「ネズミ駆除業者に依頼したいけど、一体いくらぐらいなの……?」
ネズミ駆除はめったに頼まないため、相場がいくらかわからないですよね。
ネズミ駆除の費用は5万円以内におさまることが多いです。
ただし駆除をおこなうご自宅の広さやネズミが荒らした家の清掃や補修費用によって、ご自宅のネズミ駆除費用は大きく異なります。
本文ではネズミ駆除費用が高くなる原因はもちろん、ネズミ駆除費用を安くする3つのコツも解説します。
ネズミ駆除や費用について不安のある方は、ぜひ本文を読んでください。
この記事を読めばネズミ駆除に関する知識がバッチリわかります。
では早速ネズミ駆除費用を見ていきましょう。
ネズミ駆除費用は5万円以内が多い
ネズミ駆除は被害の程度により価格が異なるため、相場を出すのがむずかしいものです……。
今回は一例として弊社がご相談をお受けしたネズミ駆除の費用分布をご紹介します。
弊社では、2.5〜5万円の方がもっとも多い結果となっています。
集計期間:2021年10月~2022年9月(698件)
集計対象:弊社運営サイト全体におけるネズミ駆除・予防の施工実績
集計方法:対象の平均値を算出(※)し、小数点第一位以下を四捨五入
※大規模な施工など特殊なケースを除く費用の平均値を算出するため、上下2.5%の施工費用を異常値として集計対象から除外しています。
上記は弊社のネズミ駆除費用の費用分布をもとに作成したグラフです。
よく見ると10万円を超える方も、いらっしゃいますね。
理由はネズミ駆除は被害の程度や建物の広さなどで、駆除費用が異なるからです。
ネズミ駆除は、ネズミを追い払うだけでは終わりません。
清掃やネズミ予防の防鼠(ぼうそ)工事が必要です。
しかし長年ネズミ被害に悩まされたご家庭では、ネズミのふん尿被害も深刻で清掃費用も高額になります。
また大きなお宅では、広い範囲で防鼠工事をおこなうため費用も高額になります。
ネズミ駆除の費用は家庭によって異なりますが、目安として2.5〜5万円程度と思っておきましょう。
さらに正確なネズミ駆除費用が知りたい方は、ねずみ110番にご連絡ください。
ねずみ110番はネズミ駆除をおこなう業者をご紹介するサービスです。
ご希望の日時や場所をお伝えいただくだけで、あなたにピッタリのネズミ駆除業者を弊社がお探しします。
ネズミ駆除費用がいくらか知りたい、ネズミ被害を相談したいならネズミ110番にご相談ください。
ネズミ駆除費用がわかったところで、次はネズミ駆除費用を安くするコツをご紹介します。
ネズミ駆除を安くする3つのコツ
ネズミ駆除費用を安くするコツは以下のとおりです。
- 必要な工事だけをおこなう
- 相見積りで比較する
- 異変に気が付いたらすぐにネズミ駆除・調査を頼む
ネズミ駆除をおこなう業者は、大手の清掃会社から地域密着の害獣駆除業者までさまざまです。
上記のコツはどのような会社にも共通しているため、ぜひ参考にしてください。
また駆除費用を安くするといえば、自分で駆除をおこなう自力駆除を考える方もいるでしょう。
自力駆除は手間と労力がかかり、失敗すればさまざまな被害を引き起こします。
自力駆除をおすすめしない理由は、また後半で解説します。
必要な工事だけをおこなう
ネズミ駆除に必要な工事だけをおこないましょう。
業者に依頼すると、「ついでにシロアリ駆除もやろう」「床下換気扇を設置すれば湿気が取れる」などネズミ駆除以外の工事をすすめられる場合があります。
次から次へと追加の工事をおこなえばそれだけ費用はかさみます……。
不要な工事をすすめてネズミ駆除の費用を釣りあげる悪徳業者もいるため、ネズミ駆除と関係のない施工を提案されても断りましょう。
また「提案された工事は本当にネズミ駆除に関係するのか?」判断できない場合は、複数の業者に見積りを依頼しましょう。
本当にその工事が必要か?いろいろな業者に相談できるため、必要な施工を見極めやすくなります。
相見積りで比較する
複数の業者に見積りを出すことを、相見積りといいます。
相見積りをおこなうと、ご自宅のネズミ駆除費用がいくらぐらいか?平均的な金額がわかりやすくなります。
さらに複数の業者のなかから、安い業者を探すことも可能です。
迷ったら相見積りをおこないましょう。
