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大王松の剪定は要注意!ダイオウショウを弱らせずに剪定する方法を紹介

大王松は松の木の一種で、大王という名前のイメージどおり、その樹高は高いものだと25mほどまでに育ちます。25mというと、マンションの7~8階程度の高さに匹敵するのです。

大王松の剪定はその大きさからも大変ですが、ほかの松の木と剪定方法も異なっています。そのため、大王松に適した剪定方法を知っておくことが大切です。この記事では、大王松の正しい剪定方法や健康を保つ育て方についてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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大王松には剪定が必要?

結論からいうと、大王松には剪定は不要です。「普通、松って定期的な剪定をしてあげないといけないよね?」と思う人もいるかもしれません。しかし、大王松は、生長がゆるやかで自然樹形が美しい種類の樹木なので、剪定は基本的に必要ありません。

むしろ、大王松は剪定が悪影響となってしまうことが多いのです。もし、大王松を剪定してしまった場合、どのような悪影響があるのかを、以下にご紹介します。

大王松は剪定に不向き

大王松は剪定に不向き

大王松は剪定に向かない松の種類であり、ほかの松と同じように剪定すると弱ってしまいます。とくに、太枝を切ると途端に生育が悪くなるのです。そのため、春頃に新芽を摘んでやったり(緑摘み)、秋頃に枝を揺らして枯れた葉を落としてやったり(もみあげ)する程度のお手入れが適しています。

剪定するのはその年に伸びた枝だけ

大王松は年に1mほど枝を伸ばすため、剪定をするのであれば、その部分を切って形を整える程度にしておきましょう。春以降に剪定をしてしまうと、切り口から出た樹液が害虫を呼び寄せてしまうおそれがあるため、冬がおすすめです。

枝の付け根から剪定ばさみを使って切り落とします。大王松は大きいものだと20mほどと樹高が高いため、脚立に登っての作業になります。落ちてケガをしないように、細心の注意をはらって作業をおこなうようにしましょう。

大王松を弱らせずに剪定するには?

大王松は剪定に適していないため、なにも知らずに枝を切り落としていくと枯れるおそれがあります。また、大王松のような高木の剪定は、高いところで長時間作業しなければならず、落下などの危険をともないます。

大王松を弱らせずに安全に剪定するには、プロの手を借りることをおすすめします。プロに剪定を依頼する場合にかかる費用は、庭木の種類や大きさによって異なります。大王松は樹木のなかでも最も大きい部類に該当するので、個別対応となるケースが多いでしょう。

「剪定をプロに依頼してみようかな?」とお考えの方は、弊社にお任せください。弊社では、大王松の剪定に関する費用や、作業にかかる時間などについてご相談いただけます。また、ご相談の内容に合った業者を手配することも可能です。大王松の剪定でお困りの方は、弊社までお電話でご相談ください。

自分で大王松を剪定する方法

大王松に適した剪定時期

大王松に適した剪定時期

大王松の剪定は、冬の時期におこなってください。春以降に枝を切ると、樹液が切り口に溜まり害虫を招きやすいからです。また、冬に剪定してあげることで雪の重みで枝が折れてしまうことを予防できます。

大王松の剪定準備

剪定に必要な道具と適した服装は次のとおりです。

  • 道具:剪定ばさみ、脚立、養生シート、ゴミ袋
  • 服装:防水性のある服または汚れてもよい服、軍手、滑りにくい靴

大王松からは、松ヤニというベタベタした樹脂が出ており、服に付着するとなかなかとれません。作業中は防水性のあって汚れが落としやすい服や、汚れても平気な服を着ることをおすすめします。

また、養生シートを敷いておくと作業後の掃除が楽になるので便利です。養生シートがなければ、新聞紙などで代用してもよいでしょう。

大王松の剪定ポイント

大王松の剪定ポイントは「枝抜き→芽の剪定」の順におこなうことです。枝抜きとは、樹形や高さを調節するために、不要な枝を省くことをいいます。芽の剪定の際は、余分な芽を摘み取るようにしましょう。

枝は付け根から切ってください。上から下に向かって剪定していくと作業がしやすくなります。葉が多い場合は、枝を傷つけないように注意して、葉を手でむしり取るようにしましょう。

大王松の剪定に関するお悩みはプロに相談しよう

「加減がよくわからなくて不安……」、「思ったより木が高くてこわいな……」という場合は、業者に剪定を依頼することをおすすめします。脚立に登り、剪定に気をとられて高所から落ちてしまうと大変危険です。

しかし、業者であれば、大王松の剪定に慣れた方が作業をおこなってくれるため、安心して剪定を任せることができます。

弊社にご連絡いただければ、大王松の剪定に最適な業者をご紹介させていただきます。早朝深夜であってもご連絡いただけますので、ぜひお気軽にご連絡ください!

大王松の特徴|健康を保つ育て方

大王松の特徴を知ることで、大王松の健康を保って長生きさせることができます。ここからは、大王松の「特徴・育てる環境・正しい育て方」についてご紹介しています。

大王松の特徴

大王松の特徴

なんといっても、大王松はその大きさが一番の特徴です。樹高の高いものだと20~25mほどまでに育ちます。葉も大きく、3枚の葉が一束になっています。葉の長さは20~40cmもあり、重さがあるので枝垂れています。

松の実である松ぼっくりも驚くような大きさです。大王松の実は、普通の松ぼっくりの2~3倍ほどのあり、約20cmにもなります。

大王松に適した環境

地植えの場合は、日当りがよく適度な湿り気がある土壌がよいとされています。枝や幹が折れてしまわないように、強い風が吹く場所は避けてください。なかには、鉢植えで販売されているものがありますが、屋内に対して大きくなりすぎることが多いため、屋外で育てたほうがよいでしょう。

鉢植えの大王松は植え付けよう

スペースが許すのであれば地植えがおすすめです。植え付け時期は、3~4月と10~11月です。堆肥を混ぜ込んだよく肥えている土を用意して、深めに穴を掘って植え付けましょう。植え付けに適している大きさは1mまでで、それ以上になると根つきが悪くなるので、植え付けには適しません。

大王松の水やりと肥料

地植えの松は、植えつけてから2年以上たつ場合、水やりは必要なくなります。ただし、鉢植えの場合は、土の表面が乾いてきたら水やりを忘れないように気をつけてください。夏は1日1回程度、冬は2〜3日に1回水をやりましょう。

肥料は年に1度しっかり肥料を与えます。地植えは1月頃、鉢植えは3月頃に株元に肥料を与えましょう。肥料の種類は、地植えの場合は効き目がゆっくりとしている緩効性化成肥料、鉢植えの場合は、堆肥などの有機質肥料がおすすめです。

大王松の健康は環境管理と正しい剪定次第

大王松は、育てる環境をしっかりと整えて、正しい剪定を施すことでその健康を保つことができます。基本的に松は1年に数回の剪定が必要ですが、大王松の場合は、基本的に自然樹形となるように剪定のしすぎには注意する必要があります。

そのため、緑摘みやもみあげ程度で十分です。もし、大きくなりすぎた大王松を剪定したいという場合は、業者に相談するのがおすすめです。

「大王松が大きくなりすぎて、剪定に困っている!」というような場合は、弊社にご相談ください。選りすぐりの弊社加盟店スタッフを、すぐにご紹介いたします!

料金だけ知りたいという場合は、お見積りをとっていただくだけでもかまいません。プロに相談して、大王松を健康的に育てていきましょう!

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