赤い蜂ってどんな蜂?種類や生態、危険性から予防方法まで詳しく解説|【日本全国対応のハチ110番】

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赤い蜂ってどんな蜂?種類や生態、危険性から予防方法まで詳しく解説

蜂といえば、きっと黄色と黒のからだを思い浮かべますよね。しかし、なかには赤い蜂がいます。「赤い色をしているけど、なんとなく形が蜂に似ているな」と思ったら、油断は禁物です。赤い蜂にもいくつかの種類が存在していて、それぞれ特徴や危険性が異なります。赤い蜂のなかには、刺されたら命まで脅かすほど危険な種類もいるのです。

このコラムでは、意外と知られていない赤い蜂について、種類や特徴をご紹介していきます。赤い蜂のなかには危険なスズメバチの一種もいるため、もし見かけたら適切に対処して、身の安全を守りましょう。

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赤い蜂は主に3種類!比較してみよう

赤い蜂は主に3種類!比較してみよう

赤い蜂といっても、からだが赤色というわけではなく、赤く見えるという蜂もいます。茶色やオレンジ色のからだでも、日の光によっては赤く見えることがあるのです。ここからは、赤い蜂の種類や特徴をご紹介していきます。

【1】チャイロハバチ

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チャイロハバチの体長は10mmほどで、毒針を持たないハバチ科の蜂です。赤というよりはオレンジ色のからだです。ハバチは草食で、植物の葉を食べます。ハバチにも針はありますが、これは卵を産みつける際に、その場所へ穴を開けるために使われていて、ひとが刺されるような危険はないとされています。

【2】アカガネコンボウハバチ

アカガネコンボウハバチの体長は15mmほどで、光沢のある赤褐色をしているのが特徴です。チャイロハバチと同様に、毒針を持たないハバチ科の蜂で、針はあってもおそれる必要はないでしょう。こん棒のような形の触角を持っていることが名前の由来になっているようです。

【3】チャイロスズメバチ

チャイロスズメバチはその名のとおり、スズメバチ科の蜂です。腹部は黒色で、全体的に茶色のからだを持ちます。体長は20mm~30mmほどで、主に北部の寒冷地に生息しています。

チャイロスズメバチは攻撃性があり、強い毒性を持っているのです。この毒には、痛みを感じさせる成分のセロトニンが多く、刺されてしまうと激しい痛みをともないます。

また、チャイロスズメバチは別のスズメバチの巣を奪ってしまう危険な蜂なのです。うっかり巣に近づいてしまうと、集団で攻撃される危険性があります。

赤く見える蜂のなかでも、主なものは上記の3種類です。しかし、細かくいえば赤く見える蜂の種類はほかにもあります。オレンジ色のオオスズメバチやコダカスズメバチ、細身のからだのアシナガバチなどです。先述のとおり蜂のからだに当たる太陽の光の加減によって、色が変わって見えることもあるため、赤く見える蜂は意外と多く存在していることがわかります。

赤いからだは”危険”のサイン?

蜂が赤いからだで飛んでいると、威嚇状態などの危険信号かと思ってしまうかもしれません。しかし、黄色い蜂がより狂暴化して赤いからだになっているわけではないのです。赤いのは危険を知らせるサインではなく、もともとの色というわけです。

ただし、赤いからだをした蜂のなかには、さきほどご紹介したチャイロスズメバチのような危険な蜂もいます。

チャイロスズメバチは別のスズメバチから巣を奪うために女王蜂同士が闘います。チャイロスズメバチの女王蜂が闘いに勝つと、負けたスズメバチの巣はチャイロスズメバチに侵入されていくのです。

襲われるのは都市部に生息するキイロスズメバチなどで、それを襲う狂暴なチャイロスズメバチも人が生活している身近な場所に生息していると考えられます。赤いからだの蜂をみつけたら、チャイロスズメバチの疑いもあるため、刺されないように注意しましょう。

