この記事にたどり着いた方は「蜂の対策をしたい」と考えていると思います。上記の4点に当てはまるなら、本記事を読み進めることをおすすめします。ここでは「蜂対策」に有効な方法を紹介しているので、読了後にはきっとお悩みが解決しているはず!
また蜂の種類や危険度、家に寄せつけないための工夫も解説しているので蜂への不安や心配がある方もぜひ参考にしてみてください。
今すぐ対策方法を知りたい方はこちらからどうぞ!
蜂がベランダに巣を作る理由
蜂が巣を作る理由は「子育て」です。冬の終わりとともに女王蜂は1匹で巣作りを始めます。
このとき女王蜂は、安全に子育てができる快適な環境を探します。蜂にとって快適な環境とは以下の3つが主なポイントです。
- 雨、風がしのげる
- 外敵に狙われにくい
- 餌場が近くにある
軒下、屋根裏はこの条件に当てはまりやすく、よく巣を作られます。もうひとつ、ベランダも巣作りに快適な環境です。
エアコン室外機の裏にこっそり巣を作られていた!ということも珍しくありません。ベランダに巣を作られると、窓から家の中へ侵入されやすくなります。
できることならベランダは狙われないようにしておきたいですよね。それでは、これから巣を作られないようにする対策や方法について解説していきます。
蜂対策の基本は寄せ付けない
ベランダに蜂の巣を作らせないためには、最初から蜂を近寄らせないことです。蜂にとって居心地の悪い場所にしておくことが一番の対応策です。
蜂を寄せ付けない基本の三カ条を一緒に確認していきましょう。
その1・殺虫剤をまいておく
忌避剤の入った殺虫剤をベランダにまいておきます。このとき「ハチ用」であることが大事なポイントです。ほかの害虫用では蜂に効果が薄いので、裏面の有効成分表に「ピレスロイド系」と書かれているものを選んでください。
ただし殺虫剤は雨に弱く、持続性がないので週一回程度のペースで、こまめにまいておく必要があります。
その2・整理整頓をしておく
蜂は外敵に狙われないよう、目立たない場所を選ぶ傾向があります。
ベランダがゴミ置き場になっていませんか?物があふれていると、物と物の間に蜂が巣を作るかもしれません。日ごろから整理整頓をして、見通しがよい環境にしておきましょう。
またゴミであふれていると害虫が寄ってきます。蜂の種類によってはその害虫が餌になるため、餌が豊富にあるベランダはますます巣を作られやすくなります。
その3・怪しい場所はチェックしておく
蜂の巣は大きいものになると直径60~80センチメートルにもなります。(例:道路の曲がり角に設置されている丸いカーブミラーほどの大きさ)
さすがにそのサイズになれば気づくかと思いますが、巣の作り始めはわずか数cm。そこから徐々に蜂の数が増え、巣も成長していきます。
巣が大きくなればなるほど危険度や駆除の難易度も上がるため、早期発見が大切です。エアコン室外機の裏や、プランターや花木で隠れている場所は、蜂が隠れやすく巣を作りやすくもあるので、巣を作り始める春のうちにチェックしておきましょう。
まだ作り始めの小さな巣であれば、女王蜂だけしかいないかもしれません。そのような場合は、自分で駆除することもできます。しかし、自分で駆除できるといっても、必ずケガをしないように対策は必須です。
それでも蜂が減らない!巣を作り始めた!
できるかぎり蜂にとって巣作りしにくい環境にしていても、巣を作られてしまうことはあります。
もし巣を作られてもけして慌てず、ベランダには近づかないようにしてください。巣をつついたり、蜂を手で追い払ったりする行為は、蜂を刺激するだけです。
ではどうしたらよいか……。そんなときこそ蜂駆除のプロの出番です。弊社にご相談いただければプロである業者を紹介いたします。その後の駆除の流れは以下のようになります。
【駆除作業の流れ】
お客様からのご連絡 |
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無料相談 |
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無料現地調査 ※ |
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無料見積り |
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ご納得いただけたらご契約 |
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作業日の打ち合わせ |
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作業開始 |
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作業終了 |
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お会計 |
(※ 状況によって費用が発生する場合がございます。)
【弊社が人気の理由】
作業に伺うスタッフは知識のあるプロです。そのためお客様のお悩みやわからないことは、しっかりご説明させていただきます。また、見積り後の追加費用は頂いておりません。お客様に安心していただくため、蜂の予防対策もいたします。
複数社での比較検討も大歓迎です。ぜひ弊社のサービス内容と比べてみてください。作業後のアフターケアも完備しております。万が一、蜂が戻ってきた場合はすぐご連絡ください。もちろん無料で再駆除いたします。
蜂の巣を見つけたときは、信頼できるプロへおまかせすると安心です。ぜひご検討ください!
