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【マキの木の剪定】方法・時期&ポイントを知って庭木を手入れしよう!イヌマキ以外の種類&特徴も解説

【マキの木の剪定】方法・時期&ポイントを知って庭木を手入れしよう!イヌマキ以外の種類&特徴も解説

マキはさまざまな樹形に仕立てられることから、庭園の庭木として代表的な樹木です。庭木だけでなく生垣として利用することもでき、育て方が比較的簡単であることから人気の高い樹木でもありますが、伸びすぎると近所迷惑になってしまうため、自分で切ってみた。

しかし剪定後葉先だけ枯れてしまってキレイにならなくてお困りの方も多いと思います。

もし剪定に失敗したと思っても、適切に作業すれば、再び健康な状態になる可能性もあります。

マキの木を剪定するときのポイント
  • 適した時期に剪定をおこなう
  • 透かし剪定」と「刈り込み剪定」という方法で作業をする
  • 最上部を優先的に剪定する

マキの木を剪定するときは、生長の妨げになるような込み合った個所を剪定し、乱れた樹形を整えることがポイントです。

ただ、失敗してしまうとさらにマキの木の状態が悪くなってしまい、キレイな緑色に育たなくなる可能性もあります。

そのため、作業に自信のない方は剪定のプロに任せることをおすすめします。剪定のプロであれば、広範囲に植えているマキの木でもしっかり剪定してくれますし、形もキレイに整えてくれてその後のお手入れもラクになりますよ。

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1.マキってどんな樹木?特徴からみる剪定の必要性

マキの木を庭木として育てるうえで、美しい樹形は魅力のひとつです。きれいに整えて楽しみたいという方も多いでしょう。きれいな樹形を維持するためには、剪定をこまめにおこなうことが非常に大切です。

そこでまずは、マキの木の特徴から、剪定が必要な理由についてご紹介していきます。

放置しておくと枝が伸び放題に!樹高も高くなる!

マキの木に剪定が必要な理由は、主に枝の生え方樹高にあります。

育ち方の特徴
  • 枝が縦横無尽に伸びる
  • 樹高を高く伸ばす

マキの木は生長するスピードはそこまではやくありません。しかし、なにも手入れをせずに放置しておくと、枝が縦横無尽に伸びるという特徴から、大きく樹形が乱れてしまうことがあります。

樹高も高くなりやすく、10m~20mほどにまで大きくなることもあります。これほどまでに大きくなってしまうと、庭木としては大きすぎるということもあるでしょう。樹高が高くなりすぎると、手入れをおこなうことも非常に大変となってしまいます。

上記のような特徴があることから、マキの木の剪定はこまめにおこなうことが大切なのです。

マキのその他の特徴・種類

マキは、緑色のチクチクと尖った葉を年中つける常緑針葉樹の仲間として知られており、カラフルな雪だるまのような実をつけることが特徴のひとつです。

さまざまな樹形に仕立てることができ丈夫で育てやすいことから、庭園の庭木生垣として人気があります。また、強い風にも負けない強さをもっているため、風よけなどとしても植えられることが多いです。

同じく庭木として人気の高いと比較すると寒さには弱いですが、日陰でも十分に育つため管理もしやすいとされています。マキの木は剪定で枝を切られても生育に大きな影響が出ないということも、魅力のひとつといえるでしょう。

そんなマキの木にはいくつか種類があります。各種類と特徴を以下で確認してみましょう。

マキの木の種類と特徴
  • イヌマキ
  • マキの木のなかでも、最もポピュラーとされるのがイヌマキです。イヌマキは丈夫な樹木であることから、建材として使用されることもあります。樹高は20mを超す大木となることもあります。

  • ラカンマキ
  • ラカンマキもイヌマキ同様、マキの種類のなかではポピュラーな樹木です。樹高が5mほどとイヌマキと比較すると小さいことが特徴です。そのため、庭木として人気があります。

  • コウヤマキ
  • コウヤマキは、コウヤマキ科コウヤマキ属と分類され、1種類しか存在しない日本の希少な特産種の樹木です。コウヤマキのなかには40mを超える樹高になるものもあります。用途としては、風呂桶などとして使われることが多いです。

