
電波が悪くてテレビが映りにくいとき、「テレビアンテナの高さが原因?」と考えてしまいそうですが、必ずしもそうではありません。アンテナの位置や向きが不適切であるなど、さまざまな原因で電波が悪くなることもあるので、決めつけないことが大切です。
なぜなら、原因がはっきりとしないままテレビアンテナの高さや位置などを調整しても、意味がないどころか逆効果になってしまいかねないからです。
この記事では、テレビアンテナの電波が悪い原因や解決方法を解説します。テレビアンテナについてはこちら、地デジアンテナについてはこちらの記事でも詳しくご紹介していますので参考にしてください。
そして、自力での対応が難しいと感じたら、業者に依頼して調節してもらいましょう。
テレビアンテナの高さとは限らない!電波が悪くなるケース5つ
テレビアンテナの高さや位置などの状況が原因でおこる、電波が悪くなってしまうケースを5つご紹介します。ご自身の状況を確認し、テレビアンテナの調子が悪い原因を突きとめてみましょう。
電波をさえぎる障害物がある

そもそも、テレビアンテナの電波は電波塔(テレビ塔)とよばれるタワー状の建造物から送られます。そして、それぞれの自宅のアンテナへ届けられ、受信した電波を読み取りテレビが映るのです。その電波は空中をつたって飛んでいきますが、障害物があると電波伝わりにくくなってしまいます。
そのため、電波塔と自宅の間にビルや高層マンションなどの障害物ができてしまうと、電波が悪くなる可能性があるのです。この場合は、テレビアンテナの高さや位置などを調節して、電波を通りやすくしておく必要があるでしょう。
アンテナの向きが正しくない
家庭用に取り付けられるテレビアンテナの多くは、電波を受信する受け皿のような構造になっています。そのため、正しいアンテナの向きにして電波を受信していないと、効率よく電波を受信することができません。ご自宅のアンテナの向きを確認して、電波塔のある方向に向いていない場合は、テレビアンテナの位置の調整をしておきましょう。
ちなみに、矢印のような形になっている「八木アンテナ」の向きは、“矢印を指す形の方向が後ろ”であるため、前後を間違えないよう注意が必要です。
雨などの悪天候による場合
「なぜか雨などの天気の悪い日に電波が悪い」という場合は、雨や雪などの悪天候による一時的な電波トラブルの原因が高いでしょう。最初にお話ししたとおり、電波は障害物により力が弱まってしまいます。電波にとっては空から降ってくる雨水も障害物となるので、雨が降るとテレビが映りにくくなることもあるのです。
また、強風によりアンテナの方向が傾き、電波が伝わりにくくなってしまうケースも考えられるでしょう。天候による電波トラブルの場合は、基本的に天候が良くなるまで待つしかありません。その後、アンテナの交換や位置調整などが必要であればおこなっておきましょう。
ハイトパターンによる影響
あるチャンネルでは問題なく映るが、違うチャンネルでは映りが悪いといった状況の場合、ハイトパターンによる原因が考えられます。ハイトパターンとは、テレビアンテナの高さによって異なる受信レベルのことです。
波を打つような形で高い電波と低い電波が流れており、高い受信レベルで各チャンネルの電波が拾える高さに調整します。そうすることで、一部のチャンネルが映りにくい状況を改善できる可能性があります。
そもそも電波自体が弱い
受信している電波がもともと弱いせいで、電波の受信が不安定になっているケースもあります。この場合、いくらテレビアンテナの高さ・向き・位置が合っていても改善が難しいでしょう。改善するためには、電波の受信を強めるための「ブースター」という機器を取り付けていきます。
ここまでご紹介したように、電波が不安定な理由はさまざまです。そのため原因を決めつけず、ご自宅のアンテナの状況をよく確認しておきましょう。それでも電波が悪い原因が分からない、とにかく早く電波状況を改善したいという場合は、プロの業者に依頼することをおすすめします。
もし、テレビアンテナの高さや位置などの調整、原因の調査や修理が必要であれば、ぜひ弊社をご利用ください。弊社サービスの利用で、テレビアンテナの電波が悪い原因を調べる現地調査費用を基本的に無料でおこなえる業者に依頼することが可能です。
テレビアンテナの高さや位置は自分で調整できる?
テレビの電波が悪い原因についてひと通り把握したところで、次に気になるのは「どうやってテレビアンテナの高さや位置を調整するか」でしょう。ここでは、自力でおこなえるテレビアンテナの調整方法を紹介します。
アンテナの方向調整なら一応可能

自力でのテレビアンテナ調整は、アンテナの方向であれば個人でも一応可能です。手順については、以下のようなものとなっています。
【テレビアンテナの方向調整手順】
- ネットの地図などを参考に電波塔の方角を確認
- アンテナに近づき工具を使ってアンテナを緩める
- アンテナを正しい位置に曲げて調整する
なお、八木式アンテナのように前後が分かりにくい種類のアンテナもあるので、調整時は間違えないようにご注意ください。また、アンテナが屋根にある場合は、高所作業による落下事故のおそれがあるので、少しでも危険がある状況であれば、無理をしないことが大切です。
高所作業や高さ調整は業者依頼がおすすめ
方向はともかく、テレビアンテナの高さや位置を調整したい場合は、業者に依頼してアンテナを改善してもらうことをおすすめします。なぜなら、高さや位置の調整では受信の強さを確認する「レベルチェッカー」という機器を使い、さらに2人以上の作業人数が必要と、大がかりな作業になるからです。また、足場が不安定だと落下事故の心配も大きくなってしまいます。
テレビアンテナの高さや位置調整にかかる費用
業者依頼をするうえで気になることといえば、テレビアンテナの高さや位置調整をすると費用がいくらかかるのかという点でしょう。実際にかかる金額は業者により異なりますが、相場としては以下のものとなります。依頼をする際の参考にしてみてください。
【テレビアンテナ修理の費用相場】
- アンテナの向き調整:約10,000円
- アンテナの組み直し(高さ・位置の調整):約20,000~30,000円
- アンテナの交換:約30,000円~
- ブースター取り付け:約15,000円
また、業者によっては上記以外に建物の養生代や材料費、現地調査費用が別でかかる場合があるので注意が必要です。ちなみに弊社では、養生代や材料費は基本料金に含み、現地調査費用も基本的に無料となっています。もしテレビアンテナの高さや位置などを調整したいとご希望の場合は、よろしければ弊社のサービスをご利用ください。