また、ハバチ(葉蜂)は文字どおり草食です。幼虫のうちは植物の葉を食べるため、食害による作物への被害も考えられます。育てている植物にイモムシのような幼虫を発見するなど、虫食いの被害がでたら、駆除する必要があります。

幼虫の数が少なければ、ピンセットなどを使用してひとつひとつ取り除いてください。大量に発生してしまった場合には、薬剤による駆除が効率的でしょう。蜂駆除業者に依頼をするという手段もあります。

蜂を寄せつけないようにする方法

赤い蜂に限らず、自宅やその周辺に蜂がいると刺されるおそれもあり危険です。ここでは、蜂を寄せつけないために使用できるものと、使用方法をご紹介します。「蜂を寄せつけたくない!」「予防したい!」という方は、ぜひ以下の方法を試してみてください。

・木酢液

木を炭に加工する際に発生する木酢液は、蜂の嫌う煙の臭いを放ちます。蜂が巣を作りやすいとされる軒下などの場所に木酢液を塗布するのが効果的です。

ただし、木酢液の臭いは人間にとっても嫌なものです。室内に臭いが入ってしまうことがないように、使用する際には注意しましょう。木酢液はホームセンターなどで手に入れることができます。

・ハッカ油

蜂は、ハッカ油の成分であるメントールを嫌うため、蜂を遠ざける効果が期待されます。蜂を近づけないために、ハッカ油スプレーを吹きかけておくという方法もあります。ハッカ油スプレーの作り方は簡単です。

スプレーボトルに100mlの水を入れたら、ハッカ油を約30滴入れてよく混ぜます。ただし、ハッカ油の効果は持続性が低いため、定期的にスプレーする必要があります。

・水をまく

蜂は湿度を嫌います。蜂の寄ってくるような場所に水をまいておくことで、蜂の嫌う空間を作ることができるのです。

頻繁に蜂を見かける場合は近くに巣があることも

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もし、自宅の周辺などで頻繁に蜂を見かけるようになった場合、近くに蜂の巣があるかもしれません。蜂の巣には多数の蜂が生活しているため、自宅の軒下などに巣を作られてしまうと刺される危険性が高まります。

「最近よく蜂を見かけるな」と思ったら、近くに蜂の巣がないか確認してみましょう。もし蜂の巣を発見してしまったら、慌てずに対処する必要があります。小さいものなら自分で駆除できることもありますが、蜂の巣駆除は危険がともなう作業です。

巣を守るために蜂が襲いかかってくるおそれもあります。刺されてしまえば痛みだけでなく、アレルギー症状がでることもあるのです。呼吸困難などの症状に陥るアナフィラキシーショックを引き起こしてしまった場合、命に関わるほどの危険もあります。

しかし、無理に自分で蜂の巣駆除をおこなわずに、プロの手にまかせてしまえば安心です。「蜂の巣駆除お助け隊」では、蜂の専門知識を持った業者による巣の駆除はもちろんのこと、再発防止策もおこなうことができます。

蜂の巣駆除を業者に依頼しようとお考えの方は、現地調査・見積りが無料の「蜂の巣駆除お助け隊」までお気軽にご相談ください。24時間お電話受付しております。

まとめ

蜂といえば黄色と思われがちですが、じつは存在している複数の赤い蜂。なかには凶暴な種類の蜂もいるため、油断はできません。赤い蜂を見かけたら、危険なチャイロスズメバチかもしれないので被害にあわないよう注意しましょう。

手軽にできる、蜂を近づけないための予防策をしておくと安心です。自宅周辺で何度も蜂に遭遇することがあれば、近くに蜂の巣があるかもしれません。

蜂の巣駆除は危険をともなうため、迷わず業者に駆除を依頼することをおすすめします。生活を蜂に邪魔されないように、予防や駆除を徹底しましょう。

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この記事の執筆者
ハチ110番編集部
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専門文献や駆除業者・専門家への調査をもとに、蜂の駆除・予防法や駆除業者の選び方など様々なテーマで情報発信をおこなっております。
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