2.マキの木の剪定時期と方法

マキの木にとって剪定は、きれいな樹形に整えて維持するために非常に大切な手入れです。とはいえ、とにかく枝を切ればよいというわけではありません。

マキの木の剪定は、適切な時期と方法でおこなうことが大切なのです。そこでここでは、マキの剪定時期と方法を解説していきます。

マキの木は年2回の手入れをおこなおう

マキの木の剪定は、年に2回おこなうとよいとされています。剪定に適した時期は以下のとおりです。

マキの剪定時期
  • 6月
  • 9月~10月

マキは剪定で枝を大きく切られても弱って枯れてしまうということはあまりありません。しかし寒さに強い樹木ではないため、冬の時期に剪定をおこなうことはできるだけ避けるようにしましょう。

剪定方法|透かし剪定と刈り込み剪定

マキの木を剪定する際は、基本的には透かし剪定刈り込み剪定という2種類の方法でおこないます。それぞれの方法は目的や役割が異なるため、正しく剪定をおこなうためにもここでしっかりと確認しておきましょう。

透かし剪定

透かし剪定

樹木というものは、枝が伸びすぎてしまうと内部の密度が上がって日当たりや風通しが悪くなってしまいます。

それを防ぐためにも、混みあって集中した箇所の枝を間引くように切っていきましょう。そうすることで、生長をよくすることができることに加えて、害虫や病気の予防効果も期待できます。

刈り込み剪定

刈り込み剪定

枝が生長を続けると、せっかくの整っていた樹形が乱れ見た目が悪くなってしまいます。そんなときに、乱れた枝を切りそろえるのが、刈り込み剪定です。

基本的には丸い形の玉散らしにすることが多いですが、生垣の場合は四角形などと用途にあわせて刈り込み剪定をおこなっていきましょう。

また、枝の刈り込み後には、枯れ葉や傷んだ葉が残ることがあります。残しておくと見た目を損ねるだけでなく、風通しが悪くなるため手作業で除去するようにしましょう。

マキ剪定のポイント

マキの木の剪定をおこなう際にはあるポイントがあります。それは、最上部を優先的に剪定することです。

マキの生長スピード自体ははやくありません。しかし、最上部は生育が旺盛です。

ここをしっかり手入れしないと、樹形が乱れて見た目のバランスが悪くなってしまいます。そのため、最上部は優先的に剪定をおこなう必要があるのです。

自分で手に負えないならプロを利用しよう!

樹高が高くなりすぎてしまった、枝葉が四方八方に伸びすぎているなど、自分でマキの木の剪定をおこなうことが難しいという場合は、プロに手入れを依頼することがおすすめです。プロであれば大きくなったマキの木でも、理想の樹形に整えることが可能です。

剪定110番では、1,500以上という業者のなかから最適なプロをご紹介することができます。樹形をきれいに整えることはもちろん、高所での剪定作業でも安全におこなってくれるでしょう。

また、現地調査を実施したうえで見積りを無料対応している業者もございます。剪定を業者へ依頼しようか検討されている方は、ぜひお気軽にご連絡ください。

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3.マキの育て方の基本|好みの環境や日々の手入れ

マキの木を育てるうえでは剪定以外にも、日々の手入れをしっかりとおこなうことが大切です。丈夫で健康なマキの木に育てるためにも、好む環境や育て方の基本についてもしっかりと覚えておくようにしましょう。

