「敷地内にスズメバチがいて生活に支障が……!」
「刺されずに自分で何とかできない?」
あなたの周りを飛び回る大きなスズメバチ。今すぐ退治したくても、安全な対処がわからずお困りではありませんか?
スズメバチの駆除や、巣の撤去まで自力でおこなう方法は、
【1】夜に噴射距離の長い専用スプレーで蜂を撃退
【2】翌朝に安全確認してから死骸や巣を回収
【3】再発予防の「戻り蜂」対策をする
というのが一連の流れです。
「それならできそう」と取り掛かる前に!
スズメバチはこちらの予想を超えた行動を起こすことがあります。その結果、駆除しきれず状況が悪化したケースや、毎年多くの死亡事故が発生していることからも、下記の点をおさえることが大切です。
- 絶対安全に自力駆除できる状況か?
- 刺されず駆除するための知識と装備
- 再発しやすいスズメバチの予防対策
この3つを確認し、万全かつ無駄のない状態で臨みましょう!
注意したいのが、自力よりすぐ業者を呼ぶほうが安上がりなケースもあることです。
失敗なく完璧にスズメバチを駆除するために、本記事をぜひお役立てください。
目次
スズメバチ駆除を自力でできる条件
スズメバチ駆除が自力でできるのは以下の場合です。
- 攻撃性が低い時期、状況である
- 巣が作りかけの初期段階
- 駆除しやすい場所に発生
もしこちらの予測を超えた数のスズメバチがいたり、蜂が攻撃態勢になっていた場合、スプレーなどで刺激したことで一斉攻撃を受けるおそれもあります。
どんな状況なら危険が少ないのか、詳しく見ていきましょう。
スズメバチが活動期に入る6月より前が適切
まだ女王蜂のみか、わずかな働き蜂しか活動していない3~5月までの間は危険度が低い時期です。
活動期に入る6~10月は蜂の数が数百~千匹にまで増殖し、コロニーを守るため攻撃性も高くなります。一見巣がない場合でも、仮に1匹だけに見えても十分注意し、下記のような警戒サインを見逃さないようにしましょう。
スズメバチの行動と危険レベル
段階 | スズメバチの行動 | 危険レベル |
監視中 | 巣の表側にとまってこちらを注視。巣の付近を飛び回る。 | 要注意 刺激しないで |
警戒態勢 | 1~数匹が近くまで飛来。カチカチと威嚇音を鳴らして周囲を飛び回る。 | 危険! ゆっくり退避 |
攻撃開始 | 針を見せ、頭や目などを刺しにくる。時速40kmで数十mに渡り追跡。 | 逃げきれず 刺される恐れ |
一斉攻撃 | 巣への刺激や警戒フェロモンにより、巣内の蜂たちも一斉攻撃を開始。 | 取り囲まれ 救出も困難に |
参考:林野庁「蜂刺され災害を防ごう」(最終閲覧日:2022年1月13日)
書籍:中村雅雄『スズメバチの真実:最強のハチとの共生をめざして』八坂書房、2018
巣の自力駆除は5cm未満で球状になる前まで!
スズメバチの巣が自力駆除できるのは作りかけの初期段階までです。
具体的には、
- 巣の大きさが5cm未満
- 巣がまだ球状でなく逆フラスコ型
- 働き蜂がまだ羽化していない
という状態であれば、自力駆除が可能です。
巣が5cm以上でも、まだ形状が逆フラスコ型であれば働き蜂が増える前ですので、自力で駆除できる場合もあります。
巣が小さくても、すでに球状なら危険性が高いため、自力駆除より業者依頼が適切です。
写真のように巣の完成度が上がるほど入口も分かりにくくなり、殺虫スプレーの効果が奥まで届かないおそれが出てくるのです。
とくに6月前後からは、巣のサイズに比例して中のスズメバチの数と攻撃性が増大します。駆除しきれず散らばったスズメバチに近隣住民が襲われる、といったリスクも高まるため慎重に判断してください。
初期の巣でも高所や閉所、土の中にあるなら危険
まだ初期段階でも、すぐ逃げられない場所にある蜂の巣は刺激しないでください。
- 上階の外壁、庭木の上などの高所
- 屋根裏、壁の間などの閉所・狭所
- 土の中、木の中など巣の規模が把握できない場所
- 場所が特定できないとき
上記のような状況では、飛び出してきたスズメバチにおどろいて高所から転落したり、屋根裏のような狭い閉所では集中攻撃を受けるおそれがあります。さらに発見・救出が遅れるリスクもあります。
