コアシナガバチの生態と危険性|ハチの巣駆除のための情報まとめ|【日本全国対応のハチ110番】

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コアシナガバチの生態と危険性|ハチの巣駆除のための情報まとめ

毒性がとても強い コアシナガバチ 不安なときは無理せず業者へ依頼を!

夏になると、ハチをよく見かけるようになりますよね。そのため、夏にはハチ対策をかかさない方もいらっしゃるでしょう。しかしハチの中には夏場だけでなく、春~秋までの長い期間活動しているハチもいます。

その代表的な例として挙げられるのが、「コアシナガバチ」。コアシナガバチは毒性がとても強く、とくに注意が必要なハチの一種なのです。

本記事では、コアシナガバチの生態・特徴や駆除方法についてお伝えしていきます。「巣ができてしまった」「頻繁にハチを見かける」といった方は本記事で必要なグッズや手順をチェックして、事故や再発のない効率的なハチの巣駆除のためにお役立てください。

また、状況によっては刺されてアナフィラキシーショックを引き起こすおそれもあるため、もし駆除時に不安を感じたら、無理せずプロを頼って、安全第一の対応を選択してくださいね。

その他のアシナガバチの種類はこちらをご覧ください。

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コアシナガバチってどんなハチ?

コアシナガバチの生態・特徴

コアシナガバチの生態・特徴

コアシナガバチとはアシナガバチの一種で、1.1~1.5mm程度の茶色いハチ。背中に黄色の筋のようなものが入っており、黄色い顔が特徴です。

「ハチは危険な生き物」という印象を持つ方も多いかもしれませんが、コアシナガバチも例外ではなく、注意が必要です。

理由のひとつとして、人の生活圏内に巣を作ることが挙げられます。コアシナガバチはコンクリート製の建造物付近や民家などにも巣を作ることがあるのです。家の敷地内に巣が作られてしまうことを考えると、ぞっとしますよね。

また、コアシナガバチはアシナガバチの中では高い攻撃性を持ち、刺激したり巣に近づいたりすると容赦なく攻撃してくるため、巣を見つけたらなるべく早く駆除すべきです。コアシナガバチの活動期間は4月~11月。つまり、4月に蜂の巣を見つけた場合、11月までは危険な状態が続きます。

春先にできたばかりの小さい巣を見つけると、「小さいから放置しても大丈夫かな」と思いがちですが、暖かくなってくるとどんどんハチが増えていきます。コアシナガバチは活動期間が長いこともあり、放置すればするほど刺されるリスクは高まります。巣を見つけたら、たとえ小さくてもすぐに駆除すべきハチです。

詳しくはアシナガバチの生態をまとめた記事をご覧ください。

毒性は?

では、コアシナガバチに攻撃されるとどんな危険があるのでしょうか。じつは、コアシナガバチの毒性はとても強く、刺されると赤く腫れて激しく痛みます。

また、とくにこわいのが「アナフィラキシーショック」というアレルギー反応です。アナフィラキシーショックが起こると、刺された部分だけではなく、嘔吐や呼吸困難、意識障害など全身にも症状があらわれます。最悪の場合、命を落とす危険もあるのです。

このような危険にあわないためにも、コアシナガバチの巣からできるだけ離れて刺激しないようにしましょう。万が一、誤って刺激してしまった場合にはすぐに医療機関を受診してください。

詳しくは蜂に刺された際の症状と対処法をまとめた記事をご覧ください。

そのほかのアシナガバチの種類

日本に生息するアシナガバチは11種類。その中でも、とくに危険な種類として「セグロアシナガバチ」「フタモンアシナガバチ」「キアシナガバチ」があります。

・セグロアシナガバチ

アシナガバチの中でも最大の大きさのハチ。なんと体長は21~26cmにもなります。「家の周辺に巣を作ること」と「攻撃性が高いこと」から、大変危険なハチだといえます。また、アナフィラキシーショックでの死亡例もあります。

・フタモンアシナガバチ

アシナガバチの中では小さく、体長は14~18cm程度です。北海道にも生息しているほど寒さに強く、集団で攻撃してくるので注意が必要です。

・キアシナガバチ

セグロアシナガバチと同じくらい大きなハチ。名前のとおり、全体が黄色っぽい色をしています。キアシナガバチも攻撃性が強く、刺されると激しい痛みをともないます。

注意したいハチはほかにもいる!

