「アンテナの設置をしたい、でもどこに頼めばいいのかさっぱりわからない……」とお困りではないですか?
BSや地デジのアンテナの取り付けを業者に任せるとなると費用がかかりますから、信頼して任せられて、施工も満足な業者を見つけたいと思いますよね。
アンテナ工事は頻繁におこなうことではないため、業者選びに悩む人は多いです。
そこで、この記事ではどうやって業者を選べばよいのかわからない方のために、業者選びの4つの基準をご説明します。
- 訪問見積りをしてくれる業者を選ぶ
- 価格設定・施工内容が適切か確認する
- 施工実績が多い業者を選ぶ
- 相見積りをおこなう
アンテナ工事業者選びの4つのポイントを押さえれば、すぐによい業者が見つかります。
アンテナ工事業者選びでお悩みなら、ぜひこの記事を参考にしてください。
アンテナ業者を選ぶ4つのポイント!
アンテナの取り付けを行ってくれる業者は、電気屋、修理業者、家電量販店など探せばたくさんあります。とはいえ、すべての業者がみな同じというわけではありません。なかには、手際が悪かったり作業が雑だったりする業者もいますので、業者選びは慎重に行うべきです。
「業者を比較するのが面倒だから」「安い業者ならどこでもいいから」と即決してしまう前に、4つのポイントだけでもチェックしてみましょう。今テレビアンテナ業者をどこに頼むか悩んでいる方も、きっと優良業者に出会えるはずです。
訪問見積りをしてくれる業者を選ぶ
まず注目したいのが、「訪問見積り(現地見積り)」です。業者にテレビアンテナやBSアンテナの調整・設置を頼むときに、実際にいくらの費用がかかるのかを確認する、非常に手っ取り早い方法です。
アンテナの施工は、家の形状や周囲の環境によって大きく左右されます。隣の家でのアンテナや電波の状況と自分の家でのアンテナや電波の状況とではわけが違うのです。 訪問見積りなら、自分の家の環境でのアンテナの状況での費用を見積もることができるので、明確な金額と的確な施工内容を提示してもらえます。訪問見積もりを無料でおこなっている業者もあるので、チェックしてみることをおすすめします。
価格設定・施工内容が適切か確認する
料金に焦点を当ててみるのも大事です。ただし、金額だけを見て判断するのはよくありません。【施工内容に見合った金額か】という点を考えることが大切です。
費用が安すぎると、その分サービスが省かれてしまっている可能性が高いですし、安全な施工をしてくれるのか、後で追加費用を請求されないだろうかという不安が付きまといます。
反対に費用が高いと、自分には必要のないサービスを追加されていることもあるかもしれません。とはいえ、費用が高い分アフターサービスや保証などが充実している場合もありますし、工事に特殊な機材やアンテナが必要な場合は費用がかさむこともあります。相場と見積書を見比べて判断する力が求められるでしょう。
施工実績が多い業者を選ぶ
次に、業者の実績をチェックします。実績は、業者の技量や知識量を示します。業者のサイトには今までの実績や施工例を記載しているページがあることも多いので、参考程度に見てみることをおすすめします。
お客様の口コミで業者の腕を図ることもできます。口コミサイトをのぞいて評判を見てみるのもよいでしょうし、自分のまわりのアンテナ設置業者を利用した経験がある人に聞いてみるのもよいでしょう。
実績が少ないと失敗なく施工してくれるのだろうかと不安になります。実際、電波の届きにくい設置場所に取り付けられたり、アンテナの種類が選べなかったりということが起こるかもしれません。実績を確認して、何千件、何万件とさまざまな施工を経験してきた熟練業者見つけてみてください。
相見積りをおこなう
1つ目のポイントとして訪問見積りをしてくれる業者をおすすめしましたが、できれば「相見積り」しましょう。相見積りとは、いくつかの業者に実際の施工にかかる費用や施工内容を見積もってもらうことです。ひとつひとつの業者に見積りを出してもらうと、同じ施工内容でも全く異なる金額になることが分かります。
金額に差が出るのは、業者ごとに独自の費用算出方法をとっているので当然と言えます。比較することではじめてどの業者に頼めばお得なのかが分かり、だいたいの相場もつかむことができます。
見積もり書の内容を見て、「金額や施工の説明が曖昧だ」「詳しい説明をしてくれない」など不安が残るような業者には疑問点を聞いてみましょう。言葉を濁すようであれば信頼をおくべきでない業者である可能性が高いです。質問することは、お客様に対する会社の対応力も図ることができるのでおすすめです。
アンテナ工事業者を選ぶポイントは以上です。
しかしまだアンテナ工事選びに、お悩みの方もいるかと思います。
アンテナ工事業者は数が多いので、選ぶのが大変ですよね。
そんなときは、アンテナ110番にご連絡ください。
アンテナ110番はアンテナ工事業者をご紹介するサービスをおこなっています。
アンテナ110番にご連絡いただければ、ご希望の日時や場所に合わせてアンテナ工事業者をご紹介いたします。
お電話は24時間365日全国より受け付けているので、いつでもどこからでもご相談いただけます。
アンテナ工事業者が決まらずお困りなら、アンテナ110番にご連絡ください。
アンテナ設置費用が決まる3つのポイント
アンテナの設置・調整は頼みたいけれど、やっぱり費用が気になる!という方はきっとたくさんいるはずです。
地デジやBSアンテナ設置の費用は業者によって異なりますが、費用が高いのか低いのかということは、3つの観点から予想することができます。【種類】【施工】【設置場所】という費用を左右する3つの観点について、解説します。
アンテナの種類
3種類のアンテナをご紹介します。
●CS/BSアンテナ
