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屋根まわりの鳩対策ポイントを押さえて早期対処を

屋根の鳩対策ポイントを押さえて早期対処!被害拡大を防ぎましょう 

 

鳩の被害はベランダやバルコニーに多いですが、屋根や庇、太陽パネルも要注意箇所です。
最近周囲で鳩を見かけたり、以前より数が多いと感じたりしたら、
まずは自宅の屋根に問題はないか確認をしてみましょう。
もしかすると、すでに営巣をしている鳩がいるかもしれません。

 

早急な対処を行えば、健康被害などを抑えることができ、鳩の対策・駆除の費用を抑えることができます。
いない場合でも近場に鳩を見かけるのならば住み始めてしまう可能性がありますので、早めの対策をおすすめいたします。

目次

事例からみる屋根まわり3つの対策ポイント

事例からみる屋根まわり3つの対策ポイント

 

鳩はベランダだけではなく、屋根など直接確認しにくい場所も被害に遭います。
見ることが難しい場所は、
被害発見に至るまでに時間がかかることが多く、気づいた時にはすでに営巣していたなんてことも少なくありません。

 

では具体的にどんな場所が被害に遭いやすいのでしょうか。
確認すべき3箇所を紹介します。

 

屋根の鳩被害と駆除・対策方法

戸建住宅

被害事例


・屋根が鳩のたまり場になっており、糞の被害がある。
・屋根の隙間から鳩が出入りしている。

▶対策方法(対策グッズ:ワイヤー、ネット、剣山)

戸建住宅の場合、屋根と屋根の隙間に営巣する場合があります。

対策としてはワイヤーもしくはネットを設置するのが良いでしょう。
隙間が低い場合は剣山タイプも良いです。
設置個所が高所なので、
作業中に誤って転落してしまうと怪我や最悪の場合命を落としかねないため、個人での設置はおすすめできません。

もし自分で設置を行うのであれば、屋根に上る際・降りる際は特に注意し、雨の日は避けて慎重に行いましょう。
自己で対処できないと判断した場合は、鳩対策のプロにお願いしましょう。
マンション

被害事例


・屋上部分に鳩の大群が集まり、各階のベランダを行き来している。
・鳴き声がうるさい

対策方法(対策グッズ:電気ショック、ワイヤー、剣山)

マンションの屋根部分は、
餌場と巣を経由する際に待機場所として使われたり、貯水槽の下に営巣をしたりする可能性があります。
鳩は餌場の付近の安全確認に高所から様子を見る習性があります。
鳩が停まりやすい場所に鳩対策用電気ショック機器やワイヤー、剣山などを設置すると忌避して寄りつかなくなります。

しかし、すぐにやめてしまうと別の群れの待機場所になってしまうことがあるので、長期的な対策を行いましょう。
ワイヤーや剣山であれば個人で設置が可能です。
より効果が期待できる鳩対策用電気ショック機器を設置したい場合は、鳩対策のプロに一度相談をした方が良いでしょう。
工場
被害事例

・屋根のトタンの隙間から屋根裏内部に侵入して営巣をしている。
・屋根が鳩のたまり場になっている。
▶対策方法(対策グッズ:電気ショック、ワイヤー、剣山)

工場の場合、屋根やパラペット部に鳩の被害が出やすいです。
マンション同様工場は比較的高い建物が多いので、餌場を見渡しやすく、鳩のたまり場になりやすい傾向あります。
屋根やパラペット部に鳩対策用電気ショック機器を設置すると効果的です

庇(ひさし)の鳩被害と駆除・対策方法

戸建住宅・マンション
▶被害事例

・鳩の糞が付着している。または降ってくる。
▶対策方法(対策グッズ:剣山、忌避剤)

工場に比べて大きさが小さいですが十分被害に遭う可能性があります。
庇の上に糞が落ちていた場合は取り除き、上に剣山タイプを設置するか、忌避剤を散布すると良いでしょう。
工場
▶被害事例

