テレビアンテナが自分で設置できた!約2千円で簡単に地デジアンテナを設置する方法|アンテナ110番

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テレビアンテナが自分で設置できた!約2千円で簡単に地デジアンテナを設置する方法

2023.01.09

テレビアンテナを自分で設置 誰でも簡単に安くアンテナを設置する手順

「テレビアンテナを自分で取り付けたい!けど初めてでもできるかな?」
「ケーブルテレビやひかりテレビをやめる予定だけど、地デジぐらい見えるようにしておきたい」
「とにかく安くアンテナを設置したい!」

とお調べの方々に向けて、テレビアンテナを自分で取り付ける方法を解説します!
テレビアンテナは室内やベランダに設置できるアンテナであれば、個人でも簡単・安全・安上りに設置できます。

おすすめは室内アンテナです。
室内アンテナは窓際に置いて、付属のケーブルをテレビにさすだけで使える地デジ用アンテナだからです。

他には本格的な屋外用のデザインアンテナや衛星放送視聴用のBSアンテナもあります。
どのようなアンテナを、どこにつけて、費用はどれくらいなのか?本文でじっくり解説します。

この記事では、自分で取り付けられるテレビアンテナから業者に頼んだほうがお得なケースまでテレビアンテナに関する情報をまとめています。

今テレビアンテナでお悩みなら役立つ情報しかないので、ぜひご自宅にピッタリのアンテナ探しの参考にしてください。

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室内・デザイン・BSアンテナなら自力取り付け可能!

近年のアンテナのなかには、室内にぽんと置けたり、ベランダに設置できたりするので安全・楽に設置ができる製品もあります。
個人でも簡単に取り付けられるテレビアンテナは以下の3種類です。

価格(税込) 【おすすめ】 室内アンテナ デザインアンテナ BSアンテナ
本体平均 参考価格 1,580円 8,509円 9,305円
アンテナ ケーブル 不要 1,130円
合計 1,580円 9,639円 10,435円

上記はこの記事で紹介しているおすすめアンテナ本体の値段です。
デザインアンテナとBSアンテナは、アンテナ本体に加えてアンテナケーブル(アンテナ線、同軸ケーブル)も必要なので本体代金にプラス千円ほど必要です。※1

またもしもすでに設置されているアンテナの交換だけであれば、いまあるケーブルががそのまま使えるのでアンテナ本体代金だけですみます。
しかも配線の手間もかからないので、設置も簡単です。

ではそれぞれのアンテナの特徴を見ていきましょう。

※1 2022年10月28日のAmazonにて「アンテナケーブル 10m 5c」と検索してでた最安値1,130円(税込)の値段を参考。

【おすすめ】室内アンテナは安い・早い・簡単

室内アンテナ

メリット

  • 設置がもっとも簡単
  • 本体価格が安い

デメリット

  • 電波の強い地域でしか使えない。

まず自分でテレビアンテナの設置をお考えなら、真っ先に有力な候補になるのが室内アンテナです。

室内アンテナとは、名前のとおり室内に設置する小型のアンテナのことです。
さまざまなメーカーから販売されており、色や形も製品によってバリエーション豊かです。

大きさは製品によって異なりますが、大体500ミリリットルのペットボトルほどのサイズです。

室内アンテナの設置はとても簡単で、付属のケーブルをテレビに挿すだけで地デジが視聴できます。
さらに他のアンテナがだいたい7千円から1万円以上するなかで、室内アンテナは安いもので2千円ほどとお手頃価格なのも魅力です。

ただし小さなアンテナなので、都市部などの電波の強い地域でしか使用できません。

室内アンテナが使用できない場合は、屋外用の大きなアンテナを設置しましょう。
ご自宅の電波の強さの調べ方は、またのちほど解説します。

ベランダに取り付けOK!デザインアンテナ

デザインアンテナ

メリット

  • 屋外用アンテナなので室内アンテナよりも強力
  • ベランダ取り付け金具が付いているので取り付け簡単

デメリット

  • ご近所の建物が障害物になる可能性がある
  • 電波の弱い地域で使えない製品も多い

室内アンテナより本格的な地デジアンテナを自分で設置するなら、デザインアンテナ(平面アンテナ)が有力な候補になります。

デザインアンテナとは、デザイン性を重視した屋外用の地デジアンテナのことで、外壁やベランダに取り付けて使用します。

大きさは高さ約60×横約20センチメートルと、新聞紙1ページを半分に折ったほどです。
(新聞紙1ページの大きさは高さ約55×横約40センチメートルで計測しています。)
屋外に設置する大きなアンテナなので、室内アンテナより強力なアンテナです。