日当たり・水はけ

マキに限らず植物を育てる際には、最適な環境での生育が大切です。ここでは、日当たり・水はけという2項目における、マキの木の好みを把握しておきましょう。

日当たり

マキは非常に柔軟な樹木です。そのため、日陰でもしっかりと育ちます。しかし、より元気に育てるためには、やはり日当たりのよい場所での生育がおすすめです。

寒さに関してはそこまで耐性があるわけではありません。雪深い地域や寒さの応える北国で育てることは難しいとされているので、この点は頭に入れておきましょう。

水はけ

マキの木は水はけのよい場所で育てることが望ましいです。水はけが悪いと根腐れを起こしてしまうこともあるため注意しましょう。

赤玉土と腐葉土を混ぜた用土などを使うことで、水はけをよくすることができます。

植え付け

マキを育てる際には、植え付けるところから始まります。

マキの植え付けをおこなう時期は、4月~5月もしくは8月~9月が適期といわれています。
鉢植えと庭植えのいずれの場合もこの時期におこないましょう。

鉢植えの場合はマキの木よりも大きめの鉢を用意して植えます。庭植えにする場合は日当たりのよい場所を選び、マキの木よりも大きめの穴を掘って植えるようにしてください。

植え付けたあとは、水をたっぷり与えるようにしましょう。

肥料・水やり

植物を育てるうえでの日々の手入れとしては、肥料を与えることと水やりをおこなうことがあげられます。なおこれらは、マキを育てるうえでも必要な手入れです。

肥料

肥料は、植え付けるタイミングでゆっくりと効果の出る緩効性化成肥料を土に混ぜて与えます。その後は、毎年2月緩効性化成肥料有機質肥料を与えましょう。

水やり

鉢植えと庭植えのどちらで育てているのかで水やりの仕方が変わるため注意が必要です。

≪庭植え≫
根が張ってしまえば雨のみで育つため、基本的には不要です。しかし、夏場など雨が少ない場合は、乾燥させないように水を与えましょう。

≪鉢植え≫
鉢植えの場合は土が乾いていないかこまめにチェックして、乾燥していればしっかりと水やりをおこなってください。土質によっては与えた水がうまく流れ出ず、根が悪くなってしまうおそれがあります。そのため、水はけのよい用土で育てるようしましょう。

挿し木・種まき

マキの木をさらにたくさん育てたいという場合は、挿し木もしくは種まきによって増やすことができます。

挿し木

挿し木をおこなう時期としては、3月~4月もしくは9月~10月が適期です。なお、どちらの時期におこなうのかで使う枝が異なります。

≪春(3月~4月)におこなうとき≫
前の年に伸びた枝を使う

≪秋(9月~10月)におこなうとき≫
その年に伸びた枝を使う

手順としてはまず、各時期における利用する枝を10cm~15cmの長さで用意しましょう。これをしばらく水に浸けてから土に植えることで挿し木は完了です。

種まき

種まきに使う種は、秋につく実から採ることが可能です。種まきをおこなう時期は、種を採取した年の秋もしくは翌年の春が適期となります。

4.マキの木を育てるうえで注意が必要な病害虫

元気なマキを育てるためには、病害虫にも注意しなくてはいけません。とくに気をつけなければいけない害虫や病気について、ここでは確認しておきましょう。

害虫:カイガラムシ・アブラムシ

マキの木に発生しやすい害虫としては、カイガラムシアブラムシがあげられます。これらの害虫は、マキの生育を阻害してしまうことがあるため、発見したら早急に対処するようにしましょう。

被害としては、葉に排泄物をつけるということがあげられます。これによって、生育に悪影響を及ぼしてしまうのです。また、この害虫の排泄物が原因で、後述するすす病という病気を発生させてしまうこともあります。

また、アブラムシは排泄物が甘いという特徴があります。そのため、アリが群がってしまうということもあるのです。

対処法

これらの害虫が発生したら駆除しましょう。
駆除する際は、歯ブラシなどでこすり落とすなどの手作業でおこないます。
大量に発生している場合は、適切な殺虫剤を使用して駆除しましょう。

病気①:すす病

マキを育てるうえで発生しやすい病気として、すす病があげられます。これは、葉にカビが発生することによってまだらの模様が出ることが特徴で、見た目が悪くなるだけでなく、植物の生育を阻害してしまうのです。

対処法

すす病が発生してしまった場合は、その病気の箇所を取り除いてください。
この病気が発生してしまう原因のひとつが害虫です。
害虫を駆除して予防するようにしましょう。

病気②:ペスタロチア病

ペスタロチア病も、マキを育てるうえでは発生しやすい病気です。この病気は、葉の傷口に病原菌が侵入することで発生します。

被害としては、葉の一部を変色させてしまうということがあげられます。また、枯らしてしまうこともあるため注意が必要です。

対処法

この病気は葉の傷口から発生するので、マキの剪定時に葉を傷つけないようにしましょう。
葉が部分的に枯れているものはこの病気にかかっていることが疑われます。早めに処分して殺菌剤をまくなどして対策をしておきましょう。

マキの手入れが大変と感じたら専門の業者に相談

マキの木を育てるためには、剪定だけでなく日頃のお手入れも大切です。病害虫を防ぐために正しく手入れしたい、きれいに育てたいという場合は、専門業者に相談するとよいでしょう。業者であれば、病害虫を予防するための正しい手入れをすることができます。

