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ここでは剪定に関する最新情報やレポートを皆様に分かりやすくご紹介いたします。ご参考ください。

ベゴニアの剪定時期は種類ごとに異なる!正しい方法・育て方を伝授

ベゴニアの剪定時期は種類ごとに異なる!正しい方法・育て方を伝授

ベゴニアを剪定する際には、「切り戻し」という剪定方法をとります。剪定をおこなう時期はベゴニアの種類によって異なりますので、正しい時期に剪定をして美しい花を咲かせましょう。

ベゴニアのお手入れにはコツがあり、剪定でただ枝を切るだけではなく、芽を摘む「摘心」や咲いた後の花を摘む「花がら摘み」なども必要です。適切なお手入れをして美しい花を咲かせたいですね。

このコラムでは正しい剪定方法や知っておきたい基本的な育て方について紹介していますので、ぜひお役立てください。

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ベゴニアの正しい剪定時期・方法について

ベゴニアの正しい剪定時期・方法について

ベゴニアを正しく剪定する方法を紹介します。剪定の方法によって樹形や花付きが変わってきてしまうので、正しい知識でおこないましょう。

ベゴニアは「切り戻し剪定」が基本

ベゴニアの剪定をおこなう際には、切り戻しという剪定方法をとるのが基本となります。切り戻しとは、伸びすぎてしまった枝を切って樹形を整える方法のことをいいます。樹形を整えることで見た目もスッキリしてキレイになるほか、大きくなりすぎるのを防いだり、要らない枝を切ることで風通しをよくして健康に育てられる効果があります。

ベゴニアの種類によって異なる剪定時期とやり方

一口にベゴニアといっても、さまざまな種類があります。種類によって剪定方法が異なるため、種類別に紹介していきましょう。

【木立性ベゴニア】
木立性とは、木として地に植わっているものをいいます。この木立性ベゴニアの場合には、木の剪定と同じような方法をとります。年間を通して剪定をおこなうことができます。春から秋にかけての暖かい季節は木の生長が活発であることから、ほかの時期には難しい、短く切る強剪定をおこなうことができます。

【球根ベゴニア】
気温が下がる冬になると茎が枯れ、球根として冬越しをするのが球根ベゴニアです。夏の暑さに弱いですが、花が大きくとても華やかです。夏のはじめ(7月ごろ)に花が咲き終わった後、下部を半分ほどに剪定すると秋にも花をつけます。

【根茎性ベゴニア】
茎が太く、茎が地表を這うように伸びていきます。花もきれいですが、葉に模様がついているのが特徴です。とても美しいため、年間を通して楽しむことができます。梅雨や真夏などの湿度が高く蒸れやすいときに、混み合う枝を剪定します。

剪定するときに気をつけること

切り戻し剪定はよく晴れた日におこなうようにしましょう。切り口がよく乾かないと病害虫の影響を受けやすくなってしまいます。晴れた日の朝に切り、日が陰るころには乾いているのが理想です。また、切り戻し剪定をおこなった後には水のやりすぎに気をつけなくてはいけません。枝が水によって湿ってしまうと、これもまた病害虫の影響を受けやすいからです。

花がら摘みと摘心の時期と方法

ベゴニアの花をキレイに咲かすには花がら摘みと摘心がとても大切です。花や幹の生長に養分がいくようにするために、余分な栄養がいきわたらないように芽を摘んでコントロールします。

【花がら摘み】
花がら摘みとは、咲いた後の花を摘むことです。しぼんだ花を取り除くことによって種子が作られなくなり、ほかの部位に栄養がいきわたるようになります。3~5月、9~10月ごろがベゴニアの開花の時期です。花が咲いた後、茎を引き抜くか茎のつけ根を切って花を落とします。ベゴニアの種類によっては花が自然に落下しますが、落ちた花から病気に感染することがあるため、早いうちに処理することをおすすめします。

【摘心】
摘心は、茎の先端についた新芽を摘むことです。これによって脇に新芽が伸びやすくなります。横向きに茎を伸ばして、横に広がったボリュームのある形にする方法です。先端についた芽を頂芽といい、この頂芽をつまむように折って摘みます。茎が伸びて新しい頂芽が出てきたら摘むようにしましょう。これを繰り返すことによって横に伸びる茎が増え、花がたくさん咲くようになりますよ。

