敷地の境目に立てられた壁や塀の事を「垣根」と言います。その中でも、植木や竹などを用いたものが「生垣」と呼ばれます。垣根といいますと石垣であったりコンクリートのブロック塀であったりが多いですが、生垣もご利用されてみてはいかがでしょうか。一見しますと、垣根と比較して生垣は頼りなく思われるかもしれません。しかし、生垣も防風性や防火性を備えていますし、何より外観に優れています。季節に合わせて姿を変えていきますので、そのお家にお住まいの方はもちろん、周囲の人達も癒される事でしょう。もしも生垣の作る事をお考えでしたら、以下の特徴を持った木々を選ぶと良いでしょう。
・手入れが少なくて済む
生垣に使用される木々も生き物です。放置していれば、好き勝手に生長してしまうでしょう。そのままでは美観を損ねるだけでなく木々が病気に罹ってしまう恐れがありますので、手入れの手間がかからないものがおすすめです。
・花を楽しめる
適した季節になれば、木々は花をつけてくれます。見た目も香りも楽しむことができますが、剪定の時期を間違えますと花芽を刈ってしまい、花が付かなくなることがあります。
・ある程度の高さがある
生垣は、外からの視線を遮るというメリットもあります。背が高い木々の方がその効果は大きいですが、影を落としたり、空き巣などが身を隠さないように注意しなければいけません。
自分の望む特徴の木々を植えれば、お家の魅力をさらに引き上げる事ができます。ただし注意しなければならないのが、そのお手入れです。基本的には時々剪定をするだけで良いのですが、その時期や方法を間違えれば、生垣が枯れてしまったり花をつけなくなってしまったりといった事態に陥ります。もしも生垣を作るのでしたら、そのお手入れがご自身で可能かどうかも見極めるようにしてください。そうして「自分で行うのは難しい」と判断しましたら、剪定のプロにお任せください。