スズメバチ被害が多い危険な時期を解説!刺傷事故を回避する対策とは

スズメバチには、刺傷被害が起きやすい危険な時期があることを知っておきましょう。スズメバチが攻撃的な時期は、巣に近づいただけでも刺傷被害を受けるおそれがあるのです。

本記事では、スズメバチの刺傷被害を受けやすい時期や原因を具体的に解説します。また、スズメバチの習性などを知っておくことで、刺傷被害を回避するための対策方法も分かります。正しい知識を身につけて、スズメバチの被害を受けないようにしておきましょう。

もし自宅周辺などでスズメバチの巣ができて、すぐにでも駆除したいということであれば、ぜひ弊社までご相談ください。弊社では、スズメバチの駆除をおこなうプロの業者をご紹介しています。

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スズメバチの刺傷被害が起きやすい時期とその原因

スズメバチによる刺傷被害は、7~10月ごろになると毎年のように起きています。中には刺された人が死亡する事例があるほど、スズメバチは危険な生物なのです。ここでは、なぜスズメバチの刺傷被害が起きやすくなるのか、その原因と危険な時期をスズメバチの一生とともに解説します。

・4~6月ごろ
スズメバチの巣作りの時期は種類によって前後しますが、4~6月ごろ冬眠から覚めた1匹の女王蜂から始まります。女王蜂1匹で、巣作りだけでなく産卵や子育てもおこなうのです。

まずは幼虫を育てるための育房といわれる六角形の部屋を作り、次にハチの唾液と木の繊維で作られた外皮で覆われていくようになります。巣がマーブル模様になっているのは、さまざまな場所の木から繊維を集めるためです。

・7~8月ごろ
働き蜂がふ化して1か月もすると、女王蜂の代わりに巣作りや子育てをするようになります。働き蜂が増え女王蜂が産卵に専念するようになると、巣は急速に大きくなっていきます。7~8月ごろには巣が40cm前後にまで成長して、数百匹の個体が中にいることもあります。巣が大きくなると、働き蜂の攻撃性も増してくるので注意が必要です。

・9~10月ごろ
9~10月ごろになると、新しい女王蜂やオス蜂が産まれるため、働き蜂の警戒心が強く攻撃的になりやすい時期です。この時期は巣に刺激を与えなくても、近づいただけで威嚇なしに攻撃を受けることもあるため、スズメバチの巣がある場合は近づかないようにしましょう。

大きな巣では80cm前後になることもあり、1,000匹以上のハチがいることもあります。スズメバチの刺傷被害は、こうした巣の成長期や次の世代が産まれた時期に起きやすいのです。

・11月ごろ
新しい女王蜂がオス蜂と交尾をして越冬の準備に入ります。しかしスズメバチは女王蜂以外越冬できないため、巣にいるハチもすべて死に絶えてしまいます。そして交尾を終えた女王蜂は、木の隙間や土の中などで冬眠して冬を越すのです。

・12月ごろ
女王蜂が冬眠したあとは巣が空になります。基本的に、冬眠から覚めた女王蜂が巣を再利用するということはありませんが、ほかのハチが利用する可能性があるため、早めに除去しておくとよいでしょう。ただし近年は、暖冬などの影響で12月になっても働き蜂が巣の中にいる可能性があるため、油断は禁物です。

またスズメバチは、自然の中だけでなく、人の生活圏においても巣を作ることがあります。中でもキイロスズメバチやコガタスズメバチは、都市環境に適応している種類です。実際に都市部でもスズメバチの個体数が確認されることが増えており、民家の屋根裏や軒先、生垣などに巣を作ることが多くなっている地域もあります。

そして刺傷被害を回避するためにはスズメバチの危険な時期を知るだけでなく、予防対策をしておくことも覚えておくべきです。次に、スズメバチに刺されないようにするための対策方法について見ていきましょう。

スズメバチの刺傷被害を回避するための対策

スズメバチの習性を知って対策をしておくことで、被害を軽減することができます。ここでは、刺傷被害を回避する具体的な予防対策を解説します。

対策(1)肌の露出は極力避けること

対策(1)肌の露出は極力避けること

スズメバチに遭遇しやすい野外などでは、長袖などを着用してできるだけ肌の露出を避けるようにしましょう。スズメバチの針は衣服を貫通して刺すこともありますが、素肌をさらしているよりは、被害を軽減することができるはずです。

対策(2)黒や暗い色の服装を避けること

スズメバチは黒色に興奮しやすいため、攻撃対象になった場合は狙われやすくなります。このため、できるだけ白や黄色など明るい色の服装を選ぶことをおすすめします。また目や頭髪なども狙われやすくなるため、帽子をかぶるなどしてカバーするようにしましょう。

逆に日没後の夜間は、白色など明るい服装が目立ってしまうため注意しましょう。スズメバチは夜になると基本的には巣に戻り活動を停止しますが、モンスズメバチという種類は夜間でも活動することがあるので気をつけなくてはいけません。

対策(3)香水など匂いの強いものは避けること

スズメバチは匂いに敏感で、甘い香りなどに寄ってくる習性があります。もしキャンプなど野外で過ごす場合は、香水や整髪料など強い匂いを発するものは控えておくべきです。またジュースなども同様に注意が必要です。

対策(4)むやみに藪の中に足を踏み入れない

スズメバチは、木の上など高い場所に巣を作るとは限りません。攻撃性が高く毒性の強いオオスズメバチやキイロスズメバチなどは、目線よりもずっと低い藪の中や、土の中に巣を作ることもあるのです。

とくに閉鎖的な空間に巣がある場合は気づけないことが多いため、知らないうちに巣を刺激してスズメバチの攻撃を受けることが多いのです。これは、野外で刺傷事故が起きる原因のひとつにもなっています。野外で過ごす場合、むやみに藪の中を歩くのは避けることをおすすめします。

