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2019.07.31更新

【初心者向け】いちじく伐採方法|伐採は見の処分が不要な冬がおすすめ

いちじくの伐採【完全マニュアル】タイミングや手順・作業時の注意点

いちじくは、そのまま食べてもジャムなどにして食べてもおいしいと人気が高い果物です。
糖度が高く、木の生命力も強いため、さまざまな虫が寄ってきたり、根っこが伸びすぎて花壇を壊したりといったトラブルを起こすこともあります。

この記事では、いちじくの伐採が必要なケースや自力で伐採作業をおこなうための方法を紹介しています。
伐採を業者に依頼したときの相場や、業者を選ぶポイントもまとめてありますので、参考にしてみてください。

お近くの伐採業者探しは、伐採110番が便利です。
「見積りだけ知りたい」という方も、まずはお気軽にお問い合わせください。

いちじくを伐採するおもな理由

木を伐採する理由として多くあげられるのは、別のものを植えたい、土地を別の用途で使いたいということです。しかし、いちじくの場合は以下のように、いちじく自体に問題があって伐採するケースもあります。

【理由1】病気にかかった

【理由1】病気にかかった

いちじくはほかの植物と比べると、比較的病気や害虫被害にかかりにくいと言われています。しかし、カミキリムシによる被害は多くあります。カミキリムシは木の枝や幹に入り込み、中を食べて木全体を枯らしてしまいます。

木の根元におがくずのようなものがあればカミキリムシの糞なので、駆除をしなければなりません。枝や幹に穴が空いていればそこにいる場合があるので、殺虫剤をまきましょう。何日かに分けて数日おこなったほうが確実に駆除できます。

カミキリムシの被害が大きくなるのは、弱った木です。被害が大きく駆除が難しい場合は、枝ごと切り落としたり、伐採して強い木を育てるのも対策のひとつです。

【理由2】根っこが悪さをする

いちじくはとても生命力の強い植物です。根っこの繁殖力が強く大木になりやすいため、花壇を壊してしまうことがあります。また根っこが土壌の栄養を吸収してしまい、ほかの植物を弱らせるおそれもあります。

【理由3】虫や小動物が寄ってくる

いちじくの実は糖度が高いため、虫が寄ってきやすくなります。また、虫が寄ってくることで、虫につられてカエルが住みついてしまうことがあります。さらに、カエルを狙う蛇などが寄ってくるおそれもあるので、注意が必要です。

伐採に適したタイミングは?

いちじくは春から初夏にかけて実をつける品種と、秋に実をつける品種があります。
実をつけているときに伐採をすると実の処分もしないといけないため、一般的には実をつけていない冬の時期に伐採するのがよいとされています。

しかし、病気になっている木をそのままにしておくと、健康な木にまで病気が感染してしまうおそれがあります。
そのため病気になっている木は、できるだけ早いタイミングで伐採しておきましょう。

伐採110番では、年中無休で伐採のご相談を受け付けています。
作業日のご希望にも最大限対応させていただきますので、まずは窓口までお電話ください。


いちじくを自力で伐採する方法

いちじくを自分で伐採するときは、高さ3メートル・太さ20センチメートル以内の大きさのものまでにしておきましょう。木は思っているより重いため、このサイズを超えると突然木が倒れてきたり、木を倒すためのスペースが確保できなかったりと危険なためです。

自分で伐採できる大きさの木を伐採する場合でも、事前に必要なものを用意して伐採の手順をしっかりと確認したうえで作業をおこなうようにしましょう。

伐採作業の前に

伐採作業の前に

伐採作業をするために必要なものについてみていきましょう。

・防護服・防護メガネ・ヘルメット
作業中には枝が落ちてきたり、木くずが飛んで目に入ったりする恐れがあります。作業をするときにはケガを防ぐため、防護服や防護メガネ、ヘルメットを着用するようにしましょう。

・ノコギリ・チェーンソー
ノコギリやチェーンソーは、木を伐採するのに必要な道具となります。ノコギリのほうが手軽に扱えますが、体力が必要です。

その点、チェーンソーは簡単に木を切ることができます。しかし、作業をしている人に向かってチェーンソーが跳ね返りを起こすキックバックという現象がおこることがあるので、取り扱いには十分注意しましょう。