スズメバチの巣の場所がはっきり特定できないときや、土の中に巣がある場合も自力駆除は危険です。予想外の位置から蜂に襲われるケースがあるため、安全性と確実性のあるプロへの依頼が賢明です。
スズメバチ駆除を自力で安全におこなう方法
危険の多いスズメバチの自力駆除では、以下の点をおさえてから臨むことで、失敗や命に係わる事故から身を守りやすくなります。
- 万一の際に助けを呼べる人を確保
- 蜂の活動時間とNG行為を避ける
- 刺されないための安全装備を万全に
それぞれ詳しく見ていきましょう。
助けを呼べる人を確保する
スズメバチの自力駆除時には、万一のときのために助けを呼べる人に必ず付き添ってもらいましょう。
単独での作業では、蜂毒や怪我で動けなくなっても助けを呼べず、最悪の事態になりかねません。
また、救助を求める人が現場状況を詳しく正確に伝えられるかも重要です。
過去には、救急隊員にスズメバチ用の防護服が必要な状況であると伝わっていなかったことから、救助が難航し、被害者が150ヶ所刺されて亡くなる事故が起きています。
参考:日本経済新聞「ハチ襲撃で車いす女性死亡 50分間救出できず、愛媛」(最終閲覧日:2022年1月14日)
スズメバチの行動は予測不可能なため、自力駆除をおこなう場合は念入りな準備と、現場での冷静な判断力が必要となることを理解しておきましょう。
スズメバチがおとなしくなる夜に駆除する
スズメバチは昼行性ですので、夜になると視覚が鈍り活発に動けなくなります。
そのため、自力駆除の時間帯はスズメバチの攻撃性が落ちる夜間が推奨されています。
- 蜂が活発な昼間を避ける
- 日没後2時間以上経過してから
- 蜂が巣内に入ったことを確認後
気温が18度以下のときや、羽が濡れる雨天の夜はさらに蜂の動きが鈍くなる傾向です。
巣が営巣初期で女王蜂1匹しかいない場合は昼間の駆除も可能ですが、そうでない場合は夜でないと失敗しやすくなります。昼間に空っぽの巣を駆除した結果、狩りから戻った働き蜂が巣に入れず飛び回り、かえって危険度が増すケースがあるのです。
とくに注意したいのは夜間も活動可能なモンスズメバチと、攻撃性が非常に高いキイロスズメバチです。
夜になっても蜂が動き回っていたり、攻撃サインを見せるようであれば、安全のため自力駆除は控えて業者に相談されることをおすすめします。
蜂を刺激する行為をしない
スズメバチ駆除を自力でおこなう際は、少しでも蜂に刺激を与えることがないよう、以下の行為を控えましょう。
- 蜂を手で払う
- 走って逃げる
- 大声を出す
- 水をかける
- 黒いものを身に着ける(髪や目も危険)
- 香料や整髪料の使用
驚いて手で振り払ったり走って逃げたりすると、スズメバチを刺激し攻撃態勢にさせてしまうことがあります。
整髪料や香料の中には蜂を引き寄せるものがありますので、使用は避けましょう。
また、蜂は自然界で熊などから巣を守るために、黒っぽい色や目を狙って攻撃する習性があることから、駆除の際には頭や目を守る装備が不可欠です。
次章より装備について詳しく見ていきましょう。
必要な装備を整えてからおこなう
スズメバチの自力駆除を安全におこなうために最も有効なのは、専用の防護服の着用です。
スズメバチ用のものを購入すると数万円かかるため、市役所などで貸し出しされていないか確認するのがおすすめです。
防護服より割安で業者が即駆除してくれるケースもあるため、気になる方は見積りしてみましょう。
蜂駆除用の防護服
- 白いレインコートや作業服
- 厚手の長そで長ズボン
- ヘルメット
- ゴーグル
- 防蜂ネット
- 革製などの分厚い手袋
- 長靴
- タオル
(防護服が用意できない場合)
殺虫スプレーから目を守るゴーグルや、首や襟元の隙間からの侵入を防ぐタオル、手袋、長靴なども忘れず用意しましょう。
プロ仕様の3層構造でスズメバチの毒針を防ぐ防護服、ヘルメット、手袋などのセット。
視界のよいフェイスシールドも付いているため、自分で用意するのは長靴だけでOK!