異変に気が付いたらすぐにネズミ駆除・調査を頼む
被害の少ないうちにネズミ駆除をおこなえば、清掃や修繕の費用が抑えられます。
被害に気が付いたらすぐに、ネズミ駆除をおこないましょう。
また「本当にネズミ被害かな?」と不安な方も、気になったらすぐにネズミの調査をおこないましょう。
ネズミ被害は時間が経つと、そのぶん大きくなります。
例えばネズミのふん尿は時間が経てば経つほど、屋根裏などに溜まっていきます。
またネズミは巣を作る際に家の断熱材をはがすこともあるため、建物の修繕費も必要です。
そのためネズミ被害が少ないうちに駆除をおこなえば、清掃費用や修繕費用は安く済みます。
ですが「ネズミがいるかどうか確信が持てない……」という方も多いかと思います。
そんなときはネズミの調査をおこない、ネズミがいるかどうか?調べましょう。
ネズミ調査の費用は無料の会社も多く、もしもネズミがいなければ駆除は不要です。
ネズミがいるかどうか?わからない方は、まずはネズミ調査を依頼しましょう。
しかしネズミ駆除はめったに頼まないため、どこに依頼すればよいか?悩む方も多いと思います。
次の章でネズミ駆除業者を選ぶコツをご紹介します。
依頼前にわかる!ネズミ駆除業者を選ぶコツ
ネズミ駆除業者を選ぶコツは以下のとおりです。
- ペストコントロール協会の会員である
- 無料再施工の保証期間がある
- 点検商法、飛び込み・脅かし営業は避ける
ペストコントロール協会(PCO)とは、害虫・害獣駆除をおこなう業者の団体です。
ペストコントロール協会では駆除に関する勉強会や認定制度をおこなっています。
会員はネズミ駆除に関する知識があるため作業を安心して、任せられます。
また点検商法とは「無料でネズミ駆除をさせてほしい」と家にあがりこみ、最終的に駆除費用を請求する商法のことです。
脅かし営業は「今ネズミ駆除をしないと、今後ネズミ被害がひどくなる」と脅す商法のことです。
点検商法や脅かし営業は適切な営業ではないため、そういった業者がたずねてきたら断りましょう。
よい業者の選び方やおすすめのネズミ駆除業者は、下記の関連記事で詳しく解説しています。
業者選びでお悩みの方は、ぜひこちらも読んでみてください。
関連記事:騙されないネズミ駆除業者の選び方!安心して利用できる業者8選
ネズミ駆除は自分でおこなえば費用を抑えられます。
しかし自力での駆除はむずかしいでしょう。
理由と自力でおこなった際の費用を次の章で解説します。
自力でのネズミ駆除はおすすめできない
自力でネズミ駆除をおこなうと費用を抑えられます。
例えばネズミ駆除用の粘着シートはインターネット通販サイトで1枚200円程度※で販売しています。
とある大手駆除業者では粘着シート100枚施工で2万円+施工費用がかかるため、施工費用がかからないぶん自分でやったほうが安いでしょう。
しかしネズミ駆除は駆除だけでなく、以下の作業も必要です。
- ネズミの処分と清掃が必要
- 防鼠工事が必要
- 家の修繕が必要
うまく粘着シートだけで被害が収まっても上記を怠れば、健康被害、ネズミ被害の再発、建物の劣化を招きます。
しかし駆除に加えて、上記を自力でおこなうのはかなり大変です……。
何をおこなうか?なぜむずかしいか?を詳しく解説します。
※2022年11月18日のAmazonの価格を参考。
安い順の商品10点を調査し、シート1枚の平均値段を算出
ネズミの処分と清掃が必要
捕まえたネズミの処分や清掃は慣れていないとむずかしいので、プロに任せましょう。
自分でネズミを駆除する場合、捕まえたネズミを処分しなくてはなりません。
粘着シートや毒餌にかかった死体は燃えるゴミとして処分できますが、生きているネズミを処分するのは慣れていないとむずかしいでしょう。
またネズミを駆除できても、ネズミのふん尿はまだ残っています。
ふん尿を放っておくとカビが発生したり、異臭が発生したりと健康被害につながります。
室内だけでなく床下や天井裏などもくまなく確認、清掃しなくてはならず自力ではかなりむずかしいでしょう……。
駆除と清掃に慣れたプロに任せましょう。
防鼠工事が必要
防鼠工事とは、ネズミ予防の工事のことです。
ネズミを駆除しただけでは、新たな被害が起きるかもしれないので駆除と一緒に防鼠工事が必要です。
