自然界の樹木は手入れを行わなくても育っているのに、庭木はどうして剪定するのだろう?と思ったことはありませんか。それは庭という自然界とは違った条件下で育っていくため、放っておくと茂りすぎたり形が崩れたりして不自然な姿になってしまいお手入れが必要になるからです。そもそも、剪定は何のためにするのか、その効果についてもご紹介します。
◆生活に適した樹形を目指すため
お隣や道路からの目隠しにしたいなら・・・【生垣として芝込み】
庭や室内への日当たりや風通しを良くしたいなら・・・【枝抜き剪定】
大きくなりすぎて小さくしたいなら・・・【枝降ろし】
というように、生活に合わせて理想の形に切ったり維持するためにそれに適した剪定を行うことで、緑のある豊かな生活になります。
◆木の健全な育成を助けるため
例えば弱い木は放っておくと強い木に圧倒されてますます弱くなってしまいます。そんな場合は剪定を行うことで強い木の生長を抑制し、他の庭木とのバランスを保つ必要があります。また、病害虫の発生を抑えるためにも不要な枝を間引くような剪定が必要となります。
これらのように限られたスペースのお庭で樹木を育てるのなら、それなりのお手入れは欠かせないということです。かと言って、大きな樹木の場合は自分で剪定をするのは危険を伴います。「剪定110番」ではあなたのお庭の状態とご希望に合った剪定を行うことができるので、安心して任せることができますよ。