丸い形をしたBS/CS専用のアンテナです。格子や手すりがあるベランダに設置されることが多いです。
●八木アンテナ
地デジやラジオ局にも対応するアンテナです。細い棒が組み合わさっているような形状をしており、屋根の上に設置されます。
●デザインアンテナ
スタイリッシュなデザインで、家の景観を損なうことなく設置できます。壁面に設置されることが多いです。
種類や形状によって取り付け位置や設置の仕方が変わってくるので、結果として費用にも差が出ます。一般的には、ベランダの格子や手すりに設置するタイプの施工費用は比較的安いです。家の壁や屋根上に設置するタイプは高くなる傾向にあります。
施工の種類
次に施工の種類です。オプション設定を増やすと費用が高くなります。たとえば、以下のようなことはアンテナ設置に「プラスアルファ」の費用が加算されるでしょう。
●ブースターの設置
受信電波が弱い場合や、ノイズが入る場合などに必要になります。
●室内のケーブル延長
アンテナからテレビまでの距離が遠い場合に、ケーブルを延長することもあります。
●分配機の接続
繋げるテレビが多いときには、分配器を繋げます。
設置場所の種類
アンテナによって設置場所もずいぶん違います。設置場所の高さによっては、作業する人が複数人いる場合、特殊な機器が必要になる場合などがあり、その分費用が変わってきます。
●ベランダに設置
ベランダに設置する場合は、ベランダの壁に手すりがあるのか、それともコンクリートに設置するのかという違いで金額も変わります。手すりがある方が費用が安い傾向にあります。
●屋根部分
屋根には人が上り、手作業で設置をする場合が多いです。場合によっては何人かで作業をすることになり、作業人数分の費用がかかります。
●壁面
デザインアンテナは壁面に設置されます。電波を確保するためにある程度高い位置に設置しますが、周囲に足場がないと、足場を組む作業も必要になります。
アンテナの取り付け工事でおこなうこと
アンテナが故障してしまったとき、使っていなかったBSアンテナを業者に設置・調整してもらいたいとき、どんな工事が行われるのかご存知でしょうか?
アンテナ工事をするには自宅に入ってもらったり、自宅の壁面や屋根上に登ったりして作業をするので、どういった方法で工事がおこなわれるのかわかっていないと不安です。
ここからは、アンテナ工事がどのように行われるのか、4つに分けてご紹介しますので、工事で実際にどのようなことがおこなわれるのかの参考にしてみてください。
アンテナの交換工事の内容
アンテナが壊れたり、古くなって使いづらくなってきたりした場合には、アンテナを交換します。交換の際におこなうのはこんなことです。
- 配線を外す
- 既存のアンテナを撤去する
- 新しいアンテナを組み立てる
- もとにあった場所にアンテナを仮止めし、設置する
- ワイヤーや配線を接続する
交換工事の方法はアンテナの種類によって違うので、上記の方法が一概に正しいとは言えません。八木アンテナの場合は、配線と一緒にアンテナを支えているワイヤーを外したり、アンテナマストと呼ばれる支柱部分をアンテナに取り付ける作業までおこないます。デザインアンテナの場合は、壁面にビス穴を開けて設置の準備もします。
アンテナの新設・追加工事の内容
新築に引っ越したときや、BS/CSを見たいときおこなうのがアンテナの新設や追加工事です。
- アンテナを取り付ける
- 配線を繋げる
- 分配器を接続する
- ブースターを設置する
アンテナを設置する際は、以上のようなことがおこなわれます。分配器の接続やブースターの設置は、状況によって必要な場合もあれば、必要ない場合もあります。たくさんのテレビにアンテナを接続するときは分配器を、電波が悪い場所で設置する場合はブースターの設置をする確率が高いです。
アンテナの撤去工事の内容
使わなくなったアンテナが設置されたまま放置されている建物や、引越しをする際には、アンテナを撤去する作業が必要です。
- アンテナを撤去する
- 配線を撤去する
- 設置に使われていた部品を撤去する
- アンテナの処分
アンテナの撤去時もアンテナの種類に合わせた方法でおこなわれますが、基本的にはアンテナと配線、設置部品を外していく作業になります。アンテナがもう必要ないのであれば、アンテナを処分してもらうことも可能です。
アンテナのおもな設置場所
以下のような場所が、各種類のアンテナがよく設置される場所になります。
- BS/CSアンテナ:ベランダの手すりやコンクリート部分、屋根の上
- 八木アンテナ: 屋根の上
- 設置に使われていた部品を撤去する
- デザインアンテナ:家の外壁の高い位置
とはいえ、必ずしも決められた場所に設置するわけではありません。アンテナの設置場所は電波を受信できるかどうかが重要な決め手となりますので、電波を十分に受け取ることができる位置・方向を探して設置することが大切です。
まとめ
この記事では、アンテナ工事を頼むときに役立つ、以下の内容を解説しました。
- 業者選びでは、価格が施工内容に見合っているかが大事
- 業者のホームページの実績や、口コミから信頼性や技術の腕を確認する
- 複数業者で相見積りをとることで、相場を知りお得に施工してもらえる
- アンテナ工事の費用は、アンテナの種類、施工方法、設置場所によって変わる
- アンテナの交換や新設、撤去の際は、アンテナの種類に合わせた適切な方法でおこなう
- アンテナの設置場所は種類によって変わるが、電波を受信できることが第一条件
業者選びで悩んだら、この記事で紹介した4つのポイントを参考に業者を選んでください。
またアンテナは選んだ種類や場所によって設置費用が変わります。
業者が決まったら、工事を依頼する前に見積りと工事内容を確認してください。