「テレビの電源が点滅!突然はじまったけどなぜ?どうやって直すの?」
テレビはトラブルが発生すると、電源ランプが点滅します。
ふと気がつくと電源ランプの点滅が始まっているので、なんだか不安になりますよね。
テレビの電源ランプが点滅する原因と対処法はおもに以下のとおりです。
- 赤…テレビに不具合が発生。テレビの再起動が必要
- 緑…アンテナ系、配線のトラブル。アンテナや配線を確認
- 青…メーカー、テレビによって対応が異なる
- オレンジ・白…テレビの更新中。時間がたてば解決する
点滅する電源ランプの色はメーカーやお使いのテレビによって異なるため、詳しくはお手持ちのテレビの取扱説明書の確認が必要です。
本文では一例ではありますが、パナソニック、シャープ、ソニーといった人気メーカーのランプの色の意味と対処法を詳しく解説します。
テレビの電源ランプの点滅は、原因にもよりますがたいていは簡単な作業で直ります。
この記事で紹介する対処法を試して、うっとうしい電源ランプの点滅をすぐに直しましょう。
赤いランプが点滅!本体の再起動を試そう
赤色のランプの点滅は「テレビ本体に異常がでている」証拠です。
パナソニックVIERA(ビエラ)、シャープAQUOS(アクオス)、ソニーBRAVIA(ブラビア)といった主要メーカーのテレビでは「赤いランプが点滅したら、本体を再起動するよう」推奨しています。
たいていのテレビは「主電源を切る→コンセントを抜く→数分後にコンセントを挿す→電源を入れる」をおこなうとテレビ本体の再起動が完了します。
今回は主要3社のテレビの再起動方法を、それぞれ見ていきましょう。
パナソニック VIERA(ビエラ)
- 電源プラグをコンセントから抜く
- 約5秒以上待って再度電源プラグを差し込む
- 電源を入れる
※参考:VIER取扱説明書(品番 TH-19G300)
シャープ AQUOS(アクオス)
- 電源「入」の状態で電源スイッチを5秒以上押して「切」にする
- 約1分後に再度電源を「入」にする
- それでも直らなければ電源プラグをコンセントから抜く
- 約1分後に再度電源プラグをコンセントに差し込む
ソニー BRAVIA(ブラビア)
- ディスプレイ電源「入」の状態でリモコンの「電源」ボタンを長押し
- 再起動メニューが表示されるので「再起動」を選択して決定
※参考:ソニー公式サイト
まずはできることを試してみましょう。
しかし再度電源を入れても復旧しなかった場合は、後述の「すぐできるテレビの直し方3選」を試してみましょう。
緑色のランプが点滅!配線・BSアンテナの異常を確認しよう
緑ランプの点滅はメーカーによって異なりますが、アンテナや配線に問題があるかもしれません。
ソニーBRAVIA(ブラビア)の場合、BS・CSアンテナに異常があると緑のランプが点滅します。
またシャープのAQUOS(アクオス)の場合、配線や本体に異常があると緑か青のランプが点滅します。
配線や本体に異常がある場合は、後述の「すぐできるテレビの直し方3選」を参考にしてください。
「BS・CSアンテナがショート」した際の対処法
考えられるのは以下の通りです。
BS・CSアンテナのショートは、電源がついた状態で衛星アンテナの線をいじった、配線がゆるんでいる、などの原因が考えられます。
そこで「再起動」と「テレビ全体の配線のゆるみを確認」しましょう。
まずは電源を切り、本体の電源コードを抜きます。
あとはチューナーや同軸ケーブルにゆるみや異常がないか、確認しましょう。
ついでにB-CASカードも一度抜いて、もう一度差し込みましょう。
アンテナレベルとは、BSやCSの電波をうまく拾えているか?の目安です。
テレビ放送が映らなくても、テレビ画面がつくのであればアンテナレベルを確認しましょう。
アンテナレベルは「テレビの設定画面→詳細設定、放送受信設定→BS・CSアンテナレベルを確認」から確認できます。 画面を見れば正常か異常か表示されるため、まずは設定画面を確認しましょう。
高すぎる場合は、同じ設定画面にあるアッテネーターをON。
低すぎる場合は、電波増幅器のブースターを設置します。
ブースターは配線やアンテナ付近の設置など専門知識が必要なため、不安なかたはプロに相談しましょう。
BS・CSなどの衛星放送は、雨による影響を受けやすく悪天候のときにはテレビの映りが悪くなります。
さらに劣化したアンテナに雨水がかかり、不具合が発生している場合があります。
ほかにもBS・CSアンテナが風や雪の影響でアンテナの向きがズレた、落下する場合もあります。
まずは天候が回復するまで待ち、天候が回復したら映り具合やアンテナの様子を確認しましょう。
どうやらBS・CSアンテナに異常がありそう、しかしアンテナの修理や配線など慣れていないとわからないことだらけですよね。
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オレンジ・白ランプが点滅は放置でOK!