アシナガバチのほかにも、「スズメバチ」や「ミツバチ」などの注意しなければならない種類があります。ここからは、その2種類について見ていきましょう。

・スズメバチ

スズメバチはとても危険なハチ。オオスズメバチ、黄色スズメバチなどの種類があります。威嚇性・攻撃性・毒性が強いことで知られており、毎年多くの被害が出ているのです。

また、スズメバチは刺すだけではなく、霧状に毒を噴射して攻撃してくることがあります。この毒が噴射されて目に入ると、失明するおそれもあるほど危険なのです。さらに、毒には仲間を呼び寄せる成分が入っているので、複数のハチに襲われてしまうおそれもあります。

・ミツバチ

集団で行動することが特徴のミツバチ。なんと、ひとつの巣の中に数千~数万のハチがいます。ミツバチは攻撃性が低いため、「それほど注意しなくても大丈夫」とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、誤って刺激してしまうと大量のハチに襲われてしまうおそれもあるのです。

また、ミツバチの特徴といえば、寒い時期にも生きることではないでしょうか。スズメバチやアシナガバチは寒さに耐えられず、女王蜂以外は死んでしまいます。しかし、ミツバチは、むしろ寒い時期に攻撃性が高まりますから、油断してはいけません。

ハチの巣を発見したらどうしたらよい?

家の敷地内でハチの巣を発見した場合、早急に駆除しなければなりません。自分で駆除できる場合もありますが、「こわいから早く駆除したい!」という場合には業者に依頼するのがおすすめです。

弊社では多くの加盟店と提携していて無料相談も24時間365日受付しておりますので、迅速な対応が可能です。「とにかく早く駆けつけてほしい!」という方はぜひ弊社にご連絡ください。

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自力でハチの巣を駆除するためのガイド

では、自分でハチの巣駆除をおこないたい場合はどうしたらよいのでしょうか。ハチの巣駆除には危険がともないますから、まずはしっかりとハチの巣駆除についての知識を身につける必要があります。以下の内容をしっかり理解して、ご自身のハチの巣駆除にお役立てください。

自分で駆除できるか判断しよう

自分で駆除できるか判断しよう

まずは自分で駆除できる範囲なのか判断しましょう。自分でも駆除できる場合について以下にまとめました。

・巣の大きさが10cm未満

巣の大きさが10cm未満のものであれば、自分でも駆除することが可能です。目安として、6月までは巣が小さいので安全に駆除することができます。

・アシナガバチやミツバチの巣である

アシナガバチやミツバチについては危険度がまだ低いので自分でも駆除することができます。スズメバチは危険性が高いので巣を駆除することはやめましょう。

・巣ができている場所が「開けた場所」かつ「低い場所」

種類によっては閉鎖空間や高い場所に巣を作るハチもいますが、これを自分で駆除するのは危険です。万が一攻撃された場合、すぐに逃げられないので「開けた場所」「低い場所(はしごを使わない程度)」であることを確認してください。

ハチ駆除は準備が必要です

「ハチの巣を自分で駆除できそう」という場合、まずは準備として、必要なものを揃える必要があります。ハチの巣駆除に必ず必要なものとしては、以下のものがあります。

・エアゾール式殺虫剤

エアゾール式殺虫剤とは、いわゆるスプレー式の殺虫剤のことです。ほかにも燻煙式や設置式などがありますが、それらの殺虫剤はおすすめできません。

燻煙式では風の流れを受けやすいのでハチの巣を狙うことが難しくなります。また、設置式は毒エサを用いてハチを駆除する方法ですが、そもそもハチは昆虫などを食べて生活しているため退治するのは難しいでしょう。

そのため、より効果的に駆除するためにもエアゾール式スプレーの使用をおすすめします。エアゾール式スプレーの中でもさまざまな種類がありますが、より即効性・効力が高い「ピレスロイド系」のものがよいでしょう。

・防護服

防護服も準備する必要があります。自治体によっては防護服の貸し出しをおこなっているところもありますから、調べてみるとよいでしょう。

自治体で防護服を借りることができなかった場合は、ほかのもので代用することをおすすめします。まず、作業服を着て雨合羽で全身を覆います。雨合羽と作業着の間に隙間ができてしまいますので、裾や袖、襟元やお腹周りなど、隙間ができているところを紐でしばってハチの侵入を防ぎましょう。

また、頭には厚手の帽子、顔や首筋には手ぬぐいやタオル・マスク、手には軍手、足には長靴を履いてご自身の体を守ってください。

・懐中電灯

懐中電灯は発光部分に赤のセロハンを貼っておきましょう。ハチは光に向かって飛ぶ習性があるので、巣に直接懐中電灯の光を向けるとハチが自分の方向に向かってくるかもしれません。赤い光にするとハチが反応しにくくなるといわれていますから、懐中電灯のレンズに赤いセロハンを貼っておきましょう。

ハチ駆除に適した時期や時間

ハチ駆除をおこなう場合は夜間におこないましょう。昼はエサを探しに出かけているハチもいるため、すべてのハチを駆除することができません。アシナガバチやミツバチの場合は夜間には活動せずに巣に戻っているため、ほぼすべてのハチを駆除することができるのです。

