高木とは、樹高が5mを超える樹木のことを指します。一例として、スギ・イチョウ・ケヤキなどが挙げられます。
低木の剪定であれば、地に足をつけて剪定することができます。しかし高木の場合、枝葉の位置が高くなるため、脚立やハシゴなどを利用しなければハサミが届きません。場合によっては木に登って剪定することもありますが、いずれにしても危険な作業です。
高木の剪定は必要な作業ですが、まずはご自身で対応可能なのか見極めるようにしてください。
高木を剪定する目的
剪定には、いくつかの目的があります。
一つ目は、形を整えるためです。見た目を美しくするため、庭や周りの景観に合わせるためという目的があります。
二つ目は、木の生長を促すためです。根に対して、枝や葉が生長しすぎると樹木が弱ってしまいます。また、剪定をすることで風通りが良くなり、花や実がつきやすくなることがあります。
剪定は、美しい見た目を維持するだけではなく、樹木の健康と生長のためにも必要なのですね。
高木の剪定方法
高木といっても色々ありますが、イチョウの場合を見てみます。
イチョウの木は、剪定に強いため、ぶつ切りにしてあることが多いです。
しかし、どのような剪定が好まれるかは木によって違います。
剪定には、透かし剪定など方法はいくつかあります。また、時期によっても剪定方法が変わることもあるので、注意しましょう。
危険な高木剪定は業者にご依頼を
低木であれば、剪定は比較的楽にできるイメージがあるかもしれません。
しかし、高木の場合は大掛かりな作業になります。
必要に応じて、ハーネスやクレーンなどを用いることもあるからです。
また高木剪定は、高く不安定な場所で刃物を使うので大変危険を伴います。
必要な道具を揃えるだけでも大変なので、無理をせず業者を頼りましょう。
まとめ
高木に剪定には危険がつきものです。低木ならご自身でなんとかなっても、高くなるほど事故などを招く可能性が高くなります。
また、剪定は木の種類や時期によって方法が変わります。
その木にとって一番の剪定することが、木の見た目や健康にも関わってくるので慎重に行うことも必要です。剪定のプロに任せれば、その点は安心できるでしょう。
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