防護服がない場合は、スズメバチがとまりにくいナイロンなど滑る素材のもの+厚手の衣服で代用します。上着やズボンの裾、袖口から侵入されないよう、着用法には充分注意してください。
色は黒を避け、必ず白っぽい色を選びましょう。
- 赤灯(赤セロファン+懐中電灯でも可)
- スズメバチ用の殺虫スプレー2~3本
- 巣まで距離を取って落とせる長さの棒
- ラケットなど蜂を叩き落とせるもの
- 脱脂綿
- ゴミ袋
- ちりとり、ほうき、ひばさみ
殺虫スプレーを選ぶポイントは、下記の3つです。
- 殺虫成分ピレスロイドが含まれている
- 噴射距離が長い(3m以上)
- 内容量が500ml以上
スズメバチは他の蜂よりもスプレーが効きにくいため、必ず専用のものを用意しましょう。スプレーの噴射時間は30秒程度の商品もあり、1本では駆除しきれない事も多いため2~3本は必須です。
噴射距離:最大10m(無風時)
内容量:550ml
噴射時間の目安:約45秒で全て噴射
即効性、致死効果に優れたピレスロイド系で、巣の駆除が可能。ハチ無力化処方で反撃を防ぐため、飛んでくる蜂も素早く撃退できます。
スズメバチの巣を自力で駆除する方法
スズメバチの巣の駆除を自力でおこなう流れは、この5ステップです。
この章では、作業中の具体的な注意点や、巣の駆除で欠かせない戻り蜂対策まで詳しくお伝えします。
駆除の失敗やスズメバチの再発を防げるよう、ぜひ参考にしてください。
専用スプレーで巣を撃退
昼間のうちに巣の位置や状況を確認しておき、日没後、蜂が巣に戻り活動しなくなったら、次のように駆除作業を進めましょう。
- 防護服や駆除道具を用意
- スプレーが自分側にこないよう風上に立つ
- 赤色灯で様子を見ながら巣の3m手前まで進む
- 巣の周辺にスプレーを数分間噴射し続ける
- 徐々に近づき巣穴に向かってさらに噴射
- 蜂が静まったら巣穴を脱脂綿などで塞ぐ
- 巣はまだ残しておく
途中でスプレーが切れたときのために、予備のスプレーを手元に置いておきましょう。
バトミントンラケットなどもあると、飛び出してきた蜂を叩き落とすのに使えます。
落とした巣や死骸を安全に廃棄する
巣の撤去はスプレー直後より1日~数日後におこなうほうが、戻り蜂までしっかり駆除できます。
まだ巣内の生き残りや、巣外から戻ってきた蜂がいれば再度前章の手順で駆除してください。
- 安全を確認後、棒などで巣を落とす
- トングや皮手袋で巣を回収
- 必要なら踏み潰し、ビニール袋に密封
- 可燃ゴミに出す
撤去作業も防護服でおこない、巣や死骸には素手で触れないようにしましょう。死骸の腹部に触れると毒針が刺さることがあります。
スズメバチ駆除後は戻り蜂の予防対策を
巣の駆除から1週間ほどは、巣外で生き残った蜂が戻ってくることがあります。戻り蜂は数日で弱って死ぬケースと、巣を探して狂暴化するケースがあり、後者の場合はかなり危険です。
巣のあった場所に殺虫スプレーや忌避スプレーを吹き付け、徹底予防しておきましょう。
- 肌や目を守る装備を忘れずに
- 雨天や強風でない日におこなう
- 雨が降ったら再度スプレー
- 1~2週間は注意を継続する
「戻り蜂の数が1匹や2匹ではない」「対策しても再発し続ける」という場合は、事態が深刻化しているおそれがあるため蜂駆除業者に相談しましょう。
飛んでいるスズメバチを安全に駆除する方法
巣は見当たらないものの、人が出入りする場所や、室内などを飛び回るスズメバチを駆除したいときは、スズメバチ専用スプレーを使うのが最も手っ取り早い方法です。数が多いときや再発を繰り返す場合は、忌避剤や防虫ネットを使う方法もあります。
スズメバチ用の殺虫剤で駆除
スプレーでの駆除時は、装備と周囲の確認をしっかりした後、風上から狙います。
注意したいのは、風向きの変化などでスプレーが届かず失敗する場合も多いことです。
蜂が飛び回ったり複数いたりで狙いを定めにくい状況では、つい追いかけ回してスズメバチを攻撃態勢にさせたり、ほかの蜂に襲われたりするケースもあります。
また、「そもそも怖くてスプレーできない!」という方もいらっしゃるでしょう。
「刺されず今すぐ退治したい」「蜂の数が多くて危険を感じる」という場合は業者依頼が最適です。
