鳩被害（対策・駆除）でお困りなら【鳩110番】｜フン害の掃除

鳩の菌の感染経路の多くは吸入による被害になりますので、マスクは必需品です。風の強い日や乾燥している日は、糞が乾燥して飛散しやすい環境になりますので特に注意が必要です。また、ベランダなどの糞掃除の場合には、空気が室内に流入しないように、締め切っておくことも重要になります。

菌が皮膚に付着しないようにゴム手袋を着用することも重要です。目に見えない菌は消毒されていない箇所が分かりませんので、ご家族様に触れた手に菌が付着してしまう事も考えられるでしょう。そのため、マスクや手袋は基本的に使い捨ての物を使用するようにしましょう。

処理した糞を入れるためのビニール袋もあらかじめ用意しておきましょう。ビニール製品は菌類が外部に漏れだしにくい特性がありますので、家庭ごみ用のゴミ袋などが利用できます。また、ビニールを二重にして、密封性を上げる工夫もできます。可燃ゴミ袋と大型の不燃ゴミ袋を用意しておくことをお勧めいたします。

実際に拭き取るようの用具になります。新聞紙は吸水性も高く、比較的安価で入手が容易な紙類になります。新聞紙がお近くに無い場合は、キッチンペーパーなどの厚手の紙類で代用することもできます。ティッシュなどを使用される場合、拭き取った糞が飛散しやすくなりますので出来る限り大き目で厚手の紙を使用しましょう。

掃除のために重要な役割を果たすのが消毒液になります。鳩はインフルエンザウイルスなどを保有しているケースもありますので、ウイルス消毒として消毒液を使用して汚れを拭き取る様にしましょう。また、塩素系漂白剤などに入っている、次亜塩素酸はインフルエンザ対策やノロウイルス対策としても利用できますので、様々な時に活躍してくれるでしょう。

こちらは消毒というよりも、防菌のための薬剤になります。糞掃除をした後に、飛散した糞の粉末が腕などに付かないようにエタノール消毒などをした後で部屋に戻るようにしましょう。エタノールが無いご家庭では、制汗シートなどにも微量のエタノールが含まれている場合がありますので、一時的な身体の消毒として利用することもできます。

ほうきや柄付きたわしなどの、柄の長い掃除用具が有ればより安全な作業に繋がります。もちろん、買い置きしておいたトイレ掃除用のたわしでも代用可能です。注意点としましては、防菌のためには「使い捨て」が前提となりますので、不燃ゴミ袋などをあらかじめ用意しておくようにしましょう。もちろん、掃除機などを使用してしまうと、槽内に菌が繁殖してしまい、逆効果になる恐れもありますので使用はやめておく方が無難です。