蜂対策の定番方法は「におい」
ここからは蜂を近寄らせないためにできる蜂対策の方法をご紹介します。人間より嗅覚が優れている蜂には「におい」で対策をすることが、誰でも気軽にできる有効手段のひとつです。
では蜂にとって苦手なにおいとはなんでしょうか?ここからは蜂の「嫌いなにおい」「好きなにおい」についてご紹介します。
蜂が嫌うにおい「燻煙剤」「木酢液」「ハッカ油」
蜂が嫌うにおいを発するもので、主に蜂対策として使われるのは「燻煙剤」「木酢液」「ハッカ油」この3つです。それぞれ順に特徴を紹介していきます。
【燻煙剤】
害虫駆除用の燻煙剤が市販で販売されています。これらには害虫が嫌がる成分が含まれています。
燻煙剤を使用するときは「蜂専用」の種類を選んでください。蜂に効く殺虫成分が入っているため蜂が近寄りがたくなります。巣作りの場所を探している蜂は、わざわざ燻煙剤のある場所を選ぶことはないため近づけないための効果はあるでしょう。
害虫用でもノミやダニ用の燻煙剤は蜂を殺すほどの威力はありません。蜂からあえて近寄ってくることもないですが、蜂への殺虫効果は薄いため、すでに巣を作られているのなら効果は期待できません。むしろ蜂が怒って攻撃的になる可能性もあります。
燻煙剤を使うときは「蜂が最近ベランダ付近を飛んでいる」といった巣を作る前の偵察状態のときにしてください。
【木酢液】
木酢液とは木を炭にするときに発生する煙を冷却してできた液体です。色は赤褐色で、焦げたような強烈なにおいがします。蜂は火を怖がるので、燃えて焦げたようにおいのする木酢液には近寄りたくありありません。
使い方は、口の広い容器に木酢液を入れて、ベランダに置く、吊るすなどするだけです。ただし、洗濯物をしているとにおいが移ることもあります。そのため、においが気になるかたは部屋干しをしたり、洗濯物がないときに使ったりするなど注意して使用しましょう。
【ハッカ油】
ハッカとはハーブの1種であり、ミントの品種です。ハッカに含まれるメントールというスーッと清涼感のあるにおいが蜂は苦手です。
スプレー容器に水100ccにハッカ油を1~2ccほど入れてスプレーを作ります。それをベランダのすみや室外機裏に吹きかけておきます。
ハッカ油の原液は刺激が強いので直接手で触れないようにしてください。肌を痛めてしまうかもしれません。また、ハッカ油にはプラスチック製品を溶かす成分が入っています。スプレーを作る容器はアルコール耐性があるものや、ポリプロピレン、ポリエチレンの材質を選びましょう。(ベランダに吹きかけるときもまずは目立たない場所で試してみることをおすすします)
ハチが好むにおいもある
ここまでは、蜂の苦手なにおいを紹介してきました。次に、蜂の好きなにおいについてお伝えしていきます。蜂の好きなにおいを極力避け、近づかせないようにしましょう。
人間にとってよい香りが蜂にとっても好みなにおいであることがわかっています。
たとえば、「洗濯物に蜂がくっついていた」ということがあります。これは柔軟剤に引き寄せられている可能性が高いでしょう。そのほか、ヘアスプレーや香水、花、果物といった甘いにおいも蜂の好みに当てはまります。
ベランダで、プランターで花を育てている、柔軟剤を使用した洗濯物を干しているかたは要注意です!
柔軟剤は使いたい!花も育てたい!そんな人は?
「柔軟剤を使用しない」「花を育てることもあきらめる……」こんなことは、なんだか納得がいかないですよね。そのようなかたへのおすすめの対処法は以下のとおりです。
- 柔軟剤は無香料もしくは柑橘系を選ぶ
- 防虫ネットで蜂が入り込まないようにする
柔軟剤は香りのないものを使うか、できるだけ甘い香りを選ばないことで蜂に好まれないようにできます。また、ベランダに防虫ネットを張っておけば、蜂以外の害虫対策もできるのでおすすめです。ベランダで花壇を作るかたは、防虫ネットを試してみてはいかがでしょうか?
