強電界地域なのにテレビ映りが悪い!地デジアンテナの種類と選び方!|アンテナ110番

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強電界地域なのにテレビ映りが悪い!地デジアンテナの種類と選び方!

2023.01.06

強電界地域の調べ方 電波の強さに合わせてアンテナを選ぼう

テレビ映りが悪い場合は、できるだけ受信能力の高いアンテナを設置するようにしましょう。強電界地域であっても設置場所によっては電界強度が低いことがあり、アンテナの受信能力が足りないとテレビ映りが悪くなってしまうためです。

このコラムでは強電界地域についてとその調べ方、アンテナの受信能力について、テレビ映りを改善するのに役立つ情報をまとめました。設置場所の電界強度を確認し、十分な受信能力のあるアンテナを設置しましょう。

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強電界地域とは「電波が強い地域」のこと

強電界地域とは、地デジの電波が強い地域のことです。地デジの電波は各地にある電波塔から発信され、各地域に届けられます。電波は電波塔からの距離や障害物、地形の反射によって弱まるため、電波塔からの距離が近いほど電界強度(電波強度)が高いということになります。

dB(デシベル)とは?

地デジの電界強度やアンテナについて調べるとdB(デシベル)という単位を目にすることがあると思います。dBとは簡単にいうと信号強度のことです。電界強度のほか、アンテナの性能を表す際にも使われ、電界地域の区分もこの数値をもとにしています。

各メーカーのアンテナを見ると、強電界地域用や弱電界地域用というように、電界地域によってアンテナを分けていますが、じつは電界地域の基準に規定はありません。60dB以上の地域を強電界地域とするメーカーもあれば、80dB以上の地域を強電界地域とするメーカーもあります。

一般社団法人放送サービス高度化推進協会は60dB以上を受信可能エリアの目安としているため、60dB以上が強電界地域と考えればよいでしょう。

強電界地域だからといって確実に受信できるわけではない

自宅が強電界地域内だったとしても、必ずしもテレビ映りがよいとは限りません。冒頭でもご説明したように、電波は地形や障害物などの周辺環境によって減衰するほか、アンテナの向きによって受信できる信号強度は大きく変化します。逆にいえば弱電界地域だったとしても、電波塔とのあいだに障害物がない場合であれば、テレビ映りがよい場合もあるのです。

強電界地域なのにテレビ映りが悪いときは、アンテナの向きや障害物によって電波を十分に受信できていないかもしれません。そういった場合はアンテナ工事業者に相談してみましょう。弊社では全国の加盟店からお客様の希望に沿えるアンテナ工事業者を紹介しております。お気軽にお問い合わせください。

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強電界地域?弱電界地域?電界強度の調べ方!

テレビ映りが悪い原因を調べる際やアンテナを選ぶ際、自宅が強電界地域なのかそうでないのか知りたい場合もあるでしょう。自宅の電界強度はいくつかの方法を使って調べることができます。ここではおおまかな目安を調べる方法から、より詳しく調べるための方法をご紹介します。

インターネットで調べる

強電界地域かどうか、インターネットを使って調べることができます。一般社団法人放送サービス高度化推進協会のホームページに住所や郵便番号を入力することで、受信可能エリアの目安を見ることができます。電波塔の位置も確認できるため、電波塔との障害物の有無を確認するのにも役立つでしょう。

ご近所のアンテナを調べる

ご近所のアンテナのタイプを確認することで、実際の電界強度がおおよそどれくらいなのか見当をつけることができます。詳細は後述しますが、アンテナにはいくつかのタイプがあり、外見を確認することで受信能力の高さをある程度知ることができるのです。インターネットで調べるよりも、実際の環境がどうなのかより正確に知ることができます。

ワンセグで調べる

ワンセグを使うことでよりピンポイントで電界強度を調べることもできます。ワンセグの電波は、地デジと同じ電波塔から発信されています。そのため、ワンセグテレビ付きのスマートフォンなどを使って受信できるかどうか試すことで、電界強度を調べることができるのです。

屋内のどの部屋でもワンセグが問題なく映る場合は電界強度が高く、映らない部屋がある場合は電界強度が弱い可能性があります。ワンセグは地デジよりも弱い場合でも受信できるため、ワンセグの映りがよいからといって地デジの映りもよいとは限りませんが、おおよその目安にはなるでしょう。

