庭木にアシナガバチが寄ってくるのは、そこにエサが豊富にあるからです。アシナガバチはおもに昆虫や花の蜜、樹液をエサにしていて、庭木はアシナガバチにとって最適なエサ場になることがあります。
当記事ではアシナガバチの好む食べ物や、寄せ付けない対策について解説しています。最近、庭の木にアシナガバチがよく来るようになって困っている方はぜひ駆除・予防の参考にしてみてください。
また、アシナガバチの中にはスズメバチに匹敵する危険性を持つ種類もいますので、攻撃されそうな場合はプロに相談することも視野に入れ、危険のない手段で解決を目指しましょう。
アシナガバチは木酢液のニオイを嫌います。巣が作られそうな場所に木酢液を設置しておくことで、巣作りをある程度予防することが可能です。エサが豊富な場所であっても予防できる場合があるため、巣が作られないか心配な方は一度お試しください。
しかし、すでに巣が作られている場合には、木酢液で追い払うことは難しいです。蜂は巣を作ると簡単にはその場を離れません。殺虫剤などを使い巣ごと駆除するのが確実な方法です。
アシナガバチの駆除をご検討中の方は、当サイト「ハチ110番」までお気軽にご相談ください。巣があるかどうかの調査からおこない、安全・迅速な方法で駆除をいたします!
目次
アシナガバチのエサは何?
アシナガバチの食べ物はおもに芋虫や毛虫などの昆虫です。エサにするといっても、芋虫や毛虫をかみ砕いて肉団子にし、巣に持ち帰って幼虫に与えるのです。また成虫は花の蜜や樹液をエサにするので、木や花のある場所にやって来ることがあります。
もし庭先でアシナガバチを見つけたときは、木などの植物についた虫を食べに来ているかもしれません。アシナガバチは植物につく害虫を食べてくれるので、農家の方などにとっては益虫の側面もあります。しかし、アシナガバチを放置しているとうっかり触ってしまって刺されたり、巣を作られてしまったりする可能性があるのです。
アシナガバチを寄せ付けないために、庭木への対策をおこなっていきましょう。次の章では、庭木にアシナガバチが寄り付きにくくする方法について解説していきますので参考にしてみてください。
アシナガバチが寄り付くのを防ぐためには?
庭木の剪定をおこなうことで、風通しをよくしアシナガバチのエサになる虫が来るのを防ぐことができるでしょう。ただ、すでに巣を作られている場合は剪定するときに刺されてしまうおそれがあります。剪定をする前には、庭木の周りにアシナガバチがいないかどうか確認しておきましょう。
またアシナガバチに巣を作られるのを防ぐために、忌避効果のある殺虫剤を巣の作られやすい場所に散布しておくという方法があります。しかし、庭木に直接殺虫剤を散布すると薬害が出てしまうことがあるのです。なので、庭木の場合は、木酢液を使った方法で予防してみましょう。
木酢液とは?使用方法と予防効果
木酢液とは、木や竹を燃やしたときに発生する煙を冷却して液体にしたもののことをいいます。木酢液には特有の焦げ臭いにおいがあり、そのにおいでハチを寄せ付けにくくすることができるのです。
自然由来のものなので、植物にも安心して使うことができます。また木酢液はホームセンターなどでも購入することができるので、手軽におこなうことができる予防方法です。
木酢液を使った予防方法は、まず木酢液と水を1:1の割合で薄めて、数ヶ所穴を開けたペットボトルなどに入れて木にくくりつけておきます。そのほかにも、スプレー容器に入れてハチが来てほしくないところへスプレーしておくという方法もあるのでぜひ試してみてください。
木酢液を使った方法は、4~5月におこなうのがおすすめです。この4~5月ごろがハチの活動が始まる時期なので、ハチの巣作りを防ぐのに役立つからです。
しかし、木酢液は殺虫剤ではないので直接ハチを駆除できるわけではなく、あくまでも忌避剤として使用することができます。また忌避効果は2週間~1ヵ月ほどなので、液体の交換をしたり再度散布したりしなければいけません。
「木酢液を使って予防してみたが、アシナガバチがまた来るようになった」といった場合は、一度業者に相談してみるのもよいでしょう。プロなら巣を確実に駆除でき、再来予防までおこなっているため効率的です。
相談先がすぐ見つからないという方は、ひとまず弊社までご質問いただければいつでもサポートいたします!ご相談やお見積り、ご契約前のキャンセルは基本無料ですので、お気軽にメールかお電話ください。
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もしかしたら近くに巣があるかも……
家の周りでアシナガバチが飛んでいるときは、エサに寄り付いているのではなく近くに巣があるかもしれません。アシナガバチは比較的におとなしい性格だといわれていますが、うっかり巣に近づいてしまうと攻撃されるおそれがあります。
またアシナガバチは庭木の草が生い茂った場所に巣を作るので、巣を見つけにくいといったことがあるのです。まだ巣を見つけていない場合はうっかり巣を刺激して被害にあわないためにも、業者に巣の調査を依頼するのがおすすめです。業者に依頼をすれば、現地調査をおこない巣の場所を特定してくれます。
信頼できる業者を選ぶときのポイント
信頼できる業者の選び方は以下のようなポイントがあります。
ポイント1 すぐに対応してくれるか
ハチの巣を駆除してほしいときにすぐに対応してもらえるかどうか、電話やメールで確認しておきましょう。ハチの巣は早めに駆除しないと刺されるおそれがあるので、土日や祝日でも対応ができる業者を選ぶのがおすすめです。
ポイント2 アフターフォローがあるか
巣の駆除をおこなっても、数日経ってから巣のあった場所にハチが戻ってくることがあります。このようなハチのことを戻り蜂といいます。戻り蜂は巣の駆除をおこなうときにたまたま巣にはいなかったり、逃げて生き残ったりしていたハチです。
戻り蜂が女王蜂の場合、巣をまた作られてしまう可能性があります。そういった戻り蜂が来ない対策をおこなってくれる業者かどうか確認しておきましょう。
ポイント3 現地調査をおこなってくれるか
巣の駆除作業をする前に現地調査をおこなうことで、正確な見積りを出してもらえます。現地調査をおこなっている業者かどうかを、ちゃんとチェックしておきましょう。
見積りは最低でも3社から取ると、費用やサービス内容を比較することができるのでおすすめです。
アシナガバチでお困りの方はハチ110番にご相談ください
ハチ110番ではアシナガバチの駆除・予防に関するお問合せを毎年多くいただいています。ご連絡いただけましたらすぐにプロの蜂駆除業者を手配。あなたのお近くの駆除業者が迅速に駆けつけて、蜂トラブルを解決いたします!
「最近アシナガバチをよく見かける」
「近くにアシナガバチの巣があるかも…?」
ハチ110番では近くに巣があるかどうかを確認する現地調査から対応していますので、巣の有無がわからない場合でもご安心ください。ご家族やご近所に蜂被害が出る前に対策をしておきましょう!
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