剪定はプロにお任せするのも手段のひとつ

ベゴニアの剪定は種類によって時期が異なり、また剪定の方法もさまざまです。自分の育てている木の剪定に自信がないというときには、プロにお任せするのも手段のひとつです。プロの手を借りることによってより専門的な知識での剪定をおこなってもらい、素敵なお庭を作りましょう。

プロに剪定を依頼する場合、高さによって料金が決まることがあります。ベゴニアはあまり大きく生長しないため、低木の料金での依頼が可能です。費用の相場は1本あたり3,000円~5,000円ほどでしょう。

業者によっては時間制の場合があります。時間制の場合には1時間いくらという計算方法で、1時間あたり4,000円~5,000円ほどが相場です。業者に剪定を依頼する場合は、作業費のほかにも出張費や道具費などが必要となることがあります。見積もりなどで内訳をしっかり確認しておきましょう。

ベゴニアの花を美しく咲かせよう!基本的な育て方をご紹介

ベゴニアの花を美しく咲かせよう!基本的な育て方をご紹介

ベゴニアといえば、独特な外見の花が特徴です。その花を美しく咲かせるために欠かせないことを紹介していきます。

ベゴニアを上手に育てるための3箇条

【水やり】
鉢植えの場合には、土の表面が乾き始めたら水やりの合図です。鉢の底から流れるくらいの量を与えます。それほど水が必要なくなる秋を過ぎたころからは、根腐れを防ぐために水やりを控えていきます。

地植えのベゴニアは基本的に水をやらなくてもよいですが、夏に雨が降らなくて土が乾いているようなら水やりをたっぷりおこないましょう。球根ベゴニアの場合には、秋に地上に出ている部分が枯れ始めたら、根腐れを防ぐために水やりを控えます。完全に枯れて球根だけとなったときには水やりをおこないません。

【肥料】
植え付けのときに化成肥料を混ぜつけておきましょう。生長期である春から秋にかけては月に2回ほど液体肥料を与えるとより元気に育ちます。ただし、真夏に元気のない株に肥料をやると肥料焼けをおこしてしまうおそれがあるため、控えましょう。

【環境】
強い陽射しは葉焼けや乾燥の原因となってしまうため、直射日光が当たる場所に植えることは控えます。葉が茶色く変色してしまう場合には、葉焼けが原因であると考えられます。屋外に植えるのなら1日数時間しか日光の当たらない半日陰か、明るい日陰に植えましょう。鉢植えの場合には、直射日光の当たらない窓際などに置いておくとよいでしょう。

土づくりも大切な作業のひとつ

植物を育てるには土が大切です。ベゴニアは水はけのよい土が適しています。自分で赤玉土・鹿沼土・黒付き・真砂土というような単体用土を混ぜて、土地にあった土を作ることをおすすめします。難しい場合には、初めから複数の土が混ぜてある培養土を使用しましょう。

2年に1回は植え替えがおすすめ

鉢で育てている場合には、2年に1回は植え替えをおこないましょう。生長によって鉢が窮屈になっているかもしれません。小さい鉢だと場所が足りなくなって根詰まりをおこしてしまい、健康に育ちにくくなってしまいます。また、土はしばらく使用していると養分がなくなってしまいます。新しい栄養満点の土にかえるという意味でも、植え替えは大切です。

ベゴニアを増やしてみよう!

ベゴニアは挿し木で増やす方法が一般的です。気温20~25度くらいが発芽しやすいので、春か秋ごろにおこなうとよいでしょう。10~20センチメートルほどに切った枝を使用するため、剪定をおこなった枝も使うことができます。上のほうの葉を数枚のこしてあとは取り除き、挿し木にする枝を水に2時間ほどつけてください。

水から揚げたら発根剤を切り口に塗り、土に挿し込みます。根が出るまでは直射日光の当たらない明るい日陰で管理しましょう。土が乾いたら水をやりますが、湿気の多い場所だとハダニという害虫が出るため、水のあげすぎには注意です。

ベゴニアの具合がなんだかよくない……原因は?