さらにデザインアンテナはベランダ取り付け金具がセットになっており、他の屋外用アンテナのように別売りの金具や金具同梱商品を探す手間がいりません。
道具も百円均一のスパナやレンチがあれば取り付けられるので、お手軽です。

ただしデザインアンテナはベランダに設置するので、アンテナを取り付ける位置が屋根の上や外壁よりも低くなります。
そのため下図のようにご近所の建物が、電波の障害物になる可能性があります。

近所の建物が障害物になる

またデザインアンテナは電波の弱い地域では使えないので、要注意です。

デザインアンテナを設置する前に電波の調査をおこないましょう。
ご自宅の電波の強さの調べ方は、またのちほど解説します。

衛星放送見るならBSアンテナ

BSアンテナ

メリット

  • はじめてでも設置がしやすい

デメリット

  • 地デジしか見ないご家庭は不要

先ほど紹介した、室内アンテナとデザインアンテナは地デジ用のアンテナでした。
今度は衛星放送を視聴する、BSアンテナをご紹介します。

BSアンテナは衛星放送用のアンテナなので、地デジは視聴できません。
普段地デジしか見ないという方は、BSアンテナは不要です。

衛星放送を見る予定の方は、ぜひ参考にしてください。

BSアンテナは、個人でも比較的設置がしやすいアンテナです。
理由のひとつとして、電波が受信しやすいことにあります。

衛星放送の電波は日本全土を覆うように宇宙の衛星から発射しています。
そのため空(宇宙の衛星)に向かってアンテナを設置すればよいので、どの地域からも比較的電波を受信しやすいアンテナだからです。

ただしビルの影などはBSアンテナの電波といえど、受信がむずかしいでしょう。
昼の2時頃に日の当たるベランダがあれば、BSアンテナを設置できるので目安にしましょう。

詳しい設置方法や目安は、またあとで解説します。

衛星からの電波

個人でも手軽に設置できるアンテナをご紹介しました。

本文中でも触れましたが、室内・デザインアンテナはお住まいの地域の電波の強さが重要になります。
また他にもテレビアンテナの取り付けがむずかしいケースがあります。

そこで次の章ではテレビアンテナを自分で取り付けるのがむずかしいケースについて見ていきましょう。

テレビアンテナを自分で取り付けるのがむずかしい3つのケース

テレビアンテナを自分で取り付けるのがむずかしいケースは以下のとおりです。

  • 電波の弱い地域に住んでいる場合
  • 屋根の上や外壁に取り付ける場合
  • キレイに配線をおこないたい場合

地デジの電波は地域によって強さに差があります。
山間部など電波の弱い地域は、室内アンテナやデザインアンテナが使用できない可能性があります。

またアンテナを屋根の上や外壁に取り付けるのは、危険で手間もかかるのでおすすめできません。

さらにアンテナの取り付け自体は個人でも簡単にできますが、配線をキレイにおこなうのはかなりの労力と根気がいるので一般の方ではなかなかむずかしいでしょう。

配線というのは、テレビアンテナとテレビをケーブルでつなぐことを指します。

プロであれば屋根裏や壁の中に配線を通してケーブルが室内を這わないようにできますが、一般の方がやるのはかなり難易度が高いです。

やはりプロに頼んだほうがキレイに仕上がるので、景観にこだわりたい方はプロに相談しましょう。

では詳しく解説します。

電波の弱い地域に住んでいる場合

電界地域

(この項目は地デジアンテナの話であり、衛星放送のBSアンテナの話ではありません。
BSアンテナを取り付ける予定の方は、この項目を読み飛ばしてください。)

地デジの電波の強さには、地域差があります。
テレビの電波が弱い地域に住んでいる方は、室内・デザインアンテナが使えない可能性があるので、まずは電波の強さを調べましょう。