アンテナ工事業者に測ってもらう

正確に電界強度を調べたい場合は、アンテナ工事業者に測ってもらうのが一番でしょう。テレビ映りが悪い原因にはさまざまなものがあります。知識や経験がないと特定が難しい場合もあるため、問題のないはずのアンテナを交換して無駄にお金をかけてしまったりすることがあるかもしれません。

業者に依頼して原因を調査してもらえば、そういった心配もありません。依頼する際の費用が気になる場合は見積りが無料の業者に問い合わせてみるとよいでしょう。弊社では現地調査から見積りまで無料で請け負う業者をご紹介しております。まずは一度お問い合わせください。

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地デジの受信能力が高いアンテナを選ぼう

自宅の電界強度が低い場合はより受信能力の高いアンテナに交換する必要がありますが、アンテナには外見と性能の異なるいくつかのタイプがあります。ここでは3種類の地デジアンテナの特徴、メリットとデメリットをご紹介します。アンテナ選びや、ご近所のアンテナを確認して強電界地域かどうかを調べる際にもお役立てください。

八木式アンテナ

八木式アンテナは魚の骨のようにトゲトゲした外見のアンテナです。屋根の上に取り付けるタイプで今も昔も多くの住宅で使われています。その外観と取り付けの都合上、住宅の外観を損なってしまうというデメリットがありますが、それ以外の点では優秀なアンテナです。

八木式アンテナの特徴である骨のような部分は素子と呼ばれ、アンテナはこの素子が多いほど受信性能が高くなります。八木式アンテナは素子がむき出しであることから設計の自由度が高く、この本数を容易に増やすことができます。

また、アンテナはより高い位置のほうが受信感度がよくなります。屋根の上に設置する八木式アンテナはより強い電波を受信できるほか、向きの調整も容易なため、より良好な受信環境にすることができるのです。

弱電界地域では八木式アンテナが使われることが多いため、ご近所のお宅が八木式アンテナを使っているのであれば、その地域は弱電界地域である可能性が高いといえるでしょう。

平面アンテナ

平面アンテナは、フラットアンテナ、デザインアンテナとも呼ばれ、その名のとおり平らな形をしたアンテナです。八木式アンテナよりも小型で、壁に取り付けるため目立ちにくく、住宅の外観を損なうことがありません。屋根に取り付ける八木式アンテナと違い、積雪や強風による破損の心配が少ないのもメリットです。

その反面、八木式アンテナよりも価格が高く、取り付け位置が低くなるため隣家や樹木などが障害物となり、受信感度が低くなってしまうのがデメリットです。そのため十分な電界強度がある地域で使われることが多く、ご近所に平面アンテナのお宅があれば、強~中電界地域だということがわかります。

とはいえ極端に性能が低いわけではなく、八木式アンテナと同程度の性能をもつ平面アンテナも多くあります。十分な電界強度があるのであれば、平面アンテナでも問題ない程度の受信感度を得ることができるでしょう。

室内アンテナ

室内アンテナは、その名のとおり室内に設置するアンテナです。平面アンテナよりもさらに小型で工事不要、設置してテレビにつなぐだけで地デジを視聴できます。卓上型や平面型、ペーパー型などの種類があり、環境に合わせて選ぶことができます。

なんといっても手軽さが一番のメリットで、ほかのアンテナのような取り付け工事は必要なく、価格も安価です。ただし設置場所が室内であること、小型であることから受信性能は高くありません。強電界地域であっても設置する部屋の位置によっては十分な受信感度が得られない場合もあります。

室内アンテナを使う際は十分な電界強度があるか確認し、設置場所をよく考える必要があるでしょう。なかには受信性能の低さを補うためにブースターを内蔵しているタイプもありますので、そういった製品を使うのもよいでしょう。

受信性能は低いですが、十分な電界強度があればその手軽さは大きなメリットになります。強電界地域にお住まいであれば、アンテナ工事業者に依頼して室内の電界強度を測ってもらい、室内アンテナでも受信できるかどうか相談してみるとよいでしょう。業者をお探しの場合は弊社にご相談ください。優良なアンテナ工事のプロをご紹介致します。

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