きな鉢に変えることで、根詰まりを防ぐことができます。

植え替えの時期は、休眠期の12月~2月ごろがよいでしょう。休眠期なら、根を切ったり多少傷つけてしまってもそれほどダメージはありません。以下の手順でおこないましょう。

  1. 今のものよりひと回り大きな新しい鉢、鉢底ネット、鉢底石、新鮮な土を用意します。
  2. 新しい鉢に鉢底ネット、鉢底石を入れ、土を数cm入れておきます。
  3. 今の鉢からミニバラの苗を土と一緒にゆっくり引き抜きます。
  4. 根をやさしくほぐしながら土を落とします。
  5. 傷んだ根や伸びすぎた根がある場合は切り落とします。
  6. 苗を新しい鉢の土の上に、根を広げるようにしておきます。
  7. 根を埋めるように、隙間に土をかぶせます。
  8. 細い棒などで土をつつき、隙間を埋めていきます。
  9. たっぷりと水やりをして、根と土をなじませましょう。

病害虫

ミニバラに発生しやすい病気や害虫について解説していきます。早めに予防をしてミニバラを健康に育てていきましょう。

【うどんこ病】

葉っぱが白いカビに覆われてしまう病気です。白いカビで覆われた部分は光合成をおこなうことができなくなり、葉が枯れたり花が咲かなくなったりするおそれがあります。うどんこ病の発生しやすい時期は、5月~7月、9月~10月です。

また、日当たりが悪い環境だと発生しやすいといわれています。そのため、発生を防ぐためには、枝葉の剪定をおこない風通しをよくしておきましょう。

【黒点病】

黒点病は、バラに多く発生するといわれています。発病すると、葉っぱに黒い斑点ができ、だんだんその斑点が増えていくのです。そうなると、葉っぱは黄色く変色し落葉してしまいます。生育が悪くなり花もみすぼらしくなってしまうのです。

黒点病は、春や秋の雨の多い時期に発生しやすいといわれています。黒点病の場合も、剪定をおこなって風通しをよくしておくことが大切です。

【ハダニ】

ハダニは、体長が0.3~0.5mmと小さく肉眼では見つけにくいです。葉や花から栄養を吸い取り、成長します。そのためハダニが吸ったあとは、白や褐色の斑点ができます。ハダニは4月~10月ごろに発生しやすく、高温で乾燥した環境を好みます。肥料の与えすぎによってハダニが発生する場合があるので注意しましょう。

【アブラムシ】

アブラムシは葉や新芽などの柔らかい部分の液汁を吸い、植物の生長を妨げます。アブラムシの排泄物を放置すると、カビが生えてすす病という病気になってしまいます。初期段階であれば、薬剤を使って駆除しましょう。被害が拡大している場合は、被害部分を切り取っておきましょう。

ミニバラを育ていて病気や害虫でお困りの際は業者に相談してみましょう。ミニバラは病気や害虫の被害にあいやすいので、業者に依頼をして定期的に消毒してみてはいかがでしょうか。弊社ではミニバラの剪定はもちろん、病気や害虫駆除に対応する業者のご紹介をおこなっております。

ご相談は24時間365日メールまたは電話で受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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