「ネズミを見かけたけど、あれってドブネズミ?」
「ドブネズミってどんなネズミなの?」
ドブネズミは家に出現するネズミのなかでも一番巨大な体を持ち、家の床下や水回り、地下街で見かけるネズミです。
そして、ペスト菌などの病原菌を媒介し人へ感染させてしまうこともあり、衛生面や精神面などで人間に被害を与える害獣の一種です。
反対に、昨今ではペット用に品種改良されたドブネズミ「ファンシーラット」が人気で、愛玩動物ともなっています。
今回は、ドブネズミがいったいどのような動物なのか、生態や特徴、性格などをご紹介します。
また、家の中で目撃してしまった場合の駆除や対策についてもお話していくので、ドブネズミへの理解を深めたい方はぜひご一読ください。
目次
ドブネズミの生態と特徴
家に侵入して私たちに被害を与えるネズミのことを「家ネズミ」といいます。
おもに「ドブネズミ」「クマネズミ」「ハツカネズミ」の3種類を指します。
この家ネズミのなかで一番体格がよく、凶暴なのがドブネズミです。
この章では、ドブネズミの見た目や生態についてご紹介します。
ドブネズミは大きな体が特徴
体長 | 18〜25cm。ずんぐりした体型。耳が小さめ |
---|---|
体の色 | 毛の色は茶褐色や灰色。腹部と手足は白っぽい |
尾の長さ | 体長よりも短め |
体の割に小さめの耳がドブネズミの特徴のひとつです。
体色は、暗い場所でも見つけにくいような濃い茶色、灰色の種類が多いです。
初めてドブネズミを見ると、想像以上の大きなサイズに驚く方もいます。
ネズミと聞くと手のひらサイズの小さな生き物を想像しがちですが、ドブネズミは仔猫ほどの巨大なサイズも存在します。
ドブネズミの性格は獰猛
- 気が強く荒々しい
- 好奇心旺盛で、人を怖がらない
ドブネズミは人を襲って怪我をさせてしまうほど獰猛な性格です。
物怖じしないので、毒餌を仕かけておくとひっかかりやすいタイプでもあります。
しかし、人間に対しても怖がることなく果敢に向かってくるので、引っかいたり噛みついたりすることもあり注意が必要です。
ドブネズミは泳ぎが得意
- 泳ぎが得意
- 高い所へよじ登るのが苦手
ドブネズミは泳ぐことができるので、川や下水を通って移動します。
下水管を上がってトイレの便器から侵入する場合もあります。
反対に、木登りや壁を駆けあがる運動は苦手です。
そのため、天井裏を走り回ることはあまりありません。
下記はトイレの排水管を泳いで、便器からあらわれるドブネズミの姿を捉えた映像です。
また、便器の周りにはネズミ駆除用の粘着シートを設置していますが、ネズミの体が水に濡れているためにあまり効果を発揮していないこともわかります。
ドブネズミは水回りに生息する
- 水辺の土地や床下
- ゴミ捨て場
- 地下街
- 食品倉庫
ドブネズミは泳ぎが得意なだけあり、水の近くや湿気のある場所を好みます。
地下街を走っていく姿や、ゴミ捨て場でウロチョロしていたりするドブネズミの目撃情報はよくあります。
ドブネズミは何でも食べる
雑食だが特に肉類や魚類などタンパク質が好物
ドブネズミは人間の食べ物からペットフード、昆虫、石鹸や花など何でも食べる雑食です。
生ゴミも漁って食べるので、ゴミの管理には注意しなければいけません。
食欲旺盛なので、食べるものがなくなると数日で餓死してしまいます。
ドブネズミの寿命と繁殖
人間よりも20〜30倍の速度で成長するドブネズミ。その平均寿命は約2年です。
生後2〜3ヵ月もすれば繁殖可能となり、通年繁殖期です。特に春と秋がピークです。
妊娠期間は21〜24日で、一度に約10匹の子を出産します。
一度に生まれる子どもが多いうえに出産ができるようになるまでも早いので、一度家の中に住み着くとどんどん繁殖してしまいます。
天敵はネコ、イタチ、ワシ、ヘビなど多いです。
襲われれば簡単に命を落とすため、子孫を残すためにたくさんの子どもを生みます。
参考文献
調理場における衛生動物について(大阪市立大学医学部生物学研究室)米本申一
齢構成から見た横浜市街におけるドブネズミの繁殖期
ドブネズミとクマネズミの見分け方