時間に余裕があるなら、次にご紹介する忌避剤や防虫ネットでスズメバチが来なくなる対策をおこなうという手段もあります。
スズメバチ専用忌避剤+防虫ネットで防御
駆除してもまた別の蜂が飛んできて困っているなら、予防対策として
- 周辺に持続性のある忌避スプレーを吹き付ける
- 園芸用の防虫ネットなどで侵入を防ぐ
という方法があります。
蜂避け効果が最長3ヵ月続く忌避スプレー。
植物に優しい仕様なので庭やベランダでも使いやすく、巣の予防も可能。
殺虫剤として、飛び回る蜂の駆除にも使用できます。
忌避剤や防虫ネットは、ベランダなど特定の場所に頻出する蜂への応急処置に適しています。
ただ、根本解決を望むならプロの現地調査がおすすめです。地中や壁の中など、自力では対処困難な場所に巣があるかもしれないからです。その場合、巣を駆除しなければ蜂の再来は防げません。
巣が拡大する前に対処できれば駆除費用も抑えられるため、スズメバチが気になったら、一度業者の無料調査を活用してみてはいかがでしょうか。
当サイト【ハチ110番】では現地調査・お見積りが無料(※)の加盟店をご紹介いたします。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいた上で、調査費用等をいただく場合がございます。
万一スズメバチに刺されたら
蜂駆除を自力でおこなう限り、100%の安全は保障されません。できるだけリスクを小さくするために、応急処置や命を守るための情報も必ずおさえておきましょう。
正しい応急処置
【1】刺された現場からゆっくりと離れる
蜂毒が発するフェロモンが蜂たちを興奮させ、他の蜂からの集中攻撃が始まるおそれがあります。スズメバチを刺激しないよう、姿勢を低くして静かに20~30m以上移動してください。
【2】患部の毒を絞り出す
口で吸い出すと口内の傷から毒が吸収されるため、ポイズンリムーバーの使用が適切です。リムーバーがない場合は患部をつまんで毒を絞り出してください。この処置しだいでその後の腫れや痛みに大きな差が表れます。
【3】患部を流水で洗い流す
蜂毒は水溶性ですので、清潔な水で洗い流すことで症状の軽減が期待できます。
【4】冷やす、抗ヒスタミン剤を使う
痛みには流水や冷湿布を、かゆみには抗ヒスタミン剤の軟膏や飲み薬が効果的です。アンモニアは効果がなく、氷水では冷やしすぎて皮膚を傷めるおそれがあります。
スズメバチを始め、ブヨ、蚊、ムカデ、ヒル、ヘビ、ヒアリなどの毒を吸い出せるアウトドア必携の応急処置ツール。手袋をしたまま簡単に操作でき、超強力に毒を吸引します。
ショック症状が出たらすぐ医療機関へ!
スズメバチによる死者は年20人を超えることもあり、命は助かっても重篤な症状を負う方が毎年後を絶ちません。万一刺されて次のようなショック症状が出た場合は、ただちに救急科を受診してください。
- 呼吸困難、喘鳴、チアノーゼ
- しびれ、めまい、
- 意識障害、けいれん
- 嘔吐、失禁
- 全身に渡るかゆみ、じんましん
症状は刺されて30秒から数分以内に起こることが多いです。
また、自力で病院へ移動中に容態が悪化し、交通事故を起こしたケースもあります。
参考:豊島区「ハチに刺されたときの応急処置」(最終閲覧日2022年1月14日)
MSDマニュアル家庭版「ハチに刺された直後に取るべき3つの対応」(最終閲覧日2022年1月14日)
AGARA紀伊民法「ハチに刺されアナフィラキシー、交通事故も」(最終閲覧日2022年1月14日)
書籍:小川原辰雄『人を襲うハチ 4482件の事例からの報告』山と渓谷社、2019
スズメバチ駆除の料金を安くする方法
スズメバチの駆除にかかる費用を抑えるには4つの手段があります。
- 管理会社、自治体の無料対応を利用
- 補助金で自己負担額を軽減
- 早期依頼でコスト増大を防ぐ
- 見積りをしっかりチェックする
無料対応や補助金制度があれば活用し、ない場合は巣が大きくなる前の早期依頼が効果的です。
集合住宅なら管理組合、戸建てなら自治体に相談
分譲マンションや賃貸アパートにお住まいなら、まずは管理組合や大家さんに相談を。
一部でも管理費などから対応してもらえるか、自己負担になるかを確認しましょう。