ベゴニアの具合がなんだかよくない……原因は?

ベゴニアの元気がないというときに考えられる原因を解明していきます。

【原因1】病気にかかっている

ベゴニアの元気がないときには病気にかかっているおそれがあります。葉の色や枝の色はおかしくありませんか?ベゴニアがかかりやすい病気の特徴についてまとめました。

【灰色カビ病】
灰色カビ病は葉や茎が灰色のカビにおおわれて腐っていく病気です。花に白い斑点がついている場合にも感染が疑われます。梅雨や秋から冬にかけての、気温が低めで湿度が高い時期に発症しやすいです。水のやりすぎに注意し、風通しや日照不足を防ぐために剪定をおこなうことをおすすめします。

【うどんこ病】
うどんこ病は白い粉がかかったようなカビが症状として葉などに現れます。葉から栄養を奪われてしまうため、枯れてしまうおそれがあります。冬など空気が乾燥した時期や水が足りてないときに発症しやすいので、土を乾燥させないようにこまめに水やりをおこないましょう。

【原因2】ベゴニアを好む害虫の仕業

【カイガラムシ】
カイガラムシの中でもコナカイガラムシという根につく害虫がベゴニアを好みます。粉をまぶしたような巣や、小判型の小さな虫が根についていたら注意です。もし見つけたときには根を洗ってから殺虫剤を使用しましょう。

【ハダニ/ホコリダニ】
ハダニは肉眼で確認できるサイズのダニです。たまにほかの植物から移ってきたなどでベゴニアについていることがありますが、ベゴニアには目で確認できないサイズのホコリダニを多く見かけます。生長点を傷つけるため、茎が傷みやすいので要注意です。

【ネコブセンチュウ】
根に寄生して養分を奪っていくのがネコブセンチュウです。養分を吸い取ってしまうため、根が腐敗して枯れてしまうおそれがあります。葉の色が悪いなど、何か不調を感じたときは根を確認しましょう。根にコブのようなふくらみがあったら寄生されていますので、農薬を使用して駆除しましょう。

病気や害虫で弱った部分は早めに剪定を!

病気や害虫によってベゴニアが弱ってしまったときには、早めの対処が大切になります。葉や茎が原因の場合には剪定、根が原因の場合には薬剤や肥料による駆除をおこないましょう。もしも自分で原因を突き止められない場合や、駆除が難しいと感じたときには業者に依頼することもオススメです。専門的な知識で、ベゴニアを健康にするための処置をしてくれるでしょう。

ベゴニアの品種いろいろ

ベゴニアの品種いろいろ

数あるベゴニアの中でも育てやすく、出回っている数が多いのが木立性ベゴニアです。ベゴニアと聞いてイメージする艶やかな葉に小さな花は、木立性のセンパフローレンスという種類のことです。ハートの形のように見える葉とピンクの花をつける、ピンクミュージアムも人気のある種類です。

球根性ベゴニアは葉に特徴があるものが多く、花も特徴のあるものが多いです。暑さに弱いため球根性ベゴニアは室内で育てるのに適しています。葉に模様がついていたり、形が独特であったりすることから観葉植物として年中楽しむことができます。

球根性ベゴニアとベゴニア・ソコトラナと合わせて作られたリーガスベゴニアはバラのように花びらの多い花を咲かせ、とても美しいです。キレイな花を咲かせるためにも、剪定は大切です。しっかりお手入れをして花を咲かせましょう。

まとめ

ベゴニアの剪定は、種類によって時期が異なることがわかりました。時期は違っても美しい花を咲かすためには剪定や花がら摘み、摘心などお手入れは必須です。ていねいにお手入れするほど健康に育つので、日頃から気にかけていたいですね。お手入れや剪定が大変というときには、業者に依頼するのもひとつの手です。

業者は専門的な知識に基づいて作業をおこなってくれるため、お庭の雰囲気も一新されて洗練されたものになります。業者に依頼するときには、まずは電話相談からおこなってみましょう。弊社でも無料相談をおこなっています。年中無休でおこなっていますので、いつでもご連絡ください。

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