ドブネズミとよく似ていて間違えやすい種類がクマネズミです。
2種のネズミの違いを以下にまとめたのでご覧ください。
ドブネズミ | クマネズミ | |
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姿 | ||
体長 | 18~25cm | 16~23cm |
しっぽの長さ | 体長より短め | 体長より長め |
耳の大きさ | 小さい |
大きい (耳を倒すと目が隠れるくらい) |
住み着いている場所 | 水場の近く | 高所 |
一番わかりやすい違いが、生息場所です。
木登りや壁を駆け上がるのが得意なクマネズミは、屋根裏に住み着きます。
そのため、夜中に天井を走る音が聞こえたらクマネズミの可能性が高いです。
また、クマネズミのほうがドブネズミよりも若干サイズが小さめです。
しかし、しっぽがクマネズミは体長よりも長く、耳も大きいのが特徴です。
なによりもし天井裏から夜中にバタバタと音がする方は、ドブネズミではなくクマネズミが住み着いている可能性が高まります。
クマネズミにはほかのネズミとはまるで異なる対処が必要なので、もし心当たりのある方はこちらの記事を読んでください。
ドブネズミが引き起こす被害
家の中でドブネズミを見つけたとき「現状実害がなければ放置してもよいのでは?」と思う方がいるかもしれません。
しかし駆除せず放置しておくと、おもに以下の4つの被害を及ぼします。
- 物理的被害
- 食害
- 経済的被害
- 衛生的被害
ドブネズミが家に住み着くと、具体的にどのようなことが害となるのかについてお話していきます。
物理的被害
物理的被害とは、ドブネズミが直接私たちに与える被害のことをいいます。
ドブネズミは他の家ネズミと比べると体が大きく、性格も凶暴です。
安易に近づくと襲いかかってくる危険性があります。
驚くことに、実際にネズミに襲われて死亡する事件も起きています。
2009年米国で、赤ちゃんがネズミにかじられ出血多量で亡くなりました。
【AFP BB News】赤ちゃんがネズミにかじられ死亡、米国
ドブネズミは雑食で肉食を好む傾向ではありますが、人間も対象になってしまったという恐ろしい事例です。
私たちから見れば小さな体をしているドブネズミですが、かなり危険な生物です。
見かけても素手で手出ししないようにしましょう。
食害
家に侵入したドブネズミは、精米や小麦粉、その他家の中のあらゆる食品を食べてしまいます。
水辺を好むためか魚肉などを特に好む傾向があり、水産工場などはよくドブネズミが侵入して被害を与える場所です。
ご家庭でドブネズミの食害を防ぐためには、常温保管の食料は必ずフタつきの容器で保管するようにしてください。
経済的被害
家に定住したドブネズミは壁や柱などをかじります。
建材がダメージを受けてしまうと修繕をしないといけなくなるため、結果として経済的被害につながります。
●ドブネズミが建材をかじる理由
ドブネズミが建材をかじる理由は彼らの「歯」にあります。
ドブネズミの口の先にある上下4本の歯(門歯)は一生伸び続けるため、定期的に固いもので歯を削らないと、口がふさがってしまうのです。
口がふさがってしまうと、ドブネズミは食物を食べられなくなるので、生命維持ができなくなります。
そのため、家に住みついたドブネズミは自分の命を守るために建材などをかじり続けて被害を与えてくるのです。
壁や床以外に、ガスホースや電気コードをかじられることもあり、最悪の場合火事などの大事故に発展してしまうおそれがあります。
最悪の事態を未然に防ぐためにも、家に住みついたドブネズミは早急に駆除するようにしましょう。
また、ドブネズミは所かまわず排せつをするため床や壁に糞尿が染み込んで腐敗してしまうこともあります。
汚れや臭いを消すためにはハウスクリーニングなどが必要になるため、これも経済的負担となります。
衛生的被害
ドブネズミに直接かまれたり、接触した食品を口にしたりすることで、さまざまな感染症に罹患するおそれがあります。
ドブネズミが媒介する感染症を以下の表にまとめました。