自己負担で管理側からの業者指定がある場合は、ご自分でも見積りと相場を比較するのがおすすめです。値段交渉や業者変更が可能なケースもありますので、少しでもお得な形で依頼できるとよいですね。
各戸で対応する際には業者依頼の前に、次章でお伝えするような自治体からのサポート内容を調べましょう。
スズメバチ駆除・補助金を市役所へ申請
自治体からは下記のようなサポートを受けられることがあります。
- スズメバチの無料駆除
- 駆除道具の貸し出し
- 補助金制度
ただし対応は地域によってさまざまで、無料対応をおこなう市はあまり多くありません。お住まいの地域のサポート内容を市の窓口やホームページで確認してみましょう。
もし無料対応がなくても、補助金や防護服の貸し出しを受けられれば、数千円から数万円の費用が浮く可能性があるため、ぜひチェックしたいですね。
また、各制度を利用するには駆除前の写真提出などが必要となることが多いです。巣を触る前に規約を把握しておきましょう。
早く依頼するほど費用を抑えられる
スズメバチの駆除料金は巣のサイズに比例します。
例えば弊社の事例では、10cm以下と50cm以上とでは1万円以上も高くなる傾向があるとわかりました。
蜂の巣の大きさ | 相場 | 件数 |
10cm以下 | 39,960円 | 258件 |
10~20cm | 36,825円 | 432件 |
20~30cm | 39,938円 | 313件 |
30~40cm | 43,347円 | 106件 |
40~50cm | 41,239円 | 38件 |
50cm以上 | 49,228円 | 93件 |
集計対象:2021年7月22日~11月15日
最初はほんの数cmだった巣でも日に日に膨らみ、あっという間に60cmを超えて1mにまで達するケースも!高額になる前の早期対処が大幅なコスト削減に繋がるのです。
また、自力駆除で状況が悪化し、余分な費用が発生するケースもあります。
巣の駆除時に仕留めきれなかったスズメバチが攻撃態勢で周囲を飛び回り、かえって危険な状況になることは少なくありません。
費用の増減は、早めの正しい判断が決め手です。業者依頼で迷う場合は、相談窓口や無料見積りなどを活用すると状況に合った選択肢がわかるため、無駄な費用の発生を防ぎやすくなるでしょう。
費用相場と実際の見積り価格を比較する
スズメバチ駆除の費用相場は2~3万円ほどで、全体の4割が1~2万円未満、3割が2~3万円未満に収まっています。4~5万円以上になるケースは2割程度というデータから、専用防護服の値段を超えるほどの高額になることは多くないようです。
詳しくは蜂の巣駆除の費用相場をまとめた記事をご覧ください。
費用が気になったら早速見積りを取って、相場と照らし合わせてみましょう。
見積りは蜂専門業者で、現地調査・キャンセル無料の2~3社に依頼するのが料金を抑えるポイントです。
「思ったより高くて納得いかない」「相場よりかなり安いけど大丈夫?」という場合、その理由をチェックする必要があります。見積りの内訳がくわしく、不明瞭な点がないよう丁寧に説明してくれる業者に依頼したいですね。
地域の優良業者がすぐ見つかる!全国ネットのハチ110番
「安く駆除したいけどスズメバチに刺されるのは怖い」
「とりあえず駆除料金だけ教えてほしい」
そんな方には、全国の優良業者と提携するハチ110番がお役に立てます。
お近くの実績あるプロの中から、ご要望にぴったりの業者を素早くピックアップ!
無料調査(※)や即日対応が可能な業者が多数加盟中ですので、費用やスケジュールにご不安のある方も、安心してプロのサービスを手軽にご利用いただけます!
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいた上で、調査費用等をいただく場合がございます。
ハチ110番の特徴は
- 実績、信頼性の高い優良業者を派遣
- じっくり見積りチェック→無料キャンセルOK
- 見積り後の追加料金ゼロの明朗会計
ですので、キャンセル時の手間や予定外の出費などの心配がありません。
LINEやフリーダイヤルにて24時間ご相談受け付け中ですので、スズメバチ駆除や業者についてのご質問はいつでも弊社までお寄せください。
スズメバチの巣の駆除方法、業者の駆除費用等はこちらをご覧ください。