目安としては、日が沈んでからだいたい2時間~3時間経った後におこなうのがよいでしょう。

ハチの巣駆除の方法

次にアシナガバチやミツバチの巣の駆除方法について見ていきましょう。事前に駆除する前に巣の位置を確認しておきます。このときに巣に近づくと刺されてしまうため、遠目からチェックします。夜間は巣が見えにくいため、昼間に確認しましょう。

日没から2時間~3時間後、準備をしてハチの巣に向かいます。そして、ハチの巣に殺虫剤をかけて退治します。このとき、スプレーを巣に向かって20秒~30秒ほど噴射し続けてください。「ハチが飛び回っていて怖い!」と思うかもしれませんが、ハチを確実に退治するためには噴射し続けることが重要です。

その後、巣の中に噴射します。巣の中のハチを退治できたら残りのハチについても噴射して退治しましょう。最後に、巣を取りのぞいて処分したら作業完了です。

詳しくはアシナガバチの駆除方法をまとめた記事をご覧ください。

ハチの巣駆除で不安なときは無理はしない!

ここまでハチの巣の駆除方法について説明してきましたが、「意外と大変……」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、ハチの巣に近づくので、不安に思う方もいらっしゃるでしょう。

そういった方は無理せず業者に依頼することをおすすめします。命をかけてハチ駆除をおこなうよりも、専門的な知識を持ったプロに任せたほうが安心です。

弊社では経験豊富なスタッフが対応いたしますから、安心しておまかせいただけますよ!

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ハチの巣駆除をプロへ依頼するメリット

これまで、自分で駆除をおこなう方法をご説明してきましたが、ハチの巣駆除は業者に依頼するのがベストです。ここでは、業者に依頼するメリットについてお伝えしていきます。

プロへ相談したほうがよい理由

プロへ相談したほうがよい理由

最大のメリットとして、安全に駆除をおこなえることが挙げられます。ハチ駆除は命を落とす危険もありますから、専門的な知識や機材を持った業者に依頼するのが無難です。

さらに、薬剤を使うには知識が必要で、使い方によってはペットや小さなお子さまを危険にさらしてしまう場合もありますから「安全性」という面では業者に依頼するほうがよいでしょう。

また、業者に依頼すれば、自分でおこなうよりも確実に駆除してもらうことができます。再発防止をおこなっている業者もありますから、「せっかく駆除したのに、また巣ができた……」なんてことにならずに済むのです。

ハチの巣駆除にかかる費用

ハチ駆除を依頼した場合、だいたい1万円~3万円の料金の業者が多いです。安いところですと1万円以下でおこなってくれる業者もあるようです。

ただ、ハチの種類や巣のある場所によって駆除の難易度が異なるため、人によってかかる費用は異なります。正確な料金を知りたい場合は複数業者に見積りを依頼しましょう。

複数業者に見積りを依頼した場合、総額だけではなく内訳も確認しておいてください。見積書に総額のみ記載している業者もありますが、なににいくら使ったのかわからず余分に費用を取られている場合もあるため、そのような業者は避けましょう。

料金の内訳は業者によって異なりますが、以下のように項目を設けているところが多いです。

ハチ駆除料金(内訳)=出張費+作業費+薬剤費+処分費

内訳を複数業者で比較して、高すぎる場合には注意が必要です。納得して依頼するためにも、なぜ高額になっているのかを業者に確認しておきましょう。

詳しくは蜂駆除費用の相場をまとめた記事をご覧ください。

業者選びで迷ったらココをチェック

ハチの巣駆除を業者に依頼する場合は、「業者選び」が大切です。業者選びを間違えると、「作業後に高額な料金を請求された」「駆除後すぐに被害が再発しても対応してもらえない」といったことにもなりかねませんから、業者は真剣に選びましょう。

では、どのように業者を選んだらよいのでしょうか。優良業者を判断するポイントとして、以下のようなものが挙げられます。

  • ・見積り書がわかりやすい
  • ・HP、口コミがよい
  • ・どんな作業をするのか事前に説明
  • ・こちらの要望や希望をきちんと聞いてくれる
  • ・アフターケアをおこなってくれる
  • ・受付対応がよい
  • ・対応が早い
  • ・知識や経験、実勢がある
  • ・相談にのってくれる、親切である
  • ・追加料金なし

弊社では、上記の点すべてを心がけたサービスをおこなっております。ハチの巣駆除にお困りの方は、まずは一度弊社にご連絡くださいませ。

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この記事の執筆者
ハチ110番編集部
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専門文献や駆除業者・専門家への調査をもとに、蜂の駆除・予防法や駆除業者の選び方など様々なテーマで情報発信をおこなっております。
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