しかし防鼠工事は建物とネズミ駆除の技術・知識が必要になります。
個人で防鼠工事をおこなうのはむずかしいため、プロに任せましょう。
ネズミ駆除でうまくネズミを追い出せたとしても、防鼠工事をおこなわないと別のネズミが入り込むおそれがあります。
ネズミ被害再発防止のために防鼠工事が必要ですが、工事はおもに以下のことをおこないます。
- 建物の隙間やヒビを建物の補修材を詰める
- エアコンダクトなどの穴の周りに穴埋めパテを詰める
- 排水管の出口に金属ブラシを詰める
- 通気口や換気窓に金網を張る
防鼠工事は屋根近くの電線取り込み口や換気窓から床下の通気口まで、くまなく施工が必要です。
上記の作業を慣れていない方がおこなうのはむずかしく、工事の場所によってはケガのおそれもあります。
ネズミ駆除業者はネズミを駆除するだけでなく、防鼠工事の知識、技術があるため安心して任せられます。
家の修繕が必要
ネズミに破壊された家の修繕が必要です。
しかし防鼠工事同様に、建物の知識・修理の技術が必要なためプロに任せましょう。
ネズミは巣を作る際に、家の断熱材をはがして巣を作る場合があります。
断熱材は家を温めるだけなく、結露の防止や防火など役割があるためネズミにかじられたら補修しなくてはなりません。
ですが断熱材の交換は、知識と技術がないと家を傷つける原因になります。
ネズミ駆除業者のなかには、建物修繕をおこなう業者も多いのでプロに頼んだほうがよいでしょう。
ネズミ駆除は駆除して終わりではなく、清掃や予防工事などが必要です。
駆除から清掃や工事をおこなうのは大変なので、ネズミ駆除業者に依頼しましょう。
ネズミ駆除費用に関する質問
最後にネズミ駆除でよくある質問をまとめました。
一般家庭用の助成金はありますか?
一般家庭用のネズミ駆除の助成金は2022年11月現在、ありません。
ただし地域や自治会向けの補助や駆除剤の配布などは、自治体によってはおこなっています。
例えば東京都中央区だと区内、自治会向けの補助金があります。
ご近所でネズミ被害に困っているなら補助金がつかえるので、お住まいの市区町村に相談してみましょう。
参考:中央区[地域ねずみ駆除・防除等促進事業補助金のご案内]
市役所はネズミ駆除をおこなっていますか?
市役所では原則ネズミ駆除をおこなっていません。
市役所にネズミ被害を相談すると基本的にペストコントロール協会の協会員を紹介され、駆除はペストコントロール協会に加入している業者がおこないます。
駆除費用は家主が支払うため、市役所がネズミ駆除をおこなう訳ではありません。
火災保険でネズミ被害を補修できますか?
むずかしいでしょう。
たいていの火災保険の約款には、保険料が支払われない例として「ネズミ食い、虫食いなど」と記載があるからです。
ただし保険金の支払いは、契約している保険の内容と保険会社の判断によります。
詳しくはご加入中の保険内容をご確認ください。
参考例:損保ジャパン 個人用火災総合保険
賃貸住宅のネズミ駆除費用はどうなりますか?
賃貸住宅の場合、基本的にネズミ駆除費用は管理会社や大家さんが支払います。
賃貸住宅は、管理会社や大家さんから家を借りている状態です。
建物の管理は持ち主である管理会社や大家さんがおこなうため、ネズミ駆除の費用は原則管理会社や大家さんが支払います。
しかし「管理会社の注意を無視して生ごみをベランダに放置したのでネズミが出た」など借り主の責任なら、借り主が駆除費用を支払う場合もあります。
賃貸住宅のネズミ駆除はいきなり駆除業者に相談せず、まずは管理会社や大家さんに相談しましょう。
まとめ
ネズミ駆除費用はおおよそ5万円以内で済む方が多いです。
正確な駆除費用は建物の広さや被害の程度によって異なります。
駆除費用の正確な金額が知りたい方は、ネズミ駆除業者に見積りを依頼しましょう。
どのネズミ駆除業者依頼しようか悩んでいる方は、ねずみ110番にご連絡ください。
ねずみ110番はネズミ駆除業者をご提案するサービスをおこなっている会社です。
ねずみ110番にご連絡いただければ、あなたのご希望にあったネズミ駆除業者をご紹介いたします。
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