ここまで、自分でできる蜂対策を解説してきました。しかし、100%の安心や蜂が近づかないという保証はできません。また、見えていないところにすでに巣を作られているかもしれません。
蜂は毒針で刺す昆虫です。蜂の巣を発見したときや、巣は見えないけれど何匹も蜂がウロウロしているような状況のときは、被害が出る前に早めに対処をしてください。
蜂駆除のプロであれば、巣の場所を特定し、あなたにケガひとつないよう蜂の巣駆除をいたします。蜂のことでお困りのときはいつでも弊社の無料相談窓口をご利用ください。蜂に関するお悩みごとをなんでもお聞きいたします。
蜂の種類と危険度レベル
毎年、蜂による殺傷トラブルは全国で数十件とあります。蜂被害は深刻で、熊による被害件数よりも多く、命を落とすかたもいるほどです。
ここでは、よく見かける蜂の種類と危険レベルについて解説していきます。
危険度レベル★★★ スズメバチ
蜂界の中でも最大のサイズで、殺傷トラブルが一番多いのが「スズメバチ」です。スズメバチのなかでもいくつか種類がありますが、とくに注意しなければならないのが「オオスズメバチ」と「キイロスズメバチ」です。
オオスズメバチは体長が最大で4センチメートル近くもあり、日本の街中でも生息しています。とても毒性が強く、刺されてしまうと命に関わってくることがあるため、見かけたら速やかに遠ざかりましょう。
キイロスズメバチは日本での殺傷被害が最も多く、攻撃的で凶暴、毒も強く執念深い性格なので出会いたくない蜂No.1です。
おもなスズメバチの見た目の特徴は、オレンジ色の体と腰にクビレがあることです。スズメバチらしき蜂が頻繁に自宅周辺を飛び回っているようであれば、一度業者に頼んで巣がないか調査してもらうことをおすすめします。弊社の紹介する業者であれば、現地の調査を無料でおこなっています。お気軽にご相談ください。
危険度レベル★★☆ アシナガバチ
スズメバチよりもゆっくり飛ぶアシナガバチは、スズメバチほどの毒は強くありません。性格も温厚で、こちらから攻撃をしなければ向かってくることもあまりないようです。
しかし、巣を刺激してしまったり子育て中だったりすると気がたっているので攻撃されるおそれはあります。アシナガバチの中でも危険度レベルがスズメバチと同等の、強力な毒性を持っている種類もいるので油断はできません。
見た目の特徴は、足が長くフラフラしていて、黄色のスマートな体であることです。
危険度レベル★☆☆ ミツバチ
コロンとした小さな体で花の蜜を集めるミツバチは、めったに人を襲いません。しかし、お尻には毒針があります。巣や仲間を守るために、いざとなったら自らの命と引き換えにしてでも攻撃をしてきます。
ミツバチ1匹の毒性は低いものの、大群で襲われればひとたまりもありません。大群で生活をするミツバチが、家のまわりに巣を作っているようなら駆除したほうが安心です。
見た目の特徴は、1~2センチメートルほどのサイズで黄色く丸いフォルムをしています。
蜂が活発になる時期
蜂は夏の終わりから秋にかけて活動的になり、外で見かけることが増えます。この時期は、ちょうど来年の女王蜂を産むため巣の中は厳戒態勢となっています。そのため、巣に近づいたり大きな声を聞いたりするだけで「攻撃された!」と思い、働き蜂が一斉に攻撃をしかけてきます。
ただし、ミツバチだけは秋~冬に活動的になります。多くの蜂は、越冬できずに死んでしまいます。しかしミツバチだけは女王蜂以外の蜂が越冬します。新女王誕生の春に備えて寒くなってきたころに越冬のための準備を始めるのです。このころのミツバチは普段の温厚な性格ではなく攻撃的になりやすいです。
蜂に襲われないために…
ここまで蜂対策をお伝えしてきました。しかし、完璧な蜂対策というものはありません。蜂から自分や家族の身を守るためにできること、それは蜂の巣を作らせないことです。
もし蜂の巣があるときは、早急に業者に依頼して駆除、撤去をしてください。蜂はとても危険で、刺されてしまうと「アナフィラキシーショック」という命に関わるアレルギー反応を起こすこともあります。
蜂駆除はプロでもじゅうぶんに気をつけておこなう作業です。蜂の巣を発見しても、自分で駆除することはおすすめしません。
安心と安全の保障ができる蜂駆除業者へご依頼ください。
【蜂駆除の費用相場】
- スズメバチ ¥15,000前後
- アシナガバチ ¥10,000前後
- ミツバチ ¥9,000前後
蜂の種類、巣の大きさ、巣ができた場所で駆除費用は多少前後することがあります。「自宅にある巣の駆除費用はいくらだろう……?」と、詳しい費用について知りたいときは、弊社にご相談ください。弊社にご連絡いただければ、蜂に詳しい業者を紹介し、プロが早急に駆けつけます。現場の調査、見積りは無料で承っておりますので、ぜひ一度お電話ください。24時間365日、いつでもご連絡お待ちしております。