テレビアンテナの耐用年数は10年とされています。
耐用年数は、そのものをどれくらいの間不具合なく使えるかという使用期間のことです。また経費計上で減価償却をするさいの計上期間は耐用年数が基準となります。この耐用年数は国税庁が定めている「減価償却資産の耐用年数」に基づきます。
テレビアンテナ工事費用を経費に計上したいと考えている個人事業主の方や、テレビアンテナの交換や修理を検討している方は、ぜひテレビアンテナ工事後の耐用年数を理解しておきましょう。
テレビアンテナ工事の経費計上方法は総額で異なる
個人事業主や自営業の方が、店舗や事務所、所有物件などのアンテナ工事を依頼する場合、その工事でかかる費用は経費として計上することができます。ただし工事の総額によってその計上方法は異なるので注意しましょう。詳しくは以下をご覧ください。
10万円未満なら一括で計上できる
アンテナ工事の総額が10万円未満なら、確定申告のときに一括で経費に計上することができます。とはいっても、アンテナ工事の総額が10万円を超えることはあまりありません。詳しい費用は後述しますが、地デジアンテナの新規取り付けであれば、アンテナ本体費用、周辺機器費用、工賃を合わせて約1万5千円~4万円が相場となっています。
10万円以上は減価償却が必要
アンテナ工事の総額が10万円を超えることはあまりないとお伝えしました。しかし、以下のようなケースでは別途料金がかかったりして、総額が10万円を超えることもあります。
- 屋根の上、天井裏など作業難易度が高い場所への取り付け
- ベランダの形が特殊で取り付けに専用器具が必要
など
このようにアンテナ工事の総額が10万円を超える場合は、アンテナ工事後の耐用年数に応じた減価償却をしなければなりません。減価償却は費用を耐用年数で割って少しずつ計上していく方法です。アンテナ工事で減価償却をする場合は、耐用年数である10年間、毎年経費計上をすることになります。
アンテナの修理・交換の目安
この記事をご覧の方の中には「アンテナを修理交換したいけれど替え時に悩んでいる」という方もいらっしゃるかもしれません。すでにアンテナ工事後の耐用年数は10年とお伝えしましたが、これはあくまでも国税庁が定めた「減価償却資産の耐用年数」に基づくものです。そのため実際はこれより早く寿命を迎える場合もあります。
ここではアンテナの修理・交換の目安について解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
テレビの映りが悪い
テレビにノイズが入る、ちらつきがひどいなどの症状がある場合は、アンテナが電波をうまく受信できずテレビに影響を与えているおそれがあります。とくに、このような症状が悪天候ではないのに頻繁に発生する場合は、アンテナの問題を疑ったほうがよいかもしれません。
アンテナが傾いている
アンテナが傾いている場合はすぐに修理を依頼しましょう。傾いたアンテナをそのままにしていると落下する危険性がありますし、歩行者などを巻き込んだ二次災害につながるおそれもあります。
アンテナの塗装がはげている
アンテナの塗装がはげている場合も、そろそろ交換時期だと考えたほうがよいでしょう。また、塗装がはげるほど長く使用されているアンテナは、長年雨風にさらされて土台やネジが腐食しているおそれもあります。
業者によるアンテナ工事の費用相場
それでは、業者によるアンテナ工事の費用相場を見ていきましょう。ここでは地デジアンテナのみを新規取り付けする場合と、地デジアンテナとBS/CSアンテナを同時に新規取り付けする場合を例にご紹介します。
・地デジアンテナ新規取り付けの場合
八木式アンテナ/約1万5千円~3万5千円
デザインアンテナ/約2万円~4万円
・地デジ+BS/CSアンテナ新規取り付けの場合
八木式アンテナ/約5万5千円~7万円
デザインアンテナ/約6万円~7万5千円
この費用はアンテナ本体費用、周辺機器費用、工賃を含めた相場です。この費用は取り付ける場所や電波状況によって変動することがあるので、まずはアンテナ工事業者に現地調査をしてもらい見積りを出してもらいましょう。
アンテナ工事業者への依頼をご検討のさいは、アンテナ工事業者をご紹介している弊社にご相談ください。現地調査やお見積りは無料となっており、お見積り後のキャンセルも可能です。まずはお気軽にお問い合わせください。
よいアンテナ工事業者を選ぶためのポイント
最後に、よいアンテナ工事業者を選ぶためのポイントを確認しましょう。とくに重視したいポイントは以下の4つです。
・工事費用をしっかり伝えてくれる
ホームページに掲載されている料金はおおよその料金なので、まずは電話で見積り額を聞いてみるとよいでしょう。何にいくらかかるのかという部分をわかりやすくしっかり伝えてくれる業者は信頼できるところだといえます。
・工事日程の融通が効く
依頼者の都合に合わせて日程を調整してくれるかどうかも大切なポイントです。こちらの都合に合わせてくれたら準備もしやすいですよね。ただし引越しシーズンの2~3月はアンテナ工事業者の繁忙期で、希望の日時がとれないこともあるので注意しましょう。
・工事後の保証がある
アンテナ工事後の定期点検や、自然災害で壊れた場合の補償などがついているかも見ておきましょう。しっかりと保証がある業者なら長く安心して使うことができます。
・現地調査、見積りが無料
さまざまな業者を比較してじっくり考えたいという方は多いでしょう。そのためには現地調査や見積りが無料の業者を選ぶのがおすすめです。見積り後のキャンセルが可能であれば、なお検討しやすいですね。
アンテナ工事業者探しは弊社にお任せください
業者選びのポイントをご紹介しましたが、数あるアンテナ工事業者を探して選び、これらのポイントをひとつひとつチェックしていくのはとても大変です。そのような手間をかけていられないという方は、ぜひ弊社へご相談ください。
弊社では、提携している全国各地のアンテナ工事業者の中から、お客様に最適な業者をご紹介するサービスをおこなっています。無料の現地調査やお見積りをおこなっており、お見積りを確認のうえご依頼いただかなかった場合でもキャンセル料などは発生しません。24時間365日受付の相談窓口へぜひお気軽にお電話ください。