アシナガバチ駆除は11月以降に!既にある蜂の巣は早めに駆除を!|【日本全国対応のハチ110番】

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アシナガバチ駆除は11月以降に!既にある蜂の巣は早めに駆除を!

アシナガバチの寿命は女王蜂と働き蜂で異なる!生態や駆除費用を解説

アシナガバチは11月以降になるとほとんどが死に、巣にはその年に生まれた新しい女王蜂しかいない状態です。そのため、11月ごろのアシナガバチの巣であれば自分でも比較的簡単に駆除できます。

ただし、4月~10月に自宅の周辺でアシナガバチの巣を見つけた場合、駆除がしやすくなるからといって冬まで待っているのは危険です。4月~8月にかけて巣は大きくなり蜂の数が増加するため、放置すると刺されて重症を負う可能性が高くなります。アシナガバチの巣があれば時期に関わらず、できるだけ早く駆除しましょう。

この記事では、アシナガバチのライフサイクル、アシナガバチは11月以降に駆除しやすい理由や自力駆除する方法などを詳しく解説しています。ぜひ参考にして実践してみてください。

また、蜂駆除業者に依頼する場合の費用相場なども解説していますので、あわせてご覧ください

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アシナガバチは11月に何をしているのか

アシナガバチは11月になると、ほとんどが寿命で死んでしまいます。8月以降に生まれた新女王蜂だけが生き残るのです。そんなアシナガバチは1年間どのような活動をするのか、以下で解説いたします。

アシナガバチの1年間

アシナガバチは1年間、以下のような活動をします。

・春(4~6月)

4月になると越冬した女王蜂が単独で、巣作りを始めます。4月~6月にかけて女王蜂は巣作りをしながら、産卵をします。

そして、孵化(ふか)した幼虫のためにエサを狩りにいくのです。6月の中ごろになると働き蜂の羽化が始まります。

・夏(7~8月)

7月ごろから働き蜂がたくさん羽化していきます。働き蜂の数が一定数に達すると、女王蜂は産卵に専念するようになるのです。

女王蜂の代わりに、働き蜂がエサや巣の材料を集めるようになります。そして、巣は飛躍的に大きくなるのです。

この時期のアシナガバチは巣を守るために攻撃的になっているため、巣に近づくと刺されるおそれがあります。また、オス蜂と新女王蜂の羽化が始まるのも8月の中ごろです。

・秋(9~10月)

9月~10月になると、営巣活動を終えます。そのため、新女王蜂・オス蜂・働き蜂はあまり飛び回らず、巣の上で静止していることが多くなるのです。

・冬(11月以降)

寿命のため、元の女王蜂・オス蜂・働き蜂はすべて死亡し、新しい女王蜂だけが生き残ります。新しい女王蜂は通常、越冬のために元の巣とは別の場所へ移動するのです。その結果、巣は空になりますが、まれに女王蜂が元の巣で越冬することがあります。

アシナガバチの巣は11月以降なら自力駆除できる

先述しましたように11月以降、アシナガバチの巣は空になるか、新しい女王蜂1匹だけが越冬のために残っている状態です。そのため、11月以降のアシナガバチの巣は自力でも比較的簡単に駆除できます。

ここでは冬場の巣を自力駆除するために必要なものと、駆除する手順を解説いたします。アシナガバチの巣を自力で駆除しようとお考えの方は、ぜひお役立てください。

冬の巣の自力駆除に必要なもの

アシナガバチの巣を自力で駆除するためには、安全性を確保することが大切です。アシナガバチは強い毒をもっており、刺されるとアナフィラキシーショックを引き起こすおそれがあります。

アナフィラキシーショックとはアレルギーの原因物質に触れたり、それが体内にはいったりすると、血圧の低下などの症状が出て命が危険な状態になることです。

そんな危険なアシナガバチは、基本的に黒いものや色の濃いものを敵とみなして攻撃する習性があります。アシナガバチを刺激しないためにも、白色または淡い色の服を着用するようにしましょう。