原因菌 | 感染経路 | 症状 | |
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鼠咬症 (そこうしょう) |
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ドブネズミに直接咬まれる | 発熱、悪寒、筋肉痛、発疹 など |
レプトスピラ症 |
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ドブネズミの糞尿に汚染された食器等を使う | 発熱、黄疸(おうだん)、筋肉痛、視力障害 など |
サルモネラ症 |
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ドブネズミの糞尿に汚染された食品を口にする | 発熱、腹痛、下痢 など |
ツツガムシ病 |
|
ドブネズミに寄生するダニに刺される |
発熱、発疹、など 血管に血栓ができることもある |
これらの被害を防ぐためには、ドブネズミを早めに駆除しておくことが大切です。
その際、より速やかに駆除作業をおこなってくれるのがプロの駆除業者です。
お急ぎの方にはすぐに対応できる業者を手配いたしますので、弊社へ気軽にご相談ください。
ドブネズミの駆除方法3選
ドブネズミを駆除する方法は3つありますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
- 殺鼠剤で退治する方法
- 罠で捕獲する方法
- 苦手なもので追い払う方法
殺すことに抵抗がない方は、殺鼠剤が一番駆除の効果があるのでおすすめです。
殺すことや死体に抵抗がある方は、忌避剤で追い払う方法を選択しましょう。
殺鼠剤で退治する
殺鼠剤を使った駆除方法は、すでにネズミが大量に繁殖してしまっている場合に有効です。
殺鼠剤のメリット | 殺鼠剤のデメリット |
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ネズミには、エサを巣に持ち帰って食べる「貯食性」の習性があります。
そのため、エサと一緒に殺鼠剤を食べたネズミはもちろん、うまくいけば巣にいるネズミまで一網打尽にできる可能性があるのです。
しかし、ネズミは頭のよい動物です。仲間が殺鼠剤を食べて異変が起こると、それを見ていたネズミは警戒し食べなくなります。
また、殺鼠剤を持ち帰ってもすぐに食べない場合もあるため、根気よく駆除を続けなければいけません。
そして、最大のデメリットは死骸処理です。
どこで死んでいるのかわからないため、見つからないうちに腐敗してしまいます。
すると、悪臭がしたりハエやウジなどの害虫が寄ってきたりする二次被害が発生するおそれがあります。
なお、死骸の処理だけをおこなう業者は少ないです。
死骸を処理したくない場合は、駆除から業者に依頼する必要があるので覚えておきましょう。
殺鼠剤を使用する場合は、一度こちらの記事に目を通してみてください。殺鼠剤の選び方や使用方法について解説しています。
罠で捕獲する
罠を使った駆除方法は、比較的お手軽に実行可能でネズミの数が少ないときに有効です。
かご式トラップやバネトラップがあります。
かご式トラップ
かご式トラップとは、プラスチック、もしくは金属製のかごの中にネズミを閉じ込める駆除グッズです。
かごの奥にネズミが足を踏み入れることによって仕かけが作動し、自動で入口が閉まる仕組みです。
かごの中にはエサを仕かける必要があるので、ドブネズミの好物である肉や魚を用意しておきましょう。
カゴ式トラップのメリット | カゴ式トラップのデメリット |
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バネトラップ
バネトラップは、エサに近づくネズミを強力なバネで挟んで捕獲する昔ながらの駆除グッズです。
トラップの上には、ネズミの好きなエサを用意しておきます。
バネトラップのメリット | バネトラップのデメリット |