しかし、いざ業者に依頼をしようとしても、どこに相談すればよいのか悩んでしまう方もいるかもしれませんね。そんなときは、剪定110番の利用がおすすめです。

剪定110番では剪定を含め、庭のお困りごとに対応することができます。1,500以上という業者をご紹介することができるため、最適なプロが見つかるでしょう。

見積りを無料でおこなっている業者も紹介しております。問い合わせにも24時間365日対応しておりますので、剪定や庭木の手入れにお困りの際は、お気軽にご連絡ください。

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5.剪定業者で失敗しないためのポイント

自分での剪定が不安な場合や、手間を省きたい場合には、業者に依頼するのが安心です。しかし、美しい樹木になるよう仕上げてもらうためにも、業者選びには注意が必要です。

剪定業者を選ぶうえで失敗しないためにも、気をつけるべきポイントをみていきましょう。

業者選びをするならココに注目!

依頼する業者を選ぶのに、どんな点に注意すればよいのか判断が難しい方も多いのではないでしょうか。信頼できる剪定業者を選ぶためにも、以下のポイントに注意してみましょう。

親身に相談にのる

剪定や手入れだけでなく、費用についても、親身に相談にのってくれるかということも大切です。小さな疑問に対してもきちんと相談対応をおこなってくれる業者は、信頼できる場合が多いとされています。

実績がある業者

実績の多い業者は、きちんとした技術や豊富な経験をもっている場合が多いです。安心して作業を任せるためにも、業者の実績について確認しておくとよいです。

評価が良い

業者に剪定を依頼する際に、サイトの口コミや知人から評判を参考にするのもおすすめです。しかし、評価には個人差があるため、おおまかな参考程度にするのがよいかもしれません。

追加費用がかからない

見積りをしたにもかかわらず、あとから追加料金が発生してしまったというケースもみられます。そうなってしまわないためにも、あらかじめ業者のホームページを確認するか、電話で相談をしてみることがおすすめです。

見積りが出せる

剪定をおこなってもらうにも、どのくらい費用がかかるのか判断が難しい場合があります。正確な費用を知るためにも、きちんと見積りを出してくれるかということも大切です。業者によっては無料見積りをおこなっている場合があるので、いくつか依頼して見比べるのがおすすめです。

詳しくは剪定業者の選び方をまとめた記事をご覧ください。

剪定の費用相場と抑え方

業者に剪定を依頼する場合、日当制単価制で費用相場が異なります。それぞれの相場がどれくらいなのかみてみましょう。

≪日当制≫
日当制は、作業する業者1人あたり15,000~30.000円前後が一般的な費用相場とされています。地域や剪定を依頼する業者によって価格に差が生じる可能性があります。

≪単価制≫
樹木1本あたりの単価制の費用相場はこのようになります。

剪定費用の相場
低木 (0m~3m未満) ¥3,000~¥5,000前後
中木 (3m~5m未満) ¥6,000~¥8,000前後
高木 (5m~7m未満) ¥15,000~¥20,000前後

※7mを超える大きな樹木に関しては、直接見積りを依頼しないと費用が判断できない場合が多いです。

業者へ依頼したときは剪定以外にも費用がかかることがあります。少しでも費用を抑えるためには、その他で発生する料金を削減することが重要です。

できるだけ出張費が張らないようにするためにも、近辺の業者を選ぶようにすることで、費用を抑えられる場合があります。

作業の際に出た枝や葉を処分してもらうのにも、処分費がかかることがあるため注意が必要です。自分での処分やゴミ処理センターにもっていくことで費用を節約することができます。ゴミとして出す場合は、きちんと自治体の分別方法を守って処分するように気をつけましょう。

詳しくは庭木の剪定料金をまとめた記事をご覧ください。

まずは見積りをしてみよう!

ご家庭の庭木の大きさや状態によって、費用が異なります。費用を明確にするためにも、依頼する前にまずは業者に見積りを依頼してみましょう。

剪定110番では、加盟店による現地でのお見積りを無料でおこなっております。もし、お見積りをキャンセルされた場合でも、料金は一切発生しません。また、相談窓口は24時間365日で受付しております。剪定にお困りの場合は、ぜひお気軽にご相談ください。

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