効果的な蜂よけグッズ・おすすめしない蜂よけグッズまとめ|【日本全国対応のハチ110番】

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効果的な蜂よけグッズ・おすすめしない蜂よけグッズまとめ

効果的な蜂よけグッズは3つ!ベランダなどで使える対策方法

春や夏の季節は働き蜂が活動をし始める季節。蜂は植物の多い近所の公園や自宅のベランダなどにあらわれることもあります。そんな状況にならないためには、蜂よけグッズを使用しましょう。効果的な蜂よけグッズを使えば、蜂に刺されるリスクを大幅に減らすことができるからです。

ただし、蜂よけ対策として有名なグッズのなかには、蜂よけに効果的なものとそうでないものがあります。この記事で、効果的な蜂よけグッズとおすすめできない蜂よけグッズを紹介していきますので、参考にしてみてください。

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オススメの蜂よけグッズ3選

おすすめできる蜂よけグッズは「木酢液・ハッカ油・殺虫スプレー」の3つです。それぞれ、どのような効果があるか、使用方法はどうすればいいかを見ていきましょう。

効果的な蜂よけオススメグッズ1:木酢液

木酢液

木酢液(もくさくえき)とは、ナラやブナなどの木を焼いて炭を作るときに出た煙を液体状にしたものをいいます。多くの害虫は木酢液の「焦げたような匂い」をしており、蜂のいそうな場所に置くことで蜂を遠ざけることが可能です。

木酢液は基本的にホームセンターなどの道具屋を使って入手しますが、購入した直後の木酢液は原液のまま入っており、薄めて使用しなければなりません。ただ、木酢液は濃度(希釈倍率)によって以下の用途に使うことができ、使用できる幅は広いです。

【木酢液の効果範囲】
原液のまま:強い殺菌効果
1~100倍:殺菌効果
200~300倍:作物の成長を遅らせる効果
300~1000倍:作物の生長を促す効果や動物などの忌避効果

木酢液スプレーの作り方

【木酢液の使い方】
  1. 木酢液を1mlを取り出し、容器などに入れる
  2. 大体300~1000mlくらいの水を「1.」の容器に入れる
  3. 薄めた木酢液をスプレーボトルに入れる
  4. 対策したい場所にスプレーを吹きかける

木酢液を薄めて使用する手順は上記の通りです。霧吹きをした場所はそこまで効果が長く持たないため、1~2週間隔でスプレーを吹きかけておきましょう。また、木酢液の匂いは蜂だけでなくゴキブリなどの害虫にも強いです。侵入されやすそうな場所にあらかじめ吹き掛けておくとよいでしょう。

効果的な蜂よけオススメグッズ2:ハッカ油

ハッカ油

「植物のミント」のことをハッカといい、そのミントを元にして作られた油がハッカ油です。ハッカ油特有の刺激臭は木酢液と同様に忌避効果があるため、近くのお店に木酢液が売っていない場合はこちらを探してみるとよいでしょう。また、ハッカ油は消臭効果や殺菌効果もあり、木酢液とは違った活用方法もあります。

ハッカ油スプレーの作り方

ハッカ油を使用するときは、木酢液のときと同じように原液を薄めたスプレーを作ります。ただし、ハッカ油はやや水に溶けにくいため、無水エタノールを少量用意しておくとスムーズに準備できるでしょう。以下のような手順でハッカ油スプレーを作ることができます。

【ハッカ油スプレーの作り方】
  1. ボトルに無水エタノールを少量入れる
  2. ハッカ油を20~30滴入れる
  3. 水を十分に入れ、混ぜていく

ハッカ油スプレーが完成したら、蜂よけをしたい場所に散布していきましょう。なお、ハッカ油は蜂だけでなくペットなどのほかの動物に悪影響が出るおそれもあるので注意が必要です。

効果的な蜂よけオススメグッズ3:殺虫スプレー

殺虫剤

害虫駆除でおなじみの殺虫スプレーも、もちろん蜂よけに有効です。市販されている多くの殺虫スプレーには「ピレスロイド」という系統の成分が含まれており、その成分を蜂が嫌がるため蜂よけ効果に期待できます。

また、殺虫スプレーなら目の前の蜂を駆除することも可能ですが、殺虫剤の成分が上手くかからず蜂に攻撃されてしまう危険性があるため注意が必要です。殺虫スプレーで駆除するのであれば、少なくとも防護服一式はそろえましょう。

蜂よけとしておすすめできないグッズ

蜂よけのできるグッズにはさまざまなタイプがあります。しかし、そのなかには取り扱いが難しかったり、効果が薄かったりするなどの理由で蜂よけに不向きなものもあるので、ここでご紹介します。

燻煙剤

害虫駆除として有名な手段である燻煙剤の使用は、蜂よけという観点から見るとあまりおすすめできるものではありません。燻煙剤は殺虫成分も含まれているので効果として有効ではあります。しかし、大量の煙を噴き出して使用するものであり、蜂よけ目的として外で使用するとリスクが高いです。