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扱い方を間違えると、自分の指を挟み骨折してしまうおそれがあるので注意が必要です。
それほどまでに強い力なので、ネズミが引っ掛かればバネから逃げ出すことは難しく、捕獲は十分に期待ができます。
しかし、言い換えれば強すぎるバネで頭部や胴体が潰れて出血して死んでいることもあるので、そういった姿が平気な方でないと使用はおすすめできません。
罠で捕獲する方法や特徴について解説している記事があるので、使用するときはぜひご参照ください。
前述したように、罠を使った駆除方法はネズミの処理を自分でおこないます。
殺処分の一般的な方法とは、息のある状態のネズミを水没させるやり方です。
そのあとは新聞紙などにくるんで可燃ゴミとして出します。
ネズミの処理に精神的な負担を感じるという方は、業者に駆除を依頼するか、次にご紹介する苦手なもので追い払う方法を試してみてください。
苦手なもので追い払う
苦手なものを使う駆除方法は、ネズミの死骸を見たくない方やネズミを自分で処理することに抵抗がある方におすすめです。
ここでは、忌避剤と超音波機器をご紹介します。
忌避剤
忌避剤は、ネズミの嫌うにおいを発する薬剤のことです。
「錠剤タイプ」や「スプレータイプ」、「燻煙(くんえん)タイプ」があり、ネズミの生息場所や被害に遭っている箇所に使用することで、ネズミを撃退できます。
忌避剤のメリット | 忌避剤のデメリット |
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忌避剤は効果が短いという特徴があるため、定期的に錠剤を交換したり、スプレーを噴霧し直したりする必要があります。
特に注意して使用しないといけないのが、「燻煙タイプ」の忌避剤です。
このタイプの忌避剤は部屋にネズミが嫌う煙を充満させて、ネズミを追い払う仕組みになっています。
そのため、使用する際はにおいが移る危険性がある家具や衣類を部屋の外に出しておかなければいけません。
また、大量の煙が発生することから、「近隣の住民が火事と勘違いして通報してしまう」事例も発生しています。
このようなトラブルを避けるためにも、燻煙タイプの忌避剤を使用する前はなるべく近所の方にその旨を伝えておくとよいですね。
参考文献:動物行動学に基づくネズミ忌避剤の効果検証
超音波器
ネズミは聴覚が発達していて、人間が聞き取れない高い周波数の音でも聞き取れます。
そのため、ネズミの嫌がる周波数の音を出してストレスを与え続けることで、ネズミを追い払うことができるのです。
超音波器のメリット | 超音波器のデメリット |
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超音波機器は、長期間使用しているとネズミが音に慣れてしまうことがあります。
なるべくネズミが順応しにくいように、複数の音を出すことができる高性能のものを使用するようにしましょう。
参考文献:クマネズミとドブネズミに対する超音波防鼠器の効力試験 BSI生物科学研究所 洗幸夫
また、ウサギやハムスターなどのペットや人にも超音波が聞こえる場合があります。
その場合は忌避剤を使用するか、別の方法で駆除しましょう。
超音波でネズミ駆除をするときは、使い方や注意点をまとめたこちらの記事をご覧ください。
ドブネズミに粘着シートの駆除効果は弱い
ネズミ駆除グッズとして有名な「粘着シート」ですが、ドブネズミはうまく捕獲できない場合があります。
その理由は、湿気や水場で生息しているドブネズミは水に濡れているため、粘着しにくいこと。そして体格が大きいからです。
ドブネズミは粘着トラップには捕まりにくいが、殺鼠剤がよく効く。
粘着シートがまったく効果がないとはいいません。実際にドブネズミが粘着シートで捕まることはあります。
ただ、うまく捕獲できない場合もあるのでもし、ドブネズミ駆除で粘着シートを使うなら、殺鼠剤と一緒に合わせ技で使用した方が駆除率は上がるでしょう。
駆除したあとは侵入対策で被害の再発防止!