・工場の庇に鳩が住み着き営巣をしている。
・庇と屋根の間を出入りしている。
・H鋼のフランジ部に鳩の巣がある。
・商品が鳩の糞で汚れてしまった。
▶対策方法(対策グッズ:ネット)

工場の庇は戸建住宅やマンションに比べて大型のものが多く、H鋼のフランジ部に営巣しやすいです。
工場によっては商品や材料置き場になっているところも珍しくないので、
鳩対策をせず放置してしまうと商品に損害が出るばかりか、食品を扱っている場合は健康被害につながりかねません。
H鋼の部分にネットを張り、鳩の侵入を阻害することで鳩対策が行えます。

太陽光パネルの鳩被害と駆除・対策方法

太陽光パネルの鳩被害と駆除・対策方法
▶被害事例

・太陽光パネルが糞で汚れ、発電効率が落ちた。
・太陽光パネルの内部に巣がある。
▶駆除・対策方法(対策グッズ:剣山・ネット)

基本的には鳩対策用ネットを張り、侵入を防ぐのが一般的です。
隙間が低いところは剣山を使用しても良いでしょう。

太陽光パネルは、最近の屋根被害の中で一番多い場所です。
鳩は数センチメートルもの小さな隙間でも侵入できます。
屋根に設置した太陽光パネルと屋根の間には隙間が空いていることが多く、内部は雨風をしのげるので鳩が良く住み着きます。

鳩が中に住んでいるかどうかは見るのが難しいので、建物の持ち主の知らぬ間に営巣に至ることも多いのです。
鳩を最近見かけるからと念のため太陽光パネルを取り外して調査を行ったところ、太陽光パネルの裏側に鳩や卵が…なんてこともあるようです。

 

屋根まわりの鳩駆除・対策を行う注意点

屋根まわりの鳩駆除・対策を行う注意点

屋根周りの鳩対策や駆除はベランダやバルコニーとは違い危険が伴う場合があります。
以下の点に注意しましょう。

 

鳩被害レベルが低いうちに対策を

普段あまり確認しないことの多い屋根は、気づいた時にはすでに大きな被害に遭っている場合があります。
そのため被害に遭う前に対策をしておくことが大切になります。
また発見した場合は放っておかずに早めに対処を行いましょう。

 

巣を作られてしまった場合は駆除が大変になり、個人で行うことは難しく、専門業者を呼ぶことになります。
また、コストもかかってしまうので、できる限り初期段階で発見し、対策を行うことがベストでしょう。
もし、巣の中に卵や雛がいた場合、無暗に殺傷を行うと法にふれてしまいます。
許可を得ている鳩対策のプロに依頼して撤去をしてもらった方が賢明です。

 

太陽光パネルの糞害が酷い場合は一度取り外して清掃しなければいけない場合があります。
太陽光パネルの内部に鳥の羽毛や糞、巣を作る際の木の枝などが入り込むと、最悪の場合は故障もあり得ます。
また、パネル表面に糞が付着すると、太陽光パネルの電気発電量が低下し効率が悪くなります。

 

高所の鳩対策は安全のため業者に依頼する

屋根や庇、太陽光パネルはいずれも高所にある場合が多いです。
高所の作業は一歩誤れば転落し、最悪の場合は命を落とす危険があります。
無理に自力で行おうとせずに鳩対策のプロにお任せしましょう。

 

まとめ

鳩が家やマンションなどのビル、工場などの屋根近辺で巣を作るポイントは以下の3つです。
 
 屋根
 
 太陽光パネルの下

 

これらは普段あまり確認する箇所ではないので発見が遅れる場合があります。
鳩を見かけるようになったり、最近見かける数が増えたりしたと感じたら一度確認し、
可能であれば定期的に調査をすることが大切です。

 

また、屋根周りの鳩対策・駆除を行う際は、以上の2点に注意しましょう。
 
 ▶鳩の被害が少ないうちに対策をする
 ▶高所の作業は無理をせず、鳩対策のプロに任せる