スズメバチに遭遇してしまったら

もしスズメバチに遭遇してしまった場合には、決して慌てず落ち着いてその場を離れましょう。大声を出したり手で振り払ったりすると敵と見なされて攻撃してくるようになるので、刺激しないことが大切です。基本的にはスズメバチが攻撃するのは自分や巣に危険を感じたときなので、刺激を与えずに後退すれば刺されるのを回避できることがあります。

スズメバチが攻撃してくるまでには、いくつかの段階があります。はじめは、じっとしてこちらを見ながら警戒していますが、その場にとどまっていると威嚇するようになってきます。敵と思われるものの周りを飛び回り、アゴをカチカチ鳴らし大きな羽音を立てて執拗に威嚇するようになります。

威嚇してもその場を離れないと、敵と認識して攻撃を仕掛けてきます。スズメバチは針で刺すだけでなく、針から毒液を飛ばすこともあります。毒液は目に入ってしまえば失明してしまうほど強力なので注意が必要です。

また、毒液はフェロモンを含んでおり、敵ということを知らせるマーキングや仲間を呼び寄せる役割もあるのです。毒液をかけられた場合は、集まってきたほかの仲間に刺されてしまうリスクが高くなります。そしておそろしいのは、スズメバチに刺されたときに引き起こす症状です。

スズメバチの毒は時期を問わず危険

スズメバチの毒は時期を問わず危険

スズメバチの毒は、人を死に至らしめることがあるほど強力なものです。スズメバチに刺された場合は、痛みや腫れだけでは済まないこともあります。

スズメバチに刺されるのは、2回目が危険といわれることもあります。最初に蜂に刺された際に、体の中で毒に対する抗体が体内で作られるからです。そして、2回目に同じ毒が体内に侵入してきた場合に、急激なアレルギー症状を起こすことがあります。

この症状は「アナフィラキシーショック」といわれ、命の危険性が高くなります。具体的な症状としては急激な血圧低下や呼吸困難、意識障害などがあり、15分前後で刺された人が心停止してしまったケースもあるのです。

しかしスズメバチのもつ毒性や刺された人の体質などによっては、一度刺されただけでも重篤化する場合があるということも知っておかなくてはいけません。何よりスズメバチの毒は、時期にかかわらず危険であるということを覚えておきましょう。

刺されてしまったときはすぐに医療機関を受診すべき

スズメバチに刺されてしまった場合は、時間をかけずに医療機関を受診することが大切です。応急処置として「ポイズンリムーバー」という器具で毒を吸引する方法もあります。しかしスズメバチの毒は、数分で刺された人の体内に回るため、刺されてすぐにポイズンリムーバーを使用しないと効果が得られない可能性もあるのです。

もちろんスズメバチに刺された人の中には、痛みや腫れが数日続いてアレルギー症状が出ないまま治ったケースもあります。しかし症状がすぐに出なかったとしても、時間をおいて体調が悪化することがないとはいえません。スズメバチに刺されたと思われる場合は、すぐに医療機関で診てもらうのが確実です。

スズメバチの巣は早めに駆除するのが得策!

自宅周辺にスズメバチ巣がある場合は、刺傷被害を回避するためにできるだけ早く駆除することをおすすめします。スズメバチの活動が活発になる夏から秋にかけては、個体数が増え攻撃性も高くなるため注意が必要です。

とくに巣の作られた場所が閉鎖的な空間で、出入口しか確認できない場合は気をつけなくてはいけません。巣の全体が見えない場合は、巣の大きさを確認することができないため何匹の個体が住んでいるか分かりません。

ただ、スズメバチの住みかが分かったからといって、自分で簡単に駆除できると安易に考えるのは危険です。少しでも巣に振動を与えて刺激してしまうと、興奮して飛び出してきた数百匹のスズメバチに襲われるかもしれません。

そして興奮したスズメバチは、巣を刺激した人だけでなく近くを歩いている人などを刺す危険もあります。このため、自宅周辺にスズメバチの巣がある場合は、近隣の住民や通行人などにも刺傷被害を受ける可能性も十分にあるため早めに駆除することが必要なのです。

巣の駆除はプロの業者に任せよう

巣の駆除はプロの業者に任せよう

スズメバチは、ここまで解説したように危険性が高いため、巣の除去や駆除はプロの業者に任せることをおすすめします。プロの業者に依頼をすれば、自分を危険にさらすことなく、確実な方法でスズメバチの駆除をしてくれます。

何より、スズメバチに刺されるかもしれない不安から解消されることは、大きなメリットといえるでしょう。また誠実な業者であれば、再度巣が作られないように対策をしてくれるほか、対策のアドバイスなども受けられるはずです。

もし、スズメバチの巣を駆除する業者をお探しの場合は、弊社にご相談ください。弊社では、お近くの提携業者から蜂の巣を駆除するプロの業者をご紹介しております。24時間年中無休で受け付けしておりスピーディーな対応ができるため、最短で即日業者のご紹介をすることも可能です。

スズメバチの個体を見かけることが多く、巣の存在が疑われる場合でも、お気軽にご相談ください。弊社が提携している業者は、現地調査が基本無料です。もし加盟店や現場の状況によって費用が発生する場合も、事前に確認させていただきますのでご安心ください。スズメバチの刺傷被害を受ける前に業者に依頼して、早めの駆除を心がけましょう。

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この記事の執筆者
ハチ110番編集部
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専門文献や駆除業者・専門家への調査をもとに、蜂の駆除・予防法や駆除業者の選び方など様々なテーマで情報発信をおこなっております。
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