ドブネズミが一度家に侵入し、寝床を作ったということは、あなたの家はドブネズミにとって住み心地のよい環境といえます。
駆除に成功したあとは、二度とネズミに侵入されないように、また住処にされないようにネズミの予防対策が必要です。
- 整理整頓をして清潔を保つ
- 侵入経路をふさぐ
整理整頓をして清潔に保つ
ネズミにとって落ち着かない環境にするためには、常に整理整頓を心がけてください。
彼らはいつも安定した餌場と、同じ寝床、同じ出入口の3つが確保されていないと警戒してしまう。逆にいえば、安定した同じ餌場、寝床、出入口を与えないようにすることが必要なのである。
整理整頓はネズミに安定した場所を与えないいちばんの方法である。
必要のないダンボールや本は片付け、ティッシュや新聞紙は散らかさないようにしましょう。
こういった物は、ネズミの巣材になりやすいためです。
そして、餌場をなくすためにはエサになりそうな食べ物は密閉容器に入れて外に出しておかないようにしておきましょう。
侵入経路をふさぐ
ドブネズミの侵入経路になりやすい以下の場所を重点的にチェックして対策しましょう。
・壁などのひび割れ
パテなどの補修剤で埋めてください。
・通風孔やお風呂などの排水口
金網をかぶせてドブネズミが侵入できないようにしましょう。
・トイレ(便器)
金網をつけることもできず、自分での対処が困難なため、業者に駆除依頼が必要です。
上記の侵入経路のうち、トイレからの侵入がもっとも厄介です。
ドブネズミは泳ぎを得意とし、下水管を巧みに通って、便器から出てくることがあります。
しかし、トイレは日常的に使用する場所なので、金網などを設置することができず、対策が困難になるのです。
万が一ドブネズミが便器にいるという事態になった場合は、便器にフタをしてその上から重りを乗せ、家の中にドブネズミを解き放たないようにしましょう。
そして、速やかに業者に連絡してドブネズミを駆除してもらってください。
ネズミの侵入経路や対策について詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。
ほかにも、ドブネズミの侵入対策では「ラットサイン」が重要なポイントとなります。
ラットサインとは、ネズミが移動したあとに残る黒い汚れや排せつ物のことを指し、侵入経路を把握する際にヒントとなります。
家にラットサインがないか一度チェックしてみてください。
こちらの記事ではラットサインについて詳しい説明をしています。
野生のドブネズミをペットにするのはNG!
近年、ドブネズミをペットとして飼育する方が増えています。
ここで勘違いをしてはいけないのが、ペットにできるドブネズミは「ファンシーラット」と呼ばれる家畜用に改良されたドブネズミだということです。
外で見かける野生のドブネズミはペットにできません。
病原菌を持つネズミに触れることで感染症にかかり、命に関わるほどの重症になることもあるからです。
また、性格が凶暴なので噛まれるなど怪我をする危険性もあります。
しかし、ファンシーラットは人間の監視下で管理・繁殖されています。
そのため野生のネズミのような人間へ媒介する菌の保有については、過度に心配する必要はありません。イヌやネコ、ハムスターと同じ感覚で大丈夫です。
そして、ファンシーラットは個体差はありますが人間にとてもなつきます。
基本的にネズミは頭がよいので、芸を覚える個体もいるようです。
もし外でドブネズミを捕獲しても、家で飼育することはやめましょう。
ドブネズミをペットにしたいときは、信頼できるブリーダーかペットショップで「ファンシーラット」をお迎えしてくださいね。
まとめ
ドブネズミは、わたしたちにとって身近な存在です。
その生態をこちらにまとめました。
- 体長20cm前後でずんぐりした体型
- 人を襲うこともある獰猛な性格
- 泳ぎが得意で下水からも上がってくる
- 雑食だが肉類や魚類が好物
- 生後2~3ヵ月で繁殖可能
家に住み着くと、不衛生かつさまざまな損害が出ます。1匹見ただけでも放置しないで、すぐにネズミ防除対策をとってください。
繁殖力が高いのですぐに数が増えて、精神的にも建物的にもボロボロになってしまいます。
ネズミ駆除や調査についてご相談したい方は、ぜひ弊社の「ねずみ110番」までお問い合わせください。
弊社がご紹介するネズミ駆除のエキスパートが自信を持って、みなさまの家からネズミを追い出し駆除します。
お困りの際はぜひご活用ください。お電話・メールでのご相談、いつでもお待ちしております。