オレンジ色、白色の点滅は「ソフトウェアの更新中」を意味しており、更新が終了すれば点滅が消えます。
ソニーBRAVIA(ブラビア)では、更新が終わると「ソフトウェアの更新」の表示が出るため待ちましょう。
また東芝や日立の更新はスタンバイ中や手動でアップデートをおこない、ランプの点滅はありません。
青ランプが点滅!メーカーやテレビに合わせて対処しよう
ソニーBRAVIA(ブラビア)では、テレビにスマホやタブレットなどの接続があると青ランプが点滅します。
ほかメーカーでも録画中や待機中などに青のランプが点灯、点滅する場合があります。
接続や録画のお知らせならば問題はないのですが…。
フナイ、日立、シャープなどのメーカーでは青ランプは「操作ミス、本体に異常がある」ときに点滅します。
そこで以下を試しましょう。
- 入力切替が間違っていないか確認
- 本体の電源をOFF。コンセントを抜き、配線のゆるみを確認
- コンセントを抜いてから5分ほどたったら、再び挿す
- 本体の電源をON
青ランプ、緑ランプやオレンジ・白ランプはメーカーやテレビの機種によって、意味が異なります。
詳しくはお手持ちのテレビの説明書をご確認ください。
まだ直らない場合はエラーコードを確認しよう
点滅に応じた対処をおこなっても、テレビが映らない場合があります。
画面にエラーコードが出ているのなら、コードを確認しましょう。
よく出るエラーコード一覧 | |
エラーコード | 意味と対処法 |
E201 | 天候の影響で電波が弱くなっている 天候が回復するまで待つ |
E202 | アンテナが信号を受信していない 後述の対処法を参照 |
E203 | テレビ局が放送を休止 |
E204 | 該当するチャンネルがない、配信していない |
E205 | 契約していない番組を選択している |
E209 | BS、CSの電波が受信できていない 前述の対処法を参照 |
E203 ~E205の対処方法はありません。
別のチャンネルを視聴しましょう。
すぐできるテレビの直し方3選
ここまでいろいろな方法を試してきましたが、それでもまだ映らない場合。
すぐに試せる解決方法をまとめました。
地上波、BS・CS問わずテレビがつかない、見たいチャンネルが見えない、映りが悪いなどお困りのかたは、ぜひ参考にしてください。
上記ですでに紹介した解決方法もあります。
その場合は飛ばして、次の方法を試しましょう。
リモコンの確認方法
意外と多いのがリモコンの不具合です。
スマホやタブレットなどのカメラを使えば簡単に確認できるため、リモコンの不調を確認します。
スマホやタブレットのカメラモードを起動、リモコン先端の赤外線センサーの部分をカメラで撮影しながらリモコンボタンを押します。
このときリモコンがピカピカ点滅していれば正常、電池切れの心配もないでしょう。
しかしまったく光らない、弱弱しい場合はリモコンの不調か電池切れが疑われます。
電池を交換し、それでも赤外線センサーが光らないのであればリモコンの故障でしょう。
修理や新しいものに交換しましょう。
本体の再起動、配線の確認やB-CASカードの確認方法
本体の再起動、配線の確認やB-CASカードの確認をおこないます。
本体の再起動は、前述の「赤いランプが点滅!本体の再起動を試そう」を参考にしてください。
配線のゆるみ、B-CASカードの確認をおこなうときは念のため、電源を切ってからおこなってください。
アンテナレベルの確認方法
先ほどBS・CSアンテナの章でも紹介しましたが、アンテナレベルを確認しましょう。
