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愛猫がネズミを食べると飼い主も感染症に?猫と自分を守る正しい対処

愛猫がネズミを食べると飼い主も感染症に?猫と自分を守る正しい対処

猫はネズミを追いかけまわしているイメージがありませんか?実際に猫はネズミを捕まえます。でもそのネズミ、どこからつれてきたのか心配ですよね。なんとなくネズミは汚い場所にいるイメージなので、猫の健康に悪影響を及ぼさないかと不安になります。

今回は猫がネズミを食べることで起きうる問題について解説していきます。愛猫を感染症などから守るための大切なポイントです。さらに、猫がネズミを食べることで人間にも影響が……?その点についても解説していきます

猫だからネズミを食べるのは問題ない?

みなさんの頭の中にも、なんとなく猫がネズミを食べるというイメージはありますよね。アニメなどでも天敵同士の猫とネズミですが、猫がネズミを食べることで実際に何か影響があるのでしょうか?

問題大あり!ネズミからの感染症がズラリ

残念ながら問題はあります。ネズミはさまざまな寄生虫や病原菌を持っていることがあるため、そのネズミを食べることで寄生虫や病原菌が猫にも移ってしまう可能性が考えられるのです。では、実際にかかる可能性がある感染症について解説していきます。

実際にかかる可能性がある感染症って?

【ネコ条虫】

この感染症は、もともとネコ条虫に感染しているネコの便に含まれている卵をネズミが食べることによってネズミの体内でその卵が孵化します。さらにそのネズミを猫が捕食することで猫の小腸に寄生し感染が広がります。

この病気は感染しても症状が顕著にあらわれることは少ないですが、猫が寄生虫をかゆがり、おしりをむずむずさせることがあります。また、寄生した数が増えていくとネコは食欲不振に陥ってしまいます。

【トキソプラズマ症】

これはネズミに限らず、生肉などでも感染のおそれがある感染症です。こちらもネコ条虫と同じように猫の便をネズミが食べて媒介し、そのネズミを猫が食べることで感染します。

トキソプラズマに感染したネコの便に含まれた寄生虫は、数カ月は生きたままです。そのため、多頭飼いをしている家庭で感染が発覚した際は、他の猫への感染に気を付けてください。トキソプラズマ症は、基本的に自然治癒するものですが注意が必要です。

大丈夫じゃない……ネズミで食中毒になる猫も

猫がネズミを食べることで起こるのは感染症だけではありません。食中毒になってしまうおそれもあります。猫は食中毒になると、ぐったりしたような姿勢を取り、食欲不振や激しい嘔吐、下痢を起こします。もし猫がネズミを食べてしまった場合には、早急に病院を受診することをおすすめします。

感染病はネズミを食べた猫から人に感染することもある?

ネズミを食べた猫から人に感染することもある

実はこれらの病気は、猫を介して人間に感染することもあります。猫にはあまり影響がないような感染症でも、人間がかかると重大な症状に陥ってしまうおそれもあるので注意が必要です。

ネズミ→猫→人へと感染する病原菌とは

それでは、実際に猫を介して人間に感染してしまうおそれがある病原菌を紹介していきます。

【トキソプラズマ症】

こちらは先ほども紹介した感染症です。猫は自然治癒しますが、人間は残念ながらそうはいきません。特に妊婦の方は注意が必要です。トキソプラズマ症に感染した猫から初めて感染した場合、胎児に影響を与えてしまうケースがあります。それによって流産や死産、中枢神経障害などにより、視力障害を引き起こしてしまうおそれもあります。

【エキノコックス】

こちらも感染したネズミを猫が食べることで起こる感染症です。エキノコックスに感染したネコの便に含まれる卵が、何らかの形で人間の口に入ることで感染します。この感染症にかかった猫は下痢などを起こしますが、それ以外の症状はありません。しかし、人間は症状が重症化してしまうこともあります。

エキノコックスに感染した場合、人間はまず、5~20年といった長い潜伏期間があります。そして、その後に呼吸器症状や神経症状、肝機能障害などを起こし、最悪の場合、死にいたります。この感染症は早期発見によって被害の拡大を防げます。しかし潜伏期間が長く、早期発見が難しいこともありますので、かからないということがいちばんです。

愛猫家は要注意!特に危険なスキンシップ

このような感染症を予防するには、スキンシップを取る際に気を付けることが大切です。猫のトイレの掃除をした後の手洗いの徹底、粘膜での感染を防ぐためにキスや口でエサをあげることを避けるなどの対策が考えられます。

また、噛まれたりひっかかれた場合は水で流すだけではなく、しっかりとした消毒などを徹底してください。とても大切な猫ですが、飼い主が感染して弱ってしまっては猫も悲しんでしまうはずなのでしっかりと気を付けましょう。