・スコップ
木の根を掘り返すときに使用します。

・ロープ
木を倒したい方向に向けて、引っ張るようにロープを張ることにより、違う方向に倒れることを防ぐことができます。

・ゴミ袋・ガムテープ
伐採した木を処分するのに使用します。処分方法によって必要なものが異なりますので、各自治体に電話などで事前に確認をしておきましょう。

・除草剤
抜根したあとも土中に残ってしまった根を枯らすため、伐採後の後の処理として使用します。

伐採の手順

必要なものが整ったら、実際に伐採をしていきます。伐採の手順は、以下のとおりです。

・邪魔な枝を切り落とす
伐採する前に、木が倒れる方向を想定し、倒すときに邪魔になりそうな枝を切り落とします。切った枝は伐採の邪魔にならないように、少し離れた場所にまとめておきましょう。

・受け口と追い口を作る
木を倒す方向を決め、受け口と追い口をつくり、木を切り倒します。方向を決めずに切ってしまうと自分のほうに倒れてきたり、回りにいる人に倒れたりするおそれもあります。伐採しているときは回りに人が近づかないように注意をしましょう。

まず木を倒したいほうに受け口を作ります。幹の直径3分の1程度のところまで、角度30度~45度の∠のような形になるように切り込みを入れます。根を抜きやすくするために10センチメートルほど根元を少し残して作るとよいでしょう。

その後、受け口の反対側へ追い口を作ります。追い口は、受け口の3分の2くらい上の高さから角度を入れず水平に、幹の3分の1程度まで切込みを入れます。受け口と追い口は重ならないようにしましょう。追い口を入れたら、受け口のほうへ木を押せば倒れます。

・根を抜く
幹のまわりをスコップで掘り、揺らしながら引っ張れば根を抜くことができます。根を抜いても土中にまだ残っている場合があるので、除草剤をまいておくとよいでしょう。

伐採後の後始末

伐採した木は、細かくできればごみとして出すことができます。地域によって袋に入れるかひもで縛るかなどの出し方や、可燃ごみとして出すのか粗大ゴミとして出すのかなどが異なるため、地域の自治体に確認するとよいでしょう。

DIYが得意な方であれば、加工をすれば木材として販売することも可能です。細かくしたり加工したりすることが難しい場合は、業者に処分を依頼することもできます。自分にあった処分方法を選びましょう。

伐採するときの注意点

防護服や防護メガネ、ヘルメットを着用していたとしても、木が倒れてきたり、切り落とした枝にひっかかったりなどして、ケガをしてしまうおそれがあります。また、害虫がいることに気づかず触ってしまうとかぶれや痒み、赤みや腫れを引き起こすこともあります。

木の伐採をするときには、周囲の安全確認をしたり、害虫がいないか事前に確認をしたりして、注意を怠らないようにしましょう。

自力でムリな場合はプロに任せよう

いちじくは根っこの繁殖力が強いため、抜根が難しいとされています。
そのため、自分で伐採をおこなうことができても、根が残ったままになることも考えられるでしょう。
根が残ったままだと、害虫が住処として利用するおそれがあります。

また、自分でおこなう伐採作業には危険も伴うため、伐採に関して不安があるという方は、業者へ依頼するのがおすすめです。
伐採110番にご相談いただければ、豊富な知識と経験を持つ樹木のプロが、安全で効率的に伐採をおこないます。


いちじくの伐採を業者に依頼する場合

伐採を業者へ依頼する場合、たくさんの業者の中から選ばなければなりません。ここでは、業者へ伐採を依頼した場合の費用相場や選ぶポイントについてみていきましょう。

いちじくの伐採費用相場

いちじくの伐採費用相場

業者に伐採を依頼したとき、対象となる木の高さが3メートル未満の木であれば3,000円~8,000円が相場となります。3メートルから5メートルであれば12,000円~18,000円、5メートル以上であれば20,000円~30,000円が相場と言われています。

いちじくの木は、一般的に2~5メートルとなっているため、12,000円~18,000円ほどで依頼できることが多いでしょう。また、7mを超えるような場合は、別途費用がかかることもあります。

木の生えている場所の状況やお住まいの地域、抜根や木の処分まで依頼するかどうかによっても金額が異なります。そのため、詳しく費用を知りたい場合は、見積りを取って確認しましょう。

安心な業者を選ぶポイント

業者を選ぶときには事前に見積りを取り、金額などを確認することがおすすめです。
作業費以外に調査費や出張費、見積り費などかかる場合があるので、何にいくらかかっているかなどを明確にしておきましょう。
追加料金がないかなども確認しておくと、後のトラブルを防ぐことができます。

業者ホームページを見たり、電話をしたりするなどして、実績や作業内容なども確認します。
実績がある業者のほうが経験豊富なため、あらゆる場面に対応してくれることが多くなります。担当の方の人柄なども重要です。
困ったときに親身になってくれる業者は、よい業者といえるでしょう。

伐採110番であれば、いつでもご相談いただけるよう24時間お電話を受け付けております。
誠意をもって対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。

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