アシナガバチを駆除するための殺虫剤スプレーも必要です。駆除の途中で切れると興奮した蜂に刺されるリスクが高くなるので、殺虫剤スプレーは2本ほど用意しておきましょう。

また、巣は枝などにくっついていることが多いです。そこから切り離すため、剪定バサミもあるとよいでしょう。駆除した巣やアシナガバチの死骸をいれるゴミ袋も用意しておきましょう。

冬の巣の自力駆除の手順

アシナガバチの巣を安全に駆除するためには、正しい手順でおこなうことも大切です。冬にアシナガバチの巣を自力で駆除する場合、以下の手順で作業します。

1.殺虫剤スプレーを巣めがけて噴射する

巣にアシナガバチがいるかもしれないので、念のため3メートルほど離れた場所から殺虫剤スプレーをかけましょう。

2.巣が空である、または飛び回るアシナガバチがいないことを確認する

巣に近づいて殺虫剤スプレーをかけてもアシナガバチが出てこないなら、巣が空である可能性が高いです。

3.巣を剪定バサミで切り取る

先述しましたように、アシナガバチの巣は木の枝や軒下の木材などにくっついていることが多いです。

4.巣をゴミ袋にいれ、可燃ゴミとして処分する

巣にアシナガバチが残っているかもしれません。出てこられないようにゴミ袋の口は縛っておきましょう。

5.巣があった場所に殺虫剤スプレーをまいておく

巣を離れていたアシナガバチが戻ってくる可能性もあります。殺虫剤スプレーには忌避効果があるので、巣があった場所にまいておきましょう。

既に蜂の巣ができている場合は早めに駆除しよう

アシナガバチの巣はすぐに大きくなります。大きくなると蜂の数が増え、自分だけでなく近所の住人や通行人が刺されるなど、被害が拡大するおそれがあります。

またアシナガバチの幼虫や成虫を狙って、スズメバチがやってくる可能性があります。とくにヒメスズメバチはアシナガバチを主食としているため、巣があると寄ってきやすいのです。

そんなスズメバチはアシナガバチよりも攻撃性が高く強い毒があるので、刺されると重症を負うおそれがあります。そのため、すでに自宅にアシナガバチの巣ができている場合、放置するのは危険です。

4月~10月にアシナガバチの巣を見つけたら、11月まで待たずに早めに駆除するようにしましょう。早く駆除するのであれば、プロの蜂駆除業者に依頼するのがおすすめです。

業者であれば、専用の器具や殺虫剤を使って確実に駆除してくれます。業者に依頼する場合の費用相場は以下で解説します。業者に依頼する際は、ぜひ参考にしてみてください。

業者によるアシナガバチ駆除の費用相場

プロの蜂駆除業者にアシナガバチの巣の駆除を依頼した場合の費用相場は、約9,000円~約2万円です。ただし巣が高い場所にある、巣が標準より大きいなど状況によって駆除作業の難易度が変わります。

難易度が高くなれば、追加費用がかかることがあります。正確な料金を知りたい方は、業者に現地調査をしてもらい見積りを出してもらいましょう。

その際は、相見積りがおすすめです。相見積りをすれば、業者ごとの費用やサービス内容などを比較できます。

そのため価格とサービス内容などに納得して、業者に依頼することができるというメリットがあります。もし相見積りをお考えの方は、ぜひ弊社がご紹介する業者もご検討ください。

弊社がご紹介する業者は、価格・サービスにおいて他社に負けない自信があります。また、お客様がご希望する業者をご紹介することも可能です。業者選びで迷われている方は、ぜひ一度弊社にご相談ください。

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この記事の執筆者
ハチ110番編集部
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専門文献や駆除業者・専門家への調査をもとに、蜂の駆除・予防法や駆除業者の選び方など様々なテーマで情報発信をおこなっております。
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