テレビの電波はテレビ塔に近いほど強い強電界地域、離れた場所ほど弱い弱電界地域と呼ばれます。

じつは室内アンテナやデザインアンテナの説明書を見ると目安の電界地域が書かれており、室内アンテナは強電界地域でしか使えません……。

デザインアンテナのなかには弱電界地域でも使える製品もありますが、デザインアンテナは障害物により強電界地域でも使えない可能性があります。

一般的に強電界地域は人の多い都市部、弱電界地域は人の少ない山間部などに多い傾向です。

では簡単にご自宅の電波の強さを調べる方法を解説します。

自分で電波の強さを調べる方法

今回はご自宅でも簡単にできる電波の調べ方をご紹介します。

近所のアンテナの種類を調べる

パラスタックアンテナ

パラスタックアンテナがあれば弱電界地域

ワンセグケータイやポータブルテレビを使う
ワンセグケータイなどを家の中で起動、家中どの部屋でもワンセグが視聴できればご自宅は強電界地域

上記は簡易的な方法なので、これ以上詳しく調べるには専用の計測機器のデジタルレベルチェッカーが必要です。
しかしデジタルレベルチェッカーは数千円~数万円ほどかかり、用意するだけで出費がかさみます。

アンテナ工事業者のなかには無料で電波の調査をおこなってくれる会社も多いので、詳しい調査が必要な場合は業者に相談してみましょう。

ちなみにアンテナ110番の加盟店では、調査を基本無料でおこなっています。※2
ご自宅の電界地域を詳しく知りたい方は、ぜひ弊社アンテナ110番にご連絡ください。

※2作業内容や加盟店によって対応できない場合がございます。

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屋根の上や外壁に取り付ける場合

八木式アンテナ

屋根の上や外壁にアンテナを取り付けるのは危険で手間がかかり、大切なご自宅を傷つけるおそれがあります。

上記の八木式アンテナを屋根の上にとりつけたり、デザインアンテナを外壁の高所に取り付けるのはやめてください。
自分で設置する場合は室内かベランダに設置してください。

個人が屋根の上や外壁にアンテナを取り付けるデメリットは以下のとおりです。

危険
転落やアンテナの落下事故につながる

特殊な道具が必要で、費用がかかる
屋根にのぼるためのはしごだけで数万円かかる。さらにアンテナの台座の屋根馬、屋根馬を固定するワイヤー・アンカー、ドリルやコーキングなど特殊な道具が必要

家を傷つけるおそれがある
外壁にアンテナを取り付ける際には、ドリルで壁に穴を開ける
屋根の上にアンテナを設置する場合、ワイヤーを固定するために支線固定くぎを打ち込む
どちらも適切な処理をおこなわない、失敗をすればヒビや雨漏りなどのおそれがある

屋根の上にアンテナを設置すると、アンテナが落下しないように特殊な金具や工具が必要なのでその分の出費がかかります。

しかし室内に設置する室内アンテナは工具なしで設置でき、デザインアンテナもベランダ取り付け金具が付属しているので特殊な金具を買い足す必要はありません。

室内・ベランダへの設置なら、ご自身も家も安全にアンテナを設置できます。
ご自分でアンテナを設置する方は、室内・ベランダに設置しましょう。

キレイに配線をおこないたい場合

屋外から屋内へテレビの配線をおこなうと、数メートルから数十メートルのケーブルが必要です。
長い配線をキレイにおこなうには、根気と労力が必要なので見た目にこだわる方はプロに相談しましょう。

テレビアンテナは、アンテナとテレビをアンテナケーブル(テレビ線、同軸ケーブル)でつないで使用します。

例えば6畳の部屋のベランダにBSアンテナを取り付けた場合、テレビを置く位置にもよりますがイラストのようなケーブルの長さが必要です。

6畳の部屋のアンテナケーブルの長さの目安

一般の方でもキレイに配線するにはケーブルモール(下記参照)を使います。

ですがケーブルモールをケーブルの長さに合わせて切って貼って、切って貼ってを繰り返すのでかなり手間がかかります……。

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また壁にあるテレビ用コンセントも、個人でアンテナを設置する場合はまず使用できません。
理由は以下のとおりです。