外のような解放された空間で燻煙剤の使用は、煙が広がり過ぎるため取り扱いが難しく、近隣の方まで煙が行ってしまう可能性があります。さらに、事前に許可を取っていないと 火災と間違われてしまい大事になってしまうでしょう。そのため、燻煙剤の使用は部屋にいる害虫に使用するのが無難です。

蚊取り線香

蚊取り線香の多くは「ピレスロイド系」の成分が含まれているため、蜂よけとしては有効な手段です。燻煙剤のように煙が勢いよく噴き出さないため外での使用も可能でしょう。ただし、蚊取り線香の出す煙は多くなく、蜂を気絶させることはできても駆除することは難しいです。煙がただよう範囲もそこまで広くはないため、高い効果に期待はできません。

コーヒーかす

蜂よけとしてコーヒーかすに火を付けるのが良いという話を聞くことが多いですが、結論として蜂よけ目的だけに使用するのはおすすめできません。 コーヒーかすで虫よけ効果ある科学的根拠はないためです。また、コーヒーかすは少しの水分でも含まれていると火をつけることができず、取り扱いが難しいという点もおすすめできない理由になります。

ただ、コーヒーかすは肥料や消臭といったさまざまな用途にも使えるので、余っているという方は再利用を考えてみるとよいでしょう。

超音波器

よく虫よけ対策として市販されている超音波器も、蜂よけ対策としてはおすすめできません。超音波の使用は蜂を遠ざけるどころか、蜂を刺激して攻撃的にさせてしまうおそれがあるからです。この点は多くの自治体で周知されていることであります。

3.巣の近くで芳香の強い香水、ヘアスプレー、その他化粧品を使わない。
また虫除けの超音波装置も蜂を刺激するので身につけない。

引用:鎌ヶ谷市ホームページ

また、超音波器は大人の人間には聞こえない周波数の音が流れていますが、飼っているペットや小さなお子さんには害となる可能性があります。そのため、安心して使用できる状況でなければ超音波グッズは使わないほうが無難です。

巣作り時期なら「駆除」という手段もある

多くの蜂は、ミツバチのような例外を除いて1年ごとに世代交代がおこなわれ、春ごろになると冬眠から目覚めた新女王蜂が巣作りのために奔走します。そのため、まだ働き蜂がほとんどいない春であれば、女王蜂を駆除するという手段で蜂を対策することが可能です。

目覚めたばかりの女王蜂はたとえスズメバチやアシナガバチであってもおとなしいため、簡単に駆除がしやすいです。防護服や殺虫スプレーなどの準備ができるなら、個人で駆除してもよいでしょう。

ただし、比較的大人しいとはいえ危険を感じれば刺しに来る可能性もあるので、少しでも不安を感じるなら業者依頼で駆除したほうが無難です。すでに女王蜂が巣を作られていて、数匹の働き蜂が育っている状態のときも業者にお任せしたほうがよいでしょう。もし依頼する業者にお困りでしたらハチ110番にご相談ください。無料相談や無料見積りのみのご利用も可能です。

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蜂が人間に寄ってくる理由とは

駆除する前にハチについて知ろう

蜂はたまに人間に向かって飛んでくることがありますが、その多くは敵かどうかを見分けるための偵察を目的としていることが多いです。そのため、蜂が近づいてきたからといって「刺される」と思って過剰反応をしないようにしましょう。大声を出したり手で追い払おうとしたりすると、蜂を刺激することとなり自分にへと敵意が向くため逆効果です。そのほかにも、以下のような原因で蜂を刺激してしまうため注意してください。

【蜂が寄ってきやすい原因】
  • 黒いものを身につけている(服や髪の毛を含む)
  • 砂糖やジュースなどの甘い匂い
  • 柔軟剤や香水などの匂い

また、蜂の動きが活発となる夏~秋の昼間といった時期はとくに注意が必要です。干していた洗濯物の匂いにつられて蜂が隠れていることがあり、知らずに取り込もうとすると刺されてしまう危険性があります。

まとめ

蜂よけとして効果的なグッズは「木酢液」「ハッカ油」「殺虫スプレー」です。前者2つは原液のままではなく薄めて使用するもののため、1つ購入すれば蜂よけとして長く使っていけるでしょう。反対によく虫よけ対策として挙げられる「燻煙剤」や「超音波器」といったものはリスクがあるためおすすめできません。

また、多くの蜂が冬眠から目覚めて巣作りを始める春の時期は、蜂よけではなく駆除での対策も可能です。準備さえあれば一応DIYでの駆除も可能ですが、万が一刺されるリスクを考えて業者依頼するのもよいでしょう。弊社でなら、蜂の駆除だけでなく蜂よけとしての処置をしてくれる業者に依頼することが可能です。24時間365日いつでも受付可能のため、お困りの際にぜひご連絡ください。

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この記事の執筆者
ハチ110番編集部
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専門文献や駆除業者・専門家への調査をもとに、蜂の駆除・予防法や駆除業者の選び方など様々なテーマで情報発信をおこなっております。
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