うちの猫もネズミを食べる?可能性を検証

「うちの猫はもともと野良猫じゃないし、室内飼いでエサも毎日食べてるからネズミなんて食べないよ!」と安心していませんか?その油断が危険な状況を引き起こしてしまう可能性もあります。

室内飼いだからと油断するのはよくない

室内飼いでエサを毎日あげていても、猫はネズミを食べます。そもそも、猫がネズミを捕獲するという行為は、お腹が空いているからおこなっている場合だけではなく、猫の本能としてもおこなっていることなのです。また、遊びで捕獲しているケースもあります。ネズミをおもちゃとして遊んでいる場合でも感染の可能性は十分にあるので気を付けましょう。

放し飼いの猫には注意が必要

放し飼いの場合にはさらに注意してください。外には猫のおもちゃになるたくさんの獲物がいます。もちろん、外で生活しているネズミもたくさんいます。そのため、病原菌を持ったネズミを外で捕って食べてしまっていることもあります。

もし猫がネズミを持ってきている場合には、飼い主もそのことを把握できますが、外で知らない間にネズミを食べている可能性もあります。放し飼いの場合は、感染症などにさらに注意が必要です。

デンジャー!野良猫に触れるリスク

野良猫は、飼われている猫に比べて野生の本能が強いです。また、毎日エサを与えてもらえる環境ではないため、ネズミやゴキブリなど病原菌を持っている可能性の高い生き物を食べていることもあります。さらに、野良猫は自分で生き抜かなければならないため、人間が敵意なく触ろうとした場合でも威嚇してきたり、ひっかいたり、噛みつくこともあります。

そのため、野良猫にはむやみに触らないようにしましょう。万が一感染症を起こしている野良猫に噛まれたりひっかかれたりすれば、人間にも感染してしまうこともあります。

また、野良猫に噛まれたりひっかかれたりした場合には、少しの傷でも感染症を引き起こす可能性があるのでしっかりと消毒をしたり、必要があれば病院で診てもらうことをおすすめします。

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愛猫がネズミを食べないようにするためには?

愛猫がネズミを食べないようにするためには?

では、実際に猫がネズミを食べないようにするにはどうすればいいのでしょうか。まとめていきましょう。

まずは猫がネズミを捕る心理を理解しよう

猫がネズミを捕るのは、お腹が空いているからという理由だけではありません。別の理由で捕っているケースもあります。

例えば、飼い主に狩りができるということをアピールしてほめてもらいたいときです。飼い主に自分は立派な猫であるということをアピールしているのです。また、人間のことを狩りができない種族だと思っていて、代わりに捕ってきてあげているともいわれています。

猫がネズミを捕獲するという行動には、飼い主への愛情表現も込められているのです。そのため捕ってきたことを叱ってしまうと、なぜ叱られているのかわからず、飼い主との信頼関係を築くことをやめてしまう可能性もあります。なので、叱るということはやめてあげてくださいね。

飼い主ができることはネズミ予防

では飼い主ができることはどんなことでしょうか。紹介していきます。

【ネズミを家に入れないようにする】

まずは、ネズミを猫と引き離すことが大切です。ネズミは、食べかすなどに集まってくるので家の掃除を日々心掛けましょう。また、食べ残しなども密閉容器に入れてください。この家にはエサがないと思わせれば、ネズミは来なくなります。

【ネズミの侵入経路を塞ぐ】

ネズミはいたるところから侵入を試みます。そのため、その侵入経路を塞いでいくことでネズミを家に入れないようにしましょう。窓を開けっ放しにしないことや、屋根・壁のすき間などに注意しましょう。

【関連記事】ネズミの侵入口の見つけ方とふさぎ方!対策の際はラットサインに注目

まだ心配ならネズミ駆除まできっちりやろう

それでも猫が感染症にかかってしまうことが心配な場合は、ネズミの駆除をして徹底的に感染源をつぶすことをおすすめします。駆除の方法を紹介します。

  • 忌避剤の使用
  • 超音波や電磁波で追い払う
  • 捕獲器や粘着シートを設置する

上記のような方法があります。それぞれの家庭に合ったもので駆除しましょう。

まとめ

ネズミは、愛猫や飼い主にまで感染症を引き起こしてしまうことがわかりました。この感染症被害を防ぐには、猫をネズミに近づけないことが大切です。そのため、ネズミの駆除をおすすめします。しかし、ネズミの駆除は適切に行わないとネズミを完全に駆除できないおそれもあるため、駆除を考えている場合は、業者に頼んでみるという方法もあります。

業者に相談する場合は、比較サイトで料金や口コミなどをチェックしてから利用する会社を決めることをおすすめします。ネズミを完全に駆除して愛猫を守りましょう。

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