すでに別の配線とつながっている
現在すでに別のアンテナが設置してあるお宅は、現在のアンテナとテレビコンセントの配線がつながっている。
古いアンテナの配線を新しいアンテナにつなげれば使用できるが、アンテナはたいてい屋根の上に設置されていたり、壁に引き込んであるので接続がむずかしい。

初めてアンテナを設置する場合は、屋根裏などにテレビ用コンセントとつながった配線があるはずだが、探すのはむずかしい。

個人でテレビ用コンセントを増設するのは危険
壁に穴を開けるので誤って電気の配線を切れば、漏電するおそれあり。
またアンテナケーブルを壁の中に引き入れて、目的の部屋に出すなどかなり労力がかかる

室内の美観や外壁の外観にこだわる方は、アンテナ工事業者に相談しましょう。

「自分でアンテナ設置をしたいけど、配線は面倒……」という方はできるだけ、アンテナケーブルが短くなるように工夫してみましょう。

例えば2階のベランダにアンテナを設置、アンテナにすぐ近いベランダに面した部屋にテレビを置くなどです。

同じ部屋の中でもテレビを置く位置でケーブルの長さが変わるので、テレビを置く位置とアンテナの設置場所を検討しみてましょう。

アンテナ取り付けの注意点がわかったところで、いよいよ次からはアンテナを取り付ける方法を見ていきましょう。
まずは一番簡単な室内アンテナの取り付けからです。

室内アンテナの取り付け方

室内アンテナの取り付けは、付属ケーブルをテレビの「VHF/UHF」に差し込むだけです。
誰でも簡単に設置ができるアンテナなので、テレビアンテナをご自身の手で取り付けたい方にはもっともおすすめです。

ですが室内アンテナは、小型なので電波が拾いづらいケースがあります。

電波の強い地域であればたいていは問題ありませんが、今回は感度をあげる簡単な工夫を5つご紹介します。

室内アンテナの感度をあげる5つの方法

  • ブースターの電源を入れる
  • テレビ塔の方角に近い窓際に置く
  • 水槽や観葉植物など障害物のない場所に置く
  • 鉄線の入った防火窓の付近は避ける
  • 1階より2階、2階より3階と高い場所に設置する

室内アンテナの中には、電波増幅器のブースターが内蔵されている製品があります。
もしも購入した製品にブースターのスイッチがあれば、オンにしましょう。

また室内アンテナに限らず、地デジのアンテナはご自宅から近いテレビ塔の方角に向けて設置します。
テレビ塔の方角は「一般社団法人 放送サービス高度化推進協会」のサイトで確認できるので、一度見ておきましょう。

さらにテレビ電波は障害物に弱く、特に水や鉄製品がアンテナとテレビ塔の間にあると電波が乱れやすくなります。
また障害物は地上に多く、樹木や倉庫といったものが電波をさえぎるケースもあります。
設置できるのであれば障害物の少ない高い場所、2階などの窓際がおすすめです。

おすすめ室内アンテナ3種類

今人気の室内アンテナを3種類ご紹介します。
今回はAmazon®、楽天市場®、ヨドバシカメラ®、Yahoo!ショッピング®、au PAY マーケット®のインターネット通販サイト5社で販売しているおすすめ商品、合計50商品を調査しました。

50商品中のうち各サイトで取り扱いの多い、今人気の室内アンテナをご紹介します。

今回は取扱説明書や保証書の付いた日本製の商品だけをピックアップしました。
ぜひ参考にしてください。

※3 2022年10月28日調査 価格調査方法などの詳細は別ページに記載しています。

DXアンテナ US10シリーズ 平均価格:1,580円

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メーカー DXアンテナ®
型番 US10KB、US10WB
本体平均価格 1,580円(税込)
ブラック、ホワイト
重さ 13g
本体の大きさ 高さ122×横100×奥行100㎜
動作利得
対象地域 強電界地域
ブースター

【ワンポイント】
DXアンテナ®は1953年に創業した日本の老舗アンテナメーカーです。
写真のUS10KBは黒色、白色は同シリーズのUS10WBです。

US10シリーズは高さ約12センチメートルと、350ミリリットルの小さなペットボトルよりも小さなアンテナです。
(350ミリリットルのペットボトルの高さは約15センチメートルで計測しています。)

