「スズメバチ駆除のアイテムはいくつかあるが、粘着シートのメリットは何だろうか?」といった疑問をおもちの方もいらっしゃるかもしれません。
スズメバチ専用の駆除粘着シートを使うと、低コストで捕獲ができます。粘着シートは安価で手に入れやすいからです。
この記事では、スズメバチの駆除を粘着シートを使っておこなう方法や粘着シートの入手方法などを解説しています。自力でスズメバチを駆除しようとお考えの方は、ぜひ読んで参考にしてください。
目次
スズメバチを駆除する粘着シートの入手方法
スズメバチ捕獲用粘着シートは、スズメバチの黒いものに集まりやすい習性を利用しておびき寄せ、強力な粘着剤にくっつけて捕獲するものです。まずはスズメバチを駆除する粘着シートがどこで購入できるのかについてご紹介します。
市販品を量販店などで購入
スズメバチ捕獲用粘着シートはホームセンターやドラッグストアなどの量販店などにいけば、市販品を購入することができます。価格も1枚当たり約300円~約400円と非常にリーズナブルです。
ただし、市販の粘着シート1枚で捕獲できるのは多くても10匹くらいなので、大群を一度に駆除することには向いていません。そのため、働き蜂の数が少ない4月~5月ごろ、女王蜂を捕獲して巣作り予防を目的として使うのがよいでしょう。
基本的には「スズメバチ専用」と表示されているものがおすすめですが、ネズミ駆除用のもので代用も可能です。
ネズミ駆除用の粘着シートは、スズメバチよりも体が大きいネズミを捕獲することを目的として作られているので、スズメバチ専用のものよりも粘着力が高いのです。そのため、ネズミ駆除用の粘着シートが家にあまっているときなどは、それを代用として使ってもよいでしょう。
養蜂業者から購入する方法も
近所に養蜂業者があれば、直接問い合わせると手に入るかもしれません。また、オンラインショップでも購入可能なので、近所に養蜂業者や量販店がない方などは、ぜひ利用してみるとよいでしょう。
粘着シートを使って自力でスズメバチを駆除する方法は次の章で解説いたします。しかし、自力で駆除する自信がない方は、ぜひ弊社にご相談ください。
弊社はプロの蜂駆除業者をご紹介するサービスをおこなっております。ご相談していただければ、お近くの業者をすぐにご紹介いたします。24時間365日いつでも受付しておりますので、蜂の被害でお悩みの方は、一度弊社にご連絡ください。
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粘着シートでのスズメバチの駆除方法を解説
粘着シートを使うといっても、どのようにして使えばよいのかわからないでしょう。そこで、ここでは粘着シートでスズメバチを効果的に駆除する方法を解説します。スズメバチを粘着シートで駆除するときに、ぜひお役立てください。
粘着シートの使い方
粘着シートを効果的に使うためには、駆除の目的・仕掛ける場所・タイミングが重要です。
・駆除の目的が巣作りの予防である場合
スズメバチは軒下に巣をよく作り、地上から1.5メートル~3メートルくらいのところを頻繁に飛びます。そのため、仕掛ける場所は軒下で地上から1.5メートル~3メートルの位置がよいでしょう。タイミングとしては、女王蜂が巣作りを始める4月~5月がよいでしょう。
・駆除の目的がミツバチの保護である場合
スズメバチはミツバチをエサとしています。そのため、ミツバチを飼っている養蜂箱にやってくることが多いです。ミツバチを守るためにも、養蜂箱のうえに粘着シートを置きましょう。
・おとりバチ
おとりバチとは、2~3匹ほど捕獲したスズメバチを粘着シートにつけておくことです。粘着シートにつけた蜂が出すニオイにつられて、多くのスズメバチがやってきて、粘着シートにとまり動けなくなるのです。
しかし、おとりバチを確保しようとすると、スズメバチに刺されるおそれがあり危険です。そのため、おとりバチは無理に用意する必要はありません。
・シートの処分方法
シートについたスズメバチを素手で触るのは危険です。シートについて一定の時間が過ぎるとスズメバチは通常死にますが、なかには生きているものもいます。そのため、うっかり素手で触ると刺されるおそれがあります。
シートを処分する際は、まず防護服・手袋・長靴を着用しましょう。次にシートに殺虫剤をかけてください。一定の時間が過ぎたら、シートをトングなどで挟んでゴミ袋に捨てるとより安全に処分することができます。
生きているスズメバチがいるかもしれませんので、念のためゴミ袋は密封してスズメバチが出られないようにしてください。
捕獲器とあわせて使うと効果的!
スズメバチを捕獲して駆除するには、「誘引捕獲器」を使う方法もあります。これはスズメバチをおびき寄せる誘引液を仕込み、一度入ると出られないようになっているグッズです。粘着シートを捕獲器とあわせて使えば、誘引剤でおびき寄せたスズメバチを粘着シートでより多く捕獲することが可能です。
ただし、繁殖期などスズメバチが活発な時期には、これらのグッズを使っても数が多すぎて駆除しきれない可能性が高いです。とくに誘引剤は多くの蜂をおびき寄せてしまうので、蜂の数が増える時期に使うとかえって危険な場合もあります。活発な時期になってしまった場合は、蜂駆除業者に相談することをおすすめします。
その際は、ぜひ弊社にご相談ください。お近くの業者をすぐにご紹介いたします。お電話お待ちしております。
駆除する前に知っておくべきスズメバチの危険性
スズメバチは強力な毒をもっているので、たとえ1匹でも遭遇すると刺されて重症を負うリスクがあるのです。以下では、自分で駆除をおこなう前に知っておきたい、スズメバチの生態・特徴・危険性について解説します。
スズメバチの生態や特徴とは?
スズメバチは体長が約2センチメートル~4センチメートルと蜂の種類のなかでも最大です。色は黒色をベースとしており、胴体にオレンジ色または黄色のしま模様がはいっています。
また、基本的に狂暴な性格なので、巣に近づくものに大群で一斉に襲いかかり何度も刺してきます。そのため、ほかの蜂よりも駆除の難易度が高いのです。
刺されるとアナフィラキシーショックの危険性も
アナフィラキシーショックとは、蜂の毒などアレルギーの原因物質が体内にはいると、急激に血圧が低下し意識を失うなどのショック状態になることです。スズメバチに刺されるとアナフィラキシーショックを引き起こし、命にかかわるおそれがあります。
そのため、自力で駆除する自信があるという場合でも、安全のためにプロの蜂駆除業者に駆除を依頼することをおすすめします。
どうしてもご自分でしたい、という方はまずスズメバチ駆除についてしっかり知識をつけることが大切です。そのうえで“できる”or“できない”の判断をお願いします。
業者に依頼すれば、自分で駆除しなくても済むので刺される心配もありません。業者は蜂駆除に関する知識や経験が豊富なので、確実な方法で駆除してくれます。
どの業者に依頼してよいかわからない方は、ぜひ弊社にご相談ください。弊社には多数の業者が加盟しております。そのなかから、お客様のご希望にあう業者をすぐにご紹介いたします。電話・メールでの相談はもちろん無料。いつでもお気軽にお問い合わせください。
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