こんどは地上が見えないかたも、一緒におこないます。
「テレビの設定画面→詳細設定、放送受信設定」を確認します。
アンテナレベルが高すぎるのであれば、同じ設定画面にあるアッテネーターをON。
アンテナレベルが低すぎるのであれば、電波増幅器のブースターを取り付けます。
ブースターは屋根の上や屋根裏に取り付け配線も必要なため、ひとりでつけるのはむずかしいでしょう。
プロに依頼して、ブースターを取り付けてもらいましょう。
テレビの替えどきと修理費用
古いテレビを使っている場合は、経年劣化によりテレビが故障し点滅しているのかもしれません。
テレビの寿命はおよそ7年から10年程といわれています。
テレビが古く異常が発生しているのであれば、修理よりも買い替えのほうがお得かもしれません。
テレビの買い替えどきは6~9月
経年劣化によるテレビの故障を直すのは、費用と時間がかかります。
さらに今回はランプの故障ですが、ほかの部品も劣化し今後故障するかもしれません。
できるだけ早く新しいテレビと交換しましょう。
ちなみに安くテレビを手に入れたのならば、オススメはモデルチェンジの時期です。
メーカーによってモデルチェンジの時期は多少ずれがありますが、6月から9月頃が多いでしょう。
6月から9月頃なら、ちょっとお安くテレビが購入できるかもしれません。
また、店舗によっては同じテレビでも売られている価格、キャンペーンの内容、ポイント還元率などには違いがあります。
テレビの購入の際は、いくつかの家電量販店を回ってから検討することがおすすめです。
テレビの保証と修理費用
テレビの保証期間内であり、通常通り使用していれば安い費用で修理してもらえるかもしれません。
ただしわざと壊した場合などは、保証期間内であったとしてもサービスが受けられないため注意してください。
修理費用はメーカーによって異なりますが、たいていはテレビの大きさで決まります。
たとえば三菱電機が発表している出張修理概算料金表によると同じ「電源が入らない」という症状でも20インチ以下なら19,800円~、50インチ以上なら30,800円~です。
引用:三菱電機[修理料金の目安<液晶テレビ>]
修理のほうが安いか、買い替えのほうが安いか?
お使いのテレビの状況によって異なるため、じっくり検討して最適なものを選びましょう。
原因がわからないときは電波の調査をおこなおう
テレビの不調の原因はテレビ本体からアンテナの故障、さらには天候に左右される問題までさまざまです。
もしも「VIERA(ビエラ)で緑ランプが点灯した!」「電源の抜き差しや、配線を確認したが、問題はアンテナにありそう…」なら、アンテナ工事のプロに依頼しましょう。
「でも、誰に連絡すればよいかわからない……」という方は、いつでもどこでも依頼ができる【アンテナ110番】にお電話ください。
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まとめ
テレビの電源の点滅は、原因によって異なります。
赤はテレビ本体の不具合、緑はアンテナや配線のトラブルなど、色によって意味が異なるため、色に合わせた対処をおこないましょう。
ただしテレビによって点滅する電源の色は異なるため、一度お手持ちのテレビの説明書を確認しましょう。
何をやっても点滅が消えない、テレビが映らないといった不調があればアンテナ工事業者や電気屋などに相談しましょう。
※パナソニック、ビエラ、シャープ、アクオス、ソニー、ブラビア、東芝、日立、フナイ、は登録商標または商標です。