マスプロアンテナ UTA2シリーズ 平均価格:2,744円

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メーカー マスプロ電工®
型番 UTA2(S)、UTA2(BK)
本体平均価格 2,744円(税込)
ブラック、シルバー
重さ 170g
本体の大きさ 高さ196×横105×奥行71㎜
動作利得
対象地域 強電界地域
ブースター UTA2B(S)、UTA2B(BK)

【ワンポイント】
マスプロ電工®は愛知県に本社のあるテレビの受信機器を作るメーカーです。
創立は1955年と歴史のある会社です。

UTA2は高さ20センチメートルと、500ミリリットルのペットボトルほどの高さです。
(500ミリリットルのペットボトルは高さ約20センチで計測しています。)

平たい長方形でテレビの横やパソコンまわりに置いてもジャマになりません。

サン電子® IDAシリーズ 平均価格:3,136円

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メーカー サン電子®
型番 IDA-7C-IW、IDA-7CB-K、他6種
本体平均価格 3,136円(税込)
アイボリーホワイト、ライトブルーなど全8色
重さ 370g
本体の大きさ 高さ207×横149×奥行90㎜
動作利得
対象地域 強電界地域
ブースター

【ワンポイント】
サン電子®は1970年に創立した、電子機器を作る会社です。
IDAシリーズの特徴は、カラーバリエーションの多さです。

室内アンテナは白や黒など目立たない色が多いのですが、IDAシリーズは定番カラーに加えてピンクや青など全8色を製造しています。

大きさは高さは20センチメートルほど、大体500ミリリットルのペットボトルほどの大きさなのでごちゃつきがちなテレビ周りにもスッキリ設置ができますよ。

デザインアンテナの取り付け方

室内アンテナの次はデザインアンテナ(平面アンテナ)の設置を見ていきましょう。

室内アンテナに比べるとやることが多いので、DIYを楽しむ気持ちで取り組みましょう。
デザインアンテナの取り付け方は以下のとおりです。

デザインアンテナのベランダへの取り付け方
  1. ベランダの手すりに取り付け金具を設置する
  2. 取り付け金具にデザインアンテナを取り付ける
  3. アンテナケーブルを加工する(加工済みケーブルがあれば不要)
  4. アンテナケーブルとデザインアンテナを接続する
  5. ベランダから室内に配線を引き込む
  6. アンテナレベルを確認、デザインアンテナの向きを調節する

デザインアンテナを取り付けるときは、ご自宅からもっとも近いテレビ塔にアンテナの前面が向くように設置しましょう。

詳しい設置の手順は関連記事にまとめています。
デザインアンテナの選び方も記載したので、ぜひ参考にしてください。

おすすめデザインアンテナ

DXアンテナUAH201シリーズ 平均価格:8,509円

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メーカー DXアンテナ®
型番 UAH201
本体平均価格 7,730円(税込)
オフホワイト、ライトブラウン、ブラックブラウン、ブラック
重さ 1.7kg
本体の大きさ 高さ590×横220×奥行113㎜
素子数 20素子相当
動作利得 7.8~9.8 dB(基準値)
対象地域 強・中電界地域
偏波 水平・垂直(Vシリーズ)
ブースター あり

※4調査日 2022年6月10日 調査方法、平均価格などは上記関連記事を参照。

【ワンポイント】
UAH201シリーズ は通称「デジキャッチシリーズ」と呼ばれる、DXアンテナの看板シリーズです。
取付金具の他、防水キャップやF型接栓も付属しています。

BSアンテナの取り付け方

BSアンテナは衛星放送を見るときに使うアンテナです。
地デジの他に衛星放送を視聴したい方は、取り付けましょう。

BSアンテナの取り付け方は、以下のとおりです。

  1. アンテナ取付金具をベランダにつける
  2. アンテナ本体を組み立てる
  3. アンテナ取付金具とアンテナを組み合わせる
  4. テレビの配線と設定をする
  5. アンテナの向きの最終仕上げをする

BSアンテナの設置に特殊な工具は必要ありません。
百円均一で売っている、スパナかレンチで取り付けられます。

BSアンテナを取り付ける場所の目安は以下のとおりです。

BSアンテナを取り付ける目安

昼の2時に日の当たる場所
南西の空にビルなどの障害物がない場所が電波が入りやすいため。
1階より2階、2階より3階に設置する方がよい
電波は障害物の少ない上階の方が入りやすいため。
樹木の近くは避ける
樹木の成長でアンテナが隠れてしまう、冬は問題なくとも葉の茂る夏になると映りが悪くなることがあるため

BSアンテナはBS用の衛星がある南南西の空に向かって設置します。
日の当たる場所や樹木の近くを避けるのは、アンテナと衛星の間に障害物がない目安になるからです。

より詳しいBSアンテナの取り付け方法やBSアンテナの選び方は、下記の関連記事にまとめています。
BSアンテナの設置を考えている方はぜひ、ご確認ください。

おすすめBSアンテナ

DXアンテナ® BC453Sシリーズ 平均価格:9,305円

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メーカー DXアンテナ®
型番 BC453S
本体平均価格 9,305円(税込)
重さ 1.4kg
直径 45cm
取り付けポールの径 25~49mm
金具同梱 BC453SK

※5調査日:2022年7月21日 詳細は上記関連記事に記載

【ワンポイント】
直径は一般家庭でよく使用される45cmと標準的なBSアンテナです。
BC453Sに金具は同梱されていません。
同一シリーズのBC453SKなら金具の他、インジケーター(アンテナの通電を確認する部品)も同梱されているのでこちらを購入しましょう。

アンテナ業者にアンテナ設置を依頼した際の費用は約2万円~

ここまでは自分でテレビアンテナを取り付ける方法を解説してきました。
しかし屋根の上や外壁に取り付ける場合は、業者に依頼しなくてはなりません。

そこで業者に依頼した場合の価格を調査しまとめました。
アンテナの種類によって微妙に異なりますが、大体2万円前後かかります。

デザインアンテナ BS/CS 八木式
A社 22,000円~ 16,500円~ 16,500円~
B社 25,080円~ 17,380円~ 18,480円~
C社 22,000円~ 16,500円~ 16,500円~
D社 35,000円~ 33,000円~ 35,000円~
E社 22,000円~ 22,000円~ 22,000円~
アンテナ110番 18,700円~ 10,200円~ 20,400円~
平均 24,130円~ 19,263円~ 21,480円~

※6調査日:2022年1月18日
調査対象:各業者公式サイト、記載の料金
金額は税込

室内アンテナは業者に依頼できないので、省いています。

依頼する業者にもよりますが、価格に開きがあります。
でもせっかく設置するなら安くアンテナを取り付けたいですよね。
次の章からアンテナ設置を安く業者に依頼するコツを解説します。

アンテナ設置費用を安くする3つのコツ

アンテナの設置費用を安くするコツは以下のとおりです。

  • 見積り・出張料無料の会社を選ぶ
  • 余計なオプション工事は頼まない
  • 取り付けだけの依頼もOK

アンテナ工事を依頼できる会社は、アンテナ工事業者のほか家電量販店や街の電気屋さんもあります。
営業エリアや店舗の営業時間など細かい違いはありますが、今回はたいていの業者に共通する節約ポイントだけをお伝えします。

見積り・出張料無料の会社を選ぶ

見積り・出張料無料の会社を選びましょう。

例えば大手家電量販店では、見積りは無料ですが「アンテナの点検など、新規アンテナの取り付け工事がない場合に限り、出張費2,200円(税込)が発生」と書かれています。

「アンテナ設置の依頼をするかどうか?」悩んでいる状態では、アンテナを設置する前から費用が発生するのは避けたいですよね。

そこで見積りや出張料が無料の会社を選びましょう。
見積料や出張料の記載はアンテナ工事業者のホームページや家電量販店の工事依頼のホームページにあるはずです。
ホームページに書いていない場合は、電話やメールで問い合わせてみましょう。

余計なオプション工事は頼まない

アンテナ工事はレコーダーの接続や分配器を使った分配作業など、アンテナ設置以外の工事も受け付けています。

面倒な配線や機器の設定をおこなってくれる便利な工事ですが、1つの作業につき数千円ほどの作業量が発生します。
屋根の上にのぼるなどできない作業はまかせて、レコーダーの接続など自分でできる作業は自分でやりましょう。

例えば有料衛星放送サービスでは、BSアンテナの取り付けと合わせてさまざまな作業が依頼できます。
しかし無線LANとレコーダ類の接続設定だけでは3,300円(税込)かかります……。

自分でできる作業は自分でおこない、出費を減らしましょう。

取り付けだけの依頼もOK

「デザインアンテナやBSアンテナを購入してみたのの、思うように取り付けができなかった……」という場合もあるかと思います。 そういうときは、アンテナの取り付けだけを依頼してみましょう。

このときアンテナ本体は依頼主が用意しているので、アンテナ本体代金はかかりません。
工事費用だけで済むので、少しだけ安くなることもあります。

ただし家電量販店は「他社で購入した商品は設置工事不可」のところも多いので要注意です。

すでにアンテナを購入した方は、取りつけだけの依頼を検討しましょう。

業者選びで悩んだらアンテナ110番へ

業者選びのコツを解説しましたが、まだ業者選びに悩んでいる方も多いかと思います。
もしもアンテナ工事業者選びでお悩みなら、アンテナ110番にご相談ください。

アンテナ110番は、アンテナ工事業者をご提案するサービスです。
使い方は簡単、電話やメールでアンテナ工事の日時や場所を伝えるだけです。

アンテナ110番の全国ネットワークを使い、いつでも、どこからでもご希望の業者をご提案いたします。
調査は基本無料!※7アンテナでお悩みならアンテナ110番にご連絡ください!

※7作業内容や加盟店によって対応できない場合がございます。

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アンテナの処分方法

最後にご自分でアンテナを撤去する予定の方に向けて、アンテナの処分方法を解説します。

燃えないゴミ・粗大ごみの扱いでOK

アンテナは基本的に粗大ごみ=家庭ごみの扱いで、OKです。
ごみの処分方法は各自治体によって異なるので、詳しくはお住いの地域のごみ処分方法をご確認ください。

例えば東京都世田谷区の場合、地デジ・BSアンテナ問わず屋外用のアンテナは粗大ごみ扱いになります。
インターネットや電話でアンテナ回収を依頼、手数料400円で処分できます。
もしくはお住まいの地域を管轄している、ごみ処理センターに直接持ち込み処分を依頼します。

粗大ごみの定義は各地域によって微妙に異なりますが、一辺が30cm以上あると粗大ごみの扱いになります。
詳しくはお住まいの地域のごみ処分方法をご確認ください。

参考:世田谷区粗大ごみの出し方

撤去がむずかしい場合は業者に連絡

古いアンテナやアンテナを取り外したあとの金具は、落下すれば事故やケガのおそれがあるため撤去が必要です。
しかし古いアンテナや金具の取り外しがむずかしい場合は、アンテナ業者に相談しましょう。

製品にもよりますが屋外用アンテナは2キログラムほどあり、アンテナを支える屋根馬も1.5キログラムほどあります。

そのため「屋根の上のアンテナは壊れたけど、ベランダに新しいアンテナをつないだから問題ない」と壊れたアンテナを放置していると、台風や地震の際に落下するかもしれません。

そのためアンテナ交換をおこなう際は、古いアンテナもキレイに撤去しなくてはなりません。
しかし屋根の上や外壁にあるアンテナや金具をキレイに取り除くのはプロでないとムリです。

「アンテナ撤去だけ依頼して、新しいアンテナは自分で取り付ける」でも業者に依頼できるので、古いアンテナが屋根などに残っている方は、アンテナ工事業者に撤去を依頼しましょう。

まとめ

テレビアンテナを自分で取り付けたいなら、室内アンテナがおすすめです。
室内アンテナはケーブルを差し込むだけで、誰でも簡単に設置ができるからです。

屋外用のアンテナならデザインアンテナを設置しましょう。
ベランダに設置できるので、安全に設置ができます。

ただし屋根の上や外壁に設置する場合は、業者に依頼しましょう。
個人での設置は危険なうえ、余計な出費がかさむためです。

アンテナを屋根の上や外壁に取り付ける際には、アンテナ110番にご連絡ください。
新設、交換、撤去や施主支給など、あなたのご希